コロナウイルスの恐怖!
コロナウイルスによる欠乏!
命と暮らしを守るためめにも
国民の「平和的生存権」を忘れるな!
政権・政府は
国民の「福利享受権」を保障すべし!
全ての国民の「幸福追求権」の全面的補償を!
そのためには・・・・!
NHK 2月の自殺1626人 前年比11%増 女性9か月連続 前年上回る 2021年3月10日 16時16分
2月自殺した人は全国で合わせて1626人で、去年の同じ時期に比べて11%余り増えました。特に、女性の自殺は9か月連続で前の年を上回っています。
警察庁によりますと、2月、自殺した人は速報値で全国で1626人で、去年の同じ時期に比べて162人、率にして11.1%増えました。
男女別では男性が1095人と6.2%の増加、女性が531人と22.6%の増加となっていて、特に女性の自殺は去年6月から9か月連続で前の年を上回っています。
また、都道府県別では東京都が190人と最も多く、次いで埼玉県が103人、愛知県が95人、大阪府と福岡県がそれぞれ82人、などとなっています。
国は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響などについて分析するとともに、民間の機関と連携しさまざまな対策を強化しています。
厚生労働省「1人で悩み抱えず相談を」
厚生労働省は、電話やメール、SNSなどで相談できる各地の相談窓口をインターネットで紹介しています。
サイトのURLは「http://shienjoho.go.jp/」で「厚生労働省支援情報」でも検索できます。
自殺防止に取り組む全国の支援団体も連携して、電話相談の窓口を設けています。電話番号は「0120-061-338」で、当面は休日も含めた正午から午後10時まで相談を受け付けているということです。
一部の窓口では、相談が急増して相談員がすぐに対応できないケースも出ています。
厚生労働省は「何度か連絡してつながらない場合も諦めず、ほかの窓口も探して相談先を見つけてほしい」としています。(引用ここまで)
「自分なんて生きていてもしかたない」「死にたい」「消えたい」
子どもたちから相談機関に寄せられている、多くの叫び。ことし、子どもの自殺が大幅に増えています。4月以降で、すでに300人以上にのぼり、コロナによる社会変化が背景にあると指摘されます。コロナ感染による10代以下の国内の死者は、現在までにゼロ(12月23日時点)。「感染で亡くなった人はいないのに、なぜ」、ネット上にはそんな声もあがります。いったい子どもたちに何が起きているのか。そして大人は何ができるのか。取材しました。(ネットワーク報道部・谷井実穂子)
去年から3割も増加
去年11月の26人から2倍近くに増えました。
4月から11月までの期間では、329人と、去年の同じ時期より73人、3割近く多くなっています。
状況は明らかに深刻になっていますが、コロナの影響と言われても、具体的に何がどう作用しているのか、わかるようでわかりません。
実際、何が起きているのか。
日頃、相談に応じている機関の人たちならその変化を肌で感じているに違いないと、相談機関に話を聞いてみました。
「孤立」と「無価値感」
学校に“なじめない”
まず、学校です。では何があるのか。東京自殺防止センターの村明子さんは、次のように話します。
再開後も学校行事の数々が中止されたり、給食の時にも話をしないよう指導されたり、人間関係を育む機会がふだんよりも少なくなっています。
そうした中で、もともと関係作りが苦手な子ほど学校生活になじめず、孤立していくのです。
「みんな友だちがいるのに、自分だけ1人」
「居場所がない」
「孤立」が悶々と悩みを深めさせ、自分は価値のない存在だという考えにつながるのだといいます。
「学校で誰とも話していない状況がずっと続くのは、子どもにとってはとてもつらい体験です。その結果『自分なんていなくたっていいんだ』とどんどん思い詰めてしまいます」
“安心できない”家庭
相談機関が切迫した危機を感じているのが虐待の悪化です。
厚生労働省の統計からは、ことし虐待が急増しているとまでは言えません。ただ、相談機関からは「『親がテレワークでずっと家にいて、暴言を受ける』といった相談が増えている印象です」(子どもの人権110番)との声が聞かれます。虐待を受けた子どもは、味方のいない家庭内で「孤立」を深め、生きている意味を見いだせなくなってしまうと言われています。ライフリンクの清水康之代表は、現状を次のように指摘します。
「コロナで生活苦になった親がそのストレスを子どもに対して向けているケースがあります。虐待は、何もなかった家で突然、起きているというより、元々その傾向があった家で、さらに悪化しています。子どもにとって逃げ場のない状況です」
子どものSOSをキャッチしたら
「今の子どもには逃げ場がない状態です。学校にもなじめない。家でも落ち着かない。閉ざされた人間関係の中でしんどさを抱えている」
「さまざまな要因がボディーブローのように効いてきて、もうダメだと感じてしまう。コロナ禍で、そのボディーブローのパンチが増えたり、強度が強まったりしています」
何より大切なのは、子どもとの信頼関係を築くこと。
子どもたちが死にたいほどにつらい気持ちを話せるのは、自分を受け止めてくれると思った相手だけだからです。
もし、周囲にいる子どものSOSをキャッチした場合、専門家たちは、「TALKの原則」で接してほしいと話します。
▼Tell:「心配だよ」=ことばに出して心配していることを伝える。
▼Ask:「どんな時に死にたいと思うの?」=「死にたい」気持ちについて率直に聞く。
▼Listen:「死にたいぐらいつらいんだね」=絶望的な気持ちを傾聴する。
▼Keep safe:「ひとりにしないよ」=安全を確保し、病院や地域の相談機関など、第3者に助けを求める。
たとえ善意からであっても「死ぬな」とか「そんなこと言うな」などと子どもの気持ちを否定するような言葉は厳禁です。
こちらから意見せずに気持ちを聞き、できるだけ早く、専門機関につないでください。
また、虐待が疑われる場合は、ためらわずに相談機関に通報してください。
厚生労働省は児童相談所につながる全国共通の専用ダイヤル「189(いちはやく)」を設けています。(24時間、年中無休)
“存在する価値” 感じるには
それが子ども自ら「助けて」の声を上げる力につながるからです。
具体的な方法を子どもの心のケアを行う、国立成育医療研究センターの田中恭子医師に聞きました。
一方的に「これをやりなさい」と押しつけないことがポイントです。
そして、大人から見て子どもの行動が完璧でなかったとしても「ありがとう」「助かるよ」「よくやったね」などと感謝の気持ちを伝えることです。
コロナ対策でも使えます。
例えば、家の中での手洗いや消毒のルールを一緒に考えて実行してもらうのもよさそうです。
「大人が、子どもたちも当事者なのだと認識し、押しつけではなく、子どもが主体となって考えることができる環境を作っていくことが大切です。元々、子どもには力がある。『受け入れてもらえた』と感じることができれば、自分で課題と向き合って、乗り越えていくことができます」
子どもも大人も1人で悩まないでほしい
それが第一歩だからと。
そして、解決策は必ずあるからと。
子ども向けの相談窓口です。
0120ー0-78310(なやみ言おう)
文部科学省が子どもの相談先の一覧をまとめたホームページ
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm(NHKのサイトを離れます)
http://shienjoho.go.jp/(NHKのサイトを離れます)
どんな方法でもいいです。
まず、助けを求めてみてください。(引用ここまで)