【石川県】:震度7 死者4人、各地でけが人 輪島港で1・2m津波 「令和6年能登半島地震」命名
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【石川県】:震度7 死者4人、各地でけが人 輪島港で1・2m津波 「令和6年能登半島地震」命名
1日午後4時10分ごろ、石川県志賀町で震度7の地震があり、北海道から九州にかけての広い範囲で揺れを観測した。気象庁は石川県能登地方に一時、大津波警報を発表した。石川県の輪島港では1・2メートル以上の津波を観測した。同県で4人が死亡したほか、各地で多数のけが人が出た。
石川県によると、七尾市で50代の男女2人、輪島市で10代の男性1人、羽咋市で70代の男性1人が死亡した。
各地の自治体などによると、石川県内では輪島市で大規模な火災が発生したほか、同市のビルが倒壊するなど建物の崩壊が複数の自治体で起き、取り残された人がいるとの情報もある。警察や消防が状況を確認し、救助や消火に当たっている。新潟、富山、福井、岐阜の各県でも、転倒したり建物が崩れたりしてけが人が出ており、県などが被害の把握など情報収集を進めている。
気象庁は「令和6年能登半島地震」と命名。地震は逆断層型で、規模はマグニチュード(M)7・6と推定される。
政府は2日午前、非常災害対策本部(本部長・岸田文雄首相)の会合を官邸で開き、被害状況の確認を進める方針だ。
津波は地震発生直後から2日未明にかけ、北海道から九州の日本海側の広い範囲で観測された。
震度7の後も断続的に地震が発生しており、気象庁は1日の記者会見で「1週間程度、特に今後2~3日は、最大震度7程度の地震に注意が必要」と呼びかけた。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【災害・石川県・地震】 2024年01月02日 05:06:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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