■2019年12月24日(火)7:14-10:23【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】北上川河口,大室・小室漁港,相川漁港
【種名】キジ,コクガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,アメリカヒドリ,マガモ,カルガモ,コガモ,オナガガモ,コガモ,ホシハジロ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,ホオジロガモ,ミコアイサ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,キジバト,カワウ,ウミウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,イカルチドリ,イソシギ,ウミネコ,カモメ,ワシカモメ,シロカモメ,カナダカモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,トビ,オオワシ,ノスリ,カワセミ,ハヤブサ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ヒヨドリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,イソヒヨドリ,スズメ,ハクセキレイ,タヒバリ,カワラヒワ,ホオジロ,カシラダカ,オオジュリン(24科57種)
【メモ】久々に夜明け前に家を出て,大型カモメ類とオオワシを見に行った。最初に一番遠い相川漁港に行き,大室・小室漁港に戻りカモメ類を観察し,最後にオオワシを見て帰るコースにした。それで,いつもは波伝谷漁港まで行くのだが,最近は波伝谷漁港のカモメ類がいまいちなので,そこまでは行かず,カモメとオオワシに集中することにした。日が昇る頃の北上川河口はとても美しく,大津波があったことなど忘れてしまいそうだが,逆に忘れないために震災前と同じようにコースを巡っている。
相川漁港に着くと,コクガンが前回同様の羽数がいたが,前回カウントしているので今回はざっと見て写真を撮り,次回はコクガンを中心に見ることにして,大室・小室漁港に戻ることにした。
小室漁港には,離れたところに沖防波堤があって,そこにカモメ類が群れているが,時間や天候によって全くいないときがあるので,ほとんど運という感じだ。しかも,この防波堤は遠いので,肉眼での識別はまず無理で,双眼鏡,撮影画像でやっと確認できる程度だ。銚子漁港でも遠いと感じているがまだ,銚子漁港の岸壁のほうが近い。大室漁港の岸壁にも群れていることもあるが,こちらはあまりいないことの方が多い。今回は遠い岸壁に運良くカモメ類が群れていた。ほとんどがウミネコだが,オオセグロカモメやセグロカモメも多い。タイミルセグロカモメはいなかったが,シロカモメの第1回冬羽が1羽,それにカナダカモメの成鳥冬羽が2羽いた。もう1羽くらい怪しいのがいたが,確認できたのは2羽だった。参考に,銚子で撮影したカナダカモメを掲載した。以前波伝谷漁港の水戸部河河口でカナダカモメの幼羽1羽を観察したことがあった。波伝谷漁港や鳥の海に来てくれると近接撮影ができるのだが。
漁港を後にして,春日神社前の浜でカモ類を見ていると,その中にアメリカヒドリの成鳥♂がいた。あとはオオワシを見ればよいわけだが,これも運良く行った時間に飛んでくれたので見ることができたが,何しろよい写真は撮れなかった。とりあえず1年に1回はどこか県内でオオワシを見るということでやっているので,感謝したい。やはり,早く行って,見るものを見て早く帰ってくるのが一番だ。
【写真】
朝明けの北上川河口 漁港のコクガン
ワシカモメAdWの飛翔。初列風切の先端の灰色が他の部分により少し濃い
何しろ遠いが何とか識別はできる/銚子漁港のカナダカモメとセグロカモメAdW
ヒドリガモ。目の後ろが緑っぽい個体もいる/スズガモ・アメヒ・オカヨシガモ/クロガモ
オオワシ成鳥 モズ♂
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