■2014/4/29(火)10:46-12:50【天気】晴れ
【場所】飛島
【種名】ウミウ,ウミネコ,トビ,ハシボソガラス,シジュウカラ,ヒヨドリ+,ウグイス,メジロ++,セッカSP,アカハラ,ツグミ++,ジョウビタキ,キビタキ,オオルリ,スズメ,ハクセキレイ,アトリ,カワラヒワ+,イカル,ホオジロ,ホオアカ,アオジ+(14科22種)
【メモ】今日は江島に行くつもりで準備していたが,遅く起きて7時の船に間に合わず,震災後初めて飛島に行ってみることにした。酒田は予報では天気もよく,自分が船に乗り遅れない限り,その日のうちに戻ってこれそうだったので思い切って行くことにした。6時過ぎに家を出て,8時10分頃に定期船発着所に到着した。朝食に漬け丼を食べ,腹ごしらえをして,カメラとレンズ,タオルと最小限の装備で船に乗り込んだ。航路は往復とも海も見ず,ひたすら睡眠を取り,合計で4時間近く眠ることができた。
島には予定の時間に到着し,いつもの島一周のコースを回った。何しろ帰りが13:30出港なので,小学校を少なくとも13:00には出ないといけない。ろくに畑にも入らず,ひたすら歩き,最初にオオルリをこれまででは最高の形で見ることができ,そこでもう満足してしまった。キビタキは何度もよいポジションで見たり,写真を撮ったりしているが,オオルリは以前にも書いたが,見ただけでその美しい色に感動してしまって,手が震えろくな写真が撮れていなかった。今回は目の前にいて,道路脇に降りて採餌し,また枝に戻る行動を繰り返していたので見放題,撮り放題だった。オオルリの虹彩を初めて近くで見ることができた。虹彩は意外にもより暗いダークブラウンで,これがウミウのようなエメラルドグリーンなんかだったら,もう宝石のような鳥になるだろうと思った。時々,オオルリを見,また,聞いたことのない美しい鳥の鳴き声に時々立ち止まっては耳をすました。ヘリポートには何もおらず,やっと荒崎でイカルやジョウビタキ,アカハラなど普通種を見ながら,小学校の校庭にやって来たのが12:30だった。これは今までの中で一番速いペースだ。ここでゆっくりいつも鳥を見たいと思っているが,船の時間にいつも焦ってしまう。それでも小学校の裏の植え込み辺りでキビタキの♀を見たりしつつ,植え込みの陰に座って,何か来るのをじっと待っていたところ,頭に載せたタオルの上に何者かが乗った。うわーっ蛾だとパニックになり(この時期いるわけないのだが),思わずタオルの上を手で払ったら,黄色い蛾ではなくキビタキ♂だった。すぐ目の前の枝に止まり,といっても近すぎてピントが合わず,そのうち3mほど離れた枝に止まったのを撮影した。手で払ったときのふわっとした羽毛や体温の温かい感触がまだ残っている。最初メスを撮影したので,♂♀でこの辺りを行動していたのだろう。それにしてもバンディングでないキビタキを触ったのは初めてだったが,人の頭に止まるキビタキもキビタキだろう。さすがは飛島である。何もいなかったが(見つけられなかったが),楽しい鳥見だった。
【写真】
■オオルリ♂ 同一個体
■サクラの花粉で嘴が緑色になっているメジロ/イカル
■キビタキ♀/キビタキ♂ 頭の上に乗った個体
Copyright(C)2014 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】飛島
【種名】ウミウ,ウミネコ,トビ,ハシボソガラス,シジュウカラ,ヒヨドリ+,ウグイス,メジロ++,セッカSP,アカハラ,ツグミ++,ジョウビタキ,キビタキ,オオルリ,スズメ,ハクセキレイ,アトリ,カワラヒワ+,イカル,ホオジロ,ホオアカ,アオジ+(14科22種)
【メモ】今日は江島に行くつもりで準備していたが,遅く起きて7時の船に間に合わず,震災後初めて飛島に行ってみることにした。酒田は予報では天気もよく,自分が船に乗り遅れない限り,その日のうちに戻ってこれそうだったので思い切って行くことにした。6時過ぎに家を出て,8時10分頃に定期船発着所に到着した。朝食に漬け丼を食べ,腹ごしらえをして,カメラとレンズ,タオルと最小限の装備で船に乗り込んだ。航路は往復とも海も見ず,ひたすら睡眠を取り,合計で4時間近く眠ることができた。
島には予定の時間に到着し,いつもの島一周のコースを回った。何しろ帰りが13:30出港なので,小学校を少なくとも13:00には出ないといけない。ろくに畑にも入らず,ひたすら歩き,最初にオオルリをこれまででは最高の形で見ることができ,そこでもう満足してしまった。キビタキは何度もよいポジションで見たり,写真を撮ったりしているが,オオルリは以前にも書いたが,見ただけでその美しい色に感動してしまって,手が震えろくな写真が撮れていなかった。今回は目の前にいて,道路脇に降りて採餌し,また枝に戻る行動を繰り返していたので見放題,撮り放題だった。オオルリの虹彩を初めて近くで見ることができた。虹彩は意外にもより暗いダークブラウンで,これがウミウのようなエメラルドグリーンなんかだったら,もう宝石のような鳥になるだろうと思った。時々,オオルリを見,また,聞いたことのない美しい鳥の鳴き声に時々立ち止まっては耳をすました。ヘリポートには何もおらず,やっと荒崎でイカルやジョウビタキ,アカハラなど普通種を見ながら,小学校の校庭にやって来たのが12:30だった。これは今までの中で一番速いペースだ。ここでゆっくりいつも鳥を見たいと思っているが,船の時間にいつも焦ってしまう。それでも小学校の裏の植え込み辺りでキビタキの♀を見たりしつつ,植え込みの陰に座って,何か来るのをじっと待っていたところ,頭に載せたタオルの上に何者かが乗った。うわーっ蛾だとパニックになり(この時期いるわけないのだが),思わずタオルの上を手で払ったら,黄色い蛾ではなくキビタキ♂だった。すぐ目の前の枝に止まり,といっても近すぎてピントが合わず,そのうち3mほど離れた枝に止まったのを撮影した。手で払ったときのふわっとした羽毛や体温の温かい感触がまだ残っている。最初メスを撮影したので,♂♀でこの辺りを行動していたのだろう。それにしてもバンディングでないキビタキを触ったのは初めてだったが,人の頭に止まるキビタキもキビタキだろう。さすがは飛島である。何もいなかったが(見つけられなかったが),楽しい鳥見だった。
【写真】
■オオルリ♂ 同一個体
■サクラの花粉で嘴が緑色になっているメジロ/イカル
■キビタキ♀/キビタキ♂ 頭の上に乗った個体
Copyright(C)2014 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.