【産経抄・12.18】:「働く」の意味を考える、闇バイトに新たな捜査手法
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【産経抄・12.18】:「働く」の意味を考える、闇バイトに新たな捜査手法
中途採用の面接を受けにきた男の人が、面接官にたずねた。「給料はどれくらいもらえるのでしょうか?」。面接官いわく「それは、あなたの働き方次第ですよ」。男の人は言った。「じゃあ、あんまりもらえないってことか」
▼早坂隆著『世界のマネージョーク集』から引いた小噺(こばなし)である。働く意味とは何かを考えると、笑うべきか迷う。少しはファイティングポーズを見せてほしいというのが採用担当者の本音かもしれない。さりとて、お金のために前のめりになると、取り返しがつかないこともある。
▼SNSでの募集が後を絶たない「闇バイト」である。高額報酬につられた実行役は、ほぼ例外なく使い捨てにされ、お縄になるコースをたどると聞く。応募しない、不審な告知を削除する、胴元を摘発する―。犯罪を防ぐ手立てはそれに尽きよう。
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元稿:産経新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【産経抄】 2024年12月18日 05:00:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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