【政界地獄耳・10.03】:維新との関係を優先させた立民…カギは裏共闘
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【政界地獄耳・10.03】:維新との関係を優先させた立民…カギは裏共闘
★就任と同時に解散日程を示す首相・石破茂だが総裁選時の発言との齟齬(そご)ばかりが話題だ。だがいずれにせよ与党党首として勝たなければ意味がなく、言い訳や過去の発言は野党が徹底的に検証してくれるはずだ。政治を前に進めた際に首相が総裁選で語った一端でも実現できるかどうか、こだわりを形にできるかどうかが石破政権延命の道だろう。
★維新との関係を優先させた方が野党共闘が進むと踏んだ立憲は正しいかもしれない。ぎりぎりで多分立憲・共産は現場レベルでまとめる腹だろうが、立憲中堅議員が言う。「党内にはそれでも連合などより2万票が当てにできる共産との共闘を期待し『共産党との共闘が崩れた今、むきになって共産が擁立している候補者たちも2日で降ろしてくれる』と高をくくっている同僚議員がいるが、今回の共産党の怒りは本気だ」と気をもむ。ことに立憲は新人議員が多く地元で“うまく話をつける”など不可能。そんな腹芸ができるなら苦労はないはず。野党の“かたまり”を大きくするための裏共闘がカギを握る。(K)※敬称略
◆政界地獄耳
政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません4。きょうも話題騒然です。(文中は敬称略)
元稿:日刊スポーツ社 主要ニュース 社会 【コラム・政界地獄耳】 2024年10月03日 07:17:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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