【毎日新聞・世論調査】:女性天皇の容認上昇、社会の注目の高まりが背景に
『漂流する日本の羅針盤を目指して』:【毎日新聞・世論調査】:女性天皇の容認上昇、社会の注目の高まりが背景に
毎日新聞が18、19日に実施した全国世論調査は、女性天皇容認が81%に上るなど、女性皇族に対する社会の注目の高まりが読み取れるものになった。
「女性が天皇になること」への賛成は、調査方法が異なるため単純比較はできないが、小泉純一郎政権が女性天皇実現を視野に有識者会議を設置した後の2005年2月調査では87%だった。秋篠宮家の長男悠仁さま(17)が誕生した直後の06年9月調査で72%に下がり、17年4月調査は68%とほぼ横ばいだったが、今回は大幅に増えた。
今回の調査では、政府の有識者会議が21年12月にまとめた報告書で示された皇族数確保策の一つ、女性皇族が結婚後も皇室に残る案(①)への賛成は56%で、過半数となった。
こうした背景には、女性皇族の存在感の高まりがあるとみられる。天皇、皇后両陛下の長女愛子さま(22)は今春、日本赤十字社に就職し、働きながら公務を本格的に始めた。秋篠宮家の次女佳子さま(29)は今月下旬にギリシャを公式訪問するなど、国際親善にも大きな役割を果たしている。宮内庁幹部は「女性皇族の熱心な姿勢や活躍は皇室と国民との接点を増やし、親しみの感情を育んできた」と語る。
一方、今回の調査では、… ※この記事は有料記事です。残り385文字(全文897文字)
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元稿:毎日新聞社 主要ニュース 社会 【話題・皇室・世論調査】 2024年05月19日 20:42:00 これは参考資料です。 転載等は各自で判断下さい。
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