【政界地獄耳・11.12】：自民党を助ける国民民主党代表・玉木雄一郎の不倫騒動 政治的けじめはないのか

【政界地獄耳・11.12】：自民党を助ける国民民主党代表・玉木雄一郎の不倫騒動　政治的けじめはないのか

　『漂流する日本の羅針盤を目指して』：【政界地獄耳・11.12】：自民党を助ける国民民主党代表・玉木雄一郎の不倫騒動　政治的けじめはないのか　

　★11日朝、写真週刊誌「FLASH」のネット版が「元グラドルと隠密不倫デート＆地元ホテルで逢瀬」と国民民主党代表・玉木雄一郎の不倫の長期取材の結果を公開した。同日、玉木は会見を開き「大変お騒がせしています。今朝報道された内容はおおむね事実です。家族のみならず期待を寄せていただいた全国の多くの皆さまに心からおわび申しあげる。本当に申し訳ございませんでした」「家族、特に妻にはすべて話した。こんな大事な時期に報道されて何やってんだと強く叱責（しっせき）された。謝罪してもしても許されるものではないが謝罪を続けたいと思う」とした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（写真：時事通信）

　玉木代表と不倫が報じられた「元グラドル・小泉みゆき」（所属事務所公式サイトより）

　★総選挙で4倍増となる議席を獲得したものの、野党として政権を追い込まず自民党に手を貸す判断をした玉木は家族のみならず国民を裏切ったということか。国民民主党は玉木の代表続投を確認した。だが政治とカネで当該議員のけじめを求め、けじめが足りないとしてきた国民民主党の政治的けじめはどこにあるのか。選挙前、自民党参院幹事長世耕弘成は政倫審に出席して「私は命をかけて参院幹事長を、参院自民党をもり立てようという思いで4年3カ月務めさせていただき、その職を辞する決断をした。刑事的には私は不起訴、嫌疑なしだから真っ白なわけだが、いろんな人にご迷惑をかけた政治的道義的責任を取らなければいけないという、思いで職を辞した」とした。

　★玉木と国民民主党は“真っ白”でないのに政治的けじめすら無視する覚悟だ。玉木は「（選挙の大躍進で）浮かれた部分があったと思う。冷静さを失った行動だった」としたが、「FLASH」は選挙前の7月の香川での密会も取材している。選挙結果で浮かれたというのもつじつまが合わないだろう。さて国民民主の躍進と自民党を助ける玉木の不倫騒動を連合は政治的けじめをどうつけるのか。「参院選前にまた悩みの種が増えた」（連合関係者）。この記事が選挙前に出ていたら選挙結果はどうなっていたか。（K）※敬称略

　◆政界地獄耳

　政治の世界では日々どんなことが起きているのでしょう。表面だけではわからない政界の裏の裏まで情報を集めて、問題点に切り込む文字通り「地獄耳」のコラム。けして一般紙では読むことができません４。きょうも話題騒然です。（文中は敬称略）

　元稿：日刊スポーツ社　主要ニュース　社会　【コラム・政界地獄耳】　 ２０２４年１１月１２日 　０７：５８：００ 　これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。