■2010/10/23(月)10:45-13:30【天気】晴れ
【場所】飛島(中央一周コース)
【種名】オオミズナギドリ1,アオサギ1,トビ1,ハヤブサペア1,オオセグロカモメ1,ウミネコ1,キジバト4,カラスバト1,ヒバリ1,キセキレイ1,ビンズイ4,ヒヨドリ,モズ1,ルリビタキ♂2,ジョウビタキ+,イソヒヨドリ♂1,キクイタダキ8,シジュウカラ6,メジロ+,ホオジロ,カシラダカ++,ミヤマホオジロ+,アオジ+,クロジ♂1♂幼羽1,シベリアジュリン♀成鳥1,アトリ+,マヒワ+,ベニマシコ♂1,ウソ♂1♀3,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(18科32種)
【メモ】昨年は10月31日に行ったが,今回は天気を見て,1週間早く行くことにした。例によって仕事柄,前日には帰っていなければならないので,日帰りだが仕方がない。考えてみれば1泊以上するのは1年に1回の北海道だけだ。
さて定期船が新造の双胴船に変わり,まるで小さなフェリーという感じの甲板で過ごすうち,10:40頃に到着。勝浦港向かい遠賀美神社のマツの枝に止まるキクイタダキを撮影したのが10:45なので,いつもより若干早い。しかし,日帰りにとってこの20分なにがしの時間はとても貴重なのだ。
避難経路の急な階段を登っていくと,カシラダカとマヒワの群れがばらばらと飛んだ。ところが登り切る辺りで1羽だけ,採餌に熱中するマヒワ♂がいて,これは全然逃げようとしない。ものすごい勢いで食い散らかしている。最短撮影距離が1.8mだが,もちろん階段の幅が1.8mもあるわけはなく,マヒワの横をすり抜けて離れて撮影した。マヒワというと何となくか細いイメージがあるが,近くで見るとやたら派手な黄色に頑丈な嘴,頭のブロック状の黒い羽毛,鋭い目と,決してひ弱なヒワではない。生きていくためには大きな鳥も小さな鳥もサイズこそ違っても,そこにはある種の凄みがある。島の一周道路をどんどん歩いて行くと,カシラダカやらホオジロやらアトリやらがばらばらと飛びまくっている。今まで来た中では一番個体数が多い日だ。ヘリポート,鼻戸崎,それに校庭で時間を取りたかったので,畑に然入らず,道路脇に出た鳥で,止まってくれたもののみ,見たり撮影したりで,あっという間に小中グランドに着く。何とまだ11:20。いつもだったら11:45過ぎにはなっている。これも新造船のおかげだ。ここまで来る途中,フィフィという鳴き声がしたので,前方の灌木を見るとウソが数羽止まっていた。それと毎度のカラスバトの鳴き声もした。
グランドからヘリポートへ行くと,イナゴのようにカシラダカの群れがいて,採餌していた。そのうち1羽が電線に止まったので見ると昨年も見たシベリアジュリンのメスだった。頭が丸く体長がやや短く,嘴も短くて可愛い。これは残念ながらピントが後ろの葉っぱに合ってしまい,2枚ともピンぼけ写真になってしまった。そこから,鼻戸崎を回って東屋で一休みし,昼食休憩。まだ12時だった。クロジ♂の幼鳥という感じの小鳥が灌木の木陰にいた。小中学校の校庭に行くと,やはりカシラダカとマヒワの群れ。ミヤマホオジロもいる。ただのヒバリ,ただのビンズイ,ただのモズもいる。ハヤブサのペアが上空を飛んでいった。あとはひたすら勝浦漁港を目指したが,途中も,マヒワやカシラダカがあちこちにいた。珍しく1種も増えなかったが,実際には,かなりいろいろな鳥がいたわけで,1泊さえすればそれなりに粘って見られたものをと思うが,今回はマヒワを十分観察,撮影できたのがよかった。毎回,何か新しいことに必ず出会えるのが飛島の良さだろう。ちなみに,翌朝,我が家の庭にジョウビタキの♂がやってきて,居着いている。寒くなってきたので,本当は12月から餌台に餌を蒔くのだが,ジョウビタキが来たのを季節の節目として,買っておいた餌をあげた。翌日からは,早速,キジバトペアがやってきたのだった。いつだったか,ホオアカが採餌していたのにはちょっと驚いたが。
【写真】
■マヒワ♂の採餌
■黄色い羽毛がとてもきれいだった。
■隣の枝に移るとまた猛然と食べ始めた。
■いわゆる真っ赤なベニマシコを北海道で見たのと同様の黄色がとても美しいマヒワの♂というところだろう。
■すごい数のアトリが畑から一斉に飛び立ち,畑脇の灌木を抜けていった。/ホオジロ♀/キセキレイ若鳥
■マヒワ成鳥♀/カシラダカ成鳥♂/マヒワ幼鳥
■唯一1枚だけ撮影したメジロ。/ウソ♀/ルリビタキ♂
■カシラダカ成鳥♂/顔を見るとクロジ幼鳥の雰囲気(♀かもしれないが)
■ジョウビタキ♀/ハヤブサ♀/ただのヒバリ
■ただのビンズイ2羽/おでこに種子をくっつけたマヒワ♀/ミヤマホオジロ♂
■ミヤマホオジロ♂の採餌(さきほど滑った♂です)
Copyright(C)2010 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.
【場所】飛島(中央一周コース)
【種名】オオミズナギドリ1,アオサギ1,トビ1,ハヤブサペア1,オオセグロカモメ1,ウミネコ1,キジバト4,カラスバト1,ヒバリ1,キセキレイ1,ビンズイ4,ヒヨドリ,モズ1,ルリビタキ♂2,ジョウビタキ+,イソヒヨドリ♂1,キクイタダキ8,シジュウカラ6,メジロ+,ホオジロ,カシラダカ++,ミヤマホオジロ+,アオジ+,クロジ♂1♂幼羽1,シベリアジュリン♀成鳥1,アトリ+,マヒワ+,ベニマシコ♂1,ウソ♂1♀3,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(18科32種)
【メモ】昨年は10月31日に行ったが,今回は天気を見て,1週間早く行くことにした。例によって仕事柄,前日には帰っていなければならないので,日帰りだが仕方がない。考えてみれば1泊以上するのは1年に1回の北海道だけだ。
さて定期船が新造の双胴船に変わり,まるで小さなフェリーという感じの甲板で過ごすうち,10:40頃に到着。勝浦港向かい遠賀美神社のマツの枝に止まるキクイタダキを撮影したのが10:45なので,いつもより若干早い。しかし,日帰りにとってこの20分なにがしの時間はとても貴重なのだ。
避難経路の急な階段を登っていくと,カシラダカとマヒワの群れがばらばらと飛んだ。ところが登り切る辺りで1羽だけ,採餌に熱中するマヒワ♂がいて,これは全然逃げようとしない。ものすごい勢いで食い散らかしている。最短撮影距離が1.8mだが,もちろん階段の幅が1.8mもあるわけはなく,マヒワの横をすり抜けて離れて撮影した。マヒワというと何となくか細いイメージがあるが,近くで見るとやたら派手な黄色に頑丈な嘴,頭のブロック状の黒い羽毛,鋭い目と,決してひ弱なヒワではない。生きていくためには大きな鳥も小さな鳥もサイズこそ違っても,そこにはある種の凄みがある。島の一周道路をどんどん歩いて行くと,カシラダカやらホオジロやらアトリやらがばらばらと飛びまくっている。今まで来た中では一番個体数が多い日だ。ヘリポート,鼻戸崎,それに校庭で時間を取りたかったので,畑に然入らず,道路脇に出た鳥で,止まってくれたもののみ,見たり撮影したりで,あっという間に小中グランドに着く。何とまだ11:20。いつもだったら11:45過ぎにはなっている。これも新造船のおかげだ。ここまで来る途中,フィフィという鳴き声がしたので,前方の灌木を見るとウソが数羽止まっていた。それと毎度のカラスバトの鳴き声もした。
グランドからヘリポートへ行くと,イナゴのようにカシラダカの群れがいて,採餌していた。そのうち1羽が電線に止まったので見ると昨年も見たシベリアジュリンのメスだった。頭が丸く体長がやや短く,嘴も短くて可愛い。これは残念ながらピントが後ろの葉っぱに合ってしまい,2枚ともピンぼけ写真になってしまった。そこから,鼻戸崎を回って東屋で一休みし,昼食休憩。まだ12時だった。クロジ♂の幼鳥という感じの小鳥が灌木の木陰にいた。小中学校の校庭に行くと,やはりカシラダカとマヒワの群れ。ミヤマホオジロもいる。ただのヒバリ,ただのビンズイ,ただのモズもいる。ハヤブサのペアが上空を飛んでいった。あとはひたすら勝浦漁港を目指したが,途中も,マヒワやカシラダカがあちこちにいた。珍しく1種も増えなかったが,実際には,かなりいろいろな鳥がいたわけで,1泊さえすればそれなりに粘って見られたものをと思うが,今回はマヒワを十分観察,撮影できたのがよかった。毎回,何か新しいことに必ず出会えるのが飛島の良さだろう。ちなみに,翌朝,我が家の庭にジョウビタキの♂がやってきて,居着いている。寒くなってきたので,本当は12月から餌台に餌を蒔くのだが,ジョウビタキが来たのを季節の節目として,買っておいた餌をあげた。翌日からは,早速,キジバトペアがやってきたのだった。いつだったか,ホオアカが採餌していたのにはちょっと驚いたが。
【写真】
■マヒワ♂の採餌
■黄色い羽毛がとてもきれいだった。
■隣の枝に移るとまた猛然と食べ始めた。
■いわゆる真っ赤なベニマシコを北海道で見たのと同様の黄色がとても美しいマヒワの♂というところだろう。
■すごい数のアトリが畑から一斉に飛び立ち,畑脇の灌木を抜けていった。/ホオジロ♀/キセキレイ若鳥
■マヒワ成鳥♀/カシラダカ成鳥♂/マヒワ幼鳥
■唯一1枚だけ撮影したメジロ。/ウソ♀/ルリビタキ♂
■カシラダカ成鳥♂/顔を見るとクロジ幼鳥の雰囲気(♀かもしれないが)
■ジョウビタキ♀/ハヤブサ♀/ただのヒバリ
■ただのビンズイ2羽/おでこに種子をくっつけたマヒワ♀/ミヤマホオジロ♂
■ミヤマホオジロ♂の採餌(さきほど滑った♂です)
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