私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

先週土曜日の鳥の海。浜にはメダイの群れとトウネン。その前に行った時には、ムナグロも。北側の渚にミユビシギ。前回と同じ。

2024年10月6日(日)石巻雲雀野

2024年10月09日 | 石巻雲雀地区

■2024年10月6日(日)12:25-12:51【天気】曇々り(どんぐもり)=より暗い曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】コガモ、カワウ、クサシギ幼1、キアシシギ幼2、イソシギ幼1、トウネン幼3、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ヒバリ、ハクセキレイ(8科12種)
【メモ】江島の帰りに立ち寄った。珍鳥が出る時期でもないが、せめて何かシギがいないかとかすかな希望で行ってみた。シギチは上述した4種7羽だった。フィールドは、ブルがあと一押しで池がなくなるまでになっている。9月にちょっと立ち寄った時には、昔、池のあったところで、オオジシギが数羽いたが、今日は何もいなかった。
【写真】
  
クサシギ/コガモ/イソシギ
  
トウネン
  
キアシシギ/キアシシギ2/コガモ


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2024年10月6日(日)江島・航路

2024年10月07日 | 江島・航路

■2024年10月6日(日)6:54-11:59【天気】小雨・暗い【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500L ISO1600
【場所】女川港~出島・寺間・江島航路、江島
【種名】クロガモ(初認)、キジバト、カワウ、ウミウ、アマツバメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、メジロ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ(13科15種)
【メモ】5日(土)に鳥の海に行ったら雲が低かったせいか、アマツバメの幼鳥がたくさん飛んでいた。江島はアマツバメが繁殖しているので、もっとたくさんいるかなと思って出かけた。また、週末は、昨年同時期の仙台苫小牧航路と苫小牧研究林、羅臼鷲の宿、ネイチャークルーズということで、R5Ⅱ+100-500で、上下左右に揺れる船の上からのAF撮影、高いISO感度での画像を確かめる目的もあった。もっともISO3600、シャッタースピード1秒の写真なら、蔵王でたくさん撮影したが。
さて、女川港を出港し、港内でウミネコが魚を捕まえるシーンを連写したが、AFはばっちりで、今までのようにピントが合わないのでたくさん撮影する必要もなく、ファインダーにウミネコを入れてから最初の2枚でOKになった。港の防波堤を出て、女川湾を進むと、津波で被害を受けた杉林が見えるが、林立する枯木は、津波の高さを想像させる。途中、左右に出島大橋、原発、正面に笠貝島を見て進むが、何しろ最近同じで、まったく海鳥が出ない。そうこうしているうちに、笠貝島を左舷に船は進路を江島に向け、あっという間に港についてしまう。何しろ、この連絡船のスピードは21ノットらしく、かなり速い。途中、ウミネコやウミウが海面に浮いているのがあっという間に後ろの方になったりするシーンや、それらが、近くや遠くを飛んでいるのを撮影した。何しろ、写真を撮るような明るさではなく、小雨にしぶきという最悪のコンディション。AFはすぐに合焦するが、船が上下に急激に動いた時には、被写体から容易にピントが外れるということがわかった。というより、追いかけていた被写体が、ファインダーから急にいなくなるのだから、これは致し方ない。島に上陸し、さっそく旧校舎から足島の見えるところに行ってみたが、以前よりも草木が茂り、見えなくなっている。ちょうど、仙台港に向けて金華山を間もなく通過する太平洋フェリーの「きそ」がやってくるのが見えた。反対側からは大洗から苫小牧に向かうサンフラワー。5月に金華山沖で海鳥を観察し、帰る頃にこの2隻に出会う。と言いつつ鳥はハヤブサ成鳥とメジロしかいない。あとはヒヨドリくらい。アマツバメが10数羽小雨の空を舞う。江島漁港南岸壁に降りる道の途中で、メジロの大群と言っても10数羽だが、今日の見た鳥では多い分。撮影したらどういうわけが、ISO10000の1/5000になっていて、びっくりした。ずっと1600で撮影していたのだが。いろいろやっているうちに動いてしまったらしい。あまり気にせず、防波堤の上でゆっくり、おにぎりを食べ、また、とぼとぼ歩いて戻った。そして、それから、畑めぐり。アマツバメを見る少し前に、以前観察した場所にいた鳥がいて、側溝を遠くから慎重に見つつ、歩いていたのだが、前回の場所で、急に上から一気にふわっと飛んで、向こうの畑の方に降りて行った鳥がいた。どうやら、上の低い枯れ木に止まっていたらしい。側溝ばかり見ていたので、上は全く気が付かず。そう言えば、以前飛島の校庭で、ふと気配を感じて振り返るとそこに止まっていたというのがあった。すぐに、下の畑に直行したが今回は見つからない。別の場所に降りたのかもしれない。まあ、成田でばっちり見ているので、まあ、いいやと思い直し、さきほどは、所定のコースの南岸壁に降りて言った次第。しかし、現在は畑巡り。側溝付近も2回行ったが結局出会えなかった。写真は3枚すぐ撮影したが全く写っていなかったので、今回は正式な記録はなしとした。残念、悔しい気持ちでいっぱいだった。でも成田の写真があるからと諦める。
さて、船を待っている間、笠貝島方面の沖を見ていると、今季初めてクロガモの群れが南下していくのを見たのはよかった。他は、特に何もなく、雨も一層激しくなり、待合室に入った。帰りの船は出島大橋をまた見た以外は、特に何もなかった。そのうち、また見に行くかもしれない。ああいう鳥はちょっとでもぱっと撮影できればいいのだけれど。残念。
【写真】
  
魚を捕まえたウミネコ/津波の被害を受けた杉林/太平洋フェリー
  
ハヤブサ/旧小学校/足島
  
アマツバメ/どういうわけかISO10000メジロ
  
ISO800にして、イソヒヨドリ/再び1600でミサゴ
  
ハクセキレイ/畑巡り/オオセグロカモメ
  
クロガモ/ウミウ/開通を待つ出島大橋
 
ウミネコ。背景の荒れはあまり目立たない/笠貝島


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2024年10月1日(火)蔵王

2024年10月01日 | 宮城蔵王

■2024年10月1日(火)3:50-8:37【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR5+RF16
【場所】蔵王エコーライン・ハイライン、馬の背、御釜、澄川
【種名】ホシガラス4、ヤマガラ2(2科2種)
【メモ】10月10日前後、マヒワとアトリの渡りが御釜周辺で観察できるので、少し早かったが、今後の予定もあるので、行ってみた。9月は天候不順で、1回も蔵王には行っていない。10月でもイワヒバリは馬の背、御釜の断崖にいるので、こちらも見たかった。しかし、見たのは、2種だけ。ヤマガラ2羽はレストハウスのところ。いつものコースを一周し、まあ、いないとは思ったがいつもの場所で休憩しながら、出るのを待っていたがでなかったので、下山。種類不明の小鳥は3,4羽ハイラインやエコーラインの道路沿いにいたが、道を横切って灌木に入ってしまうので識別不能。ホシガラスは、今シーズン馬の背やリフト付近では観察していないが、今日も同じ。やっと賽の河原と澄川に戻って4羽。しかも、たまたま車から降りたところに道路を横切って飛んできたのを撮影しただけ。そのうは大きく膨らんでいた。あとは、何も出ず。まあ、待っていれば何かしらは出たと思うが、明日からは勤務なので、早々に下山した。
 ということで、鳥はちっとも出なかったが、紫金山・アトラス彗星は見ることができた。夜明けの写真の撮影は、いつも駒草平の駐車場だが、今日は夜明け前に到着し、満天の星空で、オリオン座あたりを見ると、自宅で見るのとでは当たり前だが星の数が違う。今度は、もっと早く行って、簡易赤道儀も持っていかねば。さて、彗星の方だが、すでに到着して観察していた方に、どこに見えるのかや、カメラの設定も教えていただいて、撮影できた。見慣れると、尾は肉眼では見えないが、先端は眼鏡をかけるとかすかに見えた。いつも撮影している風景の中に月と彗星が配置されて、最高だった。写真は素人なのでいまいちだが。今日一日、R5Ⅱ+100-500で、ほとんどのシーンは撮影できた。これは、各段にいいカメラです。
【写真】
<R5+16mmSTM>
  
オリオン座あたり?/朝焼けの御釜周辺
 
御釜と不帰の滝
<EOSR5Ⅱ+RF100-500L>
  
ナナカマドと紅葉/御釜/エゾオヤマリンドウ
  
ヤマハハコ/ナナカマド/シラタマノキ
  
ヤマガラ/そのうが膨らんで重そうなホシガラス
<EOSR5Ⅱ+RF100-500>アップスケーリングしたものと、そのままのを縮小
  
アップスケーリング→1080×1280→トリミング1980×1080
  
蔵王スカイライン雲海/夜明け/月と彗星。人工衛星多過ぎ。
  
ISO3200 1秒 100mm F4.5
 
ISO3200 1秒 500mm F4.5
※鳥も星も花も風景も、その他も全部JPGで撮影して(トリミング)FullHD縮小しています。


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