愛国者の邪論

日々の生活のなかで、アレ?と思うことを書いていきます。おじさんも居ても立っても居られんと小さき声を今あげんとす

「安倍政権を倒し、野党連合政権をつくる日まで頑張りぬきます」と革新懇で語った志位和夫委員長は、まだわかっていない!政権交代のためには何が必要か!多数者革命論は死滅したか!

2017-11-20 | 安倍内閣打倒と共産党

共産党はメディアの世論調査に浮き彫りになっている無党派国民の

気分・感情・要求をホントに分析しているか!

「多数者革命」論を使っているか!

全ての政策に「憲法を活かす」論を徹底して位置付けているか!

赤旗 総選挙の結果と革新懇運動の役割/革新懇全国交流会 志位委員長の特別発言 2017年11月19日(日) 

日本共産党の志位和夫委員長は18日、革新懇全国交流会で「総選挙の結果と革新懇運動の役割」をテーマに特別発言を行いました。

安倍政権が最も恐れた市民と野党の共闘

志位氏はまず、日本共産党が市民と野党の共闘の勝利と、共産党の躍進という二大目標を掲げてたたかった総選挙の結果について、「党躍進という目標は果たせませんでしたが、共闘という点では次につながる重要な成果を得ました」と語りました。そのうえで志位氏は、「今回の総選挙はどういう選挙だったか。共産党はどうたたかったか」と総選挙全体を四つの角度から振り返りました。

愛国者の邪論 あまり深刻な感じではありません!議席減の意味が曖昧です

第一に、安倍自公政権が追いつめられての選挙だったということです。安倍首相が無法な臨時国会冒頭解散に踏み切ったのは、7月の東京都議選で惨敗し、国民の怒りと批判によって自らの支持基盤が崩れるもとで、解散を先に延ばせば延ばすほどジリ貧になってしまうという追いつめられた結果でした。

志位氏は「安倍政権が最も恐れたのは、市民と野党の共闘の成功でした」と指摘。▽解散直前の9月20日に共産、民進、自由、社民の4野党の書記局長・幹事長が小選挙区の候補者一本化で合意▽同26日には4野党が市民連合と7項目の共通政策を合意―したと述べ、「この流れが成功していれば全く違う結果になったでしょう」と語りました。

愛国者の邪論 追いつめられての解散総選挙だったからこそ、政権選択選挙にすべきでした。安倍首相は勝敗の「責任」は「過半数」と、現状の議席から大きく後退した議席を勝敗も責任の基準にしました。この過半数を目標にして、共産党を含めて野党は、この選挙を政権選択選挙にしませんでした。ここに最大の問題がありますが、この点については、全く不問です。

突然の逆流―二つのメッセージを発信

第二は、市民と野党の共闘に対する突然の逆流に、日本共産党がどう対応したのかです。志位氏は、希望の党への民進党「合流」の決定という、市民と野党の共闘に分断を持ち込む重大な背信行為に共産党がとった二つの対応を語りました。

一つは、逆流と断固たたかうことを表明したことです。希望の党の政治的主張の二つの要は、安保法制容認と9条を含む憲法改定であると批判し、「自民の補完勢力」という正体を暴き、「民進党の候補者が希望の党の公認候補となった場合には、原則として候補者を擁立してたたかう」ことを表明しました。

二つ目は、共闘をあきらめなかったことです。「共闘の道をしっかり追求しようという政党、議員、候補者とは連携・協力」することを表明し、社民党との間でただちに候補者を一本化することを合意しました。

志位氏は「危機の瞬間に二つのメッセージを発信したことは、その後の共闘再構築の流れにつながった」と述べました。

共闘再構築―市民の頑張りと共産党の決断

第三は、共闘の再構築とそれを可能にしたものについてです。10月2日に立憲民主党が結党した際、ただちに共産党が「歓迎」を表明したと述べるとともに、「選挙戦までの短い時間のなかで共闘の再構築ができたのはなぜか」と問いかけ、まず、「全国の草の根での市民の頑張り」をあげました。

志位氏は、「市民連合@新潟」の共同代表の佐々木寛さんが「候補者のなかには一時は『希望の党がいい』という人もいたが、有権者、市民の側から強い働きかけがあり、共闘の道を選んだ」と述べていることを紹介。全国各地でこういう動きが広がったことを強調しました。

さらに、共産党が共闘の危機という緊急事態のなかで67の小選挙区で候補者をおろす決断をしたと強調。この対応に、「共闘が危機にひんした際、身をていして逆流を止め、日本の民主主義を守った」と高く評価する声が寄せられていることを「大変うれしいことです」と語りました。

愛国者の邪論 「野党と市民の共闘」と「政権選択」と「連合政権」の関係をスルーするのは問題です。「安倍政権打倒」をどのように実現していくのか!曖昧でした。「国民連合政府」問題はどうしたのでしょうか!「野党共闘」を「高く評価する声」が寄せられたからと言って、国民が願っていた政権交代・安倍政権打倒のチャンスを逃したことは問題です。世論調査、小池希望の党の「リセット」論に共感した国民の気分・感情・要求をどのように捉えたか!全く不問です。

逆流を止め、将来の展望開いた歴史的意義

第四は、たたかいの歴史的意義についてです。「逆流を成功させていたらどうなっていたのか」と問いかけた志位氏は、市民と野党の共闘が破壊されただけではなく、改憲推進勢力による二大政党化が一気に進み、暗たんたる政治状況となる危険があったと指摘。「危機の瞬間に日本共産党は共闘の道を揺るがず貫き、逆流を止め、展望を開いた。歴史に貢献する役割を果たしたことを確信にして、共闘の本格的な発展に力を尽くす決意です。今後も逆流がおこるでしょう。難しい問題もおこるでしょう。しかし、いったん始めた道ですからとことんやり抜き、安倍政権を倒し、野党連合政権をつくる日まで頑張りぬきます」と表明すると、大きな拍手がわきました。

愛国者の邪論 共闘の本格的な発展」とはどういうことでしょうか!「4野党が市民連合と7項目の共通政策を合意」は「共闘の本格的な発展」とは言えなかったのでしょうか!曖昧です。

しかも曖昧なことは、「安倍政権を倒してから野党連合政権をつくる」という視点です。これこそ、この間の経験で失敗している最大の視点です。国民にとっては非常に判りにくい!ことに気付いていません!

安倍政権を倒すためには、一つは、国民世論で安倍首相が政権を投げ出す場合。もう一つは選挙で自公を少数に追い落とす場合。この二つをどのように実現していくのか、曖昧です。

どうやって安倍政権を倒すのか!また安倍政権を倒すことができたとして、安倍政権を倒してから「野党連合政権をつくる」まで何をやるのか!全く曖昧です。これでは安倍自公に攻撃されることは明らかです。「無責任だ」と言われてしまうでしょう!国民が、そんな無責任な野党に投票するでしょうか!今度の選挙でも、「選挙のために名前を変える野党」「民主党政権のような」「野党不安定政権」より安倍政権の方が「安定している」との宣伝が若者の支持を獲得したとの評価がありましたが、全く教訓化されていません!全く不思議です。

そもそも「安倍政権を倒し、野党連合政権をつくる」というのではなく、現状では、国民とともに「野党連合政権」の「構想」と「公約」を作成していくことでしか、「安倍政権を倒」すことはできないでしょう!国民に展望を提示しなければ、選挙では投票忌避を防止して圧倒的多数の国民が安倍政権打倒派に投票することはあり得ないでしょう!

第4次安倍政権とのたたかい―革新懇の二つの役割

志位氏は、野党と市民連合が合意した7項目の共通政策を実行することは国民に対する責任と強調。なかでも安倍政権のもとでの9条改憲を許さないたたかいを広げ、安倍・自民党が狙っている改憲発議を許さない揺るぎない国民的多数派をつくることを熱く呼びかけました。安倍首相が9条に自衛隊を明記しようとする狙いを広く明らかにし、「安倍9条改憲NO! 全国市民アクション」が呼びかけた3000万署名を集めきろうと力強く訴えました。

愛国者の邪論 「追い詰められいる」安倍政権に対して、「なかでも安倍政権のもとでの9条改憲を許さないたたかいを広げ」ということは、当面は安倍内閣打倒の旗は降ろすというのでしょうか!韓国のたたかいは、共産党には視界から抜けていることが判ります!国民の運動で内閣を打倒した歴史が教訓化されていません!議会選挙でしか政権交代を展望しないというのは、共産党としては、如何なものか!

いま一つは、革新懇ならではの活動―平和・民主主義・生活向上の「三つの共同目標」を国民多数の合意にしていく努力です。

志位氏は、安倍政権が米軍基地問題をめぐって、沖縄県民の民意を無視して辺野古新基地の建設をゴリ押しする根源には日米安保条約という、世界でも異常な従属体制があると指摘しました。

さらに、総選挙後、経団連の榊原定征会長が「安倍政権には国民の痛みをともなう改革にも取り組んでもらいたい」と述べて消費税増税と社会保障の大改悪を求めたのに応え、政府がさっそくその具体化に動きだしていることを告発。暮らしを壊す根っこには異常な財界中心政治があると指摘しました。

革新懇が掲げる三つの共同目標を国民的合意にする努力をはかることは、市民と野党の共闘の発展にも大きな貢献になると力を込めると、参加者は大きな拍手で応えました。(引用ここまで

愛国者の邪論 「革新懇ならではの活動」、すなわち「革新懇が掲げる三つの共同目標を国民的合意にする努力をはかることは、市民と野党の共闘の発展にも大きな貢献になる」と述べて、政権構想と公約づくりについては、不問に付しています。「革新懇が掲げる三つの共同目標を国民的合意」とは、どのような段階か!これも不問です。

「市民と野党の共闘の発展」と「政権構想と公約」の関係についても不問です。野党を忖度しているのか、そのような展望は眼中にないのか!これまた不問です。

こんな曖昧なことで、国民的合意を形成することができるでしょうか!旧態依然とした視点と言わなければなりません。

そもそも、今度の選挙は安倍首相が追い詰められたからこそ打ってでた解散総選挙だったのではないでしょうか!だからこそ、「分断」という手口を使うしかなかったのではないでしょうか!しかも、この手口は、これまでの「みんな」「維新」などを使った「分断」とは違った手口、すなわち民進党を分裂させるという手口、これしか残されていなかった手口でした!

その理由は、寄せ集め集団である民進党の弱点と共産党主導の野党共闘の弱点を巧みに利用した手口、民進党と共産党の弱点を突いてきた狡猾な手口でした!それは安全保障政策・憲法政策を中心とした意見の違いでした。共闘論の違いについて、でした。

このことは、細野・長嶋氏などが離党したところから、始まっていました!しかも、蓮舫氏に対する二重国籍問題は、分裂のための前触れ・予兆だったのです!それほど安倍派も必死だったのです!それは参議院選挙の時以上に野党共闘が前進すれば政権交代が起こったかもしれないからでした。野党共闘に怯えていたのは政権交代の可能性に対してでした。

ということは、別の視点から見れば、「安保法制容認と9条を含む憲法改定問題」について、「市民連合と4党の合意」を基礎に一致点の構築を強固なものにするような取り組み、「合意」を実現するためには、安倍政権を少数派に追い込んで実現するのか、どうか曖昧でした。「合意」実現のためには、政権交代に向けて絶好のチャンスだったのでした!しかも機は熟していました!それは都知事選・都議選に見せた無党派国民のパワーを見れば、提起の仕方によっては政権交代は可能だったのでした!このことは選挙前の世論調査を見れば一目瞭然です。

このことは、選挙直前に希望の党と立憲民主党を起ちあげたにもかかわらず、立憲民主党11,084,890、希望の党9,677,524に寄せられた国民の期待を見れば明らかです。同時に、投票忌避をした49,138,557を見れば明らかです。安倍自公両党は、18,555,717と6,977,712の合計25,533,429、215万も減らしたのです。共産党4,404,081・社民党941,324と立憲民主党と希望の党の合計26,107,819を比べれば、政権交代を目指して、政権構想と公約づくり着手していれば、そして「市民連合と4党の合意」を政権構想と公約の「合意」にまで到達できていれば、政権交代可能な選挙でした。     

だが、しかし、国民連合政府を発表していながら、民進党を中心として不一致点があり、連合政権構想は口にも出せない状況となり、連合政府構想についての話し合いすら実現しませんでした!しかも、同時に、連合政府構想よりましの政権を構築するという呼びかけもありませんでした!

国民の要求は、暮らしの改善が中心でした。その点についても、国民の要求を基礎にした政策=公約=政権公約すら議論できませんでした。言わば、民進党待ちでした。

しかし、国民連合政府構想を提起して、安倍政治の暴走ストップ!安倍政治に代わる新しい政治の実現を呼びかけていながら、政権交代によって実現するのか、政権交代ではなく実現するのか、曖昧でした。

野党間で不一致となっていたとしても、共産党が野党共闘を前進させ、安倍政権を追い詰めることと政権選択選挙とすることは何らの矛盾もありません!それは革新自治体下における自治体議会選挙で経験していたことです。

小選挙区における「共闘」=政策合意をホントに実現して言うためには、小選挙区における当選は当然ですが、共産党が、それらの小選挙区における「共闘」=政策合意=公約を実現していくためには、政権交代が必要不可欠と言わなければなりませんでした。しかし、共産党の2017年総選挙政策は、政権選択選挙としての政策=政権公約として発表されていませんでした!共産党は何を目指すのか!曖昧でした!

「67の小選挙区で候補者をおろす決断」をしたことによって、小選挙区では宣伝カーも入らず、ポスターのみであったこともあり共産党の風は吹きませんでした!そのことが比例区の獲得票が減ったことの大きな要因であることは一目瞭然にしても、こうした局面は予想できたことです。しかも、候補者を下した選挙区の候補は比例についても、自党に投票を呼び掛けていたのですから、「お人好し」と言われても仕方ありません!

更に言えば、候補者を下した段階でも、従来と同じ「比例は共産党へ」と呼びかけているのです。候補者を下した新たな段階における「比例は共産党へ」との訴えができていたかどうか!立憲民主党を支持している国民が、比例区で共産党と書いたかどうか!そのことの正当性を訴える選挙活動ができていたかどうか!その根拠は安倍政権の議席を過半数以下に追い込むためには、何をなすべきか!非常に曖昧でした!

そのような中で貴重な議席を失ったのです。「『共闘が危機にひんした際、身をていして逆流を止め、日本の民主主義を守った』と高く評価する声が寄せられていることを『大変うれしいことです』」などと喜んでいる場合でしょうか!「共闘が良かった」などという言葉を並べても、議席減の現実をゴマカスことはできません!

しかも「共闘」によって得られた他党の議員は、共産党の政策を尊重した議会活動をするというのであれば、それは「本の民主主義を守った」となることでしょう!そして、より一層「共闘」を発展させていくことになれば、「共闘が良かった」ことになるでしょう!

しかし、選挙後の対応を見ていると、従来を変わらない対応が目立ちます!ホントに候補者を下した共産党に感謝しているか、どうか!共産党の代わりに議席を守るという自覚に基づく行動が行われているか!

今回の様な対応をしていれば、「共闘」における「政策」「公約」が一致点に到達しなければ、政権選択選挙は不可能です。このことは、70年代の全野党共闘論で経験済みです。野党の一致点を模索しながも、それを大きく前進させていくためにも、国民とともに政権構想・公約を準備していくことは可能です。何故か!安倍政権の違憲の政策が、国民生活を破壊しているからです。安倍政権よりましの憲法を活かす政権ということを一致点にできなかれば、政権交代も難しいでしょう!

「立憲主義」「民主主義」とは「憲法を活かす」ことだからです。

このことを土台にして国民の要求を実現する運動が全国津々浦々で展開されることで、安倍政権を打倒する運動を発展させる!その結果として総選挙・参議院選挙を位置づける!憲法改悪ノーのたたかいも、安倍政権打倒のたたかいとして位置付ける!憲法改悪を策略するような安倍政権は打倒する!そして「憲法を活かす政権」をつくる!その際の公約=政策は一致点を大切にする!不一致点は議論と運動で解決する!これを国民運動として提起する!

国民に明確な選択肢を提示しなければ、安倍自公の思う壺です!

多数者革命論と階級闘争の弁証法を活かすのであれば無党派国民が政治の期待する際の気分・感情・要求の検証研究が必要不可欠です!新自由クラブ・細川新党・小泉劇場・民主党政権・みんな・橋下の第三極・小池劇場をどのように教訓化するか!ここにすべてがかかっています!

 無党派層=投票忌避=投票率について不問に付している!

「国民的合意」 とは圧倒的多数の無党派国民のことだろう!

「自力」論とは何か!曖昧!

赤旗 総選挙の結果について 日本共産党中央委員会常任幹部会(2017.10.23

比例代表選挙では、前回獲得した20議席(606万票、11・37%)から、11議席(440万票、7・91%)への後退となりました。たいへんに残念な結果です。全国の支持者、後援会員、党員のみなさんには、大奮闘していただきました。多くの方々から「比例は共産党」という激励もいただきました。それらを結果に結びつけることができなかった原因は、私たちの力不足にあると考えています。(引用ここまで

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またまた小泉進次郎氏を「党内で唯一、総理にものが言える政治家」として描くことで自民党型政治の温存を謀る姑息が行われている!小泉進次郎語録を徹底検証すべし!

2017-11-07 | 安倍内閣打倒と共産党

親父の小泉劇場型政治が日本にもたらしたものは何か!

日本の現状を見れば明らかだ!

自民党をぶっ壊す!

勇ましく吠えたが、やったことは、今を見れば判る!

こんな良い教科書があるのに

またまた息子である小泉進次郎氏を持ち上げ甘やかすメディアの狙いは

自民党型政治をリセットされないことだ!

自民党型政治の温存で自民党政治を永久不滅化することだ!

若さと清廉さを武器に国民の高い人気と期待を背にした進次郎氏旋風が

自民党内の派閥抗争にとどまらず、野党の保守勢力までをも巻き込んだ“政界大再編”が起きるはずだ

またまた小泉進次郎さん嘘八百演説!「最低でも県外、目指すは国外」と言ったから日米関係が悪化し基地負担軽減が実行されなかった!では辺野古基地建設で日米関係は良好になり負担軽減できるか! (2017-10-19 | 沖縄)

小泉進次郎氏、「ジョークじゃないですよ。いくらなんでもひどい」民進系の再結集を猛批判!しかし、これはジミントーにブーメランだろう!自民党の「出戻り」議員はどうすんだ! (2017-10-15 | 2017年総選挙)

自民党型政治に代わる

新しい憲法を活かす政権の構想と公約を受け皿として提起しないのは

この間の政治で、ずっと続いていることだ!

これが政治に緊張感を喪失させ、政治不信の永続化が行われている!

投票忌避の要因・背景だ!

だからこそ一刻も早く

安倍政権よりましの憲法を活かす政権の構想と公約を打ち出せ!

このことが政治に緊張感を持たせることになる!

常に政権の政策との違いを国民は見せられることになる!

これこそが正当な選択肢と言える!

週刊ポスト  小泉進次郎氏と二階俊博氏が接近 安倍抵抗勢力の誕生へ  2017.11.07 07:00

http://www.news-postseven.com/archives/20171107_627086.html

〈政治は数、数は力〉──という田中角栄流の「数の論理」は昔も今も自民党派閥政治の基本原理だ。選挙で子分を増やして兵を養い、権力の座を目指す。総選挙による派閥勢力の消長は政界地図を大きく塗り替える。
特別国会が召集され、第4次安倍内閣が発足すると、自民党では各派閥が拡大合戦を展開中だ。中でも二階俊博・自民党幹事長率いる二階派は、党内の陣取りではなく、選挙中から“スカウト”のアンテナを野党に向けていた。
二階氏は解散前、無所属議員を次々に二階派に入会させて岸田(文雄・政調会長)派を抜く党内第4派閥(47人)に拡大させたが、総選挙では西川公也・元農水相や同じ派閥の門博文・代議士との“路チュー”スキャンダルを起こした中川郁子氏、夫の“ゲス不倫”に加え、自身の公用車の私的利用で叩かれた金子恵美氏ら、派閥の候補が8人も落選して勢力を減らした。
ところが、選挙後の短期間に中曽根康弘・元首相の孫の康隆氏など新人5人を次々に入会させ、瞬く間に勢力を44人にまで挽回してみせたのだ。

愛国者の邪論 政治とカネ問題の温床の重要な要素だった派閥解消はどこへ行ったか!? 派閥による「疑似政権交代」でゴマカシてきた政治を、二大政党政治の破たんで、復活させるわけではありませんが、派閥は一向になくなりません!寧ろ、安倍首相に対するけん制・ブレーキ役として承認されているようです。

ただし自民党派閥の消長は数だけでは決まらない。有力な「総理・総裁候補」を抱えていることが必要だ。
安倍首相の出身派閥である細田派は森内閣から4人(5代)の首相を輩出して最大派閥になったが、ポスト安倍の後継者が見当たらず、その勢いに陰りが見えてきた。第2派閥の麻生派、第3派閥の額賀派にも有力な総裁候補は見当たらない。

愛国者の邪論 安倍首相を消極的に支持する温床が、ここにも浮き彫りになりました。だが、モリカケ問題で、「一強」の土台が危ぶまれてきた!架空の「一強」ですが、「架空」に見せないようにしてきた!それでも、このモリカケ問題は、「一強」故の「驕り」ということで、揺らいできた!

その中にあって、二階氏は小泉進次郎氏を筆頭副幹事長に起用したことで強力な“カード”を握った。最近では幹事長会見の際、二階氏は必ず進次郎氏を自分の隣に立たせ、自らが“後見人”であるかのようにアピールしている。
そもそもこの抜擢人事(今年8月の内閣改造)は安倍首相ではなく、二階氏主導によるものだった。二階氏と親交の深い作家・大下英治氏が語る。
「将来の総理・総裁のレールが敷かれているホープの進次郎氏にとって、政治スタイルが対照的な二階さんの下で仕事をするのは非常に勉強になっている。
いまでは進次郎氏は党の細かい発表は“僕がやります”と積極的にスポークスマン役を買って出ており、二階さんも“安心して今のポストを任せられる”、“さらに上のポストでもこなせる”と高く評価している」

愛国者の邪論 「将来の総理・総裁のレールが敷かれているホープの進次郎氏」だからこそ、安倍首相と同じようにメディアは徹底的甘やかしています。何を言っても許される!小泉語録は検証すらされていません!しかし、実際はデタラメばかりです!親父のデタラメと同じです!

2人には奇しき縁がある。二階氏は保守新党から自民党に復党後、小泉純一郎首相の下で党総務局長、経産大臣に抜擢されて地歩を固めた。進次郎氏は“恩人の息子”であり、二階派に有力な総理・総裁候補がいないだけに、「いずれ自分の後任の幹事長に育てたいと考えている」(同派議員)と見られているのだ。前出の大下氏はこういう。
「二階さんは進次郎氏を二階派に引き入れようとは考えていない。なぜなら、進次郎氏はいずれ自分の派閥を旗揚げするはずで、それまで他の派閥に入る可能性は100%ないとわかっているからです。ただし、2人の信頼関係は深いから、いつか二階派が進次郎氏を“担ぐ”時代が来るかもしれません」
将来の総理候補である進次郎氏は、どの派閥も“欲しい”逸材。これまでも、誰が彼を担ぎ上げるか争われてきたが、どうやら二階派がリードしているようだ。

愛国者の邪論 小泉氏は、今度の選挙で、民進党方希望の党へ移動した政治家をどのように批判していたか!ここでも不問です。二階氏自身が、小泉氏が批判していた希望の党の議員と同じ経歴をもつ人物であることを隠ぺいして選挙演説し、これをテレビが取り上げ、イメージダウンを狙った!そもそも自民党自身が批判されなければならなかったのです。このことは、日本の政界の体質は自民党型だということです。小泉氏は、このことについては、全く沈黙しています。

◆政界大再編が起きる

安倍首相はこれまで外交・内政両面で二階氏の政治力に助けられてきた。昨秋起こった自民党総裁任期延長問題では、二階氏が「安倍首相の後は安倍首相だとの声が多い」といち早く声を上げて流れをつくり、米軍基地移設をめぐって官邸と翁長雄志・沖縄県知事の関係が決定的に悪化すると、二階氏が首相や菅義偉・官房長官の代わりに翁長氏と面会し、要望受け付けの交渉窓口となっている。
外交でも、北朝鮮のミサイル危機が深まる中、親中国派として中国要人との太いパイプを築いてきた二階氏は今年5月に「北朝鮮問題での日中連携」を求める安倍首相の親書を携えて訪中し、習近平・国家主席と会談。習氏は停滞する日中関係の改善について前向きなコメントを発表した。
安倍首相の弱点といわれる老練な調整力を持つ二階氏は「党内で唯一、頭が上がらない存在」(安倍側近)といっていい。

愛国者の邪論 二階氏の手口は小沢氏との連携以来一貫しています!ここに変わり身の早さを批判しないメディアが二階氏を通じて何を狙っているか!この記事は浮き彫りにしています。安倍政権の安泰役だからこそ、不問に付されているのです!

一方の進次郎氏は、総選挙で「自民党の新しい顔」として安倍首相をしのぐ集客力を示し、森友・加計問題でも歯に衣着せぬ言い方で首相に説明責任を突きつけるなど、いまや「党内で唯一、総理にものが言える政治家」である。
週刊ポスト前号では首相の座をはっきり意識し始めた進次郎氏と、その進次郎氏を自身の後継者として味方に取り込み、「傀儡化」を図ろうとする安倍首相の間で綱引きが始まっていることを報じた。
来年秋の自民党総裁選で安倍首相の3選は確実と見られているが、それによって2021年までの長期政権が保証されるわけではない。
若さと清廉さを武器に国民の高い人気と期待を背にした進次郎氏が、権力の凄味と使い方を知り尽くした老獪な二階氏の政治力を味方につけて安倍首相に挑むとき、政界に強力な「安倍抵抗勢力」が出現することになる。
そうなれば、自民党内の派閥抗争にとどまらず、野党の保守勢力までをも巻き込んだ“政界大再編”が起きるはずだ。政界の底流では、すでにその動きが始まっている。※週刊ポスト2017年11月17日号(引用ここまで

愛国者の邪論 「野党の保守勢力までをも巻き込んだ“政界大再編”」こそ、自民党型政治の温存です。これこそが自民党型政治のたらい回しと言えます。それに対して、安倍政権よりましの憲法を活かす政権を受け皿として対置できるか!新しい憲法を活かす民主主義革命ができるか!これを提起しない!出来ない野党はネズミを捕らないネコ!獲物をとらない動物園のライオンということになるでしょう!

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共産党が北朝鮮との対話をトランプ米大統領に提起するよう安倍晋三首相に要請し、米、韓、中、ロの在京大使館および北朝鮮に送ったがトランプ大統領を被爆地へ!被爆地で国際平和会議を提唱すべきだろう!

2017-11-03 | 安倍内閣打倒と共産党

日本共産党は政権担当能力のある所を国民に見せるチャンスを失ったな!

共産党の政策は政権運営にとって「不可欠」の政策ではないのか!

単なる提案ではなく政権の政策であることを強調すべきだろう!

何故、トランプ大統領を被爆地に連れて行け!と提案しない!

ゴルフなどやらせている場合か!

オバマ大統領の時はどうだった!

プーチン大統領の時はヒロシマを飛び越して山口で会談をしたぞ!

こんなデタラメいつまでも許すのだ!

もっとしっかりしろ!

共産党が入った政権だったら、こんな「接待」をやるか!

憲法平和主義・非核三原則に基づく平和外交を具体的に提起すべきだ!

それは被爆地で国際平和会議開催を提唱することだ!

六か国協議会は被爆地で!

核兵器廃絶に向けたあらゆる会議は被爆地で開催することを提案すべきだ!

安倍政権よりましの憲法を活かす政権は、それを具体化する政権だ!

安倍政権に代わる新しい憲法を活かす政権を提唱し運動することは

国民にとって展望を提示し、経験を豊かなものにすることになるぞ!

 赤旗  北朝鮮との対話 トランプ米大統領に提起を/志位委員長が首相に要請  2017年11月3日(金)

日本共産党の志位和夫委員長は2日、北朝鮮との対話をトランプ米大統領に提起するよう安倍晋三首相に要請しました。日本共産党の穀田恵二国対委員長が自民党の森山裕国対委員長に志位氏の首相あて要請文を手渡し、森山氏は「重く受け止め、ただちに総理に手渡します」と応じました。要請文は以下の通りです。

 要請書は、同日、北朝鮮の核問題に関する6カ国協議の参加国である、米、韓、中、ロの在京大使館および北朝鮮に送られました


写真

(写真)記者会見する志位和夫委員長=2日、国会内

 トランプ米大統領の来日と、日米首脳会談が予定されている。北朝鮮問題への対応が重要な焦点になる。

 北朝鮮による核・ミサイル開発はもとより断じて容認できない。同時に、破滅をもたらす戦争だけは絶対に引き起こしてはならない。経済制裁強化と一体に「対話による平和的解決」をはかることこそ、唯一の解決の道である。

 安倍首相が、これまでの対応を抜本的に再検討し、以下の2点をトランプ大統領に提起することを要請する。

(1)

 第一は、現在の危機を打開するために、米朝が直接対話に踏み切ることである。

 米国政府のなかで、ティラーソン国務長官などを中心に、北朝鮮との対話を模索する動きが起こっていることに、私たちは注目してきた。同時に、トランプ大統領自身が、ティラーソン氏に対し、北朝鮮との対話の試みは「時間の無駄」とのべるなど、政権内での矛盾も露呈している。

 こういう状況のもとで、安倍首相が、昨日の会見でも、「対話のための対話は意味がない」など、「対話否定論」を繰り返しのべていることは、大きな問題である。

 今日の最大の危険は、米朝両国の軍事的緊張が高まるもとで、偶発的な事態や誤算から軍事衝突が起こり、それが戦争に発展することである。わが国にとっても破滅的事態をもたらす戦争を回避することは、政治に課せられた最大の責務である。

 安倍首相が、「対話否定論」をあらため、トランプ大統領に対し、北朝鮮との対話に踏み切り、対話を通じて現在の危機を打開し、北朝鮮に核開発の放棄を求める道を選択することを提起することを、要請する。

(2)

 第二に、先制的な軍事力行使は絶対にやってはならないということである。

 トランプ大統領が、北朝鮮問題について、「すべての選択肢はテーブルの上にある」と繰り返すもとで、米国による先制的な軍事力行使への懸念が、広がっている。

 韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領は、11月1日の演説で、北朝鮮問題を平和的に解決する方針をあらためて提示し、「いかなる場合にも朝鮮半島で武力衝突はいけません。朝鮮半島で韓国の事前同意のない軍事的行動はありえません」と表明した。米国内でも、民主党は、10月31日、トランプ大統領が議会の承認なしに北朝鮮を先制攻撃することを阻止する法案を提示した。

 こういう状況のもとで、安倍首相が、昨日の会見でも、「すべての選択肢はテーブルの上にあるというトランプ大統領の立場を支持する」と繰り返していることは、きわめて重大である。「すべての選択肢」のなかに、米国による先制的な軍事力行使が含まれていることは明白である。世界の首脳のなかで、安倍首相のような態度をとっている首脳は、他にみあたらない。

 安倍首相が、こうした態度をあらため、トランプ大統領に対し、先制的な軍事力行使は絶対にやるべきではないと提起することを、強く要請する。(引用ここまで

 

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たとえば本気で、「安倍政権打倒をめざす」ならば、打倒した後にどういう政権をつくるのか、どの野党にも責任ある回答が求められるでしょうと言っていた共産党は政権構想・公約は出さなかった!

2017-11-02 | 安倍内閣打倒と共産党

安倍政権を支持していない圧倒的多数の無党派国民に

政権打倒・新しい政権の樹立を呼びかけなったのは何故か!

これでは展望が見えてこない!

安倍政権に退場の審判をくだし、力あわせて新しい政治をつくろう  

市民と野党の共闘を前進させるとともに、日本共産党の躍進で、安倍政権を退場させ、新しい政治を国民の手でつくる

 

政権への批判票の受け皿とするための戦略とは何か!国民のために真に必要な政策を地道に訴えていく努力とは何か!安倍政権よりましの憲法を活かす政権構想と公約づくりだろうな! 2017-11-01 安倍内閣打倒と共産党

共産党の「選挙結果について」はどのように書かれていたか!2000年から2012年までを一覧してみた! 2012-12-19 | 日記

参議院選挙の結果について/2016年7月11日 日本共産党中央委員会常任幹部会 [2016.7.12]

総選挙の結果について/12月15日 日本共産党中央委員会常任幹部会 [2014.12.16]

総選挙の結果について/2012年12月17日 日本共産党中央委員会常任幹部会 [2012.12.18]

総選挙の結果について/10月23日 日本共産党中央委員会常任幹部会 [2017.10.24]

無党派の投票忌避の国民に対して何も語っていないのは一貫している!

あっと言う間に出来上がった立憲民主党・希望の党に比べて獲得票が少ないのは何故か!

負けた時の「自力」論は止めた方が良い!

安倍内閣打倒・退場を叫びながら打倒後・退場後のプランを提起しなかったのは何故か!

民主連合政府よりましの国民連合政府が合意できないならば

国民連合政府よりましの連合政府構想を提唱しなかったのは何故か!

ゴタゴタ野党よりましの安倍自公政権より

危機増幅憲法否定の消去法政権よりましの

憲法を活かす政権構想・公約を提起しなかったのは何故か!

新しい憲法を活かす政権は限定的暫定的政権である!

 共闘前進させつつ党躍進に貢献する国会論戦を

議員団総会 志位委員長があいさつ/特別国会開会 会期39日間

赤旗 2017年11月2日(木)

日本共産党の総選挙結果―総括と教訓を引き出し、次の国政選挙で必ず雪辱を果たす

 

 総選挙の結果についてのべます。常任幹部会の声明も出しておりますが、それを踏まえて若干の点をのべたいと思います。

まず、日本共産党の結果についてであります。

小選挙区では、沖縄1区で赤嶺政賢さんの当選を勝ち取りました(「よし」の声、大きな拍手)。「オール沖縄」のみなさんの力を総結集した結果であり、2区、3区の勝利とともに、沖縄の前途にとっても、日本の未来にとっても、大きな勝利であります。この勝利をみんなでたたえたいと思います。(「よし」の声、拍手)

比例代表選挙では、前回獲得した606万票・20議席から、440万票・11議席への後退となりました。たいへん悔しい、残念な結果であります。全国の支持者、後援会員、党員のみなさんには、日夜を分かたぬ大奮闘をしていただきました。また、とくに選挙戦最終盤には、「比例は共産党」という激励をたくさんの方からいただきました。それを結果に結びつけることができなかったのは、私たちの力不足であります

党内外の方々のご意見に真摯(しんし)に耳を傾けて、総括と教訓を引き出し、次の国政選挙では必ず雪辱を果たしたいと思います。次期総選挙では、今回失った九つの議席をすべて奪還するとともに、新しい議席を獲得するために知恵と力を尽くすことを表明するものです。(拍手)

日本共産党の国政選挙での新たな躍進を勝ち取るために、衆参26人の国会議員団が、全党のみなさんと力をあわせて、新しい国会で縦横無尽の大奮闘をする決意を固めあおうではありませんか。(「よし」の声、大きな拍手)

市民と野党の共闘―“日本共産党は身を挺して逆流を止め、日本の民主主義を守った”との評価が

 同時に、市民と野党の共闘という点では、この総選挙で私たちは、次につながる重要な成果を得ることができました。

この総選挙で、共産党、立憲民主党、社民党の野党3党は、市民連合と7項目の政策合意を結び、連携・協力して選挙をたたかいました。立憲民主党が躍進し、市民と野党の共闘勢力が全体として38議席から69議席へと議席を伸ばすことができたことは、私たちにとっても大きな喜びであります。

わが党は、共闘勢力一本化のために、全国67の小選挙区で予定候補者を降ろすという決断を行い、多くのところで自主的支援を行いました。私も全国を歩きましたけれども、多くの選挙区で献身的な支援をしている姿に接し、胸が熱くなる思いでありました。この決断が、共闘勢力が議席を伸ばすうえでの貢献となったということは、結果を見れば明らかであります。

この間、「しんぶん赤旗」に順次掲載されている「総選挙結果うけて」の各界の識者の方々の談話では、今回の総選挙で日本共産党が市民と野党の共闘を進める上で果たした役割に対する高い評価と激励が寄せられております。“市民と野党の共闘が、希望の党の登場とそれへの民進党の合流という重大な逆流によって危機に瀕(ひん)したさいに、日本共産党は身を挺(てい)して逆流を止め、日本の民主主義を守った”―こうした評価が各界の方々から寄せられていることは、大変うれしいことであります。

党が果たした歴史的役割を深い確信に、共闘の本格的発展を

あらためて今回の総選挙がいったいどういう選挙だったかを振り返ってみますと、安倍自公政権が、国民の批判と怒りによって追い詰められるもとでの選挙でした。彼らが無法な冒頭解散を強行したのも、これ以上延ばしても先の見通しがないという、追い詰められたもとでのものでありました。自らの支持基盤が崩れるもとで、安倍政権がもっとも恐れたのは、市民と野党の共闘が成功し、強力な“受け皿”になって、政権を倒すことでありました。そのときに、安倍政権への最大の援軍となったのが、希望の党の登場と、それへの民進党の合流という一大逆流でありました。

もしも、この動きを成功させていたらどうなったか。市民と野党の共闘が破壊されただけではなく、日本の政界において、憲法改定推進勢力による二大政党化が一気に進む危険がありました。日本の政界が憲法改定推進勢力によって覆いつくされる、そういう危険がありました。

そういう重大事態に日本の政治が陥りかねない危機の瞬間に、日本共産党は揺るがず共闘の旗を掲げ、献身的に奮闘し、逆流を止め、将来の展望を開いた。日本の前途がかかった重大な政治戦で、わが党がこうした歴史的役割を果たしたことを、みんなの深い確信にして、また誇りにもして、市民と野党の共闘の本格的発展のために引き続き力を尽くそうではありませんか。(「よし」の声、大きな拍手)

共闘と党の躍進―両方に貢献する国会活動の発展に知恵と力を尽くす

 市民と野党の共闘を前進させながら、いかにして日本共産党の躍進を勝ち取るか。これは、新しい努力と探求が求められる課題であります。

 総選挙の結果を受けての常任幹部会の声明では、二つの内容での努力と探求を呼びかけました。

 第一は、日本共産党の綱領、理念、歴史を丸ごと理解していただき、共産党を丸ごと支持してもらえる方を広げる活動を、日常的に抜本的に強めることであります。

 第二は、日本共産党の自力を強めること、すなわち、党員拡大を根幹にした党勢拡大を前進させることであります。

 衆参の国会議員団が、この二つの取り組みを成功させる先頭に立って奮闘したいと思います。

 そのうえで、私がここで強調したいのは、私たちの国会活動そのものが、「共闘を前進させつつ、党の躍進を勝ち取る」―共闘と党の躍進の両方に貢献するものへと発展するよう、知恵と力をつくしたいということであります。(引用ここまで

 総選挙の結果について 10月23日 日本共産党中央委員会常任幹部会

(1)

10月22日投開票が行われた総選挙で、日本共産党は、小選挙区では、沖縄1区で赤嶺政賢候補の当選をかちとりました。「オール沖縄」のみなさんの力を総結集した結果であり、大きな勝利です。

比例代表選挙では、前回獲得した20議席(606万票、11・37%)から、11議席(440万票、7・91%)への後退となりました。たいへんに残念な結果です。全国の支持者、後援会員、党員のみなさんには、大奮闘していただきました。多くの方々から「比例は共産党」という激励もいただきました。それらを結果に結びつけることができなかった原因は、私たちの力不足にあると考えています。

総選挙の教訓と総括は、党内外のみなさんのご意見に真摯に耳を傾け、次の中央委員会総会で行います

ご支持、ご支援いただいたみなさんに、心から感謝するとともに、次の国政選挙では必ず捲土重来を期す決意です。

(2)

今回の総選挙で日本共産党は、市民と野党の共闘を成功させることを、大方針にすえて奮闘してきました。日本共産党、立憲民主党、社民党の3野党が、市民連合と7項目の政策合意を結び、協力・連携して選挙をたたかいました。立憲民主党が躍進し、市民と野党の共闘勢力が全体として大きく議席を増やしたことは、私たちにとっても大きな喜びです。

私たちは、総選挙直前に、民進党が希望の党へ合流するという重大な逆流が生まれたもとでも、市民と野党の共闘を揺るがず断固として追求しました。共闘勢力の一本化のために、全国67の小選挙区で予定候補者を降ろす決断を行い、多くのところで自主的支援を行いました。この決断が、共闘勢力が全体として議席を伸ばすうえで、その貢献となったことは、選挙結果がはっきりと示しています。今回の対応は、安倍政権の暴走政治を止め、日本の政治に民主主義を取り戻すという大局にたった対応であり、大義にたった行動であったと確信するものです。

この選挙では、3野党と市民が連携・協力して選挙戦をたたかうなかで、全国のいたるところで「共闘の絆」「連帯の絆」がつくられ、私たちはたくさんの新しい友人を得ることができました。これは今度の総選挙で私たちが得た最大の財産であると考えます。日本共産党は、この財産を糧として、市民と野党の共闘の本格的発展のために引き続き力をつくすものです。

(3)

総選挙の結果、自民党・公明党は議席の3分の2を占めましたが、これは希望の党という自民党の新しい補完勢力が、野党共闘に分断と逆流をもちこんだ結果にほかなりません。自民党がえた比例得票は33%(有権者比17.3%)なのに、全議席の61%の議席を得たのは、もっぱら大政党有利に民意を歪める小選挙区制がもたらしたものであり、「虚構の多数」にすぎません。

総選挙で、日本共産党は、安倍暴走政治への審判を正面からよびかけるとともに、安倍政権を退場させた後にどんな日本をつくるのかについて、外交、経済、原発、憲法、核兵器――5つの柱で日本改革ビジョンを訴えました。どの問題も、今日の日本が直面している焦眉の課題と切り結んで、安倍政治に対する真正面からの対案を示したものであり、わが党ならではの先駆的なものだったと確信しています。

新しい国会で、総選挙で掲げた公約を実現するために、知恵と力をつくすことをお約束いたします。市民と野党の共闘を発展させ、憲法改悪阻止をはじめとした各分野の国民運動を前進させるために、全力をあげる決意です。

(4)

市民と野党の共闘を前進させながら、いかにして日本共産党の躍進をかちとるか――これは、新しい努力と探求が求められる課題となっています。私たちは、総選挙の教訓をふまえ、次の2つの内容での努力と探求をすすめる決意です。

第一は日本共産党の綱領、歴史、理念をまるごと理解してもらい、共産党をまるごと支持してもらえる方を広げていく活動を抜本的に強めることです。こういう努力を日常的に行うことこそ、情勢が目まぐるしく大変動し、複雑な流れが交錯する今回のような政治戦にあっても、日本共産党の支持を着実に広げていく一番の力になります。第27回党大会決定では、「綱領を語り、日本の未来を語りあう集い」を、日本列島の津々浦々で開くことを呼びかけています。この党大会決定の実践に、全党のみなさんが生きた言葉、自らの思いを重ねて、大いに取り組むことを、心から呼びかけるものです。

第二は日本共産党の自力を強めること――党員拡大を根幹にした党勢拡大にとりくむことです。私たちは、党大会決定を踏まえ、総選挙勝利をめざして、党員と「しんぶん赤旗」読者を拡大する運動にとりくんできました。全党のみなさんの大きな努力が注がれましたが、残念ながら、3年前の総選挙時と比べて、党員も、「しんぶん赤旗」読者も、後退させたままで、この総選挙をたたかうことになりました。

 次の国政選挙、2019年4月の統一地方選挙での反転攻勢にむけ、全党のみなさんが、草の根から「集い」を開き、広範な国民と日本の前途を語りあい、党を強く大きくする活動にとりくむことを、心から訴えるものです。(引用ここまで)

2017年総選挙政策で国民に何を訴えたか!

政権構想・政権公約ではない!

2017年総選挙政策 安倍政権に退場の審判をくだし、力あわせて新しい政治をつくろう  2017年10月04日

今度の総選挙は、追い詰められた安倍政権を退場に追い込む歴史的なチャンスです。市民と野党の共闘を前進させるとともに、日本共産党の躍進で、安倍政権を退場させ、新しい政治を国民の手でつくる選挙にしようではありませんか。

日本の命運分ける歴史的政治戦 共闘勝利・共産党躍進必ず/

わき目もふらず打って出て 党躍進の大波を全国で/

全国都道府県委員長会議 志位委員長が報告 [2017.9.22]

対決構図は「自公と補完勢力」対「野党と市民の共闘」になると指摘した上で、当面の政治論戦の中心点として、(1)国政私物化、憲法破壊、沖縄や原発など国民の民意をふみつけにしてはばからない政治に退場の審判を(2)北朝鮮問題の外交的解決と安保法制=戦争法の廃止(3)格差と貧困をただす経済民主主義の改革(4)安倍政権による憲法9条改定に反対(5)核兵器禁止条約への参加―の五つの柱で訴えることが重要だと述べました。総選挙勝利へただちに取り組むべき三つの課題の中で、▽「比例を軸に」を貫き、「全国は一つ」の立場で奮闘し、比例代表で「850万票、15%以上」の目標達成をめざし、党躍進の大波をつくりだす▽小選挙区では比例での党躍進、小選挙区勝利、野党共闘の成功を訴えて、わき目もふらずに打って出る―などを呼びかけました。(引用ここまで

第6回中央委員会総会 志位委員長の幹部会報告 2016年9月20日~21日

政党間の共闘とはそもそも何なのか

ここで政党間の共闘とはそもそも何なのかについて、私たちの考えをのべておきたいと思います。

「綱領、理念、政策の違うものとは協力できない」という議論があります。しかし、「綱領、理念、政策」が同じなら同じ政党になります。政党の共闘と、政党の合同とはまったく違う問題であることは、論ずるまでもありません。

政党というのは、綱領も違えば、それぞれがめざす日本社会の将来像も違います。だからこそそれぞれが独自の政党をつくっているのです。そうした政党が共闘するということは、綱領も将来像も違うものが、互いに相違点を相手に押しつけることはせず、社会発展の今の段階で、国民の切実な要求と利益にかなう当面の一致点で、力をあわせるということであり、ここに政党間の共闘の基本があります。

野党連合政権は、国政に責任を負う政権を共同で担うわけですから、当面の課題での共闘、選挙共闘よりも、さらに進んだ形態の共闘となりますが、それでも、国民の切実な要求と利益にかなう当面の一致点で、力をあわせるということには変わりはありません。日本共産党は、「国民連合政府」を提唱していますが、この政権も、「安保法制廃止、立憲主義回復」という直面する国民的大義を実行するために力をあわせようというものであります。

野党共闘が、政党間の共闘のこうした基本に立って発展することを、私たちは強く希望するものであります。(引用ここまで

安倍政権に代わる責任ある政権構想――「国民連合政府」が合意できないなら

どこの目線で一致して安倍政権に代わる政権構想・公約をていきすべきだろう!

赤旗 野党と市民の共闘で安倍政権倒す歴史的チャンス/“疑惑隠し”の冒頭解散は憲法違反/志位委員長が会見 [2017.9.19]

一、安倍政権を倒すには、共闘しかありません。この2年間、安保法制=戦争法廃止を原点に、市民のみなさんとともに発展させてきた共闘の流れを、総選挙でさらに大きく発展させるため、ありとあらゆる知恵と力をそそぐ決意です。
総選挙を、共闘で迎え撃つ体制をすみやかにつくるために、野党間の協議をすすめるとともに、市民連合のみなさんとも話し合いを進めていきたいと考えています。

野党と市民の共闘の意義、総選挙の争点について

志位氏は会見で、安倍首相の衆院解散の動きをどう見るか、総選挙に向けた野党と市民の共闘、選挙の争点など記者からの質問に答えました。
本気の共闘
この中で「野党共闘についての現時点での考え方」を問われた志位氏は、野党と市民の本気の共闘を成功させるうえでは▽共通政策▽相互推薦・相互支援▽政権問題での前向きの合意が必要だと強調しました。
志位氏は、「共通政策」には「この2年間、豊かな広がりをもった土台があります」として(1)安保法制の廃止と立憲主義の回復(2)「アベノミクス」による国民生活破壊、格差と貧困を是正する(3)沖縄や環太平洋連携協定(TPP)に見られる民意を無視した強権政治を許さない(4)安倍政権下での憲法改悪に反対する―の4点をあげ、「これはぜひ再確認したい」と表明。加えて、野党4党で出した議員立法や、「市民連合」との政策合意も共通政策として確認されてきたとし、さらに「私たちとしては、核兵器禁止条約に日本が参加する。これを野党共闘の課題にできれば、国際的にも大きな大義を持つものになると考えています」と述べました。
 志位氏は、昨年の参院選で32の1人区での統一候補実現と11選挙区での勝利、新潟知事選や仙台市長選の勝利をあげ、「野党共闘の流れは全国各地で、草の根で広がっている。各地に『市民連合』もできている」と指摘。「この流れは、いろんな困難があるかもしれませんが、必ず発展する。安倍さんが『計算違いだった』とひどく後悔するような結果をぜひつくりたい」と強調しました。
選挙の争点
「選挙の争点はどうなるか」との質問に、志位氏は「安倍首相が解散をどう位置付けているかも踏まえて明らかにしたい」としたうえで以下の点を指摘。▽国政私物化、憲法破壊、民意踏みつけの安倍政権の暴走政治に退場の審判を下す▽北朝鮮の核・ミサイル問題をどう解決するか▽アベノミクスで落ち込んだ暮らしと経済をどう立て直すか――人間らしい雇用、社会保障、教育と子育ての充実、消費税10%中止と応能原則に立った税制改革▽憲法9条改憲を許さず9条を生かした日本―などは大事な争点になると思うと述べ、「全体として安倍暴走政治に終止符を打って、国政の民主的転換をやる選挙にしたい」と訴えました。
一致点で
「民進党とは消費税や日米安保で根幹政策が違うが共闘できるのか」との問いに、志位氏は「政党間の協力・共闘とは、理念・政策が違っても国民の望む当面の一致点で力を合わせることです」と指摘。「野党連合政権」についても同じで「例えば日米安保条約を国民多数の合意で廃棄するというのは綱領で掲げている日本改革の中心点です。しかしこの問題は残念ながら野党間に一致点がない。そうである以上、共闘に持ち込んだりしない。不一致点は持ち込まない。一致点で協力する。これは政党間の共闘の当たり前の姿です。それは選挙協力はもとより、政権協力であっても同じことです」と説明しました。
 最後に志位氏は、野党共闘について「民進党と共産党の関係にだけ光が当たる面があるが、この共闘は、野党だけのものではなく、ましてや民進党と共産党のものでもない。忘れてはならないのは安保法制=戦争法に反対する空前の市民の運動の中から『野党は共闘』という声がわき起こった。それに応えて始まったものだ」と述べ、「野党と市民の共闘は、私は国民共有の財産だと考えています。そういうものとして大事に育てていきたい」と表明しました。(引用ここまで

国民連合政府が安倍政権に代わる現実的で合理的な政権構想であるならば

棚上げしたのは何故か!

第5回中央委員会総会  2016年04月10日

野党連立政権についての前向きの合意をつくるために力をつくす

第四は、野党連立政権についての前向きの合意をつくることであります。

私は、2月19日の5野党党首会談のさいに、わが党が提唱している「国民連合政府」について、安保法制=戦争法の廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定の撤回のためには、「この二つを実行する政府が必要だという立場には変わりがない」とのべつつ、この問題については野党間でも賛否がさまざまであることを考慮し、「政権の問題は、横に置いて選挙協力の協議に入り、今後の協議のなかでわが党の主張をしていきたい」と表明しました。

5野党党首合意のどの項目をとっても、本気で実行しようとすれば、野党連立政権が必要となります。たとえば本気で、「安倍政権打倒をめざす」ならば、打倒した後にどういう政権をつくるのか、どの野党にも責任ある回答が求められるでしょう。与党との論争でも、政権問題はいやおうなしに問われてくるでしょう。

この間の書記局長・幹事長会談では、政権の問題についても協議していくことが確認されています。わが党は、「国民連合政府」こそが安倍政権に代わる現実的で合理的な政権構想であると確信しており、この「提案」の方向で野党間の前向きの合意が得られるよう力をつくします。

市民・国民の運動と力を合わせれば、困難は必ず乗り越えられる

野党共闘はスタートしたばかりであり、その前途にはさまざまな困難もあるでしょう。しかし、私たちは、これまでも市民・国民の運動の後押しによって困難を乗り越えてきました。これからも、市民・国民の運動と手を携え、力を合わせるならば、必ず困難を乗り越えることはできる。これが私たちの確信であります。誠実に、粘り強く、野党・市民の共闘を発展させるために知恵と力をつくそうではありませんか。

安倍政権に代わる責任ある政権構想――「国民連合政府」を提唱する党

第三は、「安倍政権に代わる責任ある政権構想――『国民連合政府』を提唱する党」ということであります。

4野党間では、安倍政権に代わる野党政権についての合意はまだつくられていません。しかし、情勢の進展のなかで、どの野党にとっても、どういう政権構想をもつかは、いやおうなしに問われてくる問題になるでしょう。

参議院選挙が単独で行われた場合でも、次の国政選挙は衆議院選挙であり、そこでは野党がどういう政権構想を持つかは、いよいよ避けて通れなくなります。仮に衆参同時選挙となれば、ただちに野党の政権構想が問われることになります。

日本共産党は、この問題について確かな答えをもっています。私たちは、なぜ「国民連合政府」か、その目的と性格について詳細に明らかにしてきました。

――本気で、安保法制=戦争法を廃止し、集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回しようとすれば、それを実行する政府が必要であること

――本気で、安倍政権を打倒しようとすれば、それに代わる政権構想を野党が責任をもって示すことが必要であること

――この政府は、「戦争法廃止、立憲主義回復」の一点を基礎にした暫定的性格をもつ政府ですが、他の国政上の課題についても、「相違点は横に置き、一致点で合意形成をはかる」という原則で対応するならば、国民に責任をもった政権運営を行うことは十分に可能であること。

――などであります。

私たちは、「国民連合政府」は「これしかない」という必然性をもった「提案」であり、これこそが、安倍政権に代わる現実的で合理的な政権構想であると確信しています。日本共産党の躍進で「国民連合政府」の扉をこじ開けよう――このことを大いに訴えて選挙戦をたたかおうではありませんか。(引用ここまで

2016年参院選挙政策

力あわせ、未来ひらく――日本共産党 参議院議員選挙政策

野党共闘の勝利と日本共産党の躍進で、安倍政権を倒し、新しい政治をつくろう

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政権への批判票の受け皿とするための戦略とは何か!国民のために真に必要な政策を地道に訴えていく努力とは何か!安倍政権よりましの憲法を活かす政権構想と公約づくりだろうな!

2017-11-01 | 安倍内閣打倒と共産党

「野党」のなかに、共産党・社民党・自由党が入っていないぞ!

しかし、しかし、だ!

今度の選挙で、これまでと同じように

投票忌避をした国民が、今回も選挙に参加できなかった!

このことを厳しく総括せねば!

投票忌避国民はいつまでも置き去りだ!

「多数者革命」論が泣くぞ!

赤旗 総選挙の結果について 日本共産党中央委員会常任幹部会2017.10.23

 日本経済新聞    野党は政策の旗を鍛え直せ   2017/11/1

衆院選で敗北した野党の混乱が続いている。希望の党は国会議員の代表すら定まらず、民進党は希望の党への合流方針を撤回して存続する。単なる数合わせでは国民の信頼は取り戻せない。「何をめざす政党なのか」という問いに正面から向き合い、政策の旗で安倍政権と競い合うべきだ

民進党は31日に両院議員総会を開き、前原誠司代表の後任として大塚耕平参院議員を選出した。民進党は9月の衆院解散を受けて希望の党への合流をいったん決めたが、残った参院議員を中心に党の立て直しを急ぐ。

希望の党は国会議員の共同代表を選ぶ作業が1日召集の特別国会の後にずれ込む見通しだ。党内では、小池百合子代表(東京都知事)が民進党出身者の一部を「排除する」と発言したことが強い反発を招いて衆院選で敗北した、との不満が渦巻いている。

だが民進党や希望の党の関係者は、有権者から厳しい評価を受けた原因をよく見つめ直すべきだ。小池氏の言動が影響したのは間違いないが、そもそも野党勢力を結集してどんな政治を実現するのかという戦略がかすんでいた。

民進党は廃止を訴えてきた安全保障関連法を容認してまで新たな看板で選挙を有利に戦おうとした。「風」目当ての場当たり的な態度が見透かされ、政権への批判票の受け皿になれなかった。

野党第1党に躍進した立憲民主党も浮かれてはいられない。抵抗野党を決め込むつもりなら別だが、二大政党の一角として政権の座を目指すには力不足だ。

野党は選挙戦で「増税反対、福祉充実」と声高に訴えた。アベノミクスは財政健全化を先送りして足元の企業業績や株価を底上げする要素が強い。

野党はその危うさを批判しても、説得力がある対案を示してこなかった。

もはや選挙互助会の発想で離合集散を繰り返す行動とは決別すべきだ

国民のために真に必要な政策を地道に訴えていく努力こそが、野党に求められている。(引用ここまで

赤旗が報じた「安倍政権打倒」「新しい政治」「新しい日本」の中身は

国民の共感を得たか!

共産党への一票の三つの値打ち――この党の躍進を訴えます/総選挙最終盤 志位委員長の訴え [2017.10.21]

安倍政権を倒し、新しい政治を 共産党の躍進が共闘進める確かな力/外国特派員協会 志位委員長が記者会見 [2017.10.17]

勝負はこれからの頑張りにかかっている/市民と野党の共闘の勝利 日本共産党の躍進で安倍政権を倒そう/10月16日 日本共産党常任幹部会 [2017.10.17]

核兵器禁止条約署名政府を/総選挙 日本被団協がアピール [2017.10.13]

日本共産党の躍進で安倍政権を退場させ、新しい日本をつくろう/総選挙  志位委員長の第一声 [2017.10.11]

安倍政権倒し、新しい日本をつくろう/総選挙公示 共闘勝利、比例で共産党躍進を/志位委員長が第一声 [2017.10.11]photo

主張/総選挙きょう公示/安倍政権打倒の絶好の機会に [2017.10.10]

安倍政権に退場の審判をくだし、力あわせて新しい政治をつくろう/日本共産党の総選挙政策/2017年10月4日 [2017.10.5]

第2回中央委員会総会/志位委員長の結語 [2017.10.5]

安倍暴走政治が最大争点 市民と野党の共闘で新しい政治を/共産党が総選挙政策 志位委員長が会見 [2017.10.5]

第2回中央委員会総会/志位委員長の幹部会報告 [2017.10.4]

日本共産党の値打ちが際立つ情勢/チャンスを現実のものに/2中総 志位委員長が結語 [2017.10.4]

立憲民主と共通政策確認/市民連合が3野党支援へ [2017.10.4]

安倍暴走政治の5年の悪政/総選挙で退場の審判を/憲法9条を敵視 [2017.9.29]

共産党躍進で安倍暴走政治退場を/総選挙(10月10日公示22日投票)/日本の命運かかったたたかい/志位委員長が解散第一声 東京 [2017.9.29]

市民連合との確認 党首間での合意守ることが大事/志位委員長が会見 [2017.9.28]

憲法破壊、民意踏みつけ、国政私物化共産党躍進で安倍政権を退場させよう/志位委員長が訴え 千葉/駅前に人垣ぐんぐん [2017.9.28]

総選挙へ共通政策確認/市民連合が4野党と [2017.9.27]

総選挙で安倍政権打倒/全国革新懇が代表世話人会 [2017.9.26]

野党共闘――互いに譲り合い、接戦区を中心に、「1対1の対決構図」となる選挙区を広げていく/志位委員長が表明 [2017.9.24]

安倍政権を退場させる歴史的チャンス/東京・赤羽 志位委員長が全国遊説スタート/共闘勝利、日本共産党躍進で新しい政治を/池内比例東京12区予定候補必勝訴え [2017.9.24]

解散・総選挙/憲法・民主主義守る共闘を/市民連合 野党協力求めアピール [2017.9.22]

憲法違反の安倍政権倒そう/東京・品川区 小池書記局長が訴え [2017.9.21]

野党と市民の共闘、総選挙の争点について/志位委員長の記者会見(一問一答) [2017.9.20]

安倍内閣追い込むチャンス 野党協力進めたい/小池書記局長が会見/選対委員長に穀田氏 [2017.9.20]

選挙で政治変え戦争法廃止 共闘の力で安倍退陣を/強行2年 全国各地で行動 [2017.9.20]

野党と市民の共闘で安倍政権倒す歴史的チャンス/“疑惑隠し”の冒頭解散は憲法違反/志位委員長が会見 [2017.9.19]

臨時国会冒頭解散 極めて濃厚に/全党が勝利に向け 勇躍して総決起しよう 日本共産党常任幹部会 緊急の訴え [2017.9.18]

総選挙で政権打倒を/党文化後援会 山下副委員長迎え講演会 [2017.9.17]

「安倍政権退場を」 4野党勢ぞろい/野党と市民の共闘 前へ 札幌 [2017.9.10]

政権打倒へ共同さらに/国会前行動 野党各党代表が訴え [2017.8.20]

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若者の保守化論に隠れているモノは何か!若者の声に耳を傾ければ安倍政権よりましの憲法を活かす政権の構想と公約の選択肢を提示していないことに最大の要因があるぞ!

2017-10-31 | 安倍内閣打倒と共産党

毎日毎日テレビを通じてどんな情報が流されているか!

ネットを通じてどんな情報が流されているか!

学校でどのような方法と内容で学んでいるか!

家庭ではどんな会話が行われているか!

職場ではどんなシステムで労働が行われているか!

そういえば「存在は意識を決定する」という命題を語った人がいたな!

何も知らないままなら、有名な候補に  政治的な知識不足を背景

知らないし、わからないと現状維持で問題ないと考えるからではないか

関心のない人がとりあえず名前を知っているから入れている

自分の主張がないから、支持者の多い方に流される

民主党政権はマニフェストも達成できず、インターネットの発達で失敗も隠せない

安倍(晋三)首相はリオ五輪閉会式のスーパーマリオの演出など見せ方もうまい

自分たちは子供のころから雇用難。安倍政権で景気や雇用が改善し、わざわざ交代させる必要もないと考えているのでは

私の祖父母は野党側の考えに近いが、若い世代は安保闘争のような大きな政治運動の経験がない。

野党の政策はどこか理想主義的で、現実的な対応をしてくれそうな自民がよく見える

安倍首相のきっぱりとした物言いや態度に若者が好感を抱き、ある程度の固定ファンがいるのではないか。

大企業や正社員を中心とする雇用の売り手市場や株高の現状が続いてほしいという願望が、若い世代で強いのだろう

若者に選択肢を提示していない野党の責任を問わなければならない!

安倍政権よりましの憲法を活かす政権構想・公約を提示していないぞ!

センター試験思考回路の若者に何をどのように提起していくか!

 毎日新聞  衆院選  若者層は保守的? 内閣・自民支持多く…世論調査   2017年10月9日 08時30分

 

2017 衆院選選挙話題速報社会

https://mainichi.jp/senkyo/articles/20171009/k00/00m/040/079000c

 

衆院選公示を10日に控え、国政選挙では、昨年夏の参院選から選挙権を得た、18歳以上の10代の若者が今回初めて衆院選に臨む。総務省によると、前回参院選で10代は40歳前後の世代と同程度の46.78%が投票し、投票意欲は決して低くはない。各党とも新たな票田として注目しているが、各種の統計や専門家の分析によると、10代から30代までの比較的若い世代で政治意識が保守化していると言われる。全国各地の10代有権者10人にその背景を聞いてみた。【大隈慎吾、水戸健一、野原寛史】

毎日新聞が9月に2度実施した全国電話世論調査(9月2、3日と同26、27日)によると、全体として20代以下(10代を含む)と30代は、40代以上の高齢層に比べて内閣支持率も自民党支持率も高い傾向を示した。

最初の調査では20代以下の内閣支持率5割弱に対し、70歳以上や40代は4割台、他の世代は3割台どまりで、20代以下の高さが際立った。2度目の調査でも20代以下と30代は4割台で、40代以上は3割台にとどまった。

年代別の自民党支持率も、最初の調査は20代以下が4割弱と最も高く、30~60代の2割台と好対照。2度目も20代以下は3割程度で、30~60代は2割台だった。

こうした傾向について、10代有権者の多くは「何も知らないままなら、有名な候補に」などと政治的な知識不足を背景にあげた。福岡市の男子大学生(19)は「知らないし、わからないと現状維持で問題ないと考えるからではないか」と話す。

関心のない人がとりあえず名前を知っているから入れている」「自分の主張がないから、支持者の多い方に流される」などと同世代に厳しい指摘もあるが、「民主党政権はマニフェストも達成できず、インターネットの発達で失敗も隠せない」「安倍(晋三)首相はリオ五輪閉会式のスーパーマリオの演出など見せ方もうまい」といった声も聞かれた。

世代間の違いを指摘する声も出た。北海道の男子大学生(19)は「自分たちは子供のころから雇用難。安倍政権で景気や雇用が改善し、わざわざ交代させる必要もないと考えているのでは」と話す。

大阪市の予備校生(18)は「私の祖父母は野党側の考えに近いが、若い世代は安保闘争のような大きな政治運動の経験がない。野党の政策はどこか理想主義的で、現実的な対応をしてくれそうな自民がよく見える」と解説した。

有権者の政治意識や投票行動を研究する松本正生・埼玉大社会調査研究センター長によると、他の各種世論調査でも10代を含む若い世代で内閣や自民党の支持率が高い傾向にあり、男性が女性よりも高いという。松本さんは「安倍首相のきっぱりとした物言いや態度に若者が好感を抱き、ある程度の固定ファンがいるのではないか。大企業や正社員を中心とする雇用の売り手市場や株高の現状が続いてほしいという願望が、若い世代で強いのだろう」と話す。(引用ここまで

日本の若者の「保守化」論の誤りを検証する!アベノミクスで雇用環境が改善されたから安倍政権を支持する若者が多い!非正規職の求人が多い問題・得票率問題をスルーして扇動しているな! 2017-10-31 | SEALDs

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あのヨーロッパコミュニズムを主導したフランス共産党が来年にも消滅 100年の歴史に終止符とは!最大の原因はソ連共産党に従属していたことだな!日本共産党とは大違い!安倍政権の受け皿になれるか共産党!

2017-07-16 | 安倍内閣打倒と共産党

自民党に対抗できる政党「必要だ」82%!

自民支持層79%、民進支持層94%!

コミューン=共産?

コミュ=共同!

コミュ=デモ=ピープル=クラシ―は一連托生!一体のもの!

コミュニズムとデモクラシーとは表裏一体!

MONEY VOICE フランス共産党来年にも消滅 100年の歴史に終止符 2017年7月8日

http://www.mag2.com/p/money/259986

フランス共産党の歴史に終止符が打たれつつある。フランス共産党総書記ピエール・ローレン氏は6月26日、一年以内にフランス共産党は消滅すると自ら宣言した。共産党は来年の解散を予定し、新たな名称で新党を立ち上げる。フランス共産党は1920年に成立して以来ソ連の援助を受け、かつてフランス最大の野党までのぼりつめた。しかしソ連解体で急激に求心力を失い、衰退の一途をたどった。

第二次世界大戦後、フランス共産党はかつて同国最大規模の政党に成長、1946年には182人の議員を擁し、旧ソ連から援助を受けていた。1980年代末期から1990年代初期にかけて、東欧諸国の脱共産党化とソ連崩壊の影響を受けて、欧州諸国の共産主義政党は大きな打撃を被った。

イタリア共産党は共産主義的イデオロギーを放棄し、左翼民主党となった。オランダ共産党やフィンランド共産党は自主的に解散した。スウェーデンの左翼党・共産党人、イギリス共産党、サンマリノ共産党などの政党も旗印を変更し、共産主義的イデオロギーを放棄した。スペイン共産党とフランス共産党では内部で深刻な思想的混乱が生じ、共産党を消滅させると主張するものも現れた。結果的に共産党は存続し続けたが、その実力はもはや過去と同日にして語れなくなった。

フランス共産党が衰退するとフランス労働組合と共産党機関紙「ユマニテ」は党から分離した。現在フランス共産党員は5万人までに減少、国会では15議席を保有するに留まり、政治的発言権は微々たるものとなっている。

ローレン氏は2013年の党大会で共産主義のシンボルマーク「ハンマーと鎌」が党員証から消えることを宣言し、外部からはフランスから共産主義が事実上消滅したと評された。フランス共産党が「共産党」の名称を放棄すれば、共産党は名実ともにフランスから完全に消え去ることとなる。パリ・コミューンによって暴力と虐殺、歴史文物に対する大規模な破壊が初めて行われた場所だけに、この出来事の意義は大きい。(翻訳・文亮)【ニュース提供・大紀元】

国民が安倍自公政権の受け皿を求めているのは全く事実だった!

問題は野党4党の出方だ!

民進党は党内の「ごたごた」をやめることだ!

そして民進党に対する攻撃の特徴と狙いを自覚することだ!

共産党は

遠慮することなく、かつ国民目線の統一戦線政策を具体化することだ!

国民は安倍政権=商品しかみせられていない!

安倍政権=商品に代わる新しい商品=受け皿=国民連合政権構想を

ハッキリと提示することだ!

国民とともに新しい政権構想と公約をつくることだ!

スローガン=コピーは明確に!

公約は詳細に!国民目線に!不一致点は保留し一致点を確認拡大し!

朝日新聞社世論調査  自民に対抗政党「必要」82% 野党、受け皿になれず 2017年7月11日05時00分

http://www.asahi.com/articles/DA3S13029543.html

写真・図版仮にいま、衆院選の比例区で投票するなら…

愛国者の邪論の検証

朝日新聞社が8、9日に行った全国世論調査(電話)では自民党に対抗できる政党「必要だ」82%!もいるのだ!

自民支持層でさえも79%、民進支持層では94%!ということは、如何に安倍自公政権が信頼されていないか!浮き彫りです。しかも、東京都議選の結果について「自民党大敗」「よかった」66%!「よくなかった」17%!という世論!

都議選の意味は、都議会のことだけれども、都民によって安倍政権よりまし政権ができた!これが都民の願いだった!ということは、国民も同じ傾向だということだ!

安倍政権と対峙しなかった、避けた小池・都民Fは安倍政権と真っ向勝負した民進党・共産党より支持を得たのは何故か!しっかり分析すれば、まじめに分析研究すれば、安倍政権よりまし政権構想の必然性が浮き彫りになるのだが、現時点では、これを主張しているのは、愛国者の邪論だけか?

一刻も早く受け皿を受け皿づくりに着手すべき!これをもとに全国の小選挙区で候補者擁立をはかれ!

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共産党は、「野党と市民が力を合わせ、自民党と公明党とその補完勢力を少数に追い込もう」と呼びかけるならば、野党と市民=国民と一緒になって安倍政権よりまし政権構想と公約づくりを受け皿として提唱すべき!

2017-07-04 | 安倍内閣打倒と共産党

小池都民ファーストに奪われた安倍自公政権に代わる受け皿を教訓として

都民ファーストに代わる真の安倍政権に代わる受け皿づくりに集中すべき!

新しい受け皿づくりと内閣打倒と政策=公約実現はセットで!

単なる呼びかけでは無党派層が動かない!

新自由クラブ・日本新党・小泉劇場・民主党政権・みんなの党・維新旋風など

これまでの教訓だ!

教訓を活かすのであれば、

野党共闘から政権樹立の統一戦線構築に突き進むべきだろう!

赤旗 「一強」崩壊が始まった/安倍政治への対抗軸を/野党と市民の共闘急ぐとき 2017年7月4日(火)

・・・・自民党の壊滅的後退、都民ファーストの会の伸長の中で、日本共産党が議席の前進を果たしたことは、安倍政治への対抗軸が野党と市民の共闘を通じて広がり、共有されていることを示します。自民党関係者は「『共産党は埋没』とメディアは書いたが、強い存在感を示した」と述べます。安倍政権の崩壊が現実の形で進行し始めたいま、野党と市民の共闘をスピード感をもって広げ、明確な対抗軸を持った政治の受け皿として、その姿を国民の前に示すことが緊急の課題となっています。(中祖寅一)(引用ここまで

赤旗 都議選の結果と、当面の政治にのぞむ基本姿勢について/東京・新宿 志位委員長の訴え 2017年7月4日

都議選の結果をふまえ、すみやかな解散・総選挙を要求する。

同時に、私は、現在の政局の根本的打開の道は何か。それについてお訴えさせていただきたいと思います。

 

 首都・東京の審判は、安倍政権へのレッドカードをはっきり突きつけるものとなりました。この結果を踏まえて、わが党は、すみやかな解散・総選挙を行うことを強く求めるものであります。(「そうだ」の声、大きな拍手)

 

 国政の私物化、憲法を壊す政治、こんな政治をこのまま続けていいのか。首都・東京のみなさんは、はっきり答えを出しました。次は、解散・総選挙によって、国民に審判を仰ぐべきではないでしょうか。(「そうだ」の声、拍手)

 

 私たちは、来たるべき総選挙では、野党と市民の共闘を必ず成功させる決意です。野党が力をあわせ、市民のみなさんと力をあわせ、自民党、公明党とその補完勢力を少数に追い込むことをめざし、がんばりぬく決意であります。(「がんばれ」の声、拍手)

 

 安倍政権を、解散・総選挙に追い込み、野党と市民の共闘の成功と、日本共産党の躍進で、安倍政権を倒し、憲法の民主主義、平和主義、立憲主義が生きる新しい日本をつくろうではありませんか。そのことをお訴えいたしまして、私の訴えとさせていただきます。ありがとうございました。がんばります(歓声、大きな拍手)(引用ここまで

 

 

志位委員長の記者会見は

きちんと国民に伝達されたか!

されていない!

ここに日本の情報伝達手段の致命的欠陥が浮き彫りになる!

共産党をメディアに載せると問題があるのか!

これぞ忖度そのものだろう!

「安倍VS志位」がきちんと報道されれば、政治は面白くなる!

都議選の結果について志位委員長が会見 2017/07/02 に公開

 

https://www.youtube.com/watch?v=YM2GO-1eaYo

 

赤旗 都議選結果を受けての志位委員長の会見(一問一答) 2017年7月4日

野党共闘は4党の党首でも、書記局長・幹事長のレベルでも、総選挙にむけた共闘を具体化していくという方針を、くりかえし確認しております。これを大いに進めていきたいと考えております。

 それから、今度の都議選で、たいへん心強かったのは、他党の方々からたくさんの応援をいただいたことです。私と並んで訴えていただいた方だけでも、自由党の山本太郎共同代表や渡辺浩一郎都連会長、民進党、社民党、新社会党の区市議会議員のみなさん、二見伸明公明党元副委員長など実に多彩な方々の応援をいただきました。共産党候補を、いわば「平和と福祉の共同候補」として、応援してくださる流れがずいぶん広がりました。心からの感謝を申し上げたい。この都議選のたたかいを通じても、いろいろな共同の流れが着実に広がっていると感じております。ぜひそういう流れを、国政にもつなげていきたいと考えています。

 ――野党共闘、とくに民進党との関係についてお伺いしたいのですが、都議選で2回連続して共産党のほうが民進党(旧民主党)よりも議席がかなり多いという状況が続く中で、このことが民進党と共産党の国政における選挙協力の力関係にあたえる影響についてはどうお考えでしょうか。

 志位 私たちは、国政における選挙協力については、全国的規模で協力のための協議を行うということが方針です。相互推薦・相互支援での協力を追求する。そのさいの基準としては、国政選挙での比例代表の票で案分して、協力を具体化していくということが一番、合理的ではないかと提案しています。もちろん、この都議選の結果も、一つの判断材料にはなると思いますが、基本的には、国政選挙での比例代表の票をもとに、協力を具体化していくということが、私たちの考えです。(引用ここまで

日経 都議選受け各党反応 共産、野党共闘促す/維新は政権と距離  2017/7/3 20:04

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS03H4Z_T00C17A7PP8000/

 東京都議選の投開票から一夜明けた3日、野党各党からも反応が相次いだ。共産党の小池晃書記局長は国会内の記者会見で「都議選を経て野党共闘はますます強まっていくんじゃないか。この道しかないと進んでいくだろう」と述べた。「選挙の結果で『野党に亀裂』という報道もあるが、自民党と公明党の亀裂の方がよほどでかい。野党の結束は強まった」と皮肉った。都議選で躍進した地域政党「都民ファーストの会」の国政進出については「すぐに国政にどうのこうのという話じゃないと見ている」と語った。

一方、日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は同日、府庁内で記者団に「自民党の国会議員がありとあらゆる形で選挙の足を引っ張ってしまった。それが小池さんを利することになった」と話した。安倍政権との距離感について問われると「これまでと同じで是々非々だ。与党と正面から向き合うのが我々のスタンスだ」と述べた。小池百合子東京都知事の国政進出に関しては「可能性おおありだ」と述べたうえで「改革は賛成だが、中身が見えない。大改革するなら切磋琢磨(せっさたくま)したい」とも話した。

時事通信 早期の衆院解散を=共産・志位氏 2017/07/03-19:54

http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070301050&g=pol

共産党の委員長は3日、東京都議選での自民党大敗について「首都東京の審判は安倍政権へのレッドカードをはっきり突き付けた」と指摘し、早期の衆院解散・総選挙を求めていく考えを示した。JR新宿駅前での街頭演説で語った。志位氏は「国政の私物化、憲法を壊す政治を続けていいのか。解散・総選挙によって全国民が審判を下す時だ」と強調。「野党と市民が力を合わせ、自民党と公明党とその補完勢力を少数に追い込もう」と訴えた。 (引用ここまで

テレビ朝日 民進「蓮舫体制では…」 野党明暗 共産は存在感 (2017/07/03 11:50)

東京都議会議員選挙から一夜が明けました。民進党は徹底的に政権批判をしましたが、不発に終わりました。また、共産党は存在感を示す結果になりました。

 (政治部・村上祐子記者報告)
 民進党の野田幹事長は安倍政権と真っ向から対決してきただけに、今回の結果に対して悔しさをにじませました。
 民進党・野田幹事長:「民進党が政府・与党の問題点を明らかにし、攻め込んでいったことが安倍政権へのノーという意思表示につながったと自負はありますけども、都議選のなかで存在感を示すことができなかったことは残念であります」
 執行部の責任について野田幹事長は明言を避けましたが、松原都連会長はこの後、辞任を表明する見通しです。党内では蓮舫代表を降ろすような表立った動きはなく、現状の体制が続きます。一方、今回の選挙で存在感を示した共産党は、次の総選挙を念頭に野党共闘の姿勢を強めていく考えです。民進党としては、今後は共産党との選挙協力をはじめ、連携の在り方が問われることになりそうです。(引用ここまで

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野党共闘が本格的に図られれば多くの小選挙区で与野党が逆転し大激変が生まれることは明らかだぞ!

2016-04-10 | 安倍内閣打倒と共産党

憲法を活かす民主主義を大切にする多数者革命論に立てば

多くの国民が賛同できる政権構想を打ち出せ!

偽装・偽造の「自由民主」党支持者でさえも

民進党支持者でさえも賛同せざるを得ないモノだ!

本気で安倍政権打倒を目指すなら

打倒後にどういう政権をつくるのかという責任ある回答が求められる

国民と歴史に試される

共産・志位委員長 衆院選で候補者調整行えば与野党逆転

4月1014時45分

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160410/k10010473901000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001

共産・志位委員長 衆院選で候補者調整行えば与野党逆転

動画を再生する

共産党の志位委員長は党の中央委員会総会で、次の衆議院選挙で野党間の候補者調整を行えば、「与野党が逆転する」と述べたうえで、調整が進まない場合は従来どおり、党の候補者を積極的に擁立していく考えを示し、民進党をけん制しました。

この中で、共産党の志位委員長は次の衆議院選挙について、「安倍総理大臣が早期の解散・総選挙を行ったとしても攻勢的な対応ができるよう、小選挙区での選挙協力態勢を構築することが急務だ。野党共闘が本格的に図られれば多くの小選挙区で与野党が逆転し、情勢の大激変が生まれることは明らかだ」と述べました。
そのうえで、志位氏は「民進党は共闘の協議に入れないという態度だ。わが党は小選挙区での野党共闘を追求しつつ、候補者擁立を積極的に推進する」と述べ、民進党をけん制しました。また、志位氏は夏の参議院選挙に関連して、「比例代表で850万票以上を獲得して8議席を絶対に確保するとともに9議席目にも挑戦する」と述べました。(引用ここまで

共産・志位氏「衆院小選挙区での選挙協力は急務」

10日15:37

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2746624.html

共産党の志位委員長は党の中央委員会の総会で、衆議院議員選挙での民進党など野党5党の共闘について、候補者調整を急ぐべきだという考えを改めて強調しました。

志位委員長はさらに、「野党共闘の本格的具体化が図られれば、多くの小選挙区で与野党が逆転し、情勢の大激変が生まれることは明らかだ」と強調した上で、民進党に対し、「衆院小選挙区の選挙協力の協議に入ることを重ねて強く呼びかける」と述べました。

野党共闘をめぐっては、野党5党が参院選の1人区を中心に候補者調整を進めていますが、民進党は衆院選での共闘については政権選択選挙だということを理由に否定的です。(引用ここまで


共産党が5中総 志位委員長「参院選で安倍政権打倒」

 衆院選協力「急務だ」と呼び掛け

 横に置いた国民連合政府構想なお主張

2016.4.10 14:03更新

http://www.sankei.com/politics/news/160410/plt1604100023-n1.html

共産党は10日、東京・代々木の党本部で第5回中央委員会総会(5中総)を開いた。志位和夫委員長は冒頭の幹部会報告で、夏の参院選について「戦後政治史の中で初めて野党と市民が力をあわせた歴史的な選挙となる。安倍晋三政権を倒し、新しい政治への道を開こう」と述べ、野党共闘による政権打倒に重ねて意欲を示した。5中総は11日まで開かれる。

志位氏は、2月に野党党首が国政選挙の協力に合意したことを報告し、参院選の1人区で「野党統一候補」が12選挙区で実現したと紹介した。他にも「十数選挙区で野党統一候補のための協議が進んでいる」とした。

比例代表については従来の「850万票以上、8議席以上」の目標について、市田忠義副委員長が引退を撤回して「9人目の比例候補」として出馬することを念頭に「8議席を絶対に確保し、9議席に挑戦する」と微修正した。

志位氏は次期衆院選の野党共闘についても「選挙協力を推進する」と明言。衆参同日選を「邪道だ」と批判しつつ、「衆院小選挙区での選挙協力体制を構築することは急務だ」と主張した。衆院選の協力に関する協議に否定的な民進党に対しては「協議に入ることを重ねて強く呼び掛ける」と訴えた。

総会は安全保障関連法が成立した昨年9月19日に同法廃止のための野党連立政権「国民連合政府」構想の提唱を決定した4中総以来の開催となった。共産党は2月の野党党首会談で、民主党(当時)が難色を示していた国民連合政府構想を「横に置く」と方針を転換。これを踏まえ各野党は国政選挙の協力に合意した。

だが、志位氏は5中総で、「本気で安倍政権打倒を目指すなら、打倒後にどういう政権をつくるのかという責任ある回答が求められる」と説明。その上で「国民連合政府こそが安倍政権に代わる現実的、合理的な政権構想だと確信する。野党連立政権を樹立するまで共闘を発展させなければならない」と述べ、引き続き構想の実現に意欲を示した。(引用ここまで

共産委員長、参院選「全1人区で野党共闘」

日経 2016/4/10 12:06

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFK10H14_Q6A410C1000000/

 共産党の志位和夫委員長は10日午前、党本部で開いた党中央委員会総会で、7月の参院選について「全国32の1人区全てで野党共闘を実現し、全てで自公に打ち勝つために全力を尽くす」と述べた。「定数2~6の複数区の全てで議席獲得を図る」とも語った。党として選挙戦の軸に据える比例代表では「8議席を絶対に確保し、9議席に挑戦する」と強調した。

民進党など他の野党との参院選1人区の候補者一本化については「現在までのところ12選挙区で野党統一候補が実現している」と報告。これとは別に十数選挙区で協議が進められていると説明した。共産党は一本化のため、1人区の大半で独自候補を取り下げる方向を打ち出している。

比例代表では広く一般に「共産党」という党名での投票を呼びかけるとした。全国で850万票以上、得票率15%という目標も改めて示した。

選挙権年齢の18歳以上への引き下げも意識し、若者向けのパンフレットを近く発表する予定だと明らかにした。宣伝活動を巡っては「ネットやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)での発信をこれまで以上に重視する」と述べた(12:06)(引用ここまで

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来年7月は参院戦だけではなく同時選挙だろう!衆参で安倍派を少数に転落させ政権交代実現だ!

2015-09-25 | 安倍内閣打倒と共産党

野党共闘は必要不可欠だが、それだけではない!

無党派の国民が

国民連合政権構想に参画するかどうかだ!

既存の政党の枠組みだけでは・分裂分断させられる!

安倍政権にレッドカードを突きつけても

どんな政権を創るか、それが問題だ!

共産党が民主や維新にどんな「条件」をつけるか!

さもなければ

消費税増税・原発再稼働の、そして

今回の次世代・元気・改革(=野党」の二の舞になるぞ!

民主党政権の失敗の教訓をきちんと踏まえろ!

「有権者の期待」をしぼませないためには

有権者の「要求」をしっかり把握する運動だ!

スリカエ・デタラメ・ゴマカシ・大ウソは許されない!

参院選「自民大敗」予測…

始まった野党共闘に落選運動がトドメ  

 日刊ゲンダイ 2015年9月25日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164445/1

成功すれば安倍内閣を倒せるはずだ。ようやく野党の“選挙協力”が動きはじめた。民主党の岡田克也代表は25日、共産党の志位和夫委員長と会談。さらに、民主と維新は10月中に協議機関を設置する予定だ。これまでバラバラに戦ってきたために“安倍批判票”が分散し、“自民1強”を許してきたが、野党が一致協力すれば、来年夏の参院選は“自民敗北”となる可能性が高い。

自民党が野党の選挙協力を脅威に感じているのは間違いない。さっそく谷垣禎一幹事長は「民主党が共産党と組むとすれば、果たしてどこへ行こうとしているのかという感じ」と牽制している。野党の選挙協力を嫌がっているのは明らかだ。

実際、共産党の全面協力はインパクトが大きい。来年7月に行われる参院選の勝敗は、31から32に増える「1人区」がカギを握っている。これまで共産党は全選挙区に候補者を立ててきたが、野党協力を進めるために、「1人区」には候補者を擁立しない方針。共産党は各選挙区に堅い基礎票を持つだけに、そのまま野党候補に上乗せされたら、選挙情勢はガラリと変わる。

たとえば2013年の参院選。自民党は1人区で「29勝2敗」と圧勝したが、野党共闘が実現すれば、宮城、山形、栃木、新潟、長野、山梨、三重の「7選挙区」で逆転する。さらに、青森、秋田、大分の「3選挙区」は3万票以内の大接戦だった。野党が共闘しただけで、自民党が圧勝した2013年参院選さえ「互角」に近い戦いだった。

しかも、来年夏の参院選は、シールズなど「安保法案」に反対する勢力が「1人区」をターゲットにして「落選運動」を展開する予定だ。自民党候補が「1人区」でバタバタと落選しておかしくない。政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。

「世論調査では“安倍首相を支持しない”が50%を超えている。野党が共闘し、“安倍批判票”の受け皿をつくれば、野党は大勝する可能性が高いと思う。過去の参院選を振り返ると、大きなテーマが争点になると激変が起こりやすい。07年は“消えた年金”が争点になり、自民党は1人区で6勝23敗と惨敗しています。国民の多くが“安保法案”に反対しているだけに、安保法案が争点になったら雪崩現象が起きると思います」

問題は、本当に野党の選挙協力が実現するのかどうかだ。

成否のカギは2つあります

1つは、共産党が後方支援に徹することができるかどうか。黙って何も言わず、候補者を擁立しないことが一番いい。民主や維新に条件をつけたら、まとまるものもまとまらない。

もう1つは民主党が大人の対応を取れるかどうかです。民主党の保守系議員は、“共産党と協力したら保守票が逃げる”と文句を口にしている。そうした不満を口にすれば、自民党に攻める材料を与えるだけだし、有権者の期待もしぼませてしまいます」(政界関係者

野党議員は来年夏の参院選が安倍政権を倒すラストチャンスだと考えるべきだ。もし、野党共闘が失敗し、自民党を勝たせたら安倍首相の暴走は止まらなくなる。(引用ここまで

怒りで立ち上がった多くの国民の要求は政党を乗り越えた!

政党の枠組みは決定ではないことは小林氏が示している!

政党の好き嫌いを言うような輩は退場すべし!

問題は主権者の国民が主役になることだ!

無名の国民が候補者に擁立されてもオッケーだ!

立憲主義・民主主義・平和主義を実現するための運動だ!

小林節氏が語る

「民主主義を取り戻す戦いは始まったばかり」 

 日刊ゲンダイ 2015年9月24日

http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/164283/1

明白な憲法違反の法案に対して、安倍首相は何一つ、国民を納得させられる事実、論理を示さないまま、安全保障関連法案を強行採決しました。これに対して、多くの国民が怒りで立ち上がった。我々は愚民ではない、文明国家の国民であると。これは歴史的瞬間だと思います。

普段は街頭でマイクを持つことに慣れていない学者たちもひとつになって、毎日、デモの前で声を張り上げた。大学生、ママの会、東京でも地方でも、反対の声が広がっています。これは組織的なものではなく、自然発生的なものです。つまり、旧安保法案の反対運動とは明らかに違う。この怒りは燎原の火です。ずっと燃え広がっていくと思います。

さて、今後の闘い方はいくつもあります。

まず、言論人で立憲政治を守るネットワークを立ち上げます。100人くらいを発起人にして、生臭い政治家は入れず、超党派のネットワークを広げて、政治に勝手をさせない、民主主義的手続きを守る、独裁国家を生ませないための国民的啓蒙運動を広げていく。

違憲訴訟も視野に入れています。自衛隊の犠牲者が出たら、親が訴える。しかし、これは切なすぎるので、別の方法もある。この法案が成立したことによって、我々はいつ戦争に巻き込まれるかという恐怖にさいなまれることになった。これは生存権の侵害ですから、あちこちで少額の損害賠償請求を起こす。弁護士はボランティアで支援する。

日弁連では違憲訴訟に備えた内輪の勉強会が始まっています。弁護士の中にもさまざまな意見、考え方がありますが、今回、史上初めて、権力者による憲法破壊が行われたわけです。それに対して、憲法と人権を守るのが職業的使命である弁護士たちが最低限の義務を果たすべく立ち上がり、行動することは正しいことです。

こういう訴訟を続けることによって、国民に怒りを忘れさせない。どれだけ、我々が失礼な目にあったか、その怒りを抱かせ続ける。それを持続させて、来年の参院選を戦う。

参院選は野党共闘の練習だと思っています。本番は2年後か3年後の総選挙ですが、そのために参院選では真の野党共闘の準備をする。総選挙で政権交代させれば、閣議決定をやり直し、安保法案の廃止法案を提出して、可決させる。憲法蹂躙法案を葬り去ることができるのです。

憲法を守るために共闘する政治運動に私は参加することを厭わない。

今月13日に投開票された山形市長選でも応援に行きまして、共産党に「目立ちすぎだよ」などと言いたいことを言いました。

「共産党と共闘したら組織が乗っ取られる」と恐れている連合にはこう言ってやりました。

「乗っ取られたっていいじゃないか。安倍政権に乗っ取られている国を取り戻す戦いではないのか。敵は安倍政権である」と。こう言うと、みんなハッとした顔になってうなずいていました。

小沢一郎さんとも時々話します。自分は2大政党制の枠組みをつくった。民主党は国民に失礼なことをしたから退場させられた。復帰した自民党も失礼なことをしたから追い出す。そうして初めて、2大政党制が機能していく。これを実現させなければ死んでも死に切れない。だから、そのために自分はすべてを捧げる。彼はそんな決意、気持ちだと思う。

民主主義を取り戻す戦いは、まだ始まったばかりなのです。(引用ここまで

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