【特権を問う】:「なぜ都心でやるのか」 元米軍人も首をかしげる低空飛行問題
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【特権を問う】:「なぜ都心でやるのか」 元米軍人も首をかしげる低空飛行問題
首都・東京の中心部で米陸軍ヘリ「ブラックホーク」などが低空飛行を繰り返している問題で、在日米軍司令部は「全ての飛行は任務に不可欠」と説明する一方で、個別の飛行目的については口を閉ざしている。住民が不安を抱える中で理由が判然としない低空飛行が続けられている現状に、元米軍人2人は駐留する日本の国民感情に配慮する重要性を指摘した。
アンドリュー・ベイセビッチ氏=2021年3月18日、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」から
「日本の人々をいら立たせることは米国の利益にならない」。米退役陸軍大佐で米ボストン大のアンドリュー・ベイセビッチ名誉教授(米国外交)は日本で低空飛行が問題視されている状況についてそう強調した。1969年に入隊し、ベトナム戦争に従軍。帰還後、部隊の連隊長などとして冷戦終結前後の81~84年と88~92年にそれぞれドイツに駐留し、ブラックホークを指揮した経験がある。退役後、米ブッシュ政権のイラク戦争に早期から反対し、著書「アメリカ・力の限界」(邦題)は米国で2008年に出版されてベストセラーになった。
東京都心部における米軍機の飛行目的は…、
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元稿:毎日新聞社 東京朝刊 主要ニュース 政治 【政策・特権を問う・特集日米地位協定】 2021年03月31日 06:30:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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