■2008/3/15(土)13:58-14:25
【場所】広瀬川
【種名】ベニマシコ(1科1種)
【備考】10月も下旬になると毎年ベニマシコの4つの群れが広瀬川のフィールドにやってくる。たいてい♂1羽に対し,♀が2,3羽の群れだ。冬の間は豊富にあるオオイタドリの実を食べており,堤防のあちらこちらにカラになった実が散乱している。春先になり広瀬川のたくさんの種類のヤナギが芽吹く頃になると,その花芽を啄むようになる。見ていると,けっして花芽全部食べるのではなく,先端の一番柔らかい部分を食べて次の花芽に移る。もし,ベニマシコがウソのような大群で行動する種類だとすると,ウソよりずっと華やかであるには違いないが,広瀬川のヤナギもすごいことになっているだろう。幸い,歩いて30分ほどの距離のフィールドに例年4グループ程度しかこないので,しかもヤナギの花芽もありあまるほどあるということでバランスが保たれているのだ。ベニマシコの群れは4月中旬頃までいて,繁殖地へ移動する。このフィールドは,30年前と比べると,何度かこのHPに書いたが,河床が深くなってカワガラスが見られなくなったり,ヤマセミを追いかける人間が多くなって,ここにはたまにしか来なくなったり,ここ数年来河原が洪水で草地が多くなり,イカルチドリの繁殖に不向きになったり,また逆にオシドリがやたら増えたり,また,チョウゲンボウが2~3番い繁殖していたのが,ハヤブサ1番いとチョウゲンボウ1番いになったりと変化しているが,それほど昔と環境は変わっていない。ベニマシコの群れも昔とあまり変わらない。人的なものはけっこう変わってはいるが。
【写真】
写真ページはこちらです。
【場所】広瀬川
【種名】ベニマシコ(1科1種)
【備考】10月も下旬になると毎年ベニマシコの4つの群れが広瀬川のフィールドにやってくる。たいてい♂1羽に対し,♀が2,3羽の群れだ。冬の間は豊富にあるオオイタドリの実を食べており,堤防のあちらこちらにカラになった実が散乱している。春先になり広瀬川のたくさんの種類のヤナギが芽吹く頃になると,その花芽を啄むようになる。見ていると,けっして花芽全部食べるのではなく,先端の一番柔らかい部分を食べて次の花芽に移る。もし,ベニマシコがウソのような大群で行動する種類だとすると,ウソよりずっと華やかであるには違いないが,広瀬川のヤナギもすごいことになっているだろう。幸い,歩いて30分ほどの距離のフィールドに例年4グループ程度しかこないので,しかもヤナギの花芽もありあまるほどあるということでバランスが保たれているのだ。ベニマシコの群れは4月中旬頃までいて,繁殖地へ移動する。このフィールドは,30年前と比べると,何度かこのHPに書いたが,河床が深くなってカワガラスが見られなくなったり,ヤマセミを追いかける人間が多くなって,ここにはたまにしか来なくなったり,ここ数年来河原が洪水で草地が多くなり,イカルチドリの繁殖に不向きになったり,また逆にオシドリがやたら増えたり,また,チョウゲンボウが2~3番い繁殖していたのが,ハヤブサ1番いとチョウゲンボウ1番いになったりと変化しているが,それほど昔と環境は変わっていない。ベニマシコの群れも昔とあまり変わらない。人的なものはけっこう変わってはいるが。
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