私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2021年7月29日(木)伊豆沼・内沼

2021年07月29日 | 伊豆沼・内沼

■2021年7月29日(木)11:19-12:18【天気】曇り時々晴れ【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】内沼及び周辺田んぼ、伊豆沼
【種名】キジ♀、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、ケリ12(Ad10・J2)、トビ、ハシボソガラス、ヒバリ、コムクドリ群れ、スズメ、ハクセキレイ(9科11種)
【メモ】大沼のハスを見て、伊豆沼・内沼のハスを見に行った。獅子鼻の前はハスがあまりなくサンクチュアリーセンター前から沼の東にかけてハスが広がっていたが、6~7分咲きという感じだった。例年船にも乗っているのでどうしようかと思っていたが、内沼はあまりハスがなく、伊豆沼のコースを見ると、ツバメはおろかチュウサギでさえコース付近にはいない状況だったので、船には乗らないことにした。内沼周辺田んぼでは、ほぼ前回の場所に12羽いたが、うち2羽が幼羽だった。
【写真】

  
いまやどこにでもあるソーラーパネル。12羽いる。
  
田圃の広い畦に降りて採餌したり,警戒したりしていた。
  
幼鳥は顔が成鳥とはずいぶん違う。それから胸の黒帯も。
  
ランディング   成鳥       真ん中が幼羽
  
ケリの群翔    ダイサギ     ハスの花


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2021年7月29日(水)蒲生海岸

2021年07月29日 | 蒲生海岸

■2021年7月29日(水)11:04-12:24【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500mm
【場所】蒲生海岸・干潟
【種名】カルガモ,キジバト,カワウ,ササゴイ,ダイサギ,コサギ,ウミネコ,オオセグロカモメ,トビJR,ハヤブサJ,ハシボソガラス,ハクセキレイ(9科12種)
【メモ】台風8号が去り,大沼のカンムリカイツブリの巣が小さくなってはいたが大丈夫だったのを確認して,蒲生海岸に来た。蒲生は大学野鳥の会時代から何度となく来た広瀬川に次ぐ第2のフィールドだ。震災前の蒲生の町の様子や,家々の門前の松,養魚池,干潟に架けられていた小さな橋などの様子は,いまだ目に浮かぶが,あの津波に生き残ったクロマツには頭が下がる思いだ。ほとんどのクロマツはなくなってしまったが,蒲生の往時を偲ぶことはできる。アシワラガニは津波の後,一時的に見たことがあったが,その後姿を見かけなくなり,最近,また見られるようになったとのことだった。今日はスナガニが,河口に集まったカモメ類やカワウ,コサギ,カルガモの前面で忙しく動いているのを見た。
 導流堤を渡って海岸に出ようとしたが,水位が高く,渡れそうになかったので諦め,シギチを探したが,満水状態でウミネコしか見えなかった。しばらくしてまた戻り,水浴びしているカモメ類を見たが,オオセグロカモメのいくつかの年代の個体がいたくらいだった。夏羽だが,どの個体もかなり摩耗していた。河口を見るとダイサギが餌をとっているのが見えたが,台風後の大波に今にも飲み込まれそうに見えたが,よく見ればあまり波の来ない場所だったようだ。再び導流堤に行ったが,まだ渡れなかった。河口のカモメ類は二度ほど舞い上がったが,1回目はトビ,2回目はハヤブサJだった。とりあえず,台風が去った後の青空と風が吹く蒲生海岸を運動がてら(なら一周したかったが),歩いたのでよかった。


【写真】
  
生き残ったクロマツ 七北田川河口 スナガニ
  
ウミネコ,オオセグロカモメ,カワウ,コサギ,ダイサギ
  
クロマツ     トビJとボソカラスの空中戦でトビの負け
  
オオセグロカモメAdS  トビJ     ハヤブサJ
  
いつも見るAdではなくJが出現    干潟全景


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2021年7月28日(水)赤沼

2021年07月28日 | 大沼・赤沼

台風8号後,小さくなった巣を補修するカンムリカイツブリ


2021年7月21日(水)・26日(月)青葉区北環状線

2021年07月26日 | 観察図鑑

■2021年7月21日(水)・26日(月)18:40-19:00【天気】晴れ【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】青葉区北環状線
【種名】コムクドリ(1科1種)※他にスズメも少数塒
【メモ】7月初旬の日没、コムクドリが来ていないかと買い物ついでに塒の木を見たがまだいなかった。しかし、21日、たまたま自宅庭で作業をしていて、ふと上空見上げるとコムクドリの群れが飛んで行った。これはと思い、作業をやめて塒に行ってみた。夕暮れ時なのでF4でないと厳しく、ISO3200でやっとランディングがやや止まるくらい。曇りの時はもっとシャッタースピードが下がるので行かない。閑話休題、21日は数はそれほどでもないが、塒入りしていた。26日は、かなり多いが、昨シーズンの一番多い時のまだ半分くらいだったが、塒入りの行動パターンは昨年の観察でだいたい把握していたので撮影できた。写真の「コムクドリの木」は、道路一本挟んでもっとかなり近くまで寄れるので、次はここで大きく撮影したい。塒にはコムクドリ成鳥♂♀幼鳥♂♀がいるので、この識別の練習になる。何といっても毎日来て(当たり前だが)、時間が決まっており、自宅から車で5分くらいの場所というのがいい。朝は寝坊なので、無理。本格的に撮影するのは8月下旬からか。ISOは次回は1600に落として撮影してみたい。本当は400で撮影したいが、自分の腕では無理。

【動画】

 

【写真】
<21日>
  

まだ多くはなかった。       この夜の月
<26日>
  
幼鳥♂と周りは成鳥♂/成鳥♂♀/ 左の2羽は幼鳥?
  
♀成鳥と比べると幼鳥は色彩がくすんでる感じ/日没後に飛んでくる/一時的に止まるコムクドリの木
  
群れで何回か飛んできて塒の木にランディングする。個体数は塒の複数の木が全部埋まるほど多くはない。
  
ゴルフ場のネット付近を通過し、塒入り 仙台観音を背景にコムクドリ


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2021年7月21日(水)青葉山公園長沼

2021年07月21日 | 青葉山・広瀬川

■2021年7月21日(水)6:32-6:51【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】青葉山公園長沼
【種名】カルガモ成鳥1,ヒナ10,親子と関係のないカルガモ成鳥1 計カルガモ12(1科1種)
【メモ】初めて朝早く,と言っても6時過ぎなので早くはないが,青葉山公園に行き,帰りに長沼でカルガモ親子がいたので,撮影してきた。ヒナは10羽で,ついていた親は1羽。もう一羽成鳥がいたが,あれは無関係とのことだった。やんちゃで冒険好きの子どもを見る親の目は優しく,また,「大丈夫かな」「危ない」という感じで見ているような場面もあり,とても楽しくなる。カルガモのヒナもまた,バンやオオバンのように,足から生まれたような感じで,体に不釣り合いで大きく丈夫そうな足をしている。飛ぶよりまず歩いて泳いで移動ということだろうか。頭と嘴も大きい。水面を群れで泳いでいるが,必ずしも同じ行動ではなく,それぞればらばらに動いていることもある。時々,ミズスマシのように,泳いでいて急激に方向を変えることもできる。おもしろいのは,泳いでいる時,頭を上下させるのを繰り返している。ちなみに,後日池から引っ越したそうだが,成鳥になって生きられるのは何羽なのだろうか。
【写真】
親の目から見る高さとヒナの見る高さからそれぞれ見る世界はずいぶん違うだろう。人も同じ。

  
  
  
  
  
  


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バンの親子

2021年07月19日 | 大沼・赤沼

バンの親子


2021年青葉区都市公園のアオバズク

2021年07月16日 | 観察図鑑

■2021年6月~7月【機材】EOSR5+RF100-500、EF500Ⅱ
【場所】青葉区都市公園
【種名】アオバズク(1科1種)
【メモ】アオバズクの営巣を見に計10回通った。
【写真】
  
  
  
  
  
この日は朝にヘビがいたそうで、よく飛び回っていた。
 
構えてから10分くらいで飛んだ。


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2021年7月4日(日)石巻雲雀野埋立地

2021年07月04日 | 石巻雲雀地区

■2021年7月4日(日)12:12-13:06【天気】小雨【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】石巻雲雀野埋立地
【種名】カルガモ、オナガガモ、カワウ、コチドリ8、キョウジョシギ3、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、チョウゲンボウ、ヒバリ、オオヨシキリ、コヨシキリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ(12科15種) ※オオハクチョウ成鳥1、ヒナ4
【メモ】石巻市のマルホンまきあーとテラスにリャド原画展を見に行ったついでに、雲雀野埋め立て地に行ってみた。コチドリくらいしかいないと思っていたら、キョウジョシギが3羽海の方からやってきた。他は、特にシギチはいなかった。その後、ちょっと時間があったので、オオハクチョウのヒナの様子を初めて見に行った。最初、いるはずの田んぼを探したが見当たらないので、橋のところで釣りをしている方に聞いてみると、こっちの田んぼにいるというので橋を渡って戻ってみると、確かにいた。来るときにダイサギ1羽と思ったのはオオハクチョウだったかと情けなくなった。畔のずっと向こうにいて、田んぼの縁に灰色のものが見えた。しばらく見ていると、ヒナ4羽が出てきて、畔の草を親子ともども食べていた。餌に不足はないようだ。成鳥がもう1羽いるはずだが近くには見えなかった。ヒナと言っても顔を見る限りはしっかりオオハクチョウの感じが出ていて、首も親に負けじと長い。ただし、肝心の翼は体に比してとても短いのでヒナということだ。しきりに畔の草を食べていた。とても可愛かったが、この子どもたちが飛べるようになったら、飛べない親はどうするのだろう、子どもたちはどんな行動をとるのだろうと考えると、ちょっと悲しくなった。

【動画】

 

採餌するオオハクチョウの親子

【写真】

  
キョウジョシギ  コチドリ    オナガガモ
  
アザミの一種   チョウゲンボウ♀ オオハクチョウ
  
オオハクチョウと4羽の幼鳥というかまだヒナ


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