私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

道東に行ってる間に、コオバシギがいるというので行ってみた。足元でうろちょろしていたのがコオバでした。

2008年11月~2009年1月鳥の海

2009年02月07日 | 鳥の海
■2008/11/15(土)10:40-11:30【天気】曇り,2008/11/25(火)9:40-10:10【天気】晴れ,2008/11/30(日)14:30-14:50【天気】晴れ,2008/12/6(土)14:00-14:20【天気】晴れ,2008/12/20(土)8:00-8:30【天気】晴れ,2008/12/29(月)10:50-11:30【天気】晴れ,2009/1/4(日)12:00-12:30【天気】曇り,2009/1/17(土)7:30-8:15【天気】晴れ
【場所】鳥の海,周辺田圃
【種名】アビ,オオハム,カイツブリ,ハジロカイツブリ,ミミカイツブリ,アカエリカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ウミウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,トモエガモ,ヨシガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,アメリカヒドリ♂,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ホオジロガモ,カワアイサ,ミサゴ,トビ,オオタカ,ノスリ,チュウヒ,ハヤブサ,コチョウゲンボウ,チョウゲンボウ,オオバン,イカルチドリ,シロチドリ,タゲリ,ハマシギ,ミユビシギ,クサシギ,イソシギ,ユリカモメ,ホイグリン系カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,シロカモメ,カモメ,ウミネコ,ウミスズメ,キジバト,カワセミ,コゲラ,ヒバリ,ハクセキレイ,セグロセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,ツグミ,ウグイス,シジュウカラ,メジロ,ホオジロ,カシラダカ,オオジュリン,アオジ,カワラヒワ,ベニマシコ,シメ,スズメ,ムクドリ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(28科78種)
【備考】今シーズンの鳥の海のカモメは,セグロカモメが例年になく多く越冬していた。多いときは15羽を数えたときもあった。シギチはミユビシギとハマシギがあわせると150羽+越冬している。ミヤマガラスはだいたい例年通りだが,初めて見た頃は9月下旬とか10月初旬とかもあったが最近は10月中旬前後で見ることが多い。コクマルガラスは以前は少数見られたこともあったが,新田地区の群れではここ数年見たことがない。ハイイロチュウヒも来ているようだが,まだ見ていない。コチョウゲンボウは例年,いちごハウス付近でよく見かける。鳥の海は鳥もいるし,はらこ飯やホッキ飯,シャコ飯などおいしいし,温泉も立派なって,気候もいいし,本当によいところだ。
【写真】
  
■11/15ミヤマガラスの群れ。今シーズンのミヤマガラス初認は10月の26日の週で鳥の海と大郷町でそれぞれ300羽前後確認した。/12/20早起きは3文の得のカワセミ♀。マリーナを見て鳥の海外周路すぐのところの堤防にちょこんと立って餌をねらっていた。1mくらい離れたところにいつもいるイソヒヨドリのペアがいて,うまくすると3ショットだったが,カワセミにねらいを絞って撮影した5枚撮ったところで,反対側から軽自動車がブーッと走ってきて,カワセミは飛んでいってしまった。残念!
  
■11/15 10月下旬からいついているホシハジロの♀がいて,この日はカニと格闘していた。カニを捕まえたのはいいが,カニもさるもの,そう簡単には食べられず,はさみでホシハジロのまぶたを挟んで,それは痛そうだった。ぐるぐる激しく回りながら,何とか加え直したが,今度は嘴の付け根を挟まれてまた痛そうにぐるぐる回る。2分以上格闘し,やっと嘴の中に収まったのであった。/11/22ハジロカイツブリ冬羽
  
■12/6,20カンムリカイツブリ冬羽。カンムリカイツブリは大学時代はあこがれの鳥だった。確か韓国の漢江で夏羽を初めて見て感動したが,そのうち,県内でカワアイサとともに飛来数が増えてきて,今ではすっかり当たり前の鳥でしかも冬羽も夏羽も見られると言うことになってしまったが,大型のカイツブリで何となく子猫のようなかわいらしさがある。
  
■12/20ハジロカイツブリ冬羽。よくやるポーズ/12/29早朝,マリーナの船着き場で足輪をしたハマシギが1羽群れから離れてしきりに採餌していた。途中,上空をハヤブサが飛び,思わず姿勢を低くした。目の前にレンズを構えたでっかい人間がさっきから1mくらいの距離にずっといるのにである。それほど,猛禽というのは怖いもののようだ。
  
■12/6防波堤に群れる大型カモメ。飛び立ったのはセグロカモメの成鳥冬羽。2枚目もセグロカモメ成鳥冬羽で目が黄色いタイプで,悪人顔に見える。/オオセグロカモメ第4回冬羽とウミウのツーショット(これは新地漁港の写真。掲載する機会を逸したのでここに載せた)
  
■2009年1/17カワウが獲物を丸呑みしていた。まさに「鵜呑み」だ。発見してから飲み込むまで速すぎて,2枚しか写真が撮れなかった。/ハジロカイツブリの群れ。よく見ると頭部から顔半分にかけて冬羽から夏羽が生えてきている個体が多く見える。
  
  
■2009年1/17 鳥の海から磯浜に行く途中の休耕田で,ここは毎年冬季水を張ってあるので,タゲリがよく見られるところだが,今年は10月下旬頃から,セグロセキレイ,タゲリ,イカルチドリ,それにクサシギの4種類のペアが見られている。タゲリは4~6羽見られることもあるが,道路を挟んで反対側も水が張ってある水田なのでそちらにもいるようだ。毎回,逆光で,写真は諦めていたが,朝早かったので斜光状態で撮影した。クサシギはこのへんでは越冬個体。
  
  
■2009年1/4 今年初めての鳥見だったが,ホイグリン系カモメをやっと見ることができた。おそらく12月末あたりからいたのだろうが,見つけられなかった。お気に入りの黄色のフロートではなくフロートの近くでぷかぷか浮いていたのだが,別に足を見なくても顔とスタイルですぐわかった。初列風切りを見ると換羽が遅くP10がかなり短いのがわかる。


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