東宝の『レ・ミゼラブル』公式HPをみていたら本田美奈子さんエポニーヌの写真が掲載されていたのでお借りしてしまいました。
残念ながら、私は美奈子さんエポニーヌは観ていません。
急性骨髄性白血病で旅立たれたのが2005年11月6日、38歳でした。
この年に上演されたレミゼにファンテーヌ役で出演することが決まっていて、2004年11月にアンジョルラス役に決まった岡幸二郎さんらと一緒に役代わりのキャスティングに決まった人たちだけの制作発表会にも出られていました。
『ミス・サイゴン』のキム役を演じたのが1992年。帝劇で一年六カ月のロングランでした。
アイドル時代からロックシンガーへと転身した頃まではあまり好感をもてなかったのが
正直なところでしたが、キム役はアイドルをまったく引きずっていませんでした。
歌もダンスもいちからやり直して、独自の歌い方へと新しい境地を開かれていったそうです。
昨年昆夏美さんキムの「命をあげよう」を聴きながら本田さんキムを思い出して涙したことは
すでに何回か書いていると思います。
1996年の『王様と私』のチラシ。
宝塚を退団したばかりの一路真輝さんの東宝初出演作品ということで観に行きました。
本田さんはタプチム役。
こんなに細身の本田さんのどこからあんな声量がでるのだろうと思った記憶があります。
一路さんが昨年地方で上演された『王様と私』の舞台を観ながら美奈子ちゃんを思い出して
涙が止まらなかったと、ご自身のブログに書かれています。
『屋根の上のヴァイオリン弾き』のプログラムから。
宝塚を退団後の涼風さんが出演されるということで一度は観ておきたいしと思って、
観劇しました。
本田さんは次女のホーデル役。西田敏行さん演じるお父さんのテヴェエに慈しみ愛されていました。
恋人役は『ミス・サイゴン』でクリスを演じた岸田智史さんでした。
この時お母さん役を演じた上月晃さんも旅立たれましたね。
本田さんが旅立たれてから、ビート武さんが司会をつとめていた番組で、入院された本田さんが看護師さんたちへのお礼にと、アメイジング・グレイスを歌っている様子が流れたのを観た時には涙が止まりませんでした。
惜しまれる早い旅立ちに、なぜ?と求めても答えはどこにもありません。
長く上演され続けているミュージカルの舞台は、演じる役者さんの成長と共に、いくつもの出会いと別れをも観客の心に刻みつけていきます。
まさに舞台は一期一会の出会いで、観客と役者が一緒になってその時をつくりあげ、何かを
感じ、互いに成長していく空間なんだと思います。
つらつらとようやく書けました。
残念ながら、私は美奈子さんエポニーヌは観ていません。
急性骨髄性白血病で旅立たれたのが2005年11月6日、38歳でした。
この年に上演されたレミゼにファンテーヌ役で出演することが決まっていて、2004年11月にアンジョルラス役に決まった岡幸二郎さんらと一緒に役代わりのキャスティングに決まった人たちだけの制作発表会にも出られていました。
『ミス・サイゴン』のキム役を演じたのが1992年。帝劇で一年六カ月のロングランでした。
アイドル時代からロックシンガーへと転身した頃まではあまり好感をもてなかったのが
正直なところでしたが、キム役はアイドルをまったく引きずっていませんでした。
歌もダンスもいちからやり直して、独自の歌い方へと新しい境地を開かれていったそうです。
昨年昆夏美さんキムの「命をあげよう」を聴きながら本田さんキムを思い出して涙したことは
すでに何回か書いていると思います。
1996年の『王様と私』のチラシ。
宝塚を退団したばかりの一路真輝さんの東宝初出演作品ということで観に行きました。
本田さんはタプチム役。
こんなに細身の本田さんのどこからあんな声量がでるのだろうと思った記憶があります。
一路さんが昨年地方で上演された『王様と私』の舞台を観ながら美奈子ちゃんを思い出して
涙が止まらなかったと、ご自身のブログに書かれています。
『屋根の上のヴァイオリン弾き』のプログラムから。
宝塚を退団後の涼風さんが出演されるということで一度は観ておきたいしと思って、
観劇しました。
本田さんは次女のホーデル役。西田敏行さん演じるお父さんのテヴェエに慈しみ愛されていました。
恋人役は『ミス・サイゴン』でクリスを演じた岸田智史さんでした。
この時お母さん役を演じた上月晃さんも旅立たれましたね。
本田さんが旅立たれてから、ビート武さんが司会をつとめていた番組で、入院された本田さんが看護師さんたちへのお礼にと、アメイジング・グレイスを歌っている様子が流れたのを観た時には涙が止まりませんでした。
惜しまれる早い旅立ちに、なぜ?と求めても答えはどこにもありません。
長く上演され続けているミュージカルの舞台は、演じる役者さんの成長と共に、いくつもの出会いと別れをも観客の心に刻みつけていきます。
まさに舞台は一期一会の出会いで、観客と役者が一緒になってその時をつくりあげ、何かを
感じ、互いに成長していく空間なんだと思います。
つらつらとようやく書けました。