私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2019年9月28日(土)蕪栗沼

2019年10月23日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2019年9月28日(土)9:45-11:55【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】蕪栗沼
【種名】キジ,オオヒシクイ6,マガン45+,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ++,コガモ,カイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,タゲリ1,ツルシギ幼羽3,コアオアシシギ幼羽1,ウズラシギ幼羽3,エリマキシギ幼羽1,ミサゴ,トビ,ノスリ,カケス,ヒバリ,ショウドウツバメ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ(16科27種)
【メモ】沼シギとマガンを見に蕪栗沼に行った。初夏のツルシギ夏羽,秋のウズラシギは例年蕪栗沼で見ることができるので,行ってみたらやはりいた。羽数は少ないが,例年だと10月,11月初旬まで観察できる。今日は,ツルシギとコアオアシシギ,エリマキシギ,それにタゲリ(今シーズン初認)もいた。ガン類はマガンとオオヒシクイ。ハクチョウ類はいなかった。
【写真】

  

カワウ。いつも止まっている枯れ木が折れてしまっていた。/マガン

  

ツルシギ幼羽    ツルシギ幼羽    ツルシギとコアオアシシギ

  

ウズラシギ幼羽とエリマキシギ幼羽    タゲリ


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2019年10月23日(水)仙台空港北東部田圃

2019年10月23日 | 閖上漁港

■2019年10月23日(水)16:30-17:00【天気】晴れ曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】仙台空港北東田圃
【種名】ダイサギ,コクマルガラス4+(白1黒3),ミヤマガラス,ハシボソガラス(2科4種)
【メモ】ミヤマガラスとコクマルガラスは今シーズン初認。夕暮れ時で,ただでさえピントが合いにくい鳥が,いっそうピントが合わなかった。コクマルガラス白は,電線に止まっていたのが飛んだ。しかし,その時は500mmではなく広角で撮影していた。田圃で採餌していた中にコクマルガラス黒2がいたが,後ピンだった。ともかくミヤマガラスやコクマルが飛来して,いよいよ秋からそのうち冬ということだろう。
【写真】

  

ミヤマガラス    ダイサギ     手前にコクマルガラス

  

ミヤマガラス    手前にコクマルガラス黒2,ミヤマガラスの幼鳥もいる

  

コクマルガラスが1羽 不忘山      ミヤマガラスの群れ

  

ミヤマガラスの群れ

 

コクマルガラス白とミヤマガラス


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2019年10月16日(水)鳥の海

2019年10月22日 | 鳥の海

■2019年10月16日(水)16:30-17:10【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105
【場所】鳥の海
【種名】カイツブリ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,ダイゼン幼羽2,ハマシギ冬羽5,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ヒバリ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ(12科15種)
【メモ】台風通過後の鳥の海に行ってみた。晴れていたので何とか夕景色ぐらいはと行ってみたが,ダイゼンとハマシギくらいしかいなかった。前回,ハヤブサに襲われたダイゼンを見たが,今日のダイゼンはその群れとは違うとは思うが,そうだとすればもう2羽しかいないと言うことになるが,まあ,新しい群れかもしれない。ハマシギが無心に採餌していたのが印象的だった。
【写真】

  

  

採餌するダイゼンとハマシギの群れ

  

鳥の海の夕暮れ


 

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2019年10月20日(日)田谷地沼

2019年10月22日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2019年10月20日(日)10:30-16:00【天気】曇り【【レンズ】EF500Ⅱ,RF24-105
【場所】田谷地沼,宮崎
【種名】ヒドリガモ,キジバト,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,トビ,ノスリ,コゲラ,カケス,ヒガラ,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ,カシラダカ(11科14種)ツキノワグマの新しい糞,多数のイノシシ(親子)の食痕
【メモ】震災のあった4月から3年間勤務していた職場の創立30周年記念式典がバッハホールであり,それに出席したついでに午前中は田谷地沼,夕方は宮崎で鳥見をした。特にまだ紅葉の季節でもなく,鳥もいなかったが,それなりに山紫水明の里は美しい。田谷地沼の自然館の方から,クマとイノシシがたくさん出てるということだった。田谷地沼の遊歩道を一周する道々にイノシシとクマが出没していた痕跡があって,ちょっと緊張した。しかし,かなりの回数を行っているにもかかわらず,しかも,3年間いて日々地域をかなり隅々まで見回っているのに,これまで見たのはカモシカ1頭,子ぐま1頭,テン1頭,キツネ+,タヌキ+というのは・・・・。帰りはいつも寄るもんまのがんづきを買い,丸大の中華そばを食べ,おいしいカツ丼をテイクアウトして,満足して戻った。さとう宗幸さんの記念コンサートもよかった。以前,小野田のホールで在職中に聴いて以来だった。旭地区の伝統の太鼓がなかったのはちょっと残念だったが。
【写真】

  

カシラダカ             ヒドリガモ

  

  

田谷地沼の紅葉と薬莱山の風景


 

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2019年10月6日(日)蒲生海岸

2019年10月09日 | 蒲生海岸

■2019年10月6日(日)11:23-12:27【天気】晴れ【【レンズ】EF500Ⅱ
【場所】蒲生海岸
【種名】カルガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオソリハシシギ幼羽♀2・♂1(以前からいる個体であればコシジロ),チュウシャクシギ幼羽1,アオアシシギ幼羽4,ウミネコ,オオセグロカモメ,タイミルセグロカモメ夏羽1,ミサゴ,トビ,カワセミ,ヒバリ,セッカ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ(15科22種)
【メモ】大沼は何もいなかったので,蒲生に行ってみた。かなり遠かったが南蒲生の砂浜にミヤコドリらしいシルエットで1羽いたが,すぐ飛んでしまい,写真は撮れなかった。河口は中洲が出ておらず大型カモメ類はいなかった。干潟に戻ってみると対岸にオオソリ,チュウシャク,それにオオセグロカモメの各世代がいた。対岸にわたり,順光でカモメ類を撮影しようとしたら,先程はいなかったセグロカモメ風夏羽がいて,ちょっと感じが違うなと思ってよく見ると,いわゆるタイミルセグロカモメ(ニシセグロカモメとか以前はホイグリン系カモメとかいうカモメ)だった。純正のホイグリンカモメは以前鳥の海で1個体見たが,タイミルセグロカモメは,以前から比較的少数だが毎年観察できる。と言っても,夏羽は初めて見るし,蒲生で見たのは初めてだったのでとてもうれしかった。セグロカモメとはフォルムも違うし,足の色や初列風切りのスポット,冬羽での羽の伸び方も違う。銚子漁港に行けば当たり前に見られるし,南三陸では時々見られる。震災以前の釣師浜や松川浦漁港では幼羽もよく観察できた。9月下旬から10月は,大型カモメ類が繁殖地から南下する途中の群れがよく見られる。セグロカモメはほとんどが県内にはとどまらないが,一部は鳥の海や阿武隈川河口で越冬する。何とかモンゴルカモメを見たいと思っているが,現在のところ銚子漁港でしか見ておらず,県内はまだだ。これまで見た比較的県内で見ることが少ないカモメとしては,アラスカシロカモメ幼羽,カナダカモメ幼羽,ホイグリンカモメ成鳥冬羽を見たが,タイミルセグロカモメの夏羽もその類に入る。ということで,今日は思わず大型カモメ類を見たので満足だった。

【写真】

  

チュウシャクシギ幼羽/タイミルセグロカモメ成鳥夏羽

   

タイミル夏/オオセグロカモメ/オオセグロカモメ成鳥冬羽

  

オオセグロカモメ幼羽/オオセグロカモメ第1回冬羽/ウミネコ第3回冬羽

  

タイミル夏/オオセグロカモメ成鳥負冬羽/オオセグロカモメ第1回冬羽メス型

  

オオセグロカモメ第2回冬羽/タイミル夏羽の嘴,眼瞼,虹彩,足の色

  

オオセグロカモメ成鳥冬羽首伸ばしと縮め/タイミル夏

  

タイミル夏の初列風切のパターン/ウミネコ成鳥冬羽

  

ウミネコ成鳥冬羽/コサギ/オオソリハシシギ幼♀

  

オオソリハシシギ幼♀/♀と♂

 

アオアシシギ幼羽


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2019年10月5日(土)鳥の海

2019年10月06日 | 鳥の海

■2019年10月5日(土)10:18-11:21【天気】晴れ【【レンズ】EF500mmⅡ,RF24-105mm
【場所】鳥の海
【種名】マガン成鳥1,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,カイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,オオバン,ダイゼン幼羽6,ハマシギ幼羽2,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハヤブサ成鳥♂,ハシボソガラス,ヒバリ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ(18科27種)
【メモ】元台風通過後,何かいないかと思って鳥の海に行ってみた。ほぼ満潮で少しずつ引いていく時間で干潟はほとんど出ていなかった。防波堤近くの干潟がほんの少し出ていて,そこにダイゼン幼羽6羽とハマシギ2羽が休息していた。しばらく見ていると,パッと飛んで近くに降りた。そこでしばらく採餌して,もとの場所の方に飛んできた。流し撮りをして群れを追っていると,急に隊列が乱れた。これはよくいるハヤブサ若鳥がまた邪魔しにきたかと思ったら,成鳥が真上から突入し,反転しようとしてちょっとスピードが落ちて,体が斜めになったダイゼンをミサゴのように上から掴んで水の中に入れ,すぐ空中に戻して,近くの岸に飛んでいった。写真を見ると,頸部に噛みつき若干の血液が空中に散らばり,砂浜にランディングした。右脚でしっかり首根っこを押さえつけ,そこはびくともしない。死ぬ寸前だが,両翼だけは何度もばたつかせていた。砂浜から飛んで,食事の場所に向かおうとしたが,ウミネコとハシボソガラス成鳥と幼鳥に空中で激しくモビングされ,獲物を離すのかと思ったら,しっかり抱えて,上昇気流にのり,かなり上の方まで昇ったところで,カラスも諦めた。それから,海岸へ行ったが何もおらず,帰り道に干潟の水門近くの防潮堤下に,マガンが1羽いた。防潮堤の上に上がって見ようと思って行ったら,もうどこにもいなかったので,移動したのかもしれなかった。カモ類が水路に群れている以外は,特に鳥はいなかった。帰りにはらこ飯を1つ食べ,シュウマイを買って帰宅した。最初はダイゼンとハマシギを見るしかないなと諦めていたところに偶然ハヤブサの狩りが成功したところが見られてよかった。
【写真】

  

ハマシギ幼羽とダイゼン幼羽/オオセグロカモメ♀型第3回冬羽/ダイゼンの群れ

  

隊形が突然乱れる。/進行方向を変えようとしてブレーキをかけたところ,ハヤブサ成鳥♀型♂が襲ってきた。この場所は,よくハヤブサが狩りをする場所となっている。

  

  

  

  

  

  

ハヤブサの狩り。

  

ところがカラスに襲われる/獲物を狙ってウミネコとハシボソガラスがバトルを始めたが,ハヤブサが上昇気流に乗って上がっていくとカラスたちも諦めた。

  

マガン       秋のキク科祝物  4種類のカモがいる

 

カイツブリ成鳥   鳥の海の風景


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