私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

ホシムクドリが増加中とか。ネタ切れでヒバリ。

2005年3月21日(土)女川-江島航路,江島

2005年03月21日 | 江島・航路
■2005/3/21(土) 9:00-14:30 【天気】晴れ
【場所】女川-江島航路(往復)、江島港~東大津波観測所~旧女川三中・五小校庭~南側漁港(往復)
【種名】ウミウ、ヒメウ、トビ、ハヤブサ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ウトウ、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、イソヒヨドリ、シロハラ、ツグミ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(20科24種)
【備考】ウトウの群れが何度も飛ぶのを見ながら、30分ほどで江島に着いた。大学時代に巡検で訪れた小中学校は、ずいぶん昔に廃校になってしまって、現在、島は高齢化が進んでいる という。民宿も聞けば1軒だけ。一本道をとぼとぼ歩いて、島の西側の小港に着いた。風は多少強かったが、岩陰に入るとぽかぽかと温かい。大型カモメ類はいなかったので、お昼にしてしばらく昼寝をした。それから船の時間に合わせて、ゆっくり戻った。 港の防波堤下にシノリガモの群れを見つけ、しばらく撮影していた。昨年の某鳥はいなかったが、なかなかいいピクニックだった。あとは女川と石巻で海産物を見ながら家路についた。
【写真】
  
  
■シノリガモの群れ
  
■ハヤブサ/ウミネコ成鳥夏羽


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2005年3月19日(土)岩井崎他

2005年03月19日 | 南三陸漁港
■2005/3/19(土) 9:00-15:00 【天気】晴れ 
【場所】北上川、相川漁港、御伊勢浜、岩井崎、唐桑
【種名】カイツブリ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、ウミウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、コクガン14、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、ウミアイサ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ノスリ、オオバン、ユリカモメ、オオセグロカモメ、ワシカモメ、カモメ、ウミネコ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、イソヒヨドリ、ツグミ、シジュウカラ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス(20科48種)
【備考】今回は唐桑町の畠山重篤氏に講演を依頼するために行った。北上川の様子は前回大群がいたカワウは、船が漁をしていたためほとんど見られなかった。葦原をチュウヒ♀成鳥が飛ぶ。白浜に近づいて、やっとカモたちの大群が姿を見せ始めた。スズガモが全体的に多いが、ヒドリガモもかなりいる。スズガモをアップで順光で撮るなら北上川の南岸がいいようだ。相川漁港では、一緒に行った家内がしきりに浜の人たちと話していた。カメラを持ってワカメの塩蔵作業場をうろついていたら、なんとかかんとか言われた。家内が笑っていたので何と言った?と聞いたら、「カメラで撮りすなよ。明日の朝新聞に載ったらおしょすいがらっしゃ」と言ったそうだ。意味は宮城県人ならわかると思うので省略する。その浜の中に若くてきれいな子がいて、家内が「美人ね」と言っていた。小さな漁港の作業場の人々そのものが風景になる感じがした。カモメ類は、前回とほぼ同じ種類がいた。相川漁港を後にして、志津川から御伊勢浜、岩井崎に行った。満潮でとにかく何もいない。畠山さんと約束の時間が近づいてきたので、気仙沼市内に入り、唐桑に向かった。大島フェリー乗り場から時間を計ったら、目的地の水山養殖場までは30分とかからなかった。峠までの曲がりくねった山道を軽快に走り、一気に峠をくだる。実に快適なドライブだ。途中で道を聞くと近くの入江を教えてくれた。遠浅の入江で、カワセミが低い堤防の上に止まって獲物を狙っていた。畠山さんにお会いして、講演の依頼やら、よもやま話をして小1時間ほどたったので、おじゃますることにした。車に戻ると浜には何とも不似合いな焼き芋屋の車が来ていて、果たしてその焼き芋が非常にうまかった。気仙沼に戻り、「海の市」に2時間ほどいたあと、もう一度岩井崎に戻った。潮が引いていて、コクガンの群れが岩礁で採餌していた。離れたところには10羽ほどの群れがいた。それから大川に行ったが、前回のハクチョウ、カモ、カモメ類は全くいなかった。川の水かさもかなり多かった。
【写真】
  
■コクガンの群れ-この日は14羽観察した
  
■オオセグロカモメ成鳥夏羽/同第2回夏羽(肩羽に灰色の羽毛)/同第1回冬羽A
  
■オオセグロカモメ成鳥夏羽/ワシカモメ第4回冬羽/ウミネコ成鳥夏羽


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