■2022年5月7日(土)10:32-11:20【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】白糸の滝、温湯温泉付近、浅布渓谷
【種名】イカルチドリ、カケス、ウグイス、オオルリ、キセキレイ(5科5種)
【メモ】数年前にも行ったことがあったが、ほぼ成果なく帰ってきた。今回は昨年6月から白糸の滝まで行けるということだったので慰霊を兼ねて行ってみた。白糸の滝は、本当に滝のすぐ近くまで車で行けるようになっていた。黒い岩に白い滝は昔のままだったが、何となく空間が開けて明るい感じがした。以前はもっと木々が生い茂って神秘的だったような。6月になれば葉が茂り、もう少し暗くなっているのかもしれない。岩手宮城内陸地震以前は、カワガラスが滝の岩を上り下りしているのがよく見えたが、今日は滝の上をカケスが1羽飛んだだけだった。途中タカも飛ばなかった。温湯温泉付近の橋の下や、佐藤旅館から以前の渓流沿いの道を行けるところまで行ってみたが、イカルチドリが1羽とキセキレイが1羽いただけだった。ただ、アカショウビンは毎年来るようだ。あの地震さえなければと今でも思う。あの日は8時に湯の倉温泉の石垣に座って、シノリガモを見ているはずだったのが、遅く起きたために、仕方がない蕪栗沼にでも行くかと思って行ったら、途中で地震が来た。ユートピアという言葉があるが、湯の倉温泉は、本当に野鳥の楽園だった。今思えば、アカショウビンもヤマセミもそしてシノリガモのヒナも、きちんと撮影しておくべきだった。行けば、ほぼいるので、特にヤマセミなどはスルーしていたのが今となっては本当に惜しい。渓流のいつもの場所にペアで止まっているのを何回も見たが、車を止めたとたんに飛んで行ってしまうので、まあ、いいやなどと思っていた。退職したら温泉に1,2週間くらい泊まってじっくり撮影するつもりでいたが、あそこまで甚大な被害が出るとは思わなかった。崩れるべきものはすべて崩れた地震だった。
【写真】
キクザキイチゲ エンゴサク
キクザキイチゲ エンゴサク ニリンソウ
白糸の滝 ミズバショウ
<参考> 2005年~2008年まで撮影した写真(一部)
オオアカゲラ アカショウビン
シノリガモ
カワガラス 在りし日の湯栄館
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