【自民党】:杉田水脈氏また差別正当化 人権侵犯認定されたブログ記事の相手は「左派の活動家」と主張
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【自民党】:杉田水脈氏また差別正当化 人権侵犯認定されたブログ記事の相手は「左派の活動家」と主張
自民党の杉田水脈衆院議員は23日、X(旧ツイッター)に、アイヌ民族と在日コリアンに関する自身の差別的言動を正当化する趣旨の短文を投稿した。札幌と大阪の両法務局から人権侵犯だと認定された過去のブログ記事に関し、記事中で取り上げた相手は「左派の活動家」であり、非難を浴びる筋合いはないとの認識を示した。さらなるレイシズム(人種差別主義)の拡散を招く恐れがある。
杉田水脈氏(2019年撮影)
人権侵犯を認定されたブログ記事は、2016年にスイスで開かれた国連女性差別撤廃委員会の一部参加者に言及した内容。「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさん」などの表現に関し、杉田氏は23日付のX投稿に「対日審査の傍聴に来ていた左派の活動家の様子を書いたものです。それが『人権侵犯』とされ、なぜか『アイヌ民族』や『在日』を差別したと報道されています」と書き込み、批判に反論した。
杉田氏には、特定民族や性的少数者、米軍基地を抱える沖縄への人権侵害に抗議する声を「左翼」「反日」と呼んで敵視してきた経緯がある。今回の投稿も、こうした持論に基づき、アイヌや在日コリアンの当事者や支援団体への嫌悪感をあおった形だ。
これまでも杉田氏は、法務局に人権救済を申し立てた側の動きに不快感を示したほか、人権侵犯認定制度自体を「おかしい」と問題視。被害者は自分の方だとする主張を強めている。(共同)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【話題・政局・自民党・杉田水脈衆院議員は23日、X(旧ツイッター)に、アイヌ民族と在日コリアンに関する自身の差別的言動を正当化する趣旨の短文を投稿】 2023年11月23日 17:31:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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