■2005/8/21(日)12:30-13:50【天気】晴れ
【場所】蒲生海岸,サギのコロニー
【種名】カイツブリ,カワウ,ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,ミサゴ2,トビ,シロチドリ幼羽3,メダイチドリ幼羽3,オオメダイチドリ幼羽1,トウネン幼羽4,オバシギ幼羽2,アオアシシギ幼羽1,キアシシギ16,ソリハシシギ3,ミユビシギ夏羽から冬羽移行中1,オオセグロカモメ2,ウミネコ,ユリカモメ夏羽1,キジバト,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,ホオジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(18科36種)
【備考】天気がよく,蒲生は干潟,導流堤,七北田川,海岸は人がいっぱい。この時間帯,特に七北田川河口は中州が出て,カモメ類が集まっていた。水深もかなり浅く,歩いて南蒲生に渡れる。中州にはカモメの他,チドリ類がいて採餌していたが,釣り人が近づいたため,河口西側の干潟に飛んでいった。そちらの方へ移動して,双眼鏡で見ると,1羽ちょっと違うのがいる。全体的に白っぽい感じ。メダイのように頭でっかちのおちょぼ口ではない。おお!メダイだとか思って,写真を他のメダイと共に撮るが,何しろ家族連れでいっぱいなので,あっちに飛びこっちに飛びという感じで,接近戦は出来なかった。なお,いた場所がゴカイ中心なので,オオメダイもメダイ,シロチ同様,ゴカイを食べていた。本当はカニが好きなのだが・・・・。また,最初はシロチとの大きさの比較から識別で最初からミユビシギを捨てていた妙な衣を羽織ったミユビシギがいた。確かに後趾がなかった。
【写真】
■コサギ幼鳥がとまっていた枝に,チュウサギの幼鳥が飛び乗ろうとした。その瞬間,コサギの激しい威嚇が始まった。頭の産毛を逆立てるコサギ。しばらく両者にらみ合いが続いたが,チュウサギが最後は引いた。チュウサギとコサギはかなり体長に違いがある。さらにダイサギが横に並び,一番端にアマサギが並んだらおもしろいだろう。サギのコロニーの幼鳥たちは,巣の周りを飛んだり,地面に降りたりして,やがて巣立っていく。
■干潟にやってきたコサギの幼鳥。嘴の下部が薄く,足はこの時期の成鳥コサギと違って黄色みを帯びた濁った色をしている。七北田川河口で小魚を捕まえたコサギのこれも幼鳥。
■コロニーのチュウサギの幼鳥。ここまで大きくなればもうすぐ巣立ちだろう。成鳥と違って飾り羽根がない。
■ミユビシギの夏羽から冬羽へ換羽中の個体。ぱっと見るとなんだこのシギはと思う正体不明の模様。この時期,そう言えば以前こういう個体を見て,他の珍しいシギを期待したこともあった。
■典型的なメダイチドリ幼羽の2個体と,オオメダイチドリ幼羽。足の長さはオオメダイの方が長いが,メダイも立つと長く見える。嘴は圧倒的にオオメダイの方が長いが,角度によってメダイも長く見えることがある。頭でっかちで嘴が小さいのがメダイ。何となくバランスの取れているのがオオメダイである。羽の模様は一目瞭然で異なる。
■シロチドリは2個体,メダイは3個体,オオメダイは1個体である。比較のために並べてみた。
■夕方,人がいなくなった頃を見計らってもう一度行ってみたが,チドリ類は姿が見えなかったので,仲のいいオバシギを撮影し,帰宅した。このオバシギはいつまで滞在するのだろう。長逗留の割には,脂肪がいまいちついていないような木がするが。
Copyright(C)2005 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】蒲生海岸,サギのコロニー
【種名】カイツブリ,カワウ,ゴイサギ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,ミサゴ2,トビ,シロチドリ幼羽3,メダイチドリ幼羽3,オオメダイチドリ幼羽1,トウネン幼羽4,オバシギ幼羽2,アオアシシギ幼羽1,キアシシギ16,ソリハシシギ3,ミユビシギ夏羽から冬羽移行中1,オオセグロカモメ2,ウミネコ,ユリカモメ夏羽1,キジバト,ヒバリ,ツバメ,イワツバメ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,ホオジロ,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,オナガ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(18科36種)
【備考】天気がよく,蒲生は干潟,導流堤,七北田川,海岸は人がいっぱい。この時間帯,特に七北田川河口は中州が出て,カモメ類が集まっていた。水深もかなり浅く,歩いて南蒲生に渡れる。中州にはカモメの他,チドリ類がいて採餌していたが,釣り人が近づいたため,河口西側の干潟に飛んでいった。そちらの方へ移動して,双眼鏡で見ると,1羽ちょっと違うのがいる。全体的に白っぽい感じ。メダイのように頭でっかちのおちょぼ口ではない。おお!メダイだとか思って,写真を他のメダイと共に撮るが,何しろ家族連れでいっぱいなので,あっちに飛びこっちに飛びという感じで,接近戦は出来なかった。なお,いた場所がゴカイ中心なので,オオメダイもメダイ,シロチ同様,ゴカイを食べていた。本当はカニが好きなのだが・・・・。また,最初はシロチとの大きさの比較から識別で最初からミユビシギを捨てていた妙な衣を羽織ったミユビシギがいた。確かに後趾がなかった。
【写真】
■コサギ幼鳥がとまっていた枝に,チュウサギの幼鳥が飛び乗ろうとした。その瞬間,コサギの激しい威嚇が始まった。頭の産毛を逆立てるコサギ。しばらく両者にらみ合いが続いたが,チュウサギが最後は引いた。チュウサギとコサギはかなり体長に違いがある。さらにダイサギが横に並び,一番端にアマサギが並んだらおもしろいだろう。サギのコロニーの幼鳥たちは,巣の周りを飛んだり,地面に降りたりして,やがて巣立っていく。
■干潟にやってきたコサギの幼鳥。嘴の下部が薄く,足はこの時期の成鳥コサギと違って黄色みを帯びた濁った色をしている。七北田川河口で小魚を捕まえたコサギのこれも幼鳥。
■コロニーのチュウサギの幼鳥。ここまで大きくなればもうすぐ巣立ちだろう。成鳥と違って飾り羽根がない。
■ミユビシギの夏羽から冬羽へ換羽中の個体。ぱっと見るとなんだこのシギはと思う正体不明の模様。この時期,そう言えば以前こういう個体を見て,他の珍しいシギを期待したこともあった。
■典型的なメダイチドリ幼羽の2個体と,オオメダイチドリ幼羽。足の長さはオオメダイの方が長いが,メダイも立つと長く見える。嘴は圧倒的にオオメダイの方が長いが,角度によってメダイも長く見えることがある。頭でっかちで嘴が小さいのがメダイ。何となくバランスの取れているのがオオメダイである。羽の模様は一目瞭然で異なる。
■シロチドリは2個体,メダイは3個体,オオメダイは1個体である。比較のために並べてみた。
■夕方,人がいなくなった頃を見計らってもう一度行ってみたが,チドリ類は姿が見えなかったので,仲のいいオバシギを撮影し,帰宅した。このオバシギはいつまで滞在するのだろう。長逗留の割には,脂肪がいまいちついていないような木がするが。
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