私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

元旦の化女沼シジュウカラガン飛び出しは、飛び出す頃に目が覚め、なし。明日はないので、3日頃にでも行くかな。

2017年3月26日(日)蕪栗沼

2017年03月26日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2017/3/26(日)7:14-10:45【天気】晴れ時々曇り
【レンズ】EF500mmF4LISⅡ+EOS7DmkⅡ AVf4.0 ISO100手持ち
【場所】蕪栗沼,白鳥地区
【種名】マガン,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,カルガモ,コガモ,キジバト,カワウ,ダイサギ,ソデグロヅル3,タゲリ,ジシギSP,トビ,チュウヒ,ノスリ,ケアシノスリ若鳥,アカゲラ♂,モズ,カケス,ハシボソガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,ジョウビタキ,スズメ,アトリ,カワラヒワ,ベニマシコ,シメ,ホオジロ,カシラダカ,アオジ,オオジュリン(科種)
【メモ】定年退職まであと1週間となり,何とか無事に37年間務められそうだという感じがした日曜日,退職までの様々なことを終えて,ゆっくり,蕪栗沼を一周した。一抹の寂しさもあり,ついでに天気も曇りで気分もいまいち乗らなかったが,ゆっくり鳥を見られるのが何よりだった。
まず土手を走って行くと,ノスリにトビがしきりに遊び半分の攻撃をしかけていた。ノスリは本気で怒って,反転足蹴りを何度も試み,これにはトビも逃げるが,ノスリが木に止まるとまた仕掛けてくる。これがなかなかおもしろかった。ハヤブサなどはこうした攻撃は非常に得意だが,ノスリもいざとなるとやるんだね,と感心した。白鳥地区にハシボソガラスの大群がいたので,いつもと違うワシタカがいるなと思い,よく見ると遠くにケアシノスリが止まっていた。そのうち飛び立って,何度も自分の上空を旋回してこちらを見ていたので,かなりの枚数を撮影したが,あいにくの曇り空でよく撮れなかった。そのうち,ハシボソガラスの群れに追われて大空を北東に飛び去っていった。
【写真】
  
■足蹴りするノスリ/ケアシノスリ
  
■アトリ/アカゲラ♂ よく沼上空を飛んでいるキツツキらしからぬアカゲラ/シメ
  
■まだいたソデグロヅル/マガン


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2017年1月22日(日)28日(土),2月/26日(日)蕪栗沼

2017年03月21日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2017/1/22(日),1/28(土),2/26(日)【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蕪栗沼
【種名】ソデグロヅル成鳥2幼鳥1(1科1種)
【メモ】最初の日に行った時には沼の西側堤防から遠望する状況だったが,次からは白鳥地区との境界堤防からの観察で,比較的近くで見ることができた。羽の黒い部分が初列(袖黒)であるため,地上にいるときは黒い部分が隠れる。タンチョウは次列・三列が黒く地上にいる時は,白い初列が隠れ,黒い次列・三列が尾羽のように見える。イラストのタンチョウを検索で画像表示すると黒い尾のタンチョウが描かれていることがよくある。
さて,このソデグロヅルだが,以前よく蕪栗沼周辺の田圃に来ていたタンチョウと比べると,ツルというよりは,トキの仲間かと思うような顔をしている。蕪栗沼が気に入ったのか,ずいぶん長逗留だ。それだけ環境がよいということだろう。誇れる郷土の自然だ。
【写真】
  
■1/22の撮影/1/28
  
■三羽の編隊飛翔
  
  
  
  
  
■ここまで1/28撮影
  
■オオハクチョウが,威嚇しながら幼鳥と成鳥に近づくと,後ろからもう一羽の成鳥が,オオハクチョウを追い散らした。沼では一番体が大きく,彼らが嫌がるのは,タヌキくらいか。
  
  
■採餌するソデグロヅルの親子。ここまで2/26撮影。


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2017年2月11日(土)鳥の海

2017年03月14日 | 鳥の海
■2017/2/11(土)11:45-12:00【天気】晴れ,強風 【レンズ】500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】ハマヒバリ成鳥♂3(1科1種)
【メモ】銚子駅に到着して,これから銚子漁港でカナダカモメなど見に行こうとしていた時に,ハマヒバリ情報。いくら今見ていると言われても,翌日は長野だし,行けるはずもなく,悲しみに暮れてカナダカモメや,アメリカセグロカモメを見ていた。それから,1週間後,もうどうせいないと思ったので,まずは地元でカモメを見ようと思い,松川浦漁港から北上したが,何もおらず,最後は鳥の海かと思っていたところ,持つべきは鳥友で,今,鳥の海に来ているというので,急いで現地へ向かった。しかし,いるべきところにいない。若干,付近を探したり,じっと待っていたがいない。ハギマシコさえでない。しかたがないので仕切り直しに温泉に入り,いないとは思ったが,少し先の方までとぼとぼ歩いていくと,ちゃんと3羽黄色い顔の鳥が3mくらい先で,しきりに採餌していた。いつものように,そこで動かずじっと待ち,相手が採餌しながら近づいてくるのを待っていると,やっぱりやってきた。強風で時々砂嵐状態になる。目を閉じて風上に向かってじっと耐えながら,風が弱まると,採餌をしていた。何を食べているのかよく分からなかったが,何かの種子という感じだった。石巻でずっと以前に見たコモンシギの幼羽も,浜辺の植物の種子を食べていたのを思い出した。こんなきれいなかわいい鳥を見つけてくれた人や鳥友たちに感謝である。
【写真】
  
  
  
  
  
■ハマヒバリ3羽


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