路地裏のバーのカウンターから見える「偽政者」たちに荒廃させられた空疎で虚飾の社会。漂流する日本。大丈夫かこの国は? 

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【主張②・11.22】:自治体と朝鮮学校 補助金を出し続けるのか

2024-11-22 05:01:40 | 【北朝鮮・朝鮮半島・拉致問題・独裁・朝鮮総連・朝鮮学校】

【主張②・11.22】:自治体と朝鮮学校 補助金を出し続けるのか

 『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【主張②・11.22】:自治体と朝鮮学校 補助金を出し続けるのか 

 朝鮮学校の児童生徒と教員ら約120人が、来年1月に開催される北朝鮮の迎春公演に参加するため、日本を出国した。

 歌劇などが行われる迎春公演は北朝鮮の主要行事で、金正恩朝鮮労働党総書記を礼賛する内容も含まれる。

 そこへの参加は、ロシアのウクライナ侵略に加担し、日本をはじめ民主主義国への敵対姿勢を強める北朝鮮の独裁体制を支えることにほかならない。

 朝鮮学校をめぐっては、金正恩氏が今年1月に韓国との平和統一路線の放棄を宣言したことを受け、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)が南北統一に向けた学習指導を禁じる指示を出したことも判明している。

 北朝鮮が朝鮮総連を通じ、教育活動に深く介入しているのは明らかだろう。

 にもかかわらず、いまだに多くの自治体が朝鮮学校に補助金を出しているのは問題である。文部科学省の内部資料によれば、令和4年度に朝鮮学校へ補助金を支出した自治体は愛知、兵庫など10道府県と横浜市など83市区町に上る。補助金を出している自治体は即刻停止すべきだ。議会も追及してほしい。

 朝鮮学校生が迎春公演に参加するのは5年ぶりだ。全国の朝鮮初級学校(小学校に相当)と中級学校(中学校に相当)から集めた児童生徒が中国経由で訪朝し、現地で練習を重ねた後、「在日朝鮮学生少年芸術団」として歌劇や楽器演奏などを披露するという。

 朝鮮総連が事前に各学校にあてた文書には、児童生徒の持ち物や小遣いの額などについて細かく記されていた。日本や韓国の動画が収録されているなどの理由で携帯電話は不許可とし、韓国の商標がついた製品も持ち込まないよう指示していた。

 平成24年の迎春公演では、朝鮮学校生が金正恩氏に永遠の忠誠を誓う歌劇を演じたことが問題となり、大阪府が補助金を打ち切った。府は、朝鮮総連と一線を画すことなどを交付要件としていたが、守られていないと判断した。

 当然の対応である。北朝鮮の軍事的挑発は一段と強まっている。今回の迎春公演参加を機に、他の自治体も大阪府の前例にならうべきだ。

 朝鮮総連の指導を受ける教育活動を、日本の税金で支えることがあってはならない。

 元稿:産経新聞社 朝刊 主要ニュース 社説・解説・コラム 【主張】  2024年11月22日  05:00:00  これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。


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