私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2018年2月12日(月)鶴居村音羽橋

2018年02月27日 | 北海道
■2018/2/12(月)4:40-7:30:【天気】晴れ 【レンズ】EOS5DⅣ+100-400Ⅱ EOS7DⅡ+500Ⅱ
【場所】音羽橋
【種名】タンチョウ(1科1種)
【メモ】朝日にけあらし(蒸気霧)が金色に立ちこめる中にタンチョウの塒が浮かび上がる定番の風景を撮影しようと,早朝暗いうちから音羽橋に行ったが,気温が低くなかったためか,天気もよかったが,川霧は立たず,よい写真は撮れなかった。
 前日,釧路空港には新千歳空港から16時30分には到着した(30分で着くとは何て速いんだ!まあ,仙台から新千歳だって1時間だから)。道路に雪はほとんどなく,宿泊先の鶴居村ホテルグリーンパークつるいまでは40分ほどで到着した。ここの温泉はかなりよい感じで,食事もまあまあだった。何しろ朝は5時には行った方がよいとホテルの方に言われていたので,早々に就寝して,現地の音羽橋到着は4時10分だった。道路脇の整備された駐車場に車を停め,三脚はもともと持って行かないので,場所取りのためにザックをもって,車道とは別の歩行者用橋に行くと,何と4:20で真っ暗なのにメインの中央部はほぼ場所は埋まっていて,しかたがないので,やや右端の場所に行って,ザックを橋の欄干に結びつけた。一般的には三脚を置いておくわけだ。なぜ,全部埋まっていたかというと,団体の中国の人々が占拠していたというわけだ。彼らは寒いのにずっと話をしながら,7時過ぎまでそこにいたのはとにかく感心した。粘り強いというか我慢強いというか。そういう自分はというと,やはり大学時代からガンのカウントで伊豆沼で鍛えただけあり(笑い),車には途中,10分ほどいただけで,4時40分から,ずっと撮影していた。2台のレンズとカメラで撮影していたが,三脚は使わず橋の欄干にレンズを置いて撮影していた。まずは真っ暗なので,星座と月を撮影したが,これは三脚を持ってくるべきだったと後悔した。真っ暗な中,星がとてもきれいだった。5時台は長時間露光で,6時15分あたりから1/25秒でやっとぶれなくなり,6時40分頃からは完全にぶれなくなった。しかし,肝心の川霧が立たず,ケアラシレスということになってしまった。氷点下5℃くらいで,あまり寒くなかったのが,いけなかったらしい。そのうち,すっかり日も昇ったので音羽橋に別れを告げ,宿に戻ったが,途中の風景はとても美しかった。クロヅルを見なければ何のために来たのが分からなかったので,期待と不安に胸を躍らせ,朝食バイキングを腹一杯食べ,お風呂に入って1時間ほど寝て,車で5分ほどの伊藤サンクチュアリーに向かった。ちなみにツルの塒では長年の習慣(群れを見るとカウントしたくなる)によりカウントしたところ,190羽+だった。
【写真】
  
  
■ここまではEOS7DⅡ+EF500Ⅱ
  
■これはOS5DⅣ+100-400Ⅱ


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2018年2月11日(日)苫小牧北大研究林・ウトナイ湖

2018年02月25日 | 北海道
■2018/2/11(日)12:24-12:48【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】苫小牧北大研究林
【種名】マガモ,オジロワシ2W・3W,トビ,ミヤマカケス,ハシブトガラ,ヤマガラ,ヒガラ,シジュウカラ,シロハラゴジュウカラ,シマエナガ(6科10種)
【メモ】鵡川ICから日高道を通って沼ノ端東ICで下りるまでは,吹雪だったが,北大研究林に着いたら青空でとてもラッキーだった。池には例年,マガモ以外のカモがいるものだが,何と前回同様マガモしかいない。以前は,アメリカヒドリやヨシガモが間近で見られたりしたが,またもや空振り。この辺からゴジュウカラの笛を吹くような声が聞こえ,駐車場ではもっと鳴いていた。ゴジュウカラとシマエナガ,それにミヤマカケスがすぐ近くで見ることができた。キツツキの仲間が皆無で,エゾアカゲラやヤマゲラくらいは見られると思っていただけに残念だったが,小鳥を堪能したのでよかった。研究林の上空を青空をバックにオジロワシが2羽飛ぶのを見た。空港の途中でウトナイ湖の道の駅に寄って角煮ラーメンを昼食に食べ(かなりおいしかった),氷結した湖上のオジロワシ2羽を撮影して,空港近くのホンダレンタカーに戻った。
【写真】
  
■ヤマガラ
  
■シロハラゴジュウカラ
  
■ヤマガラとヒガラ
  
■シマエナガ
  
■シマエナガ/ミヤマカケス
  
■シマエナガを見ていたら上空をオジロワシ3W/池の手前の上空でオジロワシ2W/ウトナイ湖のオジロワシ


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2018年2月11日(日)鵡川漁港・鵡川河口

2018年02月22日 | 北海道
■2018/2/11(日)10:35-11:25【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】鵡川漁港,鵡川河口
【種名】オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,ホシハジロ,スズガモ,シノリガモ,クロガモ,ホオジロガモ,ウミアイサ,シロカモメ,ワシカモメ,オオセグロカモメ,トビ,オジロワシ,ノスリ,カササギ,ハシボソガラス(4科17種)
【メモ】土曜日から公休日の火曜日まで4連休だったが前後の土,火曜日は予定が入っていたので,日月の1泊2日で冬の北海道に行くことにした。仙台空港を7:50のJALで8:50に新千歳空港に着き,ホンダレンタカーで,まずは鵡川に向かった。天気はみぞれ気味の雪が降っていたが,さほどのことはなく,鵡川漁港に着いたときには日差しがでていた。が,肝心のカモメがいない。いつもいる堤防をはさんだ砂浜にいたのは,シロカモメ第1回冬羽1,成鳥冬羽3,ワシカモメ成鳥1,オオセグロカモメ第1回冬羽1と,少なく,漁港沿いの堤防にもシロカモメが4羽,第1回冬羽が1羽いたくらいで,?????だった。漁港内もクロガモ,シノリガモ,ホオジロガモがすぐにカウントできるくらいの個体数しかいなかった。これはまずいという感じでいるうち,雪も降ってきて,あまりひどくならないうちに鵡川河口に移動した。雪がどんどん降ってきて,急いで行くと堤防から5分も歩けば河口には着いた。対岸にオジロワシが2羽いたが成鳥はいなかったが,それなりの北海道の風景があって,とてもよかった。車に戻る時も雪がどんどん降ってきて,とにかく寒い。やっと乗って,16時の釧路行きに乗るには3時に空港に着けばよいので,苫小牧北大研究林に寄ることに決めた。カササギだが,初めて北海道で見た。鵡川ICに着くちょっと前の林で,まさかここで止まるわけにはいかなかったので,撮影はできなかったが,ずっと前にソウルで見て,長崎だったかで見て
ということで,まだ3回しか見ていない。オナガの方がきれいだとか負け惜しみを言って,ICを下りたのだった。
【写真】
  
■クロガモ♂が鵡川漁港の岩壁の近くでしきりに潜って貝を食べていた。食べると海水で口をゆすぐ動作を繰り返していた。嘴の中に細いぎざぎざがあるのが分かる。3つ目の写真は,よく見ないと何をしているのか分からない写真だが,直接頭掻き(後ろ足が翼の下を通る)。
  
■ホオジロガモ♂/シノリガモ♀/シノリガモ♂の1年目冬羽がいた。
  
■一見アラスカに見えるが,近くにいた個体と大きさが同じで,歩き始めるとただのシロカモメだった。寒くて縮こまってアラスカしていただけだった。/ワシカモメ成鳥冬羽/シロカモメ第1回冬羽
  
■鵡川の対岸にオジロワシの幼鳥がいて,トビとカラスにモビングされていた。
  
■モビング中/ただのホシハジロ/12月に見たとき,失礼にもポニーとか言っていたが,立派などさんこの子どもに育っていた。特に下半身がすごくがっしりしていたのが印象的。最初,遠くにいたが近づいてきて,12月の時のようにすぐ目の前に来るものと思っていたら,ちょっとだけ小屋の陰に隠れてこっちを伺っていたのはかわいらしかった。その後,すぐ目の前にきたが。


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2018年2月4日(日)登米市

2018年02月19日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2018/2/4(日)9:18-9:38【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】登米市 ※カテゴリーは南三陸,伊豆沼,蕪栗沼のうち,どちらかというと蕪栗沼に近いので暫定的に蕪栗沼とした。
【種名】マガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,キジバト,ダイサギ,カナダヅル幼羽1,ムクドリ,ツグミ,スズメ,カシラダカ++(8科13種)
【メモ】情報をいただいて,午後に豆畑に直行したが,10分前に塒に帰ってしまい,1週間待ってやっと見ることができた。豆畑にはいなくなっていて別の場所にいるからと案内をお願いして行って見ると,オオハクチョウやコハクチョウと採餌していた。少し飛んで(別にあの距離なら歩いてもいいと思ったが),別のハクチョウの群れに行き,その餌場を奪って採餌していた。去年のソデグロヅルに続いての飛来だが,とてもきれいなツルを見ることができた。感謝!
【写真】
  
  
  
  
  
■走って飛んでランディング。前後2,3秒かかっていた。羽ばたきを繰り返して離陸し,ブレーキをかけて小走りに走って止まる。
  
  
■餌場にいるハクチョウたちは,カナダヅルが来るとそこそこに退散し,草の根を掘り返して柔らかいところを食べているのを余裕で見ている感じだった。
  
■時々頭を傾けて上空を警戒する仕草を見せていた。/ハクチョウとカナダヅルの風景。ハクチョウはオオハクチョウとコハクチョウの混群。コハクがほとんど。


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2018年2月18日(土)蕪栗沼

2018年02月18日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2018/2/18(土)9:36-10:01【天気】曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蕪栗沼
【種名】オオヒシクイ,ヒシクイ,マガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,ミコアイサ,カワウ,ダイサギ,ヘラサギ,トビ,オオタカ,ノスリ,モズ,ヒバリ(7科19種)
【メモ】あいにくの曇りで,ヘラサギを撮影して帰ってきた。
【写真】
  
■ヘラサギ/ホシハジロ,ミコアイサ



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2018年2月13日(火)自宅の庭

2018年02月13日 | 庭に来る鳥

■2018/2/13(火)7:51-7:56【天気】晴れ 【レンズ】5DⅣ+100-400Ⅱ
【場所】自宅庭
【種名】キジバト,メジロ,スズメ(3科3種)
【メモ】我が家の庭の冬の餌台に来る常連の鳥はシジュウカラ,ヤマガラ,キジバト,スズメ,シメ,メジロ,ヒヨドリの7種で,たまに冬のウグイス(初夏にに庭で繁殖),ツグミ,アカハラ,シロハラなども見られる。ここ数年は春にサシバの鳴き声が聞こえなくなった。高速道をはさんだ植林地で以前は繁殖していたようで,植林地に4,5月に行くとピックイーという鳴き声がよく聞こえていたが,木がだいぶ伐採されたのが影響しているのかもしれない。ちなみに,我が家の庭で最近毎年繁殖しているのは,キジバト(自分たちで作った巣),シジュウカラ(巣箱),ウグイス(伐採した枝の茂み)である。
【写真】
  
■メジロ
  
■キジバト/メジロ メジロはこれまでで最大5,6羽ほど来たことがある。



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クロヅルの採餌

2018年02月13日 | 動画観察図鑑
クロヅルの採餌

音羽橋からタンチョウの塒

2018年02月13日 | 動画観察図鑑
音羽橋からタンチョウの塒

2018年1月14日・21日(日)野蒜・奥松島

2018年02月07日 | 奥松島・野蒜
■2018/1/14(日)7:52-9:55,1/21(日)8:00-11:49【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口,野蒜海岸,宮戸島
【種名】キジ,コハクチョウ,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,シノリガモ,クロガモ,ホオジロガモ,コオリガモ♂1,ウミアイサ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ++,ハジロカイツブリ,キジバト,シロエリオオハム,ヒメウ,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,イソシギ,ハマシギ,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,アラスカシロカモメ幼羽,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ウミスズメ,ミサゴ,トビ,オオワシ,ハイタカ,ノスリ,チョウゲンボウ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,シジュウカラ,ヒヨドリ,ウグイス,メジロ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,ベニマシコ,ホオジロ,カシラダカ,ミヤマホオジロ(26科62種)
【メモ】どこに行くか迷って,そう言えば奥松島はしばらく行っていないと思い,野蒜方面に行くことにした。以前アラナミキンクロ♀がいた鳴瀬川河口で何か珍しいカモはいないかと探していると,あまりに特徴的なコオリガモの♂が波間に揺れていた。北海道,特に稚内港は目の前で見られるのでそれほど感動はなかったが,あとで話を聞くと1週間前からいたらしい。正面顔や横顔が犬そっくりで,「戌年」にふさわしいカモだ。「アオアオアオナー」という鳴き声はたぶん波の音にかき消されて聞こえなかったが,きっと鳴いていたかもしれない。ミサゴがでっかいうぐいを掴んで飛んでいき,河口にはミミカイツブリのこれまで見たことのないような大群が海から次々に切れ目なく飛んできて,着水した。それから,一通り河口を見て,宮戸島に行き,漁港巡りをして,もう一度コオリガモを撮りに戻ったところ,こちらに飛んできたカモがいると思ったら,運良くコオリガモだった。
気をよくして,翌週も日曜日出かけたが,コオリガモはまだいたらしいが,見ることはできなかった。しかし,河口の対岸にカモメの群れがいる中にシロカモメがいるのを見つけた。ただのシロカモメではなく,体型や大きさから亜種のアラスカシロカモメではないかと思い,帰宅してから見たらやはりそうだった。それから,前回見過ごしたオオワシを見ようと,これまでの止まり木ポイントに行くことにした。ポイントを探すと,運良く2ポイント目でいたので撮影した。だいたい震災前から見ていたマツの木に止まっていることが多い。運動のために大高森にも登り,景色を眺め,満足して帰った。さすがに3週目はやめにしたが。
【写真】
  
■最初はこんな感じで発見した。/ミサゴ/イソヒヨドリ♀
  
■たくさんいるオカヨシガモだが,以前は奥松島ではけっこう観察できたヨシガモは姿が見えず/虹彩が見えたので掲載したイソシギ/ミミカイツブリ
  
■こういう群れが次々とやってきた。明らかにハジロカイツブリより多かった。
  
■キジ♀
  
■キジが今までで一番クリアに撮影できた。♂1に♀3で行動していた。♂の目つきが真剣な?写真を選んでみた/石巻
  
■ヒドリガモ,オカヨシガモ,ハマシギ/コオリガモ♂
  
■コオリガモ/ヒドリガモとオカヨシガモ/奥松島外洋側
  
■ハジロカイツブリ/ハシブトガラスのペア/スズガモ
  
■オオワシ
  
■オオワシ/アラスカシロカモメ。鵡川漁港にはよくいる。小型で嘴も細く,尾より初列が突出する。足も短い。顔がかわいい。


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カナダヅルの採餌(2)

2018年02月05日 | 動画観察図鑑
カナダヅルの採餌(1)

カナダヅルの採餌(1)

2018年02月05日 | 動画観察図鑑
カナダヅルの採餌(1)