私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2023年12月29日(金)奥松島

2023年12月29日 | 奥松島・野蒜

■2023年12月29日(金)8:13-10:36【天気】晴れ曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳴瀬川河口、宮戸島、洲崎、周辺田圃
【種名】コハクチョウ、アメリカコハクチョウハイブリッド、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、コオリガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、ヒメウ、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、ノスリ、アカゲラ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、シメ、カシラダカ、オオジュリン(18科44種)
【メモ】オオワシ狙いで行ったが、いる気配もなく、宮戸島にもいなかった。このフィールドは、かなり以前からオオワシがいるところで、震災前、洲崎に宮城県自然の家があった時に、探鳥会の講師を頼まれて、行った時にも、自然の家の上空をオオワシが飛んだ。当たり前だが、運よくいる時はいるが、いない時はいない。最近いないのは、ヨシガモで、宮古島と言ったらヨシガモだったが、見ることがとても少なくなったというか、以前の2か所のポイントに全然いなくなった。宮戸島の漁港はカモの数も、カイツブリ類の数も減っているようだ。さて、オオワシがいないので、仕方なく、通常の鳥見をすることにした。河口に行って、ミユビシギを探したがいつもいるところは釣人が立っていて、アウト。すると、もう一人の釣人の前を行ったり来たりしているカモがいる。見るとコオリガモだった。しかし、コオリガモ特有の模様はなくて、嘴もまだまだという個体で最初は♂1年目と考え、やっぱり、これは♀1年目かなと思った。後でメールが来て、肩羽白いし、尾羽をあると言われ、帰宅してからPCで見ると、確かに肩羽が白く、短いながら尾もあった。前回ここで見たのは成鳥で2018年の1月。コオリガモはワンコに顔が似ているので、戌年にふさわしいとか、書いた記憶がある。1W♂はこれまで、稚内でも見たことがなかったので、成鳥冬羽になる前の段階の羽衣を見ることができたのはラッキーだった。その後、宮古島を一周し、洲崎に行き、また河口に戻り、途中の田んぼでアメリカコハクチョウのハイブリッドを4羽見て、帰ってきた。
【動画】コオリガモ1Wの潜水
【写真】
  
いつもの景色/コオリガモ♂1w
  
潜水は水中翼と水かき。カイツブリ類は発達した水かき。
  
翼を開いて潜水。尾がまだ短い。/つかまえたのは何かよくわからず、ハジロカイツブリ
  
セグロカモメの夏羽に近い個体と冬羽個体/オカヨシガモ
  
盛んに♂♀の群れで飛び回っている/ホオジロガモ♂
  
翼鏡がきれいなハシビロガモ/アメリカコハクチョウハイブリッド


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2023年12月24日(日)・30日(土)鳥の海

2023年12月24日 | 鳥の海

■2023年12月24日(日)・30日(土)【天気】晴れ曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、亘理大橋下中洲、鳥の海沖、周辺田圃
【種名】キジ、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、アメヒハイブリッド、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、スズガモ、クロガモ、ホオジロガモ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、アビ、シロエリオオハム、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ダイゼン冬羽2、シロチドリ19,ダイシャクシギ冬羽2、ハマシギ冬羽64、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミスズメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ♀、コチョウゲンボウ♀、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、タヒバリ++、カワラヒワ、ホオジロ(23科51種)スナメリ
【メモ】最初に亘理大橋下の中洲のカモメ類を土手から撮影した。オオセグロ、セグロ、ウミネコ、カモメ、ユリカモメの5種がいたが、個体数は、少なかった昨年よりは多いが、以前よりは個体数が少なくなっている。昨年はユリカモメが特に少なかった。鳥の海沖には、かなり遠いながらも、この時期観察できる一通りの海鳥とスナメリを何とか見ることができた。しかし、ビロキンはまだの状態。シギチは合計4種87羽で、シロチドリが比較的多くいたので、ハジロコチドリを探したが見つからなかった。タヒバリは、いつも土手に群れでいるが、すぐ逃げるので、追うのも面倒なので撮影はしていない。チョウゲンボウのいつもいる♀が、ネズミを捕って食べていた。頭からかぶりついていた。また、いつも斜光で撮れないでいたコチョウゲンボウも自販機で買っていたら、近くの電線に順光で止まったので、運良く撮影できた。別個体のチョウゲンボウ♀と少し離れていつも電線に止まっている。ミヤマガラスの群れもこの辺りにいる。
【写真】

  
チョウゲンボウ♀/沖で魚を捕まえたカンムリカイツブリ/アカエリカイツブリの群れ
  
ミミカイツブリ/ただのホオジロガモ♀/アオサギ、カワウ、カルガモ、ウミネコ
  
カモメ4種/ハジロカイツブリ冬羽
  
ダイシャクシギ/カワウに隠れたダイシャクシギ/ハマシギ
  
ダイゼン冬羽/ミサゴ/シロチとハマシギ
  
ヒバリ/シロエリオオハム/アビ
  
ウミスズメとアビ類/ホバリングするチョウゲンボウ♀
  
獲物を見つけ降下/ネズミを捕食、近くのテトラで食べる
  
両足で押さえつけ、頭から食べていた。
  
食べる様子
  
食べ終わり/コチョウゲンボウ


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2023年12月18日(月)

2023年12月18日 | 大沼・赤沼

■2023年12月18日(月)8:10-9:05【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】大沼、赤沼、周辺田圃
【種名】オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、トビ、ノスリ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ムクドリ、ホシムクドリ♂W1、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ(12科21種)
【メモ】久しぶりの大沼でトモエガモを探したが見つからなかった。代りに期待していなかったホシムクドリを1羽だけだが、しばらくの間、間近に見ることができた。ミヤマガラスの群れはいたが、小群だった。赤沼は氷が張り、カラスが魚を食べていた。たぶんミサゴが捕ってきたコイの食べ残しか、あるいはカラスがミサゴを追い払ったのか、どちらかだろう。
【写真】
  
ダイサギ、アオサギ、オオハクチョウ。コハクがいなかった。
  
マガモもオナガガモも換羽がまだ中途/釣糸ミコアイサ/スズメ
  
ツグミ/ミヤマガラス/ホシムクドリの星模様が見える。
  
♂の成鳥冬羽
  
メタリックグリーンとメタリックパープルがきれい。


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2023年12月2日(土)・3日(日)鳥の海

2023年12月12日 | 鳥の海

■2023年12月2日(土)・3日(日)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF16mmSTM EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海,阿武隈川河口,河口周辺沖,周辺田圃、林
【種名】コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,コガモ,スズガモ,クロガモ,カンムリカイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,ダイゼン冬羽2,イソシギ冬羽1,ユリカモメ++,ウミネコ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハイタカ♂,ノスリ,チョウゲンボウ♀,コチョウゲンボウ♀,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,イソヒヨドリ,ジョウビタキ,スズメ,ハクセキレイ,ホオジロ,カシラダカ(20科38種)
【メモ】1日目,鳥の海に着くのが15時近くになったが,ちょうどダイゼン2羽が採餌しているのを見ることができた。他はあまりいないが,阿武隈川河口には例年どおり,中州にカモメ類が集まっていたが,カモメはまだいなかった。橋を渡って海岸沿いの道に出るとクロガモ,ハイタカ,コチョウゲンボウなどがいた。
【写真】
  
朝,ハクチョウの群れ/向こうから2羽でやってきた。
  
全部で見た限りでは3種類の餌を食べていた。
  
近くには殻ももあった。
  
ミサゴ成鳥♀/阿武隈川河口のカモメ4種。群れの一部。
  
ハイタカ♂/クロガモ/コチョウゲンボウ♀または若鳥


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2023年12月2日(土)・3日(日)中浜・磯浜・釣師浜

2023年12月11日 | 磯浜漁港

■2023年12月2日(土)・3日(日):【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】中浜・磯浜・釣師浜,周辺田圃・河川
【種名】コハクチョウ,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,コスズガモ,シノリガモ,クロガモ,カイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト++,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,イカルチドリ冬羽2,イソシギ冬羽1,ユリカモメ++++,ウミネコ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ハヤブサ成,モズ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ,カシラダカ(21科44種)
【メモ】「時すでに遅し!」だったが,気を取り直して,もともと行く予定だったコースを2日間通った。カモメ類は相変わらず不調で,漁港をめぐっても,種類も数も少ない。かろうじて釣師浜のいつもの河口にセグロカモメAdWが1羽いただけ。中浜は,それは確かにユリカモメの大群がいて,昨年は見る機会が非常に少なく,ユリカモメ絶滅かのような冗談とも取れないような状態だったから,それに比べれば,いい方だ。こちらの方はカワウの大群も近くにいたので,餌が大量にあったのだろう。さて,コスズガモは,いつものお仲間と一緒にいたが,よく見ると,群れでいる時も,お仲間とのキンクロといるときも,一緒にじっとしているわけではなく,むしろ一羽で積極的に群れから抜け出して,いつもの岸壁に近づいて,潜水し,餌を採っている。だから,ちょっと船の陰で見えないように待っていれば,やって来てしきりに潜水しているのを間近に見ることができる。他の海ガモはいつもの場所にいたが,例年に比べるとクロガモの数が少ないようだ。カイツブリ類は,中浜では撮影はピントが合わず露出も合わず波にも隠れ,うまくいかなかった。やはり,漁港に入っているのを目の前で観察するのが一番よく見えるようだ。

【動画】
コスズガモ成鳥の潜水
【写真】
  
オカヨシガモのペア。右のオスは首にかすかに白い輪がある/オオセグロカモメ,シロカモメ,ウミネコ
  
キンクロとホシハジロ♀/ホシハジロ,奥にカイツブリ冬羽/ハジロカイツブリ冬羽
  
このハゼのような小魚を食べるのに10分以上かかっていた。どうして?/コスズガモの羽ばたき/ユリカモメの大群
  
シノリガモ♂/クロガモ/よく見ると左の♀1羽を♂が追いかけていたが,右の♀はいつもひとりぼっちだった。そういうこともあるようだ。
  
ネギ畑にミヤマガラスがハシボソガラスに混じって数羽いた/コスズガモの潜水。コオリガモのようにきれいに見えない。/コスズの嘴爪は真横からは見えにくい。
  
斜めと正面からの嘴爪/仲良しコンビ。コスズガモは東松島で見た時もそうだが,スズガモよりキンクロがお気に入りのようだ。


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2023年12月10日(日)青葉区西部都市公園池

2023年12月10日 | 青葉区西部都市公園池

■2023年12月10日(日)12:53-13:06【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】青葉区西部都市公園池
【種名】マガモ,カルガモ,オオバン,カケス(3科4種)
【メモ】9月から月に3回は行っているが,昨年から環境があまりよくなく,10月下旬にやっと水が澄んできて,それまで,バンしかいなかった池にヒドリガモやマガモ,カルガモがやって来て,これは期待できるかと思い,2,3日後に行ってみたら,また0羽だった。11月初に少し集まり始めたが,カルガモとマガモの2種だった。今年は,アメヒがよく食べていた西側のスイレンの状態が悪かったのと,背丈が例年になく高くなり,このまま放っておけば,池がヨシ?で埋まってしまうくらい繁茂し,それらを刈る作業だったりで、池の管理は本当に難しいと感じた。しかし,この池の素晴らしいところは,カモ類を間近に観察できることで,しかも,池の面積が狭く,カモとの距離も近いので,写真に撮って、自宅で『日本のカモ識別図鑑』と見比べるには最高の場所だ。各カモの♂♀一年目、生殖羽,非生殖羽の違いの勉強ができる。池の水も季節季節の周りの木々や住宅の色を映して美しい。さて,今日は,マガモとカルガモ,それにオオバンがいた。カケスは今年は秋から多く見られるようになった。アカゲラは今日はいなかったが、見かけることが多い。
【写真】

  
どちらも成鳥と思うが,奥の方は前の個体と比べて換羽が遅れている個体かもしれない。手前はカールしているが,奥はしていない。/マガモ♀非生殖羽/カルガモ♂で成鳥と,今年生まれが大きくなったもの(手前)
  
マガモ♀非生殖羽だが,一部生殖羽の模様が出ている/マガモ♀非生殖羽/池の群れの様子を見ると,マガモのペアができつつあり,休んでいるときも一緒。


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2023年12月9日(土)十三浜・南三陸漁港

2023年12月09日 | 南三陸漁港

■2023年12月9日(土)7:39-10:40【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】十三浜~戸倉海岸
【種名】キジ、コクガン50+、コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ウミウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イカルチドリ1、イソシギ1、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トビ、オオワシ成1、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ツグミ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、カシラダカ++(20科42種)
【メモ】前回2日早くて見られなかったオオワシは、前縁と小雨覆が全部白ではなく、部分的に茶色が混じった個体だった。普通の成鳥もいたということだった。コクガンは前回は湾に散開していたのがほとんどで、いつもの漁港にはいなかったが、今日は、どこに行っても近くで見ることができて、かえってきちんとカウントしないでしまった。3か所で50羽以上はいた。特に相川漁港では、船揚げ場にヒドリガモ(昔はアメヒもいたが)、コクガンの群れ、それにイカルチドリがいて、これは昔ながらの風景だ。ただし、船揚げ場のスロープは、震災後、新しく作り直されたものだが。後で数えると20羽ちょうどで、漁をした小舟が入ってきたので、これは飛ぶぞと身構えていたら、やはり全部飛んで、いい写真が撮れたかと思ったら、ピンが後ろだった。それから、波伝谷に行くと、またたくさんいたが、けっこうウォッチャーがいて、カウントだけして移動した。漁港には、前回いたワシカモメが、ゴジラマイナスワンばりに、咆哮していた。
【写真】
  
朝靄のハクチョウ/家族同士の争いオオハクチョウ。周りのコハクは知らん顔をしていた。/隣のモミの木?のてっぺんに止まっていれば、ツリーの飾りだったが。何しろかなり遠かった。
  
船揚げ場のコクガン家族とイカルチドリ
  
イソシギ冬羽/右端のウミウはぱっと見でチシマウガラス(嘴からヒメウ似ではない)に似ていたが、よく見ると、顔に何かついていたウミウ。
  
オオセグロカモメ♀型第4回冬羽/オオセグロカモメ3W/セグロ1W
  
ワシカモメ4W


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2023年12月9日(土)伊豆沼

2023年12月09日 | 伊豆沼・内沼

■2023年12月9日(土)12:05-12:20【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼2工区
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、マガン、シジュウカラガン、ハクガン50+(18+21+11)(1科5種)
【メモ】前回の2工区はハクガン29羽の群れだったが,今日は50羽以上の群れが2工区で採餌していた。アオハクガンを見つけようとしたが見つけられず,まだ、12時過ぎだったので,後から飛んでくるのかと思い,近くのハクガンを撮影していた。斜光だったので少し車を前に進めて観察・撮影した。それでも,いないね,などと思って距離的に一番近いハクガンの群れを見たら,その中にいて採餌していた。群れのリーダーらしいハクガンが,さかんにマガンや他のハクガンの群れを威嚇すると,一緒にアオハクガンの一羽が威嚇している。思わず笑ってしまった。見ている間に2回ほど他の群れを威嚇していた。観察・撮影が終わったので,群れに影響を与えないようにゆっくり移動し,かなり離れたところから見ていた。しばらくさきほどの畦近いところにいたが,11羽ほどの集団でマガンの群れをかき分け,少し中の方に移動して,また採餌していた。気温が高く,大気が揺らいだ日だった。ここのところ土日のどちらかしか,鳥を見ていないが,まだ暖かい日が続いている。
【動画】
ハクガンの家族。成鳥2、幼鳥3で、見張りの成鳥と、羽繕いする成鳥、そして、採餌・羽繕いする幼鳥。隣の田んぼにもマガンの群れの中にハクガンの群れ。

ハクガン成鳥4幼鳥2の家族かと思ったら、あとで左隣にいた成鳥3幼鳥1のうちの、幼鳥がやってきて、家族の前でしきりに採餌していた。あとでわかったが、家族の手前の方にシジュウカラガンの成鳥が1羽いた。

アオハクガン2羽。突然,群れのリーダーと思われるハクガンが移動して、別のハクガンの家族や、マガンの家族を威嚇していた。2羽のうち1羽のアオハクガンも一緒になって、威嚇していた。このアオハクガンは翼を広げて他の群れを威嚇し、活発だったが,もう一羽は、もっぱら採餌や羽繕いをしていたのもおもしろかった。
【写真】
     
ハクガンの群れ。大気の揺らぎがあるほど,気温が高かった。

  
  
  
羽繕いするハクガン成鳥/ここからアオハクガン2羽を含む群れ
  
  
ハクガンの群れの中で採餌していたが,1羽が威嚇に参加
  
翼を広げてさかんに威嚇していた。


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2023年12月9日(土)蕪栗沼

2023年12月09日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2023年12月9日(土)12:42-15:59【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】蕪栗沼、白鳥地区
【種名】オオヒシクイ、マガン、カリガネ、シジュウカラガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、クイナ、ヘラサギ1、トビ、ノスリ、アカゲラ、エナガ++、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ベニマシコ、オオジュリン(11科20種)
【メモ】伊豆沼から最後にハイチュウを見るために蕪栗沼にやってきた。白鳥地区の土手を歩いて行くと、土手下の灌木にエナガ30+の群れがいた。最初何の群れか分からなかったが、近くに来たらエナガだった。途中オオジュリンなどヨシワラに出入りするのを見ながら、蕪栗沼に行くと、オオヒシクイの群れが例によってたくさんいた。眼がルビー色のヘラサギもいたが、片足をあげて、1羽で寝ていた。それから、時間になったので、ハイチュウの観察に入ったが、今日は15時50分過ぎになって、やっと♂1が出たが、59分にはヨシワラの中に降りてしまった。寒い日ではなかったが、今日もここで切り上げて帰った。
【写真】
  
カリガネ成鳥2/蕪栗沼の様子/ヘラサギ成鳥
  
オオヒシクイ/ハイイロチュウヒ♂成鳥


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2023年12月5日(火)蒲生干潟

2023年12月05日 | 蒲生海岸

■2023年12月5日(火)12:42-13:34【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】七北田川河口,蒲生海岸,蒲生干潟
【種名】コクガン21(成鳥14,幼鳥7),オカヨシガモ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,クロガモ,ホオジロガモ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオバン,タシギ成冬1,ミサゴ2、トビ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ,オオジュリン(12科22種)
【メモ】帰宅途中で蒲生海岸に行き,あまり期待せず堤防の上に立ったところ,正面の干潟に,コクガンの群れが横一線になっているのを見つけた。河口の葦原の方の干潟は,釣り人がいるので,ここにはあまり居着けなくなっている。確かに,正面の場所なら,水浴びもできるだろうと納得した。早速,コクガンの家族を見分けようと100-500の100mmで時間をおいて撮影した。
<左> ・成・成|幼・幼・幼・成・成・成・成・成・成|幼・幼・幼・成・成|入江|成・成|成・成 <右>
グループ毎の成鳥幼鳥の数は,このような構成だった。右から,成鳥ペア2,小入江を挟んで,幼鳥5羽の家族,一番左端が幼鳥1羽の3羽の家族。そして,5羽の家族をしきりに威嚇していた真ん中の9羽。幼鳥3羽は確実だが,1羽がよく見えなかった。もしかしてもう1羽幼鳥もしくは若い個体かもしれない。そのうち,群れが飛び,16羽の群れに後から5羽合流したが,どこの群れがどういう順番で飛んで,どこの5羽が合流したのか分からずじまいだった。21羽の群れは一緒になって,海岸線を通過するあたりで,得意の背面飛行やきりもみをし,また,元に戻って沖の方に飛んで行ってしまった。
それから,クイナを見に行くことにした。お,いたかなと思ったらタシギで,その日はクイナは見ることができなかった。日和山の方に戻り,もう一度沖の方を見ると,太平洋フェリーの名古屋行きの船が見え,海岸近くにクロガモの群れが浮かんでいた。河口ではミサゴが1羽,2度ほどダイビングしたが,餌を採り損ねていた。すると,いつのまにかミサゴは2羽になっていて,南蒲生の方に飛んで行った。
【写真】
  
時間をおいて群れ全体を撮影
  
右側の2ペア/中央の家族の一部,5羽の家族を威嚇している/入江左の5羽の家族
  
左端の3羽の家族/中央の9羽/9羽と5羽の家族
  
16羽いるがどれだか分からず/左の5羽があとで合流/マガモは静か
  
タシギの成鳥冬羽/クロガモ/夜ではなく,朝6時過ぎの月。日の出が遅い。


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