私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2005年10月30日(日) 蕪栗沼

2005年11月29日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2005/10/30(日)7:30-11:30【天気】晴れ  タヌキ1
【場所】蕪栗沼,白鳥地区,周辺田圃
【種名】カイツブリ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガン3000+(西側田圃)2000+(北側田圃),カリガネ成鳥3,オオハクチョウ,コハクチョウ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,ハシビロガモ,トビ,ノスリ,チュウヒ,ハヤブサ若鳥,キジ,オオバン,タゲリ3初認,アオアシシギ1,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,タヒバリ++,ヒヨドリ,モズ,ウグイス,ホオジロ,スズメ,ムクドリ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(19科34種)
【備考】北側田圃に面した道路脇の電柱にハヤブサ若鳥が止まっていて,このパターンではほとんど近寄っても逃げないことが多く,しばらく撮影観察していた。その後,西側堤防から水路を挟んでタヌキが目の前を(ほんの2mくらい前)行ったり来たりするのを見ながら,西側田圃のマガンを3時間ほど1羽1羽見ていたが,結局マガンだけだったので,北側田圃に行くと,旧知の県支部Sさんたちがいた。カリガネがいるというのでスコープで確認してから撮影した。その後,伊豆沼2工区にシジュウカラガンがいるというので,行ってみた。Sさんたちがいるのでどうですかと聞くとここにはいないという,そのうち別の場所で見ているという情報が入り,行ってみたら4羽いた。教えてくれたのがIさんで,メールでは何度かやりとりはしていたが,お会いするのは初めてで,お互い思わず握手してしまった。
【写真】
  
■ハヤブサ若鳥
  
■マガン
  
■標識マガン/タヌキ/シジュウカラガン(伊豆沼2工区)


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観察図鑑 キンクロハジロ♂

2005年11月26日 | 観察図鑑
キンクロハジロの頭部の色
【場所】伊豆沼新田桟橋
【月日】2005/11/23
【備考】
 キンクロハジロの繁殖羽の頭の色は黒で,きれいな紫色光沢と相場は決まっているが,この羽に移行する前は,写真でわかるように,光沢は緑色である。気がついたのは伊豆沼新田桟橋の鴨池で,お決まりのカモたちを見ていたら,顔が緑色のキンクロがいると気がついたからだ。スズガモではなくどう見てもキンクロ♂なのだが,よく見ると,紫色になるまで緑色光沢の羽毛が少しずつ減っていく段階の個体がいた。キンクロのエクリプスは,顔まできちんと今まで見ていなかったので,来シーズンはきちんと見たいと思うのであった。
【写真】緑色光沢から紫光沢へ移行するキンクロ♂とホシハジロ♂♀
  
  


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2005年11月20日(日)鳥の海・新田

2005年11月21日 | 鳥の海
■2005/11/20(日)9:30-12:30【天気】晴れ
【場所】鳥の海,新田
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ミサゴ,トビ,ノスリ,ダイゼン,ハマシギ,ユリカモメ,カモメ,セグロカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,ヒバリ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,ムクドリ,スズメ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(14科31種)
【備考】ダイゼンが1羽まだ残っていた。ハマシギは11月3日よりは減っていた。ミヤマガラスは相変わらず新田周辺で採餌している。NHKの自然百景取材班が11月のロケでハイイロチュウヒの♀を撮影していった。ビデオで鳥種の確認を依頼されて後でわかったものだ。10月,11月はNHKの取材で例年になく鳥の海に通った。鳥の海の地誌や仙台湾の海岸浸食の様子などとても勉強になった。このノートでとりあえず2005年の鳥の海はおしまいである。
【写真】
  
■カワウの群れ/ハジロカイツブリ冬羽(第1回?)
  
■ダイゼン幼羽
  
■ハマシギの群れ/ノスリ若鳥/ミヤマガラス成鳥


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観察図鑑 カンムリカイツブリ

2005年11月20日 | 観察図鑑
カンムリカイツブリの成鳥冬羽と第1回冬羽
【場所】鳥の海
【月日】11/3(第1回冬羽)11/19(成鳥)
【備考】
 第1回冬羽の目は,成鳥の暗赤色の虹彩とはずいぶん違う。また,第1回冬羽の顔には幼羽の黒斑の一部が残っている。嘴も成鳥冬羽に比べピンク色が淡いようだ。成鳥冬羽は猫の耳のような冠羽があって可愛い感じがする。潜水して浮上した直後は耳の部分が濡れているので,平らに見える。また,潜水直前も体勢上,平らになるようだ。後頸の飾羽も白色になっているが,その形状を多少とどめている。成鳥夏羽は3月から4月渡去前に見ることができる。
 潜水を繰り返すカンムリカイツブリにユリカモメがつきまとって,捕まえた魚を横取りしようとするのをよく見かける。瞬間芸のカワウほど飲み込むのが速くはないようだ。
 鳥の海には1975年に観察を始めたときから,見ているが数はこれほど多くはなかった。間近で冬羽の大群を見ようとしたら,石巻の雲雀公園テトラポッド前の海面がいい。
 8月にソウルの漢江(ハンガン)で夏羽のきれいな個体を見たことがある。
【写真】
 


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2005年11月19日(土)鳥の海・新田

2005年11月19日 | 鳥の海
■2005/11/19(土)11:00-14:55【天気】晴れ
【場所】鳥の海,新田
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カンムリカイツブリ成鳥冬羽,カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,アメリカヒドリ♂1,オナガガモ,スズガモ,ミサゴ4,トビ,ハマシギ,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,ヒバリ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,ムクドリ,スズメ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(12科27種)
【備考】2週間前とほほ同じ鳥種だったが,アメリカヒドリの♂がマガモとヒドリガモの群れに混じっていた。鳥の海では,年に1回くらいだがけっこうアメヒを見る機会がある。先々週はカンムリカイツブリの第1回冬羽を見たが,今回は成鳥冬羽をじっくり観察することができた。
【写真】
  
■アメリカヒドリ♂とヒドリガモ♂/新田のミヤマガラス
  
■ハジロカイツブリ冬羽/カンムリカイツブリ成鳥冬羽


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2005年10月16日(日)鳥の海

2005年11月19日 | 鳥の海
■2005/10/16(日)8:30-11:30【天気】晴れ
【場所】鳥の海,長谷釜
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ,カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ミサゴ8,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,キジ♂,オオバン,シロチドリ2,ダイゼン幼羽2,トウネン2,ハマシギ23,アオアシシギ幼羽2,キアシシギ幼羽3,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ホオジロ,ムクドリ,スズメ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(20科38種)
【備考】取材協力の2日目,シギチをとにかく探す。ダイゼン,ハマシギ,シロチドリ,アオアシシギが観察できた。
【写真】
 
■ダイゼン幼羽/キアシシギ幼羽
  
■干潟でコメツキガニを捕まえたキアシシギ幼羽


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2005年11月5日(土)内沼「雲とガン」

2005年11月17日 | 観察図鑑
■2005/11/5(土)6:00-7:00【天気】霧・晴れ
【場所】内沼
【備考】獅子鼻では撮影ができそうにもなかったので,内沼で飛び出しを見たが,これも暗すぎたので,朝日と雲と雁というテーマで撮影してみた。実際は雲の下を飛んでいるのだが,雲海を飛ぶ感じになった。
【写真】
  
  



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2005年10月15日(土)鳥の海

2005年11月16日 | 鳥の海
■2005/10/15(土)13:00-17:30【天気】曇り
【場所】鳥の海,長谷釜
【種名】カイツブリ,ハジロカイツブリ冬羽移行個体3,カワウ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ミサゴ8,トビ,オオタカ成鳥1幼鳥1,チョウゲンボウ成鳥♀1,バン,シロチドリ冬羽4,トウネン幼羽6,ハマシギ冬羽21,ツルシギ2,アオアシシギ幼羽1,タカブシギ幼羽2,キアシシギ幼羽3,タシギ3,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,ホオジロ,スズメ,ムクドリ,ミヤマガラス10+,ハシボソガラス,ハシブトガラス(19科38種)
【備考】取材協力で午後から日没までいた。長谷釜ではオオタカ成鳥のとても美しい完全な個体が,目の前でチュウサギとわかるサギを食べていた。貞山堀沿いの土手の道なので,正面からしか見えず,とても残念だったが,ひさびさにオオタカのきれいな個体が間近で見られた。鳥の海では,ハジロカイツブリの冬羽移行個体が魚を捕まえて飲み込んでいた。夕暮れにはハマシギが飛び,蛭塚では木登りカニも見ることができた。最後は民宿見晴前の電線にミヤマガラス10数羽がハシボソガラスの大群に混じっているのを,今季初認した。
【写真】
  
■ハジロカイツブリ/ハジロカイツブリとカイツブリ冬羽/キアシシギ幼羽
  
■魚(オイカワ?)を飲み込むハジロカイツブリ(水門近く)


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2005年10月1日(土)磯浜・釣師浜

2005年11月16日 | 磯浜漁港
■2005/10/1(土)9:30-10:00【天気】曇り
【場所】磯浜,釣師浜,水神沼
【種名】カイツブリ,ウミウ,アマサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,アオサギ,カルガモ,コガモ,ミサゴ,トビ,オオタカ若鳥1,キジ,オオバン,トウネン幼羽4,ミユビシギ54,オオセグロカモメ,ワシカモメ幼羽1,ウミネコ,キジバト,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,イソヒヨドリ♂♀,カワラヒワ,スズメ,ハシボソガラス,ハシブトガラス(17科28種)
【備考】鳥の海から磯浜・釣師浜に行った。釣師浜ではミユビシギ54羽+トウネン4羽の群れが波打ち際で採餌していた。河口には大型カモメ類が群れていたので行ってみると,1羽だけパターンが違う幼羽がいる。全体的にもわーっとしたコントラストのないワシカモメだ。例えて言えば,絵の具で塗ったものに水で更に薄めて塗った感じ。ワシカモメに特徴的なパターンである。そのうちミユビシギとトウネンの群れが目の前にランディングして,採餌を始めた。一斉に更新する様は実におもしろい。何度もこの場所が気に入っているのが,飛んでは降りるのを繰り返していた。おかげで,こんな写真が撮影できたのである。
【写真】
  
■オオセグロカモメ成鳥冬羽と幼羽/オオセグロカモメ成鳥冬羽/オオセグロカモメ第1回冬羽と成鳥冬羽,ワシカモメ幼羽
  
■ワシカモメ幼羽/オオセグロカモメ幼羽とワシカモメ幼羽(奥)
  
■ウミネコ第2回冬羽と成鳥冬羽/トウネン幼羽
  
■トウネンとミユビシギの群翔
  
■ミユビシギのランディング/成鳥夏羽から冬羽移行個体/トウネンとミユビシギ(成鳥と幼羽混群)


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2005年11月3日(木)鳥の海,新田

2005年11月03日 | 鳥の海
■2005/11/3(木)9:35-13:45【天気】晴れ
【場所】鳥の海,新田
【種名】カイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ダイサギ,コサギ,アオサギ,マガモ,カルガモ,コガモ,ヒドリガモ,オナガガモ,スズガモ,ミサゴ3,トビ,ダイゼン幼羽1,ハマシギ84,ユリカモメ,オオセグロカモメ,ウミネコ,キジバト,ヒバリ,ハクセキレイ,ヒヨドリ,モズ,ホオジロ,ムクドリ,スズメ,ミヤマガラス,ハシボソガラス,ハシブトガラス(17科30種)
【備考】この日もNHKの撮影日で,主役のハマシギは84羽ほどいた。あっちに行ったりこっちに行ったりするハマシギを撮影するのはけっこう難しかったが後で見るとちゃんと撮れていたようだった。ダイゼンがまだ残っていた。2羽いたはずだが,この日は1羽しか見なかった。カンムリカイツブリの第1回冬羽を間近に見ることができたのはよかった。何だが,かなりのっぺりした感じだった。
【写真】
  
■ハマシギとダイゼン
  
■ハマシギ/コサギ
  
■カンムリカイツブリ幼鳥/ミヤマガラス成鳥と幼鳥


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