私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

元旦の化女沼シジュウカラガン飛び出しは、飛び出す頃に目が覚め、なし。明日はないので、3日頃にでも行くかな。

2024年10月14日(月)仙台航路

2024年10月30日 | 仙台-苫小牧航路

■2024年10月14日(月)5:40-8:01【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】陸前高田沖~網地島沖
【種名】コアホウドリ成鳥2、オオミズナギドリ+++、ウミウ、ヒメウ、ウミネコ+++、オオセグロカモメ(4科6種)
【メモ】陸前高田沖で夜明けを迎えた。ウミネコと、オオミズナギドリが飛んでいる。6時を過ぎて大島沖と志津川湾沖で、コアホウドリ成鳥が1個体ずつ観察された。ウミネコとオオミズナギドリは、それほど多くはないがずっと出ている。ウミネコとオオミズナギドリの大群が出るようになったのは、追波湾沖から足島沖で、金華山まで来ると、かなり少なくなり、島を廻って網地島、田代島沖は何も出ない状況だった。クロアシアホウドリは全く見ることができなかった。コアホウドリが2羽だけだが見ることができたので、今回はこの辺りでもせめて1羽くらいは見られるかと思ったが、いなかった。ハジロミズナギドリも見なかった。
【写真】
  
陸前高田沖で夜明け、ウミネコ、フェリー航路よりずっと沖の大型クルーズ船/大島沖コアホウドリ成鳥とオオミズナギドリ/志津川湾沖のコアホウドリ成鳥
  
追波湾沖から足島沖の海域のオオミズナギドリ/金華山小函崎下の大岩の上にウミウ、ヒメウ、オオセグロカモメ、ウミネコ


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2024年10月13日(日)羅臼・尾岱沼・野付半島

2024年10月28日 | 北海道

■2024年10月13日(日)5:23-18:05【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】羅臼・尾岱沼・野付半島
【種名】オオヒシクイ、ヒシクイ、コクガン、オオハクチョウ、ヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、シノリガモ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、ウミウ、アオサギ、タンチョウ、オオバン、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、ハシブトガラス、ヒバリ、スズメ、カワラヒワ(12科22種)
【メモ】今回の北海道探鳥の一番の目的にしていた羅臼クルーズは、前日連絡があって、船が出ないということだった。9時出航予定だったので、知床半島沖は風が強く波が高いということらしい。荒れた時に行くととんでもないことになるというのは、金華山沖の海鳥調査で5月と9月の二度経験しているので、出港が難しいということであれば、それは本当に難しいわけだ。ということで、羅臼の宿では、朝食前に、冬季はオオワシ、オジロワシでいっぱいのサシルイ川まで行き、オジロワシ3羽の写真を撮影し、海はシノリガモの群れを見て、ゴジラ岩を見学して、宿に戻って朝食。すぐ出発して、尾岱沼に向かう。飛雁川の橋でオジロワシ成鳥が飛んできて、木に止まったので撮影した。さらに進んで春別川の橋の上からタンチョウのペアを見て、引き返し、途中、野付半島の方を見ると、オオハクチョウの群れが遠くに見えた。野付半島には、渡りの後半とは言え、多くの鳥がいた。ネイチャーガイドの方に聞くと、シギチも1000羽以上いるということで、そこに行ってみたが、あいにく干潮で、シギチは別の場所にいるようだった。コクガンもナラワラ付近にいるということだったが、シギチを見に行った時に沖の方を見ると、コクガンの大群が半島の先端の方に飛んで行くのが見えたが、ピントは合わなかった。けっこう暖かく、逆光で、しかも大気がもあもあ状態だった。ネイチャーセンターの観察リストを見ると、朝から晩までいれば、かなりの種類のシギチや他の鳥が見ることができたようだ。今回は、初めて、10月中旬に北海道に行ったが、これで船が出れば最高の季節のようだ。飛行機で行って、1泊目は羅臼でシマフクロウの親子とクルーズ、2泊目は尾岱沼に宿泊すれば、野付半島や周辺でかなりの鳥が見れそうだ。最後は、飛行機で新千歳に移動し、苫小牧西港で、紫金山・アトラス彗星がフェリーの上に見えるのを撮影して終了した。
【写真】
  
鷲の宿のカワガラス/オジロワシとサシルイ川
  
シノリガモ/ウミウ・オオセグロカモメと国後島
  
冬に乗ってまたこれに乗るはずだったが/羅臼川上空のオジロワシ。近かった。車から降りて撮影。しばらく旋回してくれた。
  
飛雁川のオジロワシ/春別川全景、奥の白いのがタンチョウ
  
春別川の探鳥/野付湾のオオハクチョウ/ナラワラのタンチョウ
  
エゾシカ/ヒシクイがほとんどでオオヒシクイも混じっていた/ハジロカイツブリとミミカイツブリ

紫金山・アトラス彗星


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2024年10月12日(土)・13日(日)羅臼

2024年10月26日 | 北海道

■10月12日(土)・13日(日)19:40-21:54/3:46-4:33【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500 R5+16STM
【場所】鷲の宿
【種名】シマフクロウ♂♀(1科1種)エゾシカ、キタキツネ
【メモ】根室中標津空港から鷲の宿に到着したのは、19:30頃で、空港から羅臼まで、初めて夜道を走ったが、何回も通っている道なので特に問題はなかったが、あとで聞くと目的としていた幼鳥と親3羽は17:30に生け簀にやってきたという。結局、今回は♂♀は見たが、幼鳥は見ることができなかったので、また来年行かなければならなくなった。
さて、到着してすぐに観察舎の指定席に座り、軽量三脚にカメラレンズをセットして、シマフクロウが来るのを待った。と思ったら、10分くらい過ぎてからふと見たら生け簀に♂がいる。この♂は、ライトから少し離れた上流の木に止まったあと、渓流の岩の上に降りて、そこからドボンと生け簀でない川の流れに入り、かなり、動き回って魚を捕まえようともがいていたが、結局、捕まえることができず、また、岩に上がり、そこから、枝に移動していた。動画で録ればよかったが、渓流に入って魚を獲ろうとしているのは、初めて見たので、つい、撮るよりは見てしまった。それから、何度か生け簀に行って魚を捕まえては食べていたが、もう何回も見たシーンだったので、下流に飛んでからは、いったん寝ることにした。何しろ、フェリーは朝が早いし、鷲の宿は夜がメインで寝不足になる。日付が変わって、3時過ぎに起きて観察舎に入ると、♂♀がいた。♀は近くの川岸にいて、大きく見える。♂は生け簀だが、一緒にいないで、対岸にいるのは初めて見た。ここに幼鳥がいればよかったが、結局見ることはできなかった。♂がそのうち上流の枝に止まったので、そう言えば彗星を撮影した時のように撮ればいいのかと思い立ち、ISO3200、F7.1、1”6の蔵王彗星撮影と同じ設定で、途中からは、セルフタイマー2秒でたくさん撮影し、「動かないでよ!」とか言って撮りまくったが、何枚かは、シマフクロウが動かず、細い羽毛がきっちり写っているのがあった。彗星より偉い。動かないのだから。これがEF500ⅡF4レンズだったら、もっときれいに撮れたろうなと思うが、前回、せっかく2本レンズを持って、何とか飛行機に手荷物で乗れたのに、アダプターを忘れて、EF500Ⅱは単なるお荷物になったトラウマがあるので、今回はR5Ⅱだしということで、持ってこなかった。来年、もう一度チャレンジだ。
【動画】シマフクロウ♂ ※ハイフレームレートの動画をたくさん撮影したが、ファイルサイズが1Gとか大きくて、今のところ掲載不可。
【写真】
  
星景色と照明灯/生け簀の♂
  
飛ぶところ/真っ暗な木に止まったので、最大ISO51200にしたら、姿が浮かんできた/少し見える木
  
渓流の石の上に降りて川に飛び込み、10秒くらいじゃばじゃばやっていたが、捕れず、石に上がってまた木上に。
  
ふと気づくと目の前に♀。♂と違ってかわいい/後ろにエゾシカ/やや明るいので彗星撮影設定で撮影
  
シマフクロウは動きはするが、止まるとちょっとは動かない。♂だがちょうど足環が枝に隠れて見えない/これは足環がないので♀


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2024年10月25日(金)大沼・赤沼

2024年10月25日 | 大沼・赤沼

■2024年10月25日(金)14:22-15:20【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】大沼、赤沼、園芸センター
【種名】マガン8、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、カンムリカイツブリ成鳥冬羽2+、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、トケンSP、セイタカシギ幼羽♂1、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス+++、ミヤマガラス++、ヒバリ、ヒヨドリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、オオジュリン(19科31種)
【メモ】蒲生から大沼に来てみると、コハクチョウとオオハクチョウ、それにマガンがいた。さらに先々週田んぼにたくさんのハシボソガラスがいたが、今日も同じ場所に大群がいた。その手前の電線に、見慣れた立ち姿のミヤマガラスの群れが止まっていた。ということでミヤマガラスは今日が初認だった。もっと前から来ていたとは思うが。園芸センターの中は特にめぼしい鳥はいなかったが、一回りバラとコスモスのきれいな風景を楽しめた。赤沼に行って、シギチを探したが見つからず、セイタカシギが1羽いただけだった。大沼は、ハクチョウの数が多くなり、すっかり秋らしい風景に変わっていた。
【写真】
  
ミヤマガラス
  
コハクチョウとマガン
  
コハクチョウの一家族とマガン/大沼の風景、ハクチョウが多くなった/オオハクチョウ
  
カンムリカイツブリの成鳥ペア/チョウゲンボウ
  
足を負傷しているのかもしれない/オナガガモの大群/セイタカシギ幼羽♂と思われる。ちょっと遠かったのでアップスケーリング画像


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2024年10月25日(金)蒲生海岸

2024年10月25日 | 蒲生海岸

■2024年10月25日(金)13:27-13:59【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】蒲生干潟、砂浜、海岸、七北田川河口
【種名】ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ホウロクシギ幼羽1、トウネン幼羽1、ハマシギ幼羽から冬羽2、オオセグロカモメ第3回冬羽、トビ、オオジュリン+(7科13種)
【メモ】今日は勤務が終わってから、天気もいいので蒲生・大沼に寄ってみた。蒲生は潮がこれから満ちるという時で、河口干潟はまったくなかったが、中の干潟は十分出ていた。前回来た時にいたキョウジョシギの群れはなく、またコオバシギもいなかったが、ホウロクシギとトウネン、それに見事冬羽がかっているハマシギが2羽いた。他は特にいなかったが、先週蕪栗沼でたくさんいたオオジュリンが、数羽飛んでいた。
【写真】
  
干潟の様子/トウネン/ハマシギ冬の装い
  
ほぼ冬羽ハマシギと、換羽が遅いようなトウネン/マガモ/長期滞在のホウロクシギ幼羽
  
ホウロクシギ幼羽。腰が白くいない。/オオジュリン冬羽/オオセグロカモメ3W

トンボも撮ってみた


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2024年10月12日(土)北大苫小牧研究林

2024年10月25日 | 北海道

■2024年10月12日(土)11:34-12:44【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500 EOSR5+RF16STM
【場所】北大苫小牧研究林
【種名】ヒヨドリ、キバシリ1、ヤマガラ1(3科3種) エゾリス1
【メモ】フェリーで行くと海路海鳥が観察できていいが、苫小牧到着が11時なので、12時の新千歳から根室中標津空港行きには間に合わない。それで、次の便になるが、それで行くと羅臼は19時過ぎ到着となって、シマフクロウ撮影には、ちょっと遅すぎる。そこで、お気に入りの北大研究林ということになるが、何しろ、苫小牧西港から苫小牧駅までタクシー、荷物を駅のコインロッカーに預けて、またタクシー。研究林を見終わってまたタクシーで駅に行き、そこから、新千歳まで特急と南千歳から快速でいくことになる。ここが、今回の問題点。道東に行くなら、仙台空港から行った方が面倒でない。まあ、仕方がないので、研究林をじっくり歩いたが、地元の方も、今日は鳥がいない、早朝、クマゲラが鳴いて飛んで行ったが、鳴き声だけ、と言っていた。そのとおり、小鳥がいない。どうしたことか。ハシブトガラがだいたいいないではないか。シマエナガ、ミヤマカケスも。久々にエゾリスを見ただけで、エゾシカも見なかった。展示室は土曜日で開館、例のカナダ森林オオカミはいたけれども。紅葉は一週間早く来たので、去年ほどではなかったが、本当に空気がきれいで、落ち着ける風景だ。これくらいで、早々にタクシーを呼んで移動した。
【写真】
  
キバシリだが、妙に白っぽい/ヤマガラもこの1羽/エゾリス
  
研究林の風景


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2024年10月12日(土)苫小牧航路

2024年10月24日 | 仙台-苫小牧航路

■2024年10月12日(土)5:36-8:55【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500 EOSR5+RF16STM
【場所】八戸沖~尻屋崎沖~恵山沖 【フェリー】きたかみ
【種名】コアホウドリ成・2若2、フルマカモメ暗色型5、ハジロミズナギドリ++、オオミズナギドリ+++、ハイイロミズナギドリ3、アカアシミズナギドリ1、カナダカモメ幼羽1、セグロカモメ第4回冬羽1+、オオセグロカモメ+、コシジロアジサシ成鳥1、トウゾクカモメ成鳥淡色型1、ヒバリ8+、ビンズイ1(6科13種)
【メモ】R5の2台のうち1台を売ったら23万で、ヨドバシでR5Ⅱを40万円台で買えた。期待していたAFだが、やはり、これまで何回も仙台苫小牧航路を往復したが、一番よくすぐにピントが合って、ピンボケ等で使えない写真がとても少なかった。EOS7Dから7DⅡの時もよくなったと感じ、R5、R7もいいなと思っていたが、R5Ⅱでやっと完ぺきではないが、安心して使えるようになった。つまり、外してはいけない時に、高い確率で撮れるようになった感じがする。R7Ⅱが出れば自分としては言うことなし。
閑話休題、昨年に続き、10月は2回目。昨年は1週間遅れだった。昨年初めて、ハジロミズナギドリをたくさん見ることができたが、今回は何と観光船のウミネコのように並進して飛んでくれたので大きく見ることができた。さて、八戸沖を過ぎたところで右舷デッキに立つと、まずはウミネコ、オオミズナギドリ、コアホウドリが夜明け前に出た。日が昇ってからは、左舷デッキで観察をした。ハジロミズナギドリとオオミズナギドリが途切れることなく飛んでいるが、尻屋崎沖あたりでいったん出なくなり、そこを過ぎるとまた出始めた。そこから、北海道の恵山沖を過ぎる頃まで、ずっといろいろ海鳥が途切れることなく出た。特に、いつもは8:30を過ぎると何もでなくなって、レストランで朝食バイキング、そして着岸まで寝るという生活を繰り返してきたが、今回は、8:30過ぎから出ないはずの海域で、カナダカモメ、コシジロアジサシ、トウゾクカモメ、船並進のハジロミズナギドリの群れなどが出て、危うくこれらの海鳥を見逃すところだった。8:55にはほぼ出なくなり終わりにした。小鳥類はヒバリの群れが北海道から本州に向かい、ビンズイ1羽が反対方向へ飛んで行った。なお、デッキの上には、話題になっているツヤアオカメムシがいっぱい転がっていて、死んでいるのがほとんどだったが、生きているのもけっこういた。
【写真】
  
コアホウドリ若鳥/夜明け/コアホウドリ若鳥別個体
  
コアホウドリ成鳥/ハイイロミズナギドリ/コアホウドリ成鳥別個体
  
オオミズナギドリと左上ハイイロミズナギドリ/オオミズナギドリとハイイロミズナギドリ/最初何だか分からなかったが、要するに全部オオミズナギドリで、右上は形状からアカアシミズナギドリ。
  
これはカナダカモメの幼鳥と思われる
  
カナダカモメ幼鳥/ヒバリ/セグロカモメ3Wとハジロミズナギドリ
  
八戸行きフェリー/ハジロミズナギドリ2とフルマカモメ暗色型
  
ビンズイ/コシジロアジサシ。コシジロというよりは、額が白いのが特徴。
  
コシジロアジサシ/トウゾクカモメ成鳥。水平線近くが似合う海鳥
  
ウミネコ3W/フェリー近くのハジロミズナギドリ
  
フェリー近くのハジロミズナギドリ。遠くから見ると嘴の周囲は白色に見えるが、すぐ近くで見ると羽縁が白いのがわかる。管鼻嘴は複雑。


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2024年10月22日(火)宮城蔵王

2024年10月22日 | 宮城蔵王

■2024年10月22日(水)9:36-10:16【天気】曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、 EOSR5+RF16
【場所】蔵王御釜~賽の河原
【種名】ホシガラス6、ハシブトガラス12+、アトリ6(3科3種)
【メモ】蔵王のアトリやマヒワの渡りが見られる確率の高い先週は、北海道に行っていたため、今日行ったところ、賽の河原から少し上がったところで、前回同様、ホシガラスが飛んだり、採餌していたりする様子を見た。そこから一気に登って御釜を展望台から見て、ハイラインを下り、大黒天付近を下っていた時に、おそらく猛禽が出たので、モビングしていただろうハシブトガラスの群れを見た。モビングが終わり解散状態だったと思われるが、あと5分くらい早ければ、モビングされていた猛禽を見ることができたかもしれない。その後、さらに下ると、運転席側をアトリ6羽が前山方面を目指して飛んで行った。後ろから車が来ていたので、目視だけだったのが残念だったが、証拠写真程度しか撮れなかったと思う。北海道に行っている期間に、アトリを見たという情報もいただいたので、毎年、10日前後に渡っているのはほぼ確実。来年に期待。ただ、羽数は依然と比べると非常に少なくなっている。また、この時期はエコーラインのゲートが8時にしか開かなくなるので、本当は10月5日頃から飛んでもらえるといいのだが、そうもいかない。
※過去の渡り観察記事
2009年10月17日(土)宮城蔵王
2010年10月17日(日)蔵王馬の背
2012年10月8日(月)蔵王
2014年10月11日(日)蔵王
2015年10月10日(土)宮城蔵王
2016年10月15日(土)宮城蔵王(2)(一番の渡り)
2018年9月24日(月),10月7日(日),10月21日(日)蔵王
2023年10月8日(日)蔵王御釜
【写真】
  
前回同様、道路を挟んで行ったり来たりしていたホシガラス/採餌するホシガラス/今日の御釜。
  
不帰の滝/不帰の滝周辺の山塊/振子滝周辺の山塊


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2024年10月12日(土)今日見た海鳥

2024年10月15日 | 今日見た小鳥
■2024年10月12日(土)【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500L
【種名】ハジロミズナギドリとフルマカモメ
【メモ】仕事の関係で土日にならないと北海道の記録がアップできないので、この画像。普通なら噴火湾に入ると海鳥が出ないので、朝食バイキングを食べて、着岸まで部屋でお休みモードなのだが、噴火湾に入ってからも出たのは、初めて。大型カモメ幼鳥の嘴小さくてかわいい顔したのも飛んでいた。同定中。
【写真】


フルマとハジロ。今回の航路では、近い個体が多かった。フェリーがきたかみで、サイズが少し小さいので、海面から近いというのもあるかも。
また、R5Ⅱはピントがびんびん合った。頼もしいやつ。

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2024年10月12日(土)~14日(月)秋の苫小牧航路・道東探鳥行ダイジェスト写真

2024年10月14日 | 北海道

■2024年10月12日(土)~14日(月)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】苫小牧航路、羅臼、尾岱沼
【メモ】シマフクロウ撮影データ:500mm、F7.1、1”6、ISO3200。2秒セルフタイマーで撮影。
【写真】
  
ハジロミズナギドリ/シマフクロウ/カワガラス
 
オジロワシ成鳥/苫小牧港、太平洋フェリー「きそ」デッキより紫金山・アトラス彗星


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2024年7月14日(火)・9月29日(日)・10月10日(木)青葉区西部都市公園池

2024年10月10日 | 青葉区西部都市公園池

■2024年7月14日(火)・9月29日(日)・10月10日(木)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】青葉区西部都市公園池
【種名】マガモ、カルガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、バン、ミサゴ、トビ、ハイタカ、モズ、カケス、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ(12科15種)※周辺地域でサシバ、ハチクマ
【メモ】鳥見の帰り、帰宅する前に寄ることがある池。以前はアメヒで有名だったが、最近は来ていない。今年は、水質もやや改善され、水草が生えすぎ、今日10月10日に行ったら、さっぱり刈り取られていた。バンが池で繁殖しているのは以前からだが、今日見たところでは成鳥♂♀と幼鳥1しかいなかった。前回はマガモもいたが、いなくなっていた。これから、何とかいろいろ来てくれるといいが。
R5Ⅱで撮影していて、最近、どうも写真が黄茶っぽいと思っていたら、何と、ホワイトバランスが、日陰とかになっていた。いつの間に変わったとか言ってもしかたないが、たぶん、2週間くらい前からだったかもしれない。AWBに直しておいた。気づかず北海道に行ってたら大変だった。いよいよ明日の夜は、フェリーで「きたかみ」。帰りは「きそ」なのでOKだが。「きたかみ」2代目になってからは、乗ったことがない。
【写真】
  
マガモ♂エクリプス/カルガモ成鳥♂
  
バン成鳥/カルガモ成鳥♂
  
手前幼鳥と思われる。/バンのペア。後ろが♂と思われる。/手前、♀幼羽
  
バン幼鳥/7月のバンのヒナ
  
7月のバンのヒナ/今日のバン親子と公園池。手前にバン。


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2024年10月6日(日)石巻雲雀野

2024年10月09日 | 石巻雲雀地区

■2024年10月6日(日)12:25-12:51【天気】曇々り(どんぐもり)=より暗い曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】コガモ、カワウ、クサシギ幼1、キアシシギ幼2、イソシギ幼1、トウネン幼3、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ヒバリ、ハクセキレイ(8科12種)
【メモ】江島の帰りに立ち寄った。珍鳥が出る時期でもないが、せめて何かシギがいないかとかすかな希望で行ってみた。シギチは上述した4種7羽だった。フィールドは、ブルがあと一押しで池がなくなるまでになっている。9月にちょっと立ち寄った時には、昔、池のあったところで、オオジシギが数羽いたが、今日は何もいなかった。
【写真】
  
クサシギ/コガモ/イソシギ
  
トウネン
  
キアシシギ/キアシシギ2/コガモ


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2024年10月6日(日)江島・航路

2024年10月07日 | 江島・航路

■2024年10月6日(日)6:54-11:59【天気】小雨・暗い【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500L ISO1600
【場所】女川港~出島・寺間・江島航路、江島
【種名】クロガモ(初認)、キジバト、カワウ、ウミウ、アマツバメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、メジロ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ(13科15種)
【メモ】5日(土)に鳥の海に行ったら雲が低かったせいか、アマツバメの幼鳥がたくさん飛んでいた。江島はアマツバメが繁殖しているので、もっとたくさんいるかなと思って出かけた。また、週末は、昨年同時期の仙台苫小牧航路と苫小牧研究林、羅臼鷲の宿、ネイチャークルーズということで、R5Ⅱ+100-500で、上下左右に揺れる船の上からのAF撮影、高いISO感度での画像を確かめる目的もあった。もっともISO3600、シャッタースピード1秒の写真なら、蔵王でたくさん撮影したが。
さて、女川港を出港し、港内でウミネコが魚を捕まえるシーンを連写したが、AFはばっちりで、今までのようにピントが合わないのでたくさん撮影する必要もなく、ファインダーにウミネコを入れてから最初の2枚でOKになった。港の防波堤を出て、女川湾を進むと、津波で被害を受けた杉林が見えるが、林立する枯木は、津波の高さを想像させる。途中、左右に出島大橋、原発、正面に笠貝島を見て進むが、何しろ最近同じで、まったく海鳥が出ない。そうこうしているうちに、笠貝島を左舷に船は進路を江島に向け、あっという間に港についてしまう。何しろ、この連絡船のスピードは21ノットらしく、かなり速い。途中、ウミネコやウミウが海面に浮いているのがあっという間に後ろの方になったりするシーンや、それらが、近くや遠くを飛んでいるのを撮影した。何しろ、写真を撮るような明るさではなく、小雨にしぶきという最悪のコンディション。AFはすぐに合焦するが、船が上下に急激に動いた時には、被写体から容易にピントが外れるということがわかった。というより、追いかけていた被写体が、ファインダーから急にいなくなるのだから、これは致し方ない。島に上陸し、さっそく旧校舎から足島の見えるところに行ってみたが、以前よりも草木が茂り、見えなくなっている。ちょうど、仙台港に向けて金華山を間もなく通過する太平洋フェリーの「きそ」がやってくるのが見えた。反対側からは大洗から苫小牧に向かうサンフラワー。5月に金華山沖で海鳥を観察し、帰る頃にこの2隻に出会う。と言いつつ鳥はハヤブサ成鳥とメジロしかいない。あとはヒヨドリくらい。アマツバメが10数羽小雨の空を舞う。江島漁港南岸壁に降りる道の途中で、メジロの大群と言っても10数羽だが、今日の見た鳥では多い分。撮影したらどういうわけが、ISO10000の1/5000になっていて、びっくりした。ずっと1600で撮影していたのだが。いろいろやっているうちに動いてしまったらしい。あまり気にせず、防波堤の上でゆっくり、おにぎりを食べ、また、とぼとぼ歩いて戻った。そして、それから、畑めぐり。アマツバメを見る少し前に、以前観察した場所にいた鳥がいて、側溝を遠くから慎重に見つつ、歩いていたのだが、前回の場所で、急に上から一気にふわっと飛んで、向こうの畑の方に降りて行った鳥がいた。どうやら、上の低い枯れ木に止まっていたらしい。側溝ばかり見ていたので、上は全く気が付かず。そう言えば、以前飛島の校庭で、ふと気配を感じて振り返るとそこに止まっていたというのがあった。すぐに、下の畑に直行したが今回は見つからない。別の場所に降りたのかもしれない。まあ、成田でばっちり見ているので、まあ、いいやと思い直し、さきほどは、所定のコースの南岸壁に降りて言った次第。しかし、現在は畑巡り。側溝付近も2回行ったが結局出会えなかった。写真は3枚すぐ撮影したが全く写っていなかったので、今回は正式な記録はなしとした。残念、悔しい気持ちでいっぱいだった。でも成田の写真があるからと諦める。
さて、船を待っている間、笠貝島方面の沖を見ていると、今季初めてクロガモの群れが南下していくのを見たのはよかった。他は、特に何もなく、雨も一層激しくなり、待合室に入った。帰りの船は出島大橋をまた見た以外は、特に何もなかった。そのうち、また見に行くかもしれない。ああいう鳥はちょっとでもぱっと撮影できればいいのだけれど。残念。
【写真】
  
魚を捕まえたウミネコ/津波の被害を受けた杉林/太平洋フェリー
  
ハヤブサ/旧小学校/足島
  
アマツバメ/どういうわけかISO10000メジロ
  
ISO800にして、イソヒヨドリ/再び1600でミサゴ
  
ハクセキレイ/畑巡り/オオセグロカモメ
  
クロガモ/ウミウ/開通を待つ出島大橋
 
ウミネコ。背景の荒れはあまり目立たない/笠貝島


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2024年10月1日(火)蔵王

2024年10月01日 | 宮城蔵王

■2024年10月1日(火)3:50-8:37【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR5+RF16
【場所】蔵王エコーライン・ハイライン、馬の背、御釜、澄川
【種名】ホシガラス4、ヤマガラ2(2科2種)
【メモ】10月10日前後、マヒワとアトリの渡りが御釜周辺で観察できるので、少し早かったが、今後の予定もあるので、行ってみた。9月は天候不順で、1回も蔵王には行っていない。10月でもイワヒバリは馬の背、御釜の断崖にいるので、こちらも見たかった。しかし、見たのは、2種だけ。ヤマガラ2羽はレストハウスのところ。いつものコースを一周し、まあ、いないとは思ったがいつもの場所で休憩しながら、出るのを待っていたがでなかったので、下山。種類不明の小鳥は3,4羽ハイラインやエコーラインの道路沿いにいたが、道を横切って灌木に入ってしまうので識別不能。ホシガラスは、今シーズン馬の背やリフト付近では観察していないが、今日も同じ。やっと賽の河原と澄川に戻って4羽。しかも、たまたま車から降りたところに道路を横切って飛んできたのを撮影しただけ。そのうは大きく膨らんでいた。あとは、何も出ず。まあ、待っていれば何かしらは出たと思うが、明日からは勤務なので、早々に下山した。
 ということで、鳥はちっとも出なかったが、紫金山・アトラス彗星は見ることができた。夜明けの写真の撮影は、いつも駒草平の駐車場だが、今日は夜明け前に到着し、満天の星空で、オリオン座あたりを見ると、自宅で見るのとでは当たり前だが星の数が違う。今度は、もっと早く行って、簡易赤道儀も持っていかねば。さて、彗星の方だが、すでに到着して観察していた方に、どこに見えるのかや、カメラの設定も教えていただいて、撮影できた。見慣れると、尾は肉眼では見えないが、先端は眼鏡をかけるとかすかに見えた。いつも撮影している風景の中に月と彗星が配置されて、最高だった。写真は素人なのでいまいちだが。今日一日、R5Ⅱ+100-500で、ほとんどのシーンは撮影できた。これは、各段にいいカメラです。
【写真】
<R5+16mmSTM>
  
オリオン座あたり?/朝焼けの御釜周辺
 
御釜と不帰の滝
<EOSR5Ⅱ+RF100-500L>
  
ナナカマドと紅葉/御釜/エゾオヤマリンドウ
  
ヤマハハコ/ナナカマド/シラタマノキ
  
ヤマガラ/そのうが膨らんで重そうなホシガラス
<EOSR5Ⅱ+RF100-500>アップスケーリングしたものと、そのままのを縮小
  
アップスケーリング→1080×1280→トリミング1980×1080
  
蔵王スカイライン雲海/夜明け/月と彗星。人工衛星多過ぎ。
  
ISO3200 1秒 100mm F4.5
 
ISO3200 1秒 500mm F4.5
※鳥も星も花も風景も、その他も全部JPGで撮影して(トリミング)FullHD縮小しています。


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