そもそも、「閉会中審査」は
追い詰められた安倍首相が起死回生を謀ってオッケーしたからだろう!
「審査」の目的は
豪雨被害や拉致問題など重大かつ喫緊の課題のためだったのか!?
だったら、さっそく「臨時国会を開け」!と言えばよい!
産経の得意技=スリカエ・ゴマカシ・デタラメ・大ウソ!
野党の追及は、ホントに「決め手」を欠いていたか!
同じ事象でも、異なる立場で見れば全く違うものに映る。
これを証言の不一致とはいわない。見解の相違であり、着地点はない!
都合の悪いことを正当化する姑息な手口浮き彫り!
安倍政権の手口を子どもが真似をしたら、産経は賛同するか!
加計学園問題は「ないことをでっちあげて倒閣に利用」していると愛媛「正論」懇話会で発言した嘉悦大の高橋洋一教授は産経FNN世論調査結果にみる国民の疑念・不信隠ぺい! 2017-07-25 | 産経と民主主義
Q4. あなたは、安倍首相を信頼していますか、していませんか。
信頼している 29.6 信頼していない 63.8 わからない・どちらともいえない 6.6
Q5. 安倍首相の友人が理事長を務める学校法人「加計(かけ)学園」が、地元の要望を受けて、国家戦略特区で52年ぶりの獣医学部の新設計画を進めています。この計画をめぐって、当時の文部科学省トップだった前川前事務次官は「行政がゆがめられた」と安倍政権を批判しているのに対し、獣医学部誘致に動いていた加戸(かと)前愛媛県知事は「ゆがめられた行政を正した」と安倍政権を評価しています。 あなたは、前川前文科次官と加戸前愛媛県知事のどちらに説得力があると思いますか。
前川前文科次官 52.2 加戸前愛媛県知事 23.5 わからない・どちらともいえない 24.3
首相による学園への便宜供与の指示や行政のねじ曲げの有無を冷静に検証するためには行政の違法性を示す明白な事実だが、「記録がない」「記憶がない」を糺すことだ!読売にできるか!?2017-07-26 | 政治とカネ
「どっちもどっち」論に持ち込み
野党不信を煽り
安倍政権側の情報公開責任を曖昧にする無責任浮き彫り!
産経 閉会中審査/水掛け論に終止符を打て 2017/7/26
いったい何をやっているのだろう。衆参両院の予算委員会で2日間にわたり行われた、閉会中審査の印象である。
集中審議の大半は「加計学園」問題に終始し、豪雨被害や拉致問題など重大かつ喫緊の課題に質問を割いたのは、主に与党側に限られた。
問題の根幹について、大きな真相が解明されるなどの具体的成果はない。そろそろ、いいかげんにしてほしいと考える人は多いのではないか。
加計問題をめぐる政府側の対応の不備が、国民の不信を招いたのは事実である。内閣支持率の急落や地方の首長選の与党敗退など、目に見える影響が出ている。
安倍晋三首相も「足らざる点があったことは率直に認めなければならない」と述べた。
一方で、追及する野党はどうだったか。世論調査では、民進党も政党支持率を落としている。不毛な論争は政治不信を増幅させているだけではないか。
国家戦略特区を活用した獣医学部の新設をめぐり、政策判断に不当な政治介入の事実があったかどうか。加計学園の理事長が安倍首相の友人であったことから、忖度(そんたく)の有無が焦点となっている。
攻める野党側に決め手はなく、守る政府側は「記憶にない」「記録はない」を連発する。
水掛け論には終止符を打つべきだ。仮に、議論の泥沼化そのものが野党の目的とすれば、政治全体への不信はさらに高まろう。
前川喜平前文部科学事務次官が「政治に行政がゆがめられた」と話せば、同じ文科官僚出身の加戸守行前愛媛県知事は「ゆがめられた行政が正された」と述べる。
同じ事象でも、異なる立場で見れば全く違うものに映る。これを証言の不一致とはいわない。見解の相違であり、着地点はない。
多くの議論がこれに類するものだと考えれば、それは証人喚問を行っても同じ結果を招こう。法的な瑕疵(かし)も見当たらない。
安倍首相は「『李下(りか)に冠を正さず』という言葉がある。私の友人が関わることだから、疑惑の目が向けられるのはもっともなことだ」と語り、「丁寧なうえにも丁寧に説明を続けたい」と低姿勢で臨む考えを強調した。
政権に「1強」のおごりがあったならば、この反省は数少ない成果である。重要課題の克服にもこれを生かしてほしい。 (引用ここまで)
産経 内閣支持率の急落/姿勢を改め信頼取り戻せ 2017/7/25
自らの政治姿勢や言動に有権者が厳しい視線を向けている。それが顕著な数字で示されたことを、安倍晋三首相には重く受け止めてほしい。
産経新聞社とFNNの7月世論調査で、安倍内閣の支持率が34・7%にまで落ち込んだ。平成24年の第2次内閣発足以降で最低の水準である。
すぐに思い浮かぶ要因には、失言などを重ねる稲田朋美防衛相の存在がある。さらに、その任命責任を負う安倍首相自身も、学校法人「加計学園」問題への対応に誠実さが欠けると思われている。
多くの国民の信頼を得られない状況で、重要課題を遂行するのは困難である。誤解があれば説明を尽くし、謙虚な姿勢で信用を回復する。今後の政権立て直しを図るうえで不可欠な要素といえる。
調査では、首相を「信頼している」と答えた人がほぼ3割にとどまった。逆に「信頼していない」との回答が6割を超えた。首相の指導力や政策全般への評価が落ちているのも、やむを得まい。
「加計学園」の獣医学部新設計画をめぐる野党の追及は、どこに法的、政治的な問題があるかを示し切れず、説得力に乏しい。
それでも、首相や政府側の対応は疑念を払拭できていない。木で鼻をくくったような答弁や、首相自身が大声でやじを飛ばしたことなども反発を招いたのだろう。
24日の衆院予算委員会で、首相は支持率低下の理由について「私の答弁姿勢への批判もあるだろう」と語った。その認識を忘れず、政権運営にも生かしてほしい。内閣改造は、人心を一新し、国民の期待を取り戻す陣容を整える機会とすべきだ。
「安倍1強」と呼ばれながら、一転して苦境に立たされた。それでも、首相が掲げる政治課題への取り組みを、さらに強めなければならない状況は不変である。
責任政党として、国民に痛みも伴う改革を求めるなど、拍手喝采されない政策でも断行しなければならない。政策以外の、無用な不信の種はなくすに尽きる。
自民党は政党支持率を6月から7ポイント近く減らした。相次ぐ若手議員の不祥事を許し、首相を支えるどころか、足を引っ張る方向に作用している。
仙台市長選の敗北は、東京都議選の大敗が「例外」でなかったことを意味する。数にあぐらをかいた与党の弛緩(しかん)を直視すべきだ。 (引用ここまで)