私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2018年7月26日(木)大沼

2018年07月26日 | 大沼・赤沼

■2018/7/26(木)17:23-17:43【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】大沼
【種名】カンムリカイツブリ(1科1種)
【メモ】蒲生に行ってみたが,イソシギ1羽しかいなかったので,帰りに大沼に寄った。カンムリカイツブリの親子がいたが、1羽は別のペアの子どもなのか,ぽつんと離れていたが,親子にはとても関心があるようだった。自宅に帰る頃には空に月が出ていた。月はクレータだらけで,大沼とは大違いだ。まるで,こうなってはいけないよとでもいうように,天空に輝いていた。
【写真】
  
  
■夕暮れのカンムリカイツブリの親子/月 ISO100 1/1000 f4 手持ち(笑い)



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2018年7月22日(日)鳥の海

2018年07月22日 | 鳥の海

■2018/7/22(日)16:38-17:08【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】カルガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,カラシラサギ2,シロチドリ1,オオソリハシシギ1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ヒバリ,ツバメ,セッカ,ムクドリ,スズメ,(13科17種)
【メモ】日中は暑いので,夕方カラシラサギを見に行った。目先の色が2羽で違っていて,図鑑を見ると夏羽と冬羽のようだった。盛んに飛び跳ねては,小魚を捕ろうとしていたが,頭を水の中に入れて,じっくり水中を見て,小魚をくわえた方が確率がいいようだった。干潟と砂浜にはオオソリとシロチ♂がいた。海岸までは行かなかったので,シギチはこの2羽しか見なかった。堤防の陰にもいなかった。カラシラサギは,県内では毎年かそれに近い確率で,鳥の海や蒲生で観察されているようだが,自分としてはしばらくぶりの観察だった。
【写真】
  
  
  
■カラシラサギ2羽
  
■図鑑によれば,Ad-WとAd-Sになる。足の色もSは黒いがWは薄くなっている。
  
■中央の写真の個体がAd-S
  
■オオソリハシシギAd-S♀/ミサゴ/カワウ,アオサギ,オオセグロカモメ第2回冬羽移行中の個体。擦れて褪色し白くなっている。



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2018年7月17日(火)蔵王御釜

2018年07月17日 | 宮城蔵王

■2018/7/17(火)12:53-14:11【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】宮城蔵王馬の背・御釜周辺
【種名】アマツバメ6,トビ4,ノスリ1,ホシガラス2,ハシボソガラス,ウグイス+,イワヒバリ成鳥3(4),カヤクグリ2,ビンズイ4(5科8種)
【メモ】今日で,大学の前期講義が終わり,やっと一息,蔵王に行くことにした。あまり午後からは行かないが,だめもとで行って見たところ,やはりだめで,アマツバメがちょっととビンズイしか飛ばない。仕方がないので,岩に腰掛け,イワオトギリの黄色い花をスマホで撮影するなどして閑をつぶしていたら,すぐ近くの茂みからひょっこり1羽顔を出した。あまりに近すぎて500mmでは撮れずにいたところ,御釜の方に飛んで行った。それから遠くを見ると,崖の中腹辺りの岩の上に1羽止まっていたので,とりあえず証拠写真と撮影したら,何と露出ダイアルがいつの間にかf4からf14になっていて,これは撮影してからモニターを見るまで分からなかった。どおりで遠くまで写っているわけだ。それからすぐに設定を戻して,岩に座っていると,またまた下から1羽登ってきたり,少し離れたところに1羽いて,それとくっついている個体がやってきて,計3羽同時に見ることができた。実際は2ペアらしく4羽のようだった。イワヒバリはあまり人を恐れず,じっとしていれば,どんどん登ってきて近寄ってくる。今回も,一度見つけてからはそこでずっと観察撮影していた。
ところで,以前は刈田神社の近くやどちらかといえば御釜の東の断崖でよく見たが,崖がだいぶ崩落して営巣に適さないためか,西側で見られるようになった。噴火の危険性で何年か人の立ち入りが禁止されていたので,もう少し個体数が増えているのかと思えばそうでもないようだ。過去の観察記録を見ると7月下旬に交尾と幼鳥の記録があるので,2回繁殖するのかもしれない。
コマクサはいつも火星の砂礫にポツポツと咲いている感じのを撮影していたので,今日は不帰の滝をバックに涼しげな感じのや,灌木の下に咲いているのを撮影してみたら意外に,いつもと違う感じに撮ることができた。
【写真】
  
■視界がよくなっていつもいる岩を見ると1羽止まっていた。どういうわけかf4がf14になっていて,知らずに1/20で撮影したら遠くまで写っていた。ビンズイも2羽で営巣中らしかった/岩の上で休んでいるとこっちにやって来た。
  
■別個体
  
■同一個体
  
  
■同一個体
  
■コマクサ/不帰の滝の瀑布
  
■シロバナハクサンチドリ?/ハクサンチドリ/イワカガミ



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2018年7月14日(土)・15日(日)大沼

2018年07月14日 | 大沼・赤沼

■2018/7/14(土),7/15(日)【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】大沼
【種名】カルガモ,ホシハジロ,カイツブリ,カンムリカイツブリ3つがい・ヒナ1,2,?,カワウ,ヨシゴイ2,ダイサギ,チュウサギ,バン,オオバン,クロハラアジサシS1・S-W1トビ,ハシボソガラス,ヒバリ,ツバメ,セッカ,スズメ(11科17種)
【メモ】クロハラアジサシが来ているという情報をいただいて,大沼に見に行った。車から降りるとすぐ近くを1羽飛んでいった。それからいったん蒲生に行って,何もおらず,また戻って時間まで大沼で見ることにした。するとクロハラアジサシが2羽飛んできたが,何しろ曇りかげんで光線の具合も悪く,とりあえず飛翔写真は撮影しておいたが,予想通り眼が写っていなかった。時間となったのですぐ帰り,翌日,蔵王に行く予定だったが変更して,日曜日は比較的ゆっくり見ることができた。
日曜日は最初に蒲生に行って,トウネンとメダイの夏羽を見て満足し,大沼に行った。橋の近くで釣りをしている方もいたが,欄干を三脚替わりにして,営巣している様子を観察することにした。ヒナが1羽だけになっているつがいで,親子3羽で巣の近くに行くとヒナはその辺にいて,最初にメスが巣に上がり,少ししてしゃがみ込み,その様子を見ていた♂は巣に上がって交尾していた。交尾が終わるとオスはメスの上をまたいで前に行く感じで巣の奥に行き,2羽で親しそうにディスプレイをし,その後巣から2羽降りた。2回目は少し違う角度から上がって,交尾し,今度はメスが巣に居残って巣材を加えて巣作りをしていた。
【写真】
  
■ハスの花/クロハラアジサシ成鳥夏羽
  
■クロハラアジサシ/カンムリカイツブリの親子。1羽ずつ背に乗せている。
ここまで土曜日,次から日曜日
  
■カンムリカイツブリの親子。最初と3番目の写真が同じ親子。
  
■オオバン/ここから交尾シーン
  
■浮巣に上がる時はちょっとジャンプする感じで,ひれの付いた足を前にして上がる。
  
■交尾は2秒くらいでその後メスの頭の上をまたいで向こうへ。
  
■交尾後の様子。このあと2羽とも巣からいったん離れ,一休みして,もう一度交尾。
  
■交尾後,いったん巣から2羽とも離れ,オスはぶるぶる,メスは巣に上がって巣作り。1羽しかいないヒナは周辺にいたような?
  
■道路脇の水面に出てきたカンムリカイツブリ。盛んに潜水していたが魚は獲れなかった。近くの水面でバンが2羽争い,1羽を追い出すとしきりに鳴いてヒナを呼んでいる感じだった。



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