■2025年2月23日(日)8:52-14:33【天気】晴れ曇り小雪【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】門脇桟橋~大泊港~仁斗田港往復航路、田代島
【種名】ホシハジロ、キンクロハジロ、ホオジロガモ、ハジロカイツブリ4、ヒメウ2、ウミウ4、ミツユビカモメ成鳥8+・1W2+、ユリカモメ第1回冬羽1、ウミネコ++++、カモメ+、ワシカモメ成鳥夏羽1、セグロカモメ4+、タイミルセグロカモメ成鳥冬羽1、オオセグロカモメ+、トビ、ハシブトガラス、ヤマガラ1、ヒヨドリ2、メジロ1、ホオジロ3(9科19種)
【メモ】今日は昨日の続きでカモメ探しに、まずは田代島航路に行った。門脇桟橋から出港して、右舷の消波ブロックにたくさんのウミネコがいたが、カモメと大型カモメも飛んでいた。続けざまに撮影しているとセグロカモメらしき大型カモメが飛んだので、撮影した後見たら、上の嘴に鮮やかな赤斑があり、下嘴には、大きな赤斑があり、背の色は薄めなので、タイミルセグロカモメと識別した。ちなみに、今回の版では、セグロカモメの亜種はセグロカモメとモンゴル、ニシセグロカモメの亜種はホイグリンしか”認められていない”が、実物の形状色からすると、前者グループのカスピセグロカモメ、後者のタイミルセグロカモメとカザフセグロカモメ(ステップカモメ)は、明らかに識別が可能だ。それが亜種か亜種でないかは今後の研究でまた変わると考えられる。
その後、航路ではウミネコ、オオセグロカモメ以外は何も出ず、大泊から仁斗田の間もウミネコとハジロカイツブリしか見つけられなかった。養殖ブイの上にはウミネコのみという状況。シノリガモも、コクガンも、クロサギもいるような状況ではなかった。仁斗田で、たくさんのニャンコを見に来た方々が50人くらい船を下りた。最初に凪の間に行ったが道は荒れ果て、畑もあったところが分からないくらいで、仁斗田地先海岸に降りる小径もやぶで行けなかった。ちなみに海岸にはカモ、カモメ一羽もいなかった。砥面島には繁殖のために飛来しているウミネコの大群がいた。海岸から上がってウソが以前は必ずいた稲荷神社は小さい鳥居だけあって、社がなかった。マンガアイランドは昔のままあったが小鳥は一羽も出なかった。かろうじて管理棟から少し行った昔畑だったところで、ヤマガラ1羽とメジロ1羽がいただけだった。三叉路を左の細い道の方に行ったが、途中で倒木があり進めず、また戻って、右の道を行って、旧校舎に向かった。ここにはヘリポートと島のえきがあり、食堂は賑わっていた。外はニャンコと人がいっぱいだった。それから猫神社を目指して歩いたが、人が多く、鳥はヒヨドリ2羽しかいなかった。大泊へ降りる坂は長いので、帰りは大変と思い、おそらく何も出ないと思われたので、来た道を引き返した。小鳥がいないのは、人とニャンコのせいではなく、江島でも同様だが、小鳥自体が少なくなったのと、島の人口減少による耕作地の放棄が大きな原因と思われる。離島はどこも同じような状況ではないだろうか。さて、13時55分まで時間があったので、待合室で寝ていたら、13時8分に地震が2回あり、かなり激しく揺れた。
最後は、帰りの航路だが、田代と門脇の中間あたり、少し田代島寄りの海域で、ミツユビカモメが出た。海面に降りていたミツユビカモメが、船が来て飛び立った。第1回冬羽とカモメが一緒に飛び、その後を5羽+の成鳥が飛ぶのが見えた。海が荒れてしかも、船のスピードが速く、撮影は大変だったが、何とか識別できるレベルには撮影できた。少し行くと離れたところにも、ミツユビカモメ成鳥冬羽の群れが浮かんでいたが、遠かった。そして、最後に門脇港入港前に、かろうじてユリカモメ第1回冬羽1羽が出て、終了となった。
【動画】
ワシカモメ成鳥夏羽
【写真】
21日の月/オオセグロカモメ2W/ホオジロガモ♂♀
タイミルセグロカモメ成鳥冬羽/セグロカモメ2W
イソヒヨドリ♂/ワシカモメ成鳥冬羽。船揚げ場で3mくらい。見ている近くに寄って来て、しばらく見ていた。
イソヒヨドリ同上個体/島のネコ、昔と違って個体数はいくらか少なくなったが、みんなまるまるとしているものが多く、子猫は以前より少ないように感じた。
カモメ成鳥冬羽とミツユビカモメ第1回冬羽/ウミネコ2Wとミツユビカモメ成鳥冬羽
カモメ成鳥冬羽とミツユビカモメ第1回冬羽/ミツユビカモメ第2回冬羽。嘴と翼に小さな黒斑があるので第2回/カモメ
石巻製紙工場プラント/ユリカモメ第1回冬羽/石巻かわみなと大橋
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