私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2024年1月25日(木)赤沼・大沼

2024年01月25日 | 大沼・赤沼

■2024年1月25日(木)7:07-7:49【天気】冬霧・晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】赤沼・大沼
【種名】コハクチョウ、アメリカコハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、カワウ、トビ、ノスリ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ(9科18種)
【メモ】大雪が降って、朝はいくら幹線道路とはいえ、凍っているだろうし、しかも、高低差が150mほどある下りを行かなければならないので、諦め、今シーズン2度目の高速道路を使って、大沼経由で、職場に行くことにした。9時まで着くために5時30分起きして、6時30分に出発、赤沼着が7時過ぎだった。冬霧が田んぼや沼を覆い、太陽の光が金色に輝いていた。しかし、500mmしかもっていかず、16mmを持っていけば、もっといい景色が撮れたのにと思った。さて、赤沼には数羽のハクチョウとカルガモの群れがいただけで、次に赤沼に行った。かなりの数のハクチョウ類がいて、その中にアメリカコハクチョウのペアがいた。2羽で行動していて、冬霧が晴れたあとも近くで見ることができた。カンムリカイツブリはけっこう夏羽に移行中のものもいた。トモエガモは一通り探したがいなかった。
【写真】
  
赤沼の朝。ハクチョウとカルガモ/冬霧に電柱の上だけ見えてノスリがいるのが見えた
  
ミコアイサ♂/アメリカコハクチョウのペア
  
眼を閉じたコハクチョウ/ミコアイサ♀/南側の様子
  
アメリカコハクチョウペア/オオハクチョウ2羽に、にらまれているコハクチョウ

今宵の月、26日未明満月だそうです。


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2024年1月21日(日)根白石

2024年01月21日 | 根白石・泉ヶ岳

■2023年1月21日(日)10:45-11:15【天気】雨【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】根白石田んぼ
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、オナガガモ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ツグミ、スズメ、カワラヒワ(5科8種)
【メモ】土日どちらも鳥を見ないというのも、ちょっとなので、根白石の田んぼにハクチョウの様子を見に行きながら、温泉に入ってくることにした。根白石の田んぼを餌場としているハクチョウ類は、ほとんど今日見たのはオオハクチョウだったが、泉区の住宅地の中にある大小の公園沼から飛んでくる。今日、カウントしたところ358羽いた。寝ているのは分からないが、寝ていないで識別できたのは、  オオハクチョウだった。フィールドの近くに「明日の湯」という昔からの源泉かけ流しの小さな温泉があって、湯加減がちょうどよくて、ゆっくり入っていられる温泉だ。
【写真】
  
カワラヒワ30羽くらいの群れがいた/畔で見張るオオハクチョウと採餌するファミリー/コハクチョウかと思って撮影したが、オオハクチョウのような。
  
オオハクチョウ/ミヤマガラス300羽くらいいた/1月2日加美町からの帰りの風景


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2024年1月21日(月)自宅庭

2024年01月21日 | 庭に来る鳥

■2024年1月21日(月)9:14-9:45【天気】雨【機材】EOSR7+EF500Ⅱ(F4 ISO400 EV-1.0 1/20)
【場所】自宅庭餌台、他
【種名】カケス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、スズメ(5科6種)※カケス、ハシブトガラス、メジロは昨日1/20(土)。
【メモ】昨日は晴れていたが、1日所用で鳥見に行けず、今日はすごい雨降りになっていた。リビングからロッキングチェアにEF500レンズを載せて、撮影したが、F4、ISO400、EV-1.0でもシャッタースピードは、1/20秒にしかならず、鳥が止まったところで、ぶれていないのを掲載した。昨日は、カラ類とメジロの群れがやってきて、いい声で鳴いていた。いつもは、スズメ30羽くらいとシジュウカラ2羽、キジバト1羽、ヒヨドリ1羽が定番だが、昨日は初めてカケス1羽が来ていた。近くにいるハシブトガラスも来ていたが、餌が合わないらしく、ほとんど庭には来ない。どこかのネコ1匹が最近来ているが、猫に食べられるような鳥はいないようだ。すごい雨だが、シジュウカラは朝から夕方まで、ヒマワリを食べている。スズメは軒先で雨宿り。庭と言っても、周りが自然豊かなので、ほぼ自然の一部という感じになっている。昨日カケスが来たので、今まで庭で見た鳥は(上空を含む)29種ほどになった。
【写真】
  
ずぶ濡れのスズメ/シジュウカラ♀
  
リンゴを食べるヒヨドリ/顔だけぶれてないキジバト


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2024年1月14日(日)・27日(土)蕪栗沼

2024年01月14日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2024年1月14日(日)・27日(土)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ EOSR5+RF16
【場所】蕪栗沼、白鳥地区、周辺田圃、切伏沼、化女沼
【種名】オオヒシクイ、マガン、シジュウカラガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、ヘラサギ、クロツラヘラサギ、オオバン、トビ、チュウヒ、オオタカ若、ノスリ、アカゲラ、モズ、オオカラモズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ベニマシコ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリン(19科38種)
【メモ】14日は志津川から伊豆沼経由で蕪栗沼にやってきた。ヘラサギとクロツラヘラサギを見ることができた。クロツラヘラサギは2013年12月1日(日)大沼で見て以来だった。
県内でヘラサギは、伊豆沼、蕪栗沼、大沼、牛橋などでこれまで観察できたが、一番きちんと観察できたのは、世代別4羽の蕪栗沼が一番だろう。いろいろな鳥がやって来るということは、それだけ環境がいいということだろう。27日の今日は、最初に白鳥地区の南側を半周し、沼に出て、チュウヒなど見て、戻る途中にオオからモズを見た。それから、北側駐車場の方に行って、半周はしなかったが途中まで行って、ホオジロ、カシラダカ、オオジュリンなど見ながら戻った。切伏沼にはあまり水鳥はいなかった。
【写真】
  
ヘラサギ成鳥/クロツラヘラサギ若鳥(何年目かは撮影枚数不足につき不明)
  
蕪栗沼の土手からの田んぼの風景/マガン
  
チュウヒJ♀/同じ個体/チュウヒJ♀。こっちの方がクリーム色の面積が多かった。
  
モズ♂/オオカラモズ/カシラダカ
  
オオジュリン冬羽

今朝、暗いうちの月。


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2024年1月14日(日)南三陸漁港

2024年01月14日 | 南三陸漁港

■2024年1月14日(日)9:31-12:24【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】大室・小室、波伝谷、旧志津川漁港
【種名】コクガン81+、オオバン、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、ワシカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ(3科8種)
【メモ】カナダカモメ成鳥情報で、直接志津川ICで降りて、漁港を見て回った。結論として、カナダカモメは見つけられなかったが、いても全然おかしくないので、また行って見るつもりだ。カモメの識別のフィールドとして、これまで大室・小室漁港、波伝谷漁港、白浜海岸、蒲生、鳥の海、そして、メインは福島県の釣師浜と松川浦漁港外港がメインだったが、震災後は、カモメのフィールドが大幅に減った。蒲生海岸、白浜海岸、釣師浜、松川浦が以前とは比べ物にならないくらい種類も個体数も減り、カモメの識別にほぼ毎年行っている銚子漁港まで減少傾向で、慢性カモメ不足になっていた。松島、塩釜、七ヶ浜も何回か行ったが、もっといない。昔と同様数はちょっと少ないが、同じパターンで推移しているのは、渡大橋下中洲くらい。以前、ヒューグリンカモメとタイミルセグロカモメ、シロカモメ、ミツユビカモメなど観察できた鳥の海の漁港も、以前と比べればとても少ない。
今回、行って見てびっくりしたのは、セグロカモメが結構いて、いろんなパターンがいたこと。これはとてもうれしくてカモメ不足がちょっと解消された感じだ。そこで、撮影したカモメに画像で直接種類と年数や特徴を描いて、自分の勉強を兼ねてアップしてみた。もちろん、違っているのもあると思うが、今のところ、ここが限界というところで、今後もどんどんカモメを見て、勉強していきたい。次は動画も撮影してみたい。カモメは方向、姿勢、光の当たり具合で、ぜんぜん違う種類に見えてしまう。斜めから見て見たことのない種類に見えて、歩き出すと、なんだとなる。とにかくカモメの識別はシギチの中から、数の少ないシギチを探すくらいおもしろい。

※カナダカモメ幼鳥の確実な記録は、以下のフィールド記事を参照 

2009年12月23日(水)北上川~南三陸

【写真】

まず、銚子漁港で撮影したカナダカモメとセグロカモメの違い。これを基本にしている。ただ双眼鏡で見た時には分からず、教えてもらってはじめてわかった。
  
こちらの漁港はセグロカモメがたくさんいた。
  
カモメは第1回冬羽はけっこういたが、成鳥が1羽しか見つけられなかった
  

  

  

  

  
こちらの旧漁港はオオセグロカモメとワシカモメが多かった。
  

  

  

  

  

  
コクガン。カウントしたところ81羽いた。


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2024年1月8日(月)13日(土)

2024年01月08日 | 鳥の海

■2024年1月8日(月)13日(土)【天気】曇り晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海、周辺田圃
【種名】コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、スズガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、ウミアイサ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、コサギ、オオバン、ダイゼン冬羽1、シロチドリ冬羽2、タシギ1、ダイシャクシギ1、ハマシギ冬羽31、ユリカモメ、ウミネコ、カモメ、オオセグロカモメ、ウミスズメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、モズ、コクマルガラス、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、コホオアカ、カシラダカ、オオジュリン(22科47種)
【メモ】1月1週目に続き2週目も鳥の海に行った。目的は海鳥と小鳥類。運よくコホオアカ1Wを比較的近くで見ることができた。海鳥は沖に遠くビロードキンクロ。ここにいるということは、この辺りの海域にいるということだから、次は必ずと思うのだったが。ウミスズメ類は遠くて小さくて数が少ない。ちっとも群れで飛んでいるのが見えない。しかし、年末から年明けにかけて、例年いるところに数は少ないながら、ほぼ海鳥がいるので安心した。後は網地島、田代島沖の海鳥だ。コクマルガラスも1Wをかろうじてかなら暗いところで何とかぶれてピンが来てないが見ることはできた。ホオジロガモとウミアイサ♀1Wは、カモメがトラフグを何とか食べようとしていたのを近くで見ていたところ、すぐ近くまで2羽で寄ってきたので撮影した。こんなに近くまでリラックスして寄ってきたのは初めてだ。ホオジロガモはいつもひょうきんだし、ウミアイサの1Wはやはりごんぎつねだ。問題はダイゼンとダイシャクシギで、それぞれ2羽いたのが、1羽しかいない。ハヤブサにでも食べられたのだろうか。せっかく越冬していたのに。危ないのがもう1羽いたが。
【写真】
  
ハジロカイツブリ冬羽/カモメ成鳥冬羽とユリカモメ/オオセグロカモメ成鳥冬羽
  
コサギ冬羽/ヒドリガモ♂♀/アカエリカイツブリ冬羽
  
ハマシギ冬羽とシロチドリ冬羽の群れ/カンムリカイツブリ冬羽
  
オカヨシガモ/ミヤマガラスの群れ
  
コクマルガラス1Wとミヤマガラス
  
コホオアカ1W/モズ♂
  
ダイゼン冬羽/ハマシギ冬羽/ダイシャクシギ冬羽
  
港に居ついているカモメ成鳥冬羽/羽繕いするホオジロガモ♂
  
ホオジロガモ♂/ウミアイサ♀1W
  
ウミアイサ♀1W/ふと、横を見ると、まだフグに固執していたカモメ
  
ビロードキンクロ成鳥♂/ウミスズメ3羽/ビロードキンクロ♂と♀
  
クロガモ【参考】2000年3月フロリダ撮影のサバンナシトドです。


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2024年1月5日(金)・6日(土)・8日(月)・13日(土)鳥の海

2024年01月05日 | 鳥の海

■2024年1月5日(金)・6日(土)・8日(月)・13日(土)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】ツクシガモ♀1W、サンカノゴイ1、ソリハシセイタカシギ1W(3科3種)
【メモ】ツクシガモとソリハシセイタカシギの情報をいただいて、行って見ると、サンカノゴイまでいた。
【写真】
  
朝日の光で、本来の足の色が見えなかった。
  
浅い沼の泥の中のゴカイをしきりに食べていた。
  
赤ヘリが爆音を立ててやってきた。これは飛ぶなと思ったら、
  
やっぱり飛んだ。風切りが茶色なので1W。
  
ソリハシが飛んだので戻ろうとしたら、どうやら目の前にいたようだ。こちらもびっくりしたが、サンカノゴイも飛んで行ってしまった。向こう側に降りたが、とても探せるような環境ではないので、見ただけいいと思い戻った。/アオサギと比べてもその大きさがわかる。
 
遠くから見て、しきりに逆立ちして餌をとっていた白いカモがいたので、すぐわかった。♀の1W。これから換羽。


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2024年1月5日(金)6日(土)鳥の海

2024年01月05日 | 鳥の海

■2024年1月5日(金)6日(土)【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】鳥の海
【種名】マガモ、カルガモ、コガモ、シノリガモ、ホオジロガモ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、アオサギ、ダイサギ、カワウ、ダイゼン冬羽2、タシギ1、ハマシギ12、ユリカモメ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、チョウゲンボウ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(14科24種)
【メモ】5日は夜明けに間に合うように行ったら、霜被りのカルガモとか、水路で海藻を食べているシノリガモなど近くで見ることができた。ダイゼンは2羽で越年したもの。早起きは三文の徳という鳥の海だった。6日も夜明けに間に合うように行き、朝日にカモメのジョナサン風の写真と、カワウのミナサン風写真を撮影した。
【写真】
  
夜明け前の月/鳥の海沖朝日/有明の月
  
霜が付いたカルガモ/水路防波堤下の岩礁に潜って海藻を食べるシノリガモ成鳥♂
  
シノリガモ成鳥ペア/ダイゼン冬2羽いた
  
餌を見つけたダイゼン/ホオジロガモ
  
夜明けのウミネコとカワウ、カルガモ
  
ミミカイツブリ/ハマシギ


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2024年1月2日(火)化女沼

2024年01月02日 | 蕪栗沼・白鳥地区

■2024年1月2日(火)6:57-7:44【天気】晴れ曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】化女沼
【種名】シジュウカラガン、マガン(1科2種)
【メモ】恒例の化女沼のシジュウカラガンとマガンの飛び出しを見に行った。このフィールドの飛び出しは、朝日を浴びて周囲の木々と水面が赤く染まり、それらを背景にシジュウカラガンの白黒のカラーがとても美しく見えるのが特徴だ。マガンの方は羽色に赤い色が混じってしまうようになり、写真で撮るとピントが合わないのが続出する。さて、今日は、最初にダム対岸の広い水面にいたシジュウカラガンとマガンが飛び出したが、一回りしてダム側の群れの中に降りるシジュウカラガンも多くいた。次にダム側の一部が飛び出すが、また戻るシジュウカラガンやマガンも多かった。まだまだ、シジュウカラガンの個体数が多く、朝日で沼全体が赤く染まるのを期待していたが、7時25分に、朝日は西からずっと壮大に広がる雲の東端に隠れてしまい、沼全体が暗くなり、次のフィールドに移動することにした。沼を飛び出したマガンやシジュウカラガンの一部は、ダム周辺の田んぼにいったん降りて採餌したり、休んだりしている。今日は、この後、暖冬で雪もないであろう加美町宮崎と小野田に行って見ることにした。今までも雪があまり降らない年もあったが、今年は、さらに例年にない暖冬が重なっているので、いつも2月に行くところを今日行って見ることにした。ここからなら、田んぼ道を走って、1時間もかからない距離だ。
【動画】
朝の飛び出し前の化女沼シジュウカラガン
【写真】
  
ダム側のシジュウカラガンの群れ/今朝の月/最初の飛び出し
  
2回目の飛び出し/シジュウカラガンのファミリー/旋回してまた降りた
  
沼に降りる別のファミリー/シジュウカラガン小群の飛び出し
  
少しずつダム側の水面も赤く染まってくる/3回目の飛び出し
  
3回目の飛び出し
  
船形山方向に向かうマガンの群れ/ダム近くの田んぼで採餌するマガン。シジュウカラガンは奥のファミリーと手前の一羽は座って休息中。


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2024年1月2日(火)宮崎、小野田、田谷地沼

2024年01月02日 | 田谷地沼・宮崎地区

■2024年1月2日(火)8:09-11:52【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR7+EF500Ⅱ ※時刻は写真1枚目と最後の1枚の時刻です。
【場所】加美町宮崎、小野田、田谷地沼、旭、原、田川
【種名】マガン、シジュウカラガン、コハクチョウ、オオハクチョウ、キジバト、ダイサギ、トビ、ノスリ、アカゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ミヤマガラス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ミソサザイ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、シメ、ホオジロ(16科21種)
【メモ】化女沼で飛び出しを見た後、暖冬なので、もしかしてべちゃべちゃ田んぼになる前にもういるかもしれないと思い、加美町に向かった。高速道路の入口を通り過ぎて鳴子方面へ。勝手知ったる田んぼ道を走って、中新田へ。田川にあまり数が多くないハクチョウ類がいるのを確認して、賀美石へ。そこから、いつものコースで宮崎に向かうが、ガンがいない。やはり来ていないかと思って、ふと見上げるとマガンの群れ。やっぱりねと思い、ガンを追って宮崎方面へ。あまり行かない小道を行ったら、行きどまりで、そこで運よくアカゲラ♂が、梅の木に止まって、イラガの繭をつついていた。しばらくつついていたが、繭は丈夫で、諦めて飛んで行ってしまった。そこから戻り、旭まで行くがいなかったので引き返し、小野田方面へ行くと、防雪柵を越えてマガンの群れが。この方向はもうポイント決まりということで、行ってみたら、田んぼ8枚にシジュウカラガンとマガンの群れ。向こうの田んぼから、シジュウカラガンがどんどん、近くの田んぼに飛んできて、ランディングの写真が撮れた。2種以外いないかと探したが、首輪のないシジュウカラガンだけ。まあ、これまで、一通りの種類は加美町で見たので、まあ、いいやと思い、田谷地沼へ行って見る。雪の上に動物の足跡があったので、一周はやめて、もう一度戻って、陶芸の里の温泉に入る。それから、きっと小野田中近くの田んぼにいるはずだと思って行くと、そこよりもう少し西側の田んぼにいた。一応、ガンがいた場所は、GoogleMapの画面コピーを取っておいた。さっきの群れもこちらに移動して来たのか、広大な田んぼで遠くまでシジュウカラガンとマガンの群れがいて採餌していた。すばらしい風景だった。しかし、このあとの本来のべちゃべちゃ田んぼのガン・ハクチョウの採餌風景はあるのだろうか。2月にまた行って見ないといけないが、ガンの北帰行が12月末から始まっていたと聞いているので、今年の予想は難しい。雪は全く降らないということはないだろうから、それに期待したい。
【動画】イラガの卵を食べようとするアカゲラ♂(1)
イラガの卵を食べようとするアカゲラ♂(2)
採餌するシジュウカラガンとマガンの群れ

【写真】

  
好きな風景だが、ガンがいない/マガンの群れ発見。旭方面へ
  
戻ってきて原方面に行くと田んぼに群れ/山紫水明のシジュウカラガン。最高に好きな風景。
  
雪が少し積もった山を背景にシジュウカラガン/原の田んぼ
ここまでR5+100-500mm、次からR7+EF500mm

  
アカゲラ♂がさかんにイラガの繭をつついていた。
  
首輪はないが喉で白がつながっていない/シジュウカラガンのランディング
  
頭首に比べて胴体がやけに広い/マガン
  
シジュウカラガンとマガンの採餌
  
どこに降りるのか、下はマガンが密集/道路にも/いい風景


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2024年1月1日(月)伊豆沼

2024年01月01日 | 伊豆沼・内沼

■2024年1月1日(月)8:36-8:56【天気】晴れ曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】伊豆沼
【種名】シマエナガ7+(1科1種)
【メモ】2007年(H19)に稚内に行った折、新千歳空港で「ANA FESTA」を開催しており、その一隅に北海道の本が陳列してあった。『Graphic of Hokkaido's Nature ファウラ 2007 December WINTER No.18』2007.12.15発行 有限会社ナチュラリー という雑誌で表紙にシマフクロウ、特集がブラキストン線、とあり面白そうなので購入した。その中に大橋弘一氏の執筆で「北海道に生息し本州にいない鳥」「本州に生息し北海道にいない鳥」のリストがあり、亜種シマエナガは前者のリストにあり、△マークがついている。「△は北海道生息の鳥は本州に、本州生息の鳥は北海道に、少ない出現記録のあることを示す」とあり、要するにシマエナガは、本州で観察されることもありますよ、ということのようだ。鳥友にシマエナガが来ているよ、と一昨年だったか教えられ、みんな見に行ったのにどうせ1羽だろう、とか言ってあえて探さなかった。ところが、今回は10羽くらいいるというので、それは、ちょっと1羽の時とは意味が違うぞということで、31日、1日と見に行った。31日は探す場所がどうやら違っていたようで空振りだったが、今日は、そこにいるよと教えてもらい、同時に10羽は見られなかったが、7羽までは見ることができた。しかし、1羽だけでも撮影が難しく、2羽でさえ写せなかった。100-500でも使えばよかったが、そういう余裕もなかったし、とにかく、苫小牧研究林などと違ってちょっと距離があった。苫小牧では、目の前にいるのでちょっと下がってというところだが、幸い、光線がよかったので、撮影することができた。感謝!シマエナガは、コゲラのように嘴では樹皮を粉砕しないが、枝の小さい穴の中に嘴を突っ込んだり、枯れて折れた太い枝にもとりついて、しきりに餌を探していた。その結果、枝から枝へ変幻自在に移るので、もう、ぶれようがピントが合うまいが撮り続け、約20分で100枚ほど撮影し、何とか見られる写真を掲載した。北海道で一昨年の冬に見た時は、マツの枝の裏にいっぱいくっついていた昆虫の卵を食べていた。シマエナガの姿形は、グッズがいっぱい販売されてように、とてもかわいい。冬の間のもふもふ感あふれる羽毛と雪だるまの顔はかわいいし、成鳥の瞼の黄色もおしゃれだ。ちなみに、北海道ではシマエナガをこんなにたくさん撮影しない。普通にいるからだ。
【写真】
  
餌探し/反転して、次の枝に飛び移る
  
脚のあげ方がかわいい
  
尾羽を開く/朽木で餌探し
  
真剣に餌探し
  
これも餌探し
  
飛んでる
  
もふもふの羽毛
  
黄色い瞼
  
翼が短いのに尾が長いのもかわいい
  
飛んでいる


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