私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

今日はオジロトウネン、ホシムクドリ、コチョウゲンボウなどいた。コクマル、オオハシシギは空振り。

2006年3月21日(火)鳥の海

2006年03月22日 | 鳥の海
■2006/3/21(火)7:00-8:00【天気】晴れ,強風
【場所】鳥の海
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ホオジロガモ,カワアイサ,トビ,ノスリ,コチョウゲンボウ♀1,ユリカモメ,オオセグロカモメ,カモメ,ウミネコ,ホイグリン系カモメ成鳥冬羽1,ツグミ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(11科28種)
【備考】カンムリカイツブリとハジロカイツブリの夏羽を近くで撮影しようと行った。カンムリカイツブリは遠く,ハジロカイツブリは水門近くにはいたが,ここでも風が強く,まっとうな写真は撮れなかった。完全な夏羽はいなかったが,夏羽に移行する過程がよくわかる個体が4羽ほどいた。強風でなければ,まだまだ3月下旬から4月初旬は近くで見られるチャンスがある。昨年,Yさんが見た同じ場所にホイグリン系カモメの成鳥冬羽が1羽いた。ぱっと見て足が黄色く,近くにいたオオセグロカモメの濃いピンク色と好対照だった。体型はオオセグロカモメと比べるとスマートな感じで,初列風切りもずいぶん長い。銚子漁港で見るホイグリン系カモメも何となく自信なさそうな顔(笑い)をしているが,この個体もいかにも自信がなさそうだった。
【写真】
  
■貝を咥えたスズガモ/堤防のすぐ下にいたスズガモとホオジロガモ
  
■飾り羽がまだ少ないハジロカイツブリ/同じ個体/ほとんど夏羽の個体
  
■オオセグロカモメ第4回夏羽/ホイグリン系カモメ
  
■この個体の足はほとんど黄色(銚子漁港でこれまで見た個体はほとんど橙黄色)


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2006年3月19日(日)磯浜・釣師浜

2006年03月22日 | 磯浜漁港
■2006/3/19(日)14:30-16:00【天気】晴れ,強風
【場所】磯浜,釣師浜
【種名】ハジロカイツブリ12,ウミウ,ダイサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,クロガモ8,トビ,オオバン,シロチドリ3,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ第1回冬羽1・第2回冬羽2・第4回冬羽から夏羽移行中1・成鳥夏羽1(計5),カモメ,ウミネコ,スズメ,ムクドリ,ハシブトガラス(11科18種)
【備考】磯浜にあるピザ屋さん「ぱぴハウス」にピザを食べに行ったついでに鳥も見た。磯浜漁港内は特に何もおらず,海上にはクロガモとハジロカイツブリの小さな群れがいた。新地漁港はミユビシギがおらずカモメ類だけだったが,釣師浜は工事が終わったらしく,まっすぐになった河口でオオセグロカモメを中心にたくさんのカモメ類が水浴びしていた。浜にはいつものようにたくさんのカモメ類が群れていた。また渚と堤防の中間あたりの砂浜にうずくまって強風をしのいでいるオオセグロカモメの群れもいた。シロカモメはついに今シーズンこのフィールド(磯浜~新地漁港)では観察することはできなかった(鳥の海では見たが)。強風で砂塵が舞い,海と渚,砂浜の境界が見えない状態だったが,かえってよい写真が撮れた。
【写真】
  
■渚から飛んでくるカモメ類とランディングしたユリカモメ
  
■ワシカモメ成鳥夏羽/同第4回冬羽から夏羽へ移行中個体
  
■ワシカモメ第2回冬羽/同第2回冬羽/同第1回冬羽(計5個体)
  
■オオセグロカモメ第1回冬羽から夏羽移行個体/カモメ成鳥冬羽と第2回冬羽/カモメ成鳥冬羽


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2006年3月18日(土)北上川・長面浦・雄勝森林公園

2006年03月18日 | 県外・国外・その他
■2006/3/18(土)10:00-12:00【天気】晴れのち曇り
【場所】北上川~長面浦~雄勝森林公園
【種名】ハジロカイツブリ冬羽,カンムリカイツブリ夏羽・冬羽,カワウ,ウミウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,オオハクチョウ1,カルガモ,コガモ,オカヨシガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,キンクロハジロ,スズガモ,クロガモ,シノリガモ,ウミアイサ,トビ,オオバン,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ワシカモメ,カモメ,ウミネコ,キジバト,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ヤマガラ,シジュウカラ,ホオジロ,オオジュリン,カワラヒワ,スズメ,ムクドリ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(17科39種)
【備考】今日は雄勝森林公園の下見に行く途中,長面浦にも初めて立ち寄った。北上川は2月の清新な風景とはうって変わって,河の水はやや茶色に濁り,空の青さも川面に映えない。ところどころ波立つ水面にスズガモやヒドリガモの大群がいた。カンムリカイツブリの群れはほとんどが夏羽になっていて,冬羽は少数派だ。それに比べてハジロカイツブリの夏羽になりかけた個体は観察できなかった。長面浦は,初めて行った場所で,海水浴場に行く途中,ウミアイサの群れを見た。他の場所でも何度か見た。雄勝森林公園に11時過ぎに着き,一通り,見て回った。2つの渓流に挟まれたところに,キャンプサイトやロッジがあり,ウサギやシカを飼っていた。小鳥がいかにも多そうな場所だったが,何しろ,家族連れや釣り人で結構にぎわっていた。
【写真】
  
■ウミアイサの群れ。♂はしきりにディスプレイをしていた。
  
■カンムリカイツブリの夏羽と冬羽/ヒヨドリ


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2006年3月11日(土)田尻町大嶺

2006年03月13日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2006/3/11(土)12:50-13:00,17:19【天気】晴れ
【場所】田尻町大嶺地区田圃
【種名】マガン,カリガネ(1科2種)
【備考】帰郷(と言っても1時間もかからないが)の道すがら,いつもマガンが採餌している大嶺の田圃にさしかかったところ,道路のすぐ脇にマガンの群れがいた。今日はどこにも寄らない予定だったので,とりあえず北帰行前のマガンでも撮影するかと思って,レンズを向けると,その中の1羽はカリガネだった。ものすごい勢いで,田圃の藁をはねのけつつ,移動しながら採餌している。嘴の間から藁を一本垂らして,必死に食べている。そのうち別の群れと一緒になり,向こうの畦道から自転車が走って来ると,一斉に飛んでまた近くの田圃に降りた。帰りは5時過ぎに通った。数は似たり寄ったりだが別の群れらしく,カリガネはいなかった。1羽の成鳥が見張りをして周りのマガンは薄暮の中,しきりに餌を啄むのであった。
【写真】
  
  
  


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