私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2024年3月31日(日)鳥の海

2024年03月31日 | 鳥の海

■2024年3月31日(日)11:11-12:56【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、周辺田圃
【種名】キジ♂、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、スズガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、クロガモ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、オオハム、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ハマシギ31+、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ(21科38種)
【メモ】この時期はカンムリカイツブリとミミ・ハジロカイツブリ類は夏羽を見ることが多いが、アカエリカイツブリが夏羽までなった個体は見たことがない。昨年5月に鳥の海の船揚げ場にいたアカエリカイツブリが夏羽だった。ハマシギの群れが船揚げ場に31羽いたが、夏羽に進んでいる個体はまだまだいなかった。漁港内にはハジロカイツブリ、アカエリカイツブリ、それに、2月25日に見たオオハムとは別個体の若い個体がいた。オオハムは下嘴の付け根に黒い羽毛がまばらに生えているが、この個体はまったく黒い羽毛はなかった。背の色も褐色だった。干潟には、この時期見ることが多いヨシガモがいたが、♂は1羽だけで、これから増えるのかもしれない。ミサゴも営巣中で♂♀が巣の上にいた。
【写真】
  
この時期、例年見かけるヨシガモ/カンムリカイツブリ/ハジロカイツブリ
  
アカエリカイツブリ/オオハム幼鳥。2/25に漁港内にいたオオハムはW-S移行個体
  
コサギ/夏羽移行のハマシギだが、腹部の黒い羽毛、肩羽の夏羽と個体差がある
  
これは、まったく腹部の黒い羽毛も肩羽の夏羽もない個体/湊神社の桜


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2024年3月27日(水)・28日(木)

2024年03月27日 | 七ヶ浜・塩釜・松島

■2024年3月27日(水)・28日(木)8:00-9:00【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】多聞山公園、代ヶ崎漁港
【種名】キジ♂、スズガモ+、アカエリカイツブリ1、カンムリカイツブリ+、ハジロカイツブリ2、キジバト、カワウ1、ウミウ2、オオバン8、ウミネコ4、オオセグロカモメ3、ミサゴ1、トビ1、ノスリ1、コゲラ1、ハシボソガラス2、ハシブトガラス1、ヤマガラ1、シジュウカラ2、ヒヨドリ2、ウグイス2、エナガ3、メジロ1、ジョウビタキ♀1、イソヒヨドリ♂2♀1、ハクセキレイ1、マヒワ30+(19科27種)
【メモ】仕事前に、ほぼ1年ぶりに多聞山公園に行ってみた。27日は、カラ類とコゲラ、メジロの混群がいた。大漁桜という早咲きのサクラの下に、マヒワが群れていたが、例によってここは、時間に関係なく犬の散歩の方が多いので、撮影する前に飛ばれてしまい、確かにいましたという枝被りの写真しか撮れなかった。メジロ、ヤマガラ、シジュウカラも似たようなもので、じっくり見ることができたのは、エナガくらいだった。翌日もいるだろうと行ってみたが、全く小鳥がいない状況で、ジョウビタキの♀しか出なかった。これはすごいギャップ。柴犬の散歩をしていた方がいたせいか?ツグミは、公園の芝生や周辺に2日間とも、1羽もいなかった。しかし、桜も眺めもすばらしかった。
代ヶ崎漁港には、昨年同様、オオセグロカモメ、ハジロカイツブリ、アカエリカイツブリがいた。アカエリカイツブリは、カンムリカイツブリ同様、ずっと以前はそれほど多くなかったが、カンムリカイツブリはいまやどこにでもいるし、アカエリカイツブリも昨年あたりから、どこにでもいるようになった。
【写真】
  
エナガ。こちらはもっぱらウメの木。
  
桜の木の下で採餌していたマヒワ/ヤマガラ。こちらはもっぱらサクラで採餌。
  
花粉ヒヨドリ/ジョウビタキ♀/大漁桜
  
ハジロカイツブリ夏羽移行個体/オオバン
  
イソヒヨドリ/網を直していた漁師の近くでじっと待つオオセグロカモメ夏羽/アカエリカイツブリ冬~夏羽移行個体
  
仙台観音が見える/子供の頃一回だけ遊覧船に乗って見た仁王島/27日の月


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2024年3月23日(土)自宅庭

2024年03月23日 | 庭に来る鳥

■2024年3月23日(土)8:25-8:55【天気】曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】自宅庭
【種名】キジバトペア、ヒヨドリ1、シジュウカラペア、ツグミ1、イソヒヨドリ♀1W1、スズメ32+、カワラヒワ5(5科6種)
【メモ】今日は曇りで鳥見はお休み。朝起きると、庭にカワラヒワ、シジュウカラ、スズメが餌台の周りで、地上採餌中。リンゴを持って、枝に刺し、餌台2か所に餌をあげると、スズメたちが集まってきた。家の中に入ってリビングから様子を見ると、1羽もいない。どうしたのかと思ってよく見ると、リンゴにイソヒヨドリ。以前の記事にも掲載したが、イソヒヨドリは、我が家の庭に来る小鳥の中で一番強いらしく、みんないなくなってしまう。ヒヨドリよりイソヒヨドリの方が強い。キジバトは隣の家の敷地でペアで採餌中。最近、朝、よく鳴いている。求愛シーズンか。最近ペアでよく見かけるようになった。せっかく、イソヒヨドリが来たんだからと2階の書斎からR7+500mmを持ってきて、リビングのガラスにフードの先をぴったり当てて、フィルターが一つ増えて解像度はいまいちになるだろうが、逃げられるよりはましと、撮影開始。動画も撮った。その後、出かける時間になって、カーポートに行くと、ヒヨドリが警戒気味に餌台の屋根に乗ってあちこち見渡し、やっかいものがいないのを確認してリンゴの枝に移動して食べ始めた。ツグミが隣の家からやってきたが、無視して外出したのだった。
庭で可愛いのは、朝起きると、カワラヒワ、スズメ、シジュウカラが地上採餌している姿。特に、シジュウカラとカワラヒワはかわいい。この日は午後、雪混じりの小雨だった。庭に来る小鳥もいろいろ見ているとドラマがあっておもしろい。
【動画】
餌台のイソヒヨドリ♀1W
【写真】
  
イソヒヨドリ♀1W/こっちにも餌がありますという余裕のキジバト♂
  
度胸のあるスズメ1羽が最初にやってきた/迷惑なヒヨドリ。明日は来なければいいなとか思っているかも。


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2024年3月22日(金)南三陸漁港

2024年03月22日 | 南三陸漁港

■2024年3月22日(金)10:16-12:07【天気】晴れ【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】追波川河口、大室・小室漁港、波伝谷漁港
【種名】オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ウミネコ、ワシカモメ、オオセグロカモメ、トビ、チュウヒ♀成鳥1、ノスリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(14科34種)
【メモ】コオリガモを見た後、今シーズン最後の南三陸漁港巡りをした。震災以前は、北上川(追波川)沿いの広大なアシ原に、ノスリやチュウヒがよく飛んでいたが、震災後、ノスリは若干見たことはあったが、チュウヒは全然見ていなかった。今日は、以前もよく見ていた新北上大橋付近でチュウヒの成鳥♀を見た。追波湾は、クロガモ、ハジロ・ミミカイツブリの大群の姿は全く見えず、これは震災前から同じだが、川沿いにオカヨシガモ、ヒドリガモ、スズガモ、カワウはいる。土手には以前、タヒバリがいたが、最近はよく探さないためかもしれないが、あまり見たことはない。大室・小室漁港には、最近どこの漁港にもいるアカエリカイツブリがいた。クロガモも3羽、ワシカモメの夏羽がいた。波伝谷漁港は同じく、ワシカモメ。最近、パッとしないのは相川漁港だ。志津川湾にはコクガンの姿はなかった。
【写真】
  
チュウヒ♀成鳥。以前はアシワラ上を複数羽が飛んでいた。
  
ウミネコ、オオセグロカモメ、ワシカモメ。ワシカモメは完全夏羽
  
ヒドリガモとオカヨシガモ♀/ウミアイサ♂/アカエリカイツブリ冬ー夏移行個体
  
クロガモ♂/イソヒヨドリ♂/ヒドリガモ


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2024年3月20日(水)・22日(金)・30日(日)野蒜海岸

2024年03月20日 | 奥松島・野蒜

■2024年3月20日(水)・22日(金)・30日(日)【天気】晴れ、22日曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口、野蒜海岸、洲崎、宮戸島
【種名】キジ♂1、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、クロガモ、コオリガモ♂1、ホオジロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、シジュウカラ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(21科44種)
【メモ】昨年末の29日にコオリガモがいるのを見つけてから、その後、どうなっているか気になっていたが、スズガモの群れに混じっているという情報をいただき、行ってみた。ここでは2回目だが、どうやら他の年にも来ているようだ。
一番の関心事は換羽だったが、写真で12月29日と比較してわかるように(同じ個体ならの話だが)、嘴はピンクの斑が不明瞭だったのが、ピンクになり、耳羽の黒斑がはっきり大きくなったが、他はというと、あまり変わらず、特に特徴的な長い肩羽は、白のまま。いったいこの個体はどうなってるの?という、自分の乏しい知見ではわけのわからない個体だ。1年目ではないという話も聞いているが、よくわからない。それにしても、写真に掲載してあるが、肩羽があんなに長いカモは、他にいるんだろうか?飾羽の一種みたいな感じだ。羽ばたいて、肩羽が目立つなどというのはあまりないのではないだろうか。
というわけで、コオリガモは北海道に行かなくても、時々やって来るので、数は1羽とかだが、県内で観察できるカモだ。夏羽を見たいなら、稚内の3月、4月と探鳥地ガイドには書いてあるが、最近はどうなのだろうか。それから、スズガモの群れに混じっていると、よく見ないとわからない。以前いたコスズガモは、さらにわかりにくかった。以前ホシハジロの群れに混じっていたオオホシハジロの♂もぱっと見では、わかりにくかった。これも以前情報をいただいて見に行ったアラキンは、1羽だけ離れていたので、探すのはそう難しくはなかった。
来年は何が来るのか楽しみだ。ちなみに12月29日に見て、3月20日(水)・22日(金)はいたが、30日(日)にスズガモの群れはいたが、コオリガモはいなかった。日曜日で釣人が多かったので、その日はいなかっただけかもしれない。
【動画】
▶スズガモの群れに混じり川にいるコオリガモの羽ばたき
▶川にいるコオリガモ背眠から一瞬起きる
【写真】
  
12月29日撮影/3月20日撮影
  
羽ばたき
  
コオリガモ/ハジロカイツブリ/ホオジロガモ
  
ホオジロガモ/ミサゴ/コオリガモ
  
3月22日撮影。羽ばたくと長い肩羽が目立つ
  
時々、スズガモに追われていた/ハジロカイツブリ。ミミカイツブリは河口より海上にいる。
  
ノスリ/キジ♂


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2024年3月17日(日)閖上漁港

2024年03月17日 | 閖上漁港

■2024年3月17日(日)14:27-14:47【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】閖上漁港、名取川河口
【種名】ヒドリガモ、アメリカヒドリ、クロガモ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ハマシギ++、ウミネコ、ミサゴ、ツグミ、ハクセキレイ(8科12種)
【メモ】鳥の海からの帰り、途中、閖上漁港と名取川河口に寄った。土手に上がって、双眼鏡で見ると、ヒドリガモとアメヒが見え、その横の砂地にハマシギの群れがいたので、土手を降りて車からレンズを持ち出し、土手に上がったら、ハマシギの群れは消えていた笑
【写真】
  
クロガモとハジロカイツブリ/アカエリカイツブリ
  
アメリカヒドリ。嘴の基部が黒い。♀はいなかった/ミサゴ


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2024年3月17日(日)鳥の海

2024年03月17日 | 鳥の海

■2024年3月17日(日)9:24-13:22【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、阿武隈川南岸・北岸・沖、周辺地域
【種名】キジ♂、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、(トモエガモ)、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ビロードキンクロ8+、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、(シロチドリ)、ハマシギ66+、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ウミスズメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン(21科42種)※( )内は、情報。
【メモ】最初に、阿武隈川北岸沖で、ビロキンやクロガモを見た。ビロキンは潜水して、海底の岩場などに付着している貝類を食べているようだった。いるようだったというのは、写真でわかったからで、以前、名取川河口でビロキンが潜水して貝を丸呑みしたり、釣師浜漁港で、コスズガモが岸壁近くに潜って、今日の成鳥♂が食べていたような”ごたごた”がくっついているのを食べていたのを、眼下に見たのとは違って、直接の観察ではないからだ。それから、小鳥フィールドを回ったが、いることはいるが、近くに来ないので、ウミスズメを見に行った。その後、シギチを見てから、フラミンゴに行って、昼食にホッキ飯弁当とアサリ入りあら汁を食べた。食べているうちに、阿武隈川河口で川の岸すぐ近くにビロキン♂がいるというので、すさまじい砂嵐の中、見に行った。結局、砂嵐に負けて、自分が行くまで待っていてくれた鳥友のS氏と、車まで戻り、この日は終わりになった。シロチやトモエガモはS氏情報で、感謝だ。3月も中旬を過ぎているのに、まだまだ、ビロキンやウミスズメはいる感じだ。ちなみに最近、どこに行ってもアカエリカイツブリがいて、近くで観察できる。カンムリカイツブリのようになるのか。
【写真】
  
ビロードキンクロの♂成鳥と幼鳥。貝を食べている。
  
ビロードキンクロ♂
  
ウミスズメ/明らかにウミアイサが捕る魚を狙っているユリカモメ
  
ハマシギ冬羽だが、肩羽から少しずつ夏羽が生え始めている
  
アカエリカイツブリ冬羽から夏羽移行中/ホオジロガモ♂/強風砂嵐の阿武隈川を飛ぶクロガモ。


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2024年3月13日(水)鳥の海

2024年03月13日 | 鳥の海

■2024年3月13日(水)9:09-12:42【天気】曇り小雨【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、阿武隈川河口北岸・南岸沖、周辺耕地・荒れ地
【種名】キジ♂2、オカヨシガモ♂1、ヒドリガモ++、マガモ+、カルガモ++、オナガガモ+、コガモ+、スズガモ++、シノリガモ♂2♀1、ビロードキンクロ+(♂成鳥はなし)、クロガモ++、ホオジロガモ♂1、アカエリカイツブリ+、カンムリカイツブリ++、ミミカイツブリ+、ハジロカイツブリ+、カワウ、ダイサギ、オオバン、ウミネコ、オオセグロカモメ、ウミスズメ++、ミサゴ、トビ、ハイイロチュウヒ幼鳥、ノスリ、チョウゲンボウ♀、ハヤブサ若、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(オオでない)、シメ、ホオジロ、カシラダカ、シベリアジュリン、オオジュリン(21科44種)
【メモ】天気は良くなかったが、鳥の海に行ってみた。いつも、見ている阿武隈川北岸沖に、漁船が数隻操業し、その前の方にクロガモ、ビロキン、ウミスズメ、カイツブリ類がいたが、アビ類はいなかった。アカエリカイツブリは数が多く、沖の他、漁港内にも2ペアが入っていた。昔は、アカエリカイツブリは、まあまあ、多少数が少なかったが。最近は鳥の海や閖上では港内にも入り、あまり珍しくなくなった。次に、小鳥ウォッチングでいつものエリアを回ると、運よくオオジュリン、コジュリン、シベリアジュリンを見ることができた。20羽以上いたが、なかなか近くに止まってくれない。いつも遠くに行ってしまうと無視していたが、今日は、数羽が車から肉眼で見えるところに止まってくれた。1回目は例によってヘリの音で逃げてしまったが、時間をおいて、もう一回回ると、近くに止まってくれたのでラッキーだった。カシラダカは早しの方にたくさんいたが撮影しなかった。前にコホオアカを見たので、極端に珍しいのを除いて、全部見たことになる。見て帰ろうとしたら、いつもいるハイチュウ幼鳥が、小雨の中、近くを悠々と飛んでくれたのがシメになった。
【写真】
  
ミミカイツブリ/ビロードキンクロ♀ad/ウミスズメ
  
クロガモ/色彩が茶色いハジロカイツブリ/アカエリカイツブリ
  
ホオジロ♀、♂、♀
  
遠くにいたオオジュリン。別の個体が近くに止まった。♀AdW
  
シベリアジュリン♂AdWが、かなり近くに止まってくれたのでたくさん撮影した。
  
シベリアジュリン♂AdW

  
さらに、頭の黒いコジュリン♂AdWが見えたので何とか撮影。
  
ヒバリ/キジ♂
  
最後に運転席側を見ると、暗色虹彩ハイチュウ幼鳥が飛んでいた。今日は、逆光にならず撮影できた。


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2024年3月10日(月)蕪栗沼

2024年03月10日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2024年3月10日(月)12:30-17:30【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500mmL EOSR5+RF16mmSTM
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、切伏沼、周辺田圃
【種名】マガン、シジュウカラガン、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ヘラサギ、クイナ、オオバン、ミサゴ、トビ、チュウヒad♀1、ハイイロチュウヒ♀2、オオタカ若、ノスリ、アカゲラ、モズ、オナガ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン(19科39種)
【メモ】オオカラモズもトラフズクも見当たらなくなった春近い蕪栗沼周辺だった。シジュウカラガンとマガンの小群はまだ滞在しているようで、夕暮れの戻り雁の中に、マガンと違って、隊列めちゃくちゃのシジュウカラガンの群れも2,3見た。沼にはクロツラヘラサギがいなくなり、冠羽がだいぶ伸びたヘラサギがダイサギと飛び回っていた。巨大なコイを捕まえたミサゴを、ノスリとオオタカ若が追っていたが、どうなったことか。アメリカコガモがいると教えられて必死で見たが見つけられなかった。ハイチュウは17時30分になっても♂が出ず、暗くなってきたので打ち切りにした。
【動画】
吹雪の中のシジュウカラガンペア
【写真】
  
蕪栗沼周辺の風景。沼内部や周辺で、以前から灌木が枯れたり倒れたりしている。

  
金目マガン/シジュウカラガンのペア。家族でなくても、しっかり見張りを務めていた。
  
カシラダカ♀とキジ♀/モズ
  
これは大きいコイ/なぜかみんなこっちを向いていたが、アメリカコガモは見つけられなかった/冠羽が伸びたヘラサギ
  
ダイサギと争いながら飛んでいた/ハイチュウ♀。今回はこれで終わり。


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2024年3月2日(土)南三陸漁港巡り

2024年03月02日 | 南三陸漁港

■2024年3月2日(土)11:23-13:16【天気】晴れ曇り、風雪【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】志津川、波伝谷、相川、大室、追波川河口
【種名】オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、スズガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ++、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、ヒメウ、ウミウ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ウミネコ、セグロカモメ2、オオセグロカモメ、トビ、オオタカ、ノスリ、ハシボソガラス、ヒバリ、ツグミ、イソヒヨドリ、スズメ(11科29種)
【メモ】羅臼ですばらしい光景を見ることができたが、シロカモメには1羽も会えず、またまたカモメ不足症候群になった。そこで、南三陸に行ったが、セグロカモメが2羽だけだった。コクガンは見た限りでは姿は見えなかった。相川漁港は何もいなかった。大室漁港に着いた時、向こうの杉山から、大量のスギ花粉が飛び、急いで車に戻った。ここもウミネコとオオセグロカモメだけだった。追波川河口には、例年のハジロカイツブリとミミカイツブリの混群がいるはずだが、3群ほど大きな群れがいたが、ほとんどハジロカイツブリで、ミミカイツブリは1~2羽というところだった。ワシは来週あたり、風が強ければ、朝から行ってみようかと思っている。
【写真】
  
セグロカモメだ成鳥夏羽移行個体と第4回冬羽/第3回と第4回のオオセグロカモメ
  
第4回がいない/ここで営巣しそうな感じ/もふもふのオオセグロカモメ。嘴にちょっと黒斑があるので第4回かも。
  
ヒドリガモ/クロガモ/昔はこの景色をオオワシが飛んだものだが。
  
ハジロカイツブリとミミカイツブリの混群、と言ってもミミカイツブリは2羽。この群れを見ると春の予感だが、このあと風雪になった。


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