私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2024年4月28日(日)閖上漁港

2024年04月28日 | 閖上漁港

■2024年4月28日(日)10:08-10:16【天気】晴れ【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】閖上漁港周辺田圃
【種名】チュウシャクシギ8(1科1種)
【メモ】そろそろ、閖上付近の水田にシギチが入るころかと思い、行ってみたところ、チュウシャクシギしかいなかったが、干潟では見られないきれいな風景の中で、餌を啄んでいた。
【写真】
  
畦道で採餌していた。田んぼの中にも何羽かいた。


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2024年3月17日(日)閖上漁港

2024年03月17日 | 閖上漁港

■2024年3月17日(日)14:27-14:47【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】閖上漁港、名取川河口
【種名】ヒドリガモ、アメリカヒドリ、クロガモ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ハマシギ++、ウミネコ、ミサゴ、ツグミ、ハクセキレイ(8科12種)
【メモ】鳥の海からの帰り、途中、閖上漁港と名取川河口に寄った。土手に上がって、双眼鏡で見ると、ヒドリガモとアメヒが見え、その横の砂地にハマシギの群れがいたので、土手を降りて車からレンズを持ち出し、土手に上がったら、ハマシギの群れは消えていた笑
【写真】
  
クロガモとハジロカイツブリ/アカエリカイツブリ
  
アメリカヒドリ。嘴の基部が黒い。♀はいなかった/ミサゴ


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2024年2月4日(日)閖上漁港

2024年02月04日 | 閖上漁港

■2024年2月4日(日)14:03-14:17【天気】晴れ曇り【機材】 EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】名取川河口、閖上漁港、広浦(2月3日)
【種名】ヒドリガモ、アメリカヒドリ、アメヒハイブリッド、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ダイサギ、オオバン、ミユビシギ29、ウミネコ、ハクセキレイ(7科13種)
【メモ】鳥の海で十分な鳥見ができて、遅いお昼に閖上で食べようとやってきた。土手に登るとアメリカヒドリが2羽いる感じだったので、望遠レンズを取りに戻ると、そこにはいなくて、いつもは潮が満ちて見えない護岸で採餌しているのを見つけた。しかし、よく見るときれいな方は嘴の根元に黒い部分がなく、頭を下げると半分茶色だった。ミユビシギの群れがやってきたのはよかったが、他に海鳥はいなかった。
【写真】
  
嘴の根元が黒くないアメヒハイブリッドとアメヒ♂
  
周りの♀は根元が黒くないのでみんなヒドリ♀/仙台市の風景
  
ミユビシギ冬羽29羽
  
広浦のミサゴ。中くらいのボラ?を掴んでいる。


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2023年4月8日(土)閖上漁港

2023年04月16日 | 閖上漁港

■2023年4月8日(土)10:30-11:40【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】閖上漁港、名取川河口
【種名】ヒドリガモ、カンムリカイツブリ3、アビSP2、シロエリオオハム1、カワウ、ミユビシギ冬羽1、ハマシギ38、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ♀1、トビ、ヒバリ、ハクセキレイ(10科13種)
【メモ】鳥の海から戻って、井戸浦海上を見る前に、閖上漁港に寄った。運よく漁港内の近いところにシロエリオオハムが1羽浮かんでいた。河口はヒドリガモとハマシギ、ミユビシギ、海上を2羽のアビSPが南へ飛んでいくのが見えた。テトラ岩礁にいたハマシギとミユビシギが、特にハヤブサなどいるわけでもないのに、急に飛び立って広浦の方に行った。というのが、すべてで、この後、旧荒浜小から防潮堤に上がって、マダラウミスズメを見た昨年とほぼ同じ日に海上を観察しようと思い、閖上漁港を後にした。
【写真】
  
首輪がはっきり見える個体だった。
  
岸壁近くで潜っていた。/ハマシギとミユビシギ


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2023年4月8日(土)閖上漁港シロエリオオハムの潜水

2023年04月09日 | 閖上漁港

■2023年4月8日(土)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】閖上漁港
【種名】シロエリオオハム(1科1種)
【動画】
 
シロエリオオハムの潜水


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2022年12月30日(金)・2023年1月1日(日)4日(水)閖上漁港

2023年01月06日 | 閖上漁港

■2022年12月30日(金)・2023年1月1日(日)4日(水)【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ ISO100手持ち
【場所】閖上漁港、名取川河口、井戸浦、井戸浦海面
【種名】ヒドリガモ、アメリカヒドリ2(3)、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、シノリガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、ウミアイサ、カイツブリ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、アビSP、ヒメウ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、シロチドリ16、ミユビシギ23、ハマシギ236+、ウミネコ、カモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハイタカ、ノスリ、チョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、オオジュリン(23科53種)
【メモ】名取川河口のビロードキンクロとアメリカヒドリの羽数や雌雄等が気になっていたので、30日、1日、4日と行ってみた。30日にはビロードキンクロが5羽いたが、その後は4羽が河口近くにいついている。1年目の♂1と♀3(4)。アメヒは都市公園池の♂が河口に来たのではないかと思うが、インタビューしないと分からない。3羽一緒に見たことがないので、また通うつもり。クロガモは2,3羽が河口に入っている。河口周辺の海面にはクロガモの群れがいるが、ビロキンの姿が見えない。1日に最初蒲生に行ったが、海面にクロガモもいない状態で、さらに北釜も海鳥なしで、結局閖上から見ると、名取川河口付近から井戸浦海面あたりにクロガモ、カンムリカイツブリ、スズガモ、ハジロカイツブリの群れがいたので、今度は荒浜から堤防沿いに自転車で、名取川河口まで、海面と井戸浦を見ながら往復したが、ビロキンはいなかったようだ。アビSPとアカエリカイツブリは、写真判定で識別できたものが数羽いたくらい。昨年も見たが井戸浦でチュウヒが飛んでかなり近くまで来てくれた。途中、渚にシロチ、ミユビシギ、そしてハマシギの大群が飛んできて、ちょうど自転車を止めて、海を見ていたところの渚に飛来したのでラッキーだった。4日は河口で観察していたが、ハヤブサ若鳥がハマシギの群れを追っていたくらいで、あとは前回と同様だった。
【動画】
 
テトラポッドに繁茂する藻を食べるアメリカヒドリ
【写真】
<12/30>
  
ヒドリガモ♀。嘴基部に黒い部分がない/漁船(赤貝漁?)とクロガモ/ホオジロガモ
  
スズガモとミミカイツブリ/ハジロカイツブリ/ウミアイサ
  
藻がついたテトラポッドの餌場をめぐって威嚇。アメヒの負けでヒドリ♀が勝利宣言。
  
採餌している場所と採餌の様子/ビロキン♀1W

<1/1>
  
ビロキン♀1W/ビロキン♂1W/ビロキン♀1W
  
ビロキン♂♀1W
  
これがちょっと怪しかった/井戸浦渚のハマシギ、シロチドリ/井戸浦のマガモとカワアイサ
  
虹彩は暗色。チュウヒ幼鳥であるのは間違いないが。♀か?ひげが写っている。

<1/4>
  
ビロードキンクロ1年目♂1♀3/クロガモ♂
  
河口のアメヒ♂/テトラポッド♂/ハヤブサ若鳥
  

ハヤブサ若鳥。ひげが写らなかった


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2022年12月16日(金)閖上漁港

2022年12月17日 | 閖上漁港

■2022年12月16日(金)10:19-11:59【天気】晴れ曇り【機材】EOSR7+EF500Ⅱ
【場所】閖上漁港内、名取川河口・沖
【種名】オカヨシガモ、ヒドリガモ、アメリカヒドリ♂1、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、スズガモ、シノリガモ、クロガモ、アカエリカイツブリ幼鳥、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、ヒメウ幼鳥、カワウ、オオバン、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハヤブサ成鳥ペア、イソヒヨドリ♀1W、ハクセキレイ、カワラヒワ(11科24種)
【メモ】鳥の海方面から帰るときは、閖上漁港にも来ていたが、港内にはほぼいない状態が続いたので、河口には行かずに帰ることが多かった。今回は、アメヒ2情報もあったし、そろそろいくら何でもカイツブリ類やクロガモやビロキンも見られるのではという期待で行ってみた。
さて、海上を見るとクロガモはいるが、ビロキンはいたようないなかったようなという状況で、結局写真はたくさん撮ったが写っていなかったのと、これと間違うことはまずないが、スズガモが1羽、河口の仲間とはぐれて(別にはぐれているわけではないだろうが)、クロガモの群れにいた。帰港する漁船の前を飛んでいたのはビロキンだったと思うが、写真には写っていなかったので、証拠なしということで、今回は記録には入れなかった。さて、アメヒだが、これがまたやっかいで、2羽いるというのは確実な情報なので、探すことにした。1羽は対岸のテトラが切れたあたりにいたが、もう1羽がいない。諦めて帰ろうとしたときに連絡が入り、アカエリカイツブリらしきものがいるというので戻ると、確かにそれはアカエリカイツブリの幼鳥だった。初めて見る幼鳥でかなり感激した。それから、大沼まで行って鳥見をすると、帰宅予定時間に戻れないので、橋を渡って、港内を外港まで行ってみたところ、そこにもアカエリがいた。浜にも出てみたが北釜方面は何もいなかったので、また来た道を戻り、ハヤブサペアなど見ながら、今度は車後部座席から自転車をおろして、堤防を走ったところ、とても快適だった。水門のところまで行って、ふとテトラポッドを見ると、そこにアメヒ♂とヒドリガモ♀がいた。これは大きく撮れると思って、隠れながら行ったところ、何とカモたちもテトラの内側に隠れたらしく、30分待っても出てこなかったので、いったん諦め、河口までまた自転車に乗ってビロキン探しをしたがいなかった。そこで帰ろうとしたが諦めきれず、もう一度水門まで行ったがやっぱりおらず、ふと河口側を見ると、ヒドリガモの群れがいて、その中にアメヒがいた。前のアメヒと同じか、違うか判断できなかったが、光線によって一回目に見たアメヒの顔にも見えるし、違うのにも見えるので、今日はアメヒ♂1とし、帰ってきた。次回は、2羽同時に見ることにする!何はともあれ、鳥友に感謝。
【写真】
  
クロガモとオナガガモ/カワウJ、オオセグロカモメ、ハマシギ/左のオオセグロカモメ。同じ4Wだが、右の方はだいぶ夏羽に換羽している。
  
ヒメウJ/ハマシギ冬羽
  
明らかにハイブリッドというわけではないが、反射で緑に見えるヒドリガモもよく見られる。/最初に見たアメヒ♂と後から見た♂
  
これは、上の後から見たアメヒと同じ個体。光線によって、顔の模様が違う個体のように見える。/ヒドリガモ♀とヨシガモ♂/イソヒヨドリ♀1W
  
ハジロカイツブリW/カンムリカイツブリadW/アカエリカイツブリJ


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2022年5月15日(日)名取川河口、閖上周辺田圃

2022年05月15日 | 閖上漁港

■2022年5月15日(日)11:48-16:31【天気】晴れ
【機材】EOSR5+EXTENDER EF2×Ⅲ+EF500Ⅱ ISO400~100
【場所】名取川河口、閖上周辺田圃
【種名】カワウ、チュウシャクシギ9、キアシシギ夏羽3(うち左足金属足環1)、メリケンキアシシギ夏羽2、キョウジョシギ夏羽16、トウネン夏羽2、ハマシギ+++、オオセグロカモメ、ウミネコ(3科9種)
【メモ】
 今年の閖上周辺田圃は、例年のチュウシャクシギの大群の他、いろいろ楽しめた。そこで、次は例年名取川河口で見られるメリケンキアシシギを探しに2回ほど通ったが空振りだった。すると、またしてもGPS座標を教えてくれた鳥友の方からメリケンが2羽いることを教えていただき、翌日行ってみることにした。
 河口の先端の方からずっと見ていくと、メリケンとキアシらしい個体とトウネン2羽がいた。拡大してみると2羽ともキアシだった。それからメリケンを見つけるまでの時間が長かったが、今日は夕方まで見るつもりでいたので余裕があった。そうするうちにハマシギの大群が飛んできて対岸の浜の方に行き、戻って漁港の方へ飛んで行った。何しろテレコンを付けているので重く、いつもはここぞとばかり撮影する羽数カウント用写真は撮れなかった。そのうち対岸でメリケンがいることを知らないサーファーがテトラのわきを歩き、さらにバードウォッチャーがテトラのわきを歩いていた。すると、テトラにいたキョウジョシギの群れが人を避けて、こちらの岸に飛んできて、金網で仕切られたすぐ近くのテトラに降りた。テレコンでは大きすぎたが、外すのも面倒なのでそのまま撮影した。金網越しだったが、♂♀や夏羽の羽衣の違いなど見ることができた。
 その後、やっとテトラの上に確実にメリケンだという個体を見つけ、2個体目もすぐに見つけることができた。遠かったがそのうち潮が満ちて来ればホームの流木に止まるだろうと気長に待っていると、その通りになった。もう1羽は少し離れたテトラにうずくまって寝ていた。流木の個体は、あくびなどして眠そうだったが、そのうち背眠した。しかし、一緒にいたキョウジョシギがいたためか、場所を何回か移動しつつ、背眠を繰り返していた。メリケンは、例年キョウジョシギの群れと一緒にいて、時々追い立てられつつも、一緒にテトラで1日を過ごしているようだ。ちょっと違うが、アカツクシガモとハクチョウとの関係を思い出した。帰りはかわまちテラスで、たこ焼き2種を買って帰った。田んぼにはまだチュウシャクシギがいた。
【動画】
 
採餌するキョウジョシギの群れ
 
メリケンキアシシギ。波に驚いてテトラをケンケン(笑い)で降りる。
【写真】

  
キアシ2羽とトウネン2羽/キョウジョシギの群れ
  
採餌するキョウジョシギ
  
メリケン1/メリケン2/キアシシギ
  
足環キアシシギ/メリケンキアシシギ/キアシシギ
  
メリケンキアシ/メリケンキアシとキョウジョシギ
  
キョウジョシギ/メリケンキアシ/左はメリケンに見えるが・・・。
  
メリケンキアシとキョウジョシギ/3個体いるが、左端は立ったらメリケンだったが、真ん中もメリケンに見えないことはない。右端は明らかにキアシ。
  
立ったらメリケンキアシ/以下メリケンキアシ2個体目
  
眠いメリケンキアシシギ
  
キョウジョシギがどうも気になるようです。


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2022年4月23日(土)24日(日)29日(金)30日(土)閖上漁港周辺田圃

2022年04月30日 | 閖上漁港

■2022年4月23日(土)24日(日)29日(金)30日(土)【天気】曇り晴れ【機材】EOSR5+RF100-500、EF500Ⅱ
【場所】閖上漁港周辺田圃(2か所)
【種名】カルガモ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、ムナグロ16+、コチドリ8+、チュウシャクシギ42+、コシャクシギ2、アオアシシギ5+、(キョウジョシギ1)、ヨーロッパトウネンS1、(サルハマシギ)、ツバメチドリ、ウミネコ、トビ、ノスリ、ハシボソガラス、スズメ(10科17種)
【メモ】鳥の海の畑でコシャクシギが観察されたという情報を得て、当地はもちろん、仙台空港周辺田圃、大沼周辺田圃、蒲生、石巻と探したが、当然見つからず、ほぼ諦めていたところに閖上の田んぼで2羽いるという情報を得て行ってみた(29日)が、チュウシャクと飛んで行った後だった。また戻ってくるはずだということで、空港田んぼあたりを探していると、ツバメチドリっぽい鳥が飛んできて、行ってしまった(ほぼ間違いなし)。戻っていないねえなどと話していて、その辺の田んぼにいっぱいいるムナグロを撮影していると、田んぼに2羽いるという連絡が来て、おお、やった!とみんなが見ているところに戻ると確かにいた。ぱっと後ろ姿を見たところは、嘴以外はエリマキシギの冬羽っぽい羽衣をしていた。さて、2羽いるというわけで見てみると、2羽で大きさが違うのと小さい方は少し細身で羽衣も、もう1羽より黒っぽい感じがした。大きい方は頭央線があるかないかの感じだったが、小さい方は明瞭な頭央線があった。さらに小さい方が顔の黒い部分が明瞭だった。普通に考えて、これがペアだとすると、小さい方が♂だろう。見た感じはどちらも成鳥のように見える。ただし、図鑑等では雌雄同色で、頭央線があると記載されているの。
さて翌30日は晴れだったのでまた行ってみた。コシャクシギは別の田んぼにいて遠かったので、撮影はやめにして、別の鳥を探していたが、ヨロネンらしきものがいるというので、撮影した写真を見せてもらうと、ヨロネン成鳥夏羽だった。これも、田んぼを一周して探して戻ってくると、さっきそこにいたというので、隣の田んぼを見ると確かにいた。代掻き後の田んぼで水が上がっていない場所で、しきりに何かの幼虫を入れ食い状態で食べていた。これだけ続けて食べれば栄養になるだろう。ということで4月の春の渡りのヨロネンの夏羽は初見だったので、とてもうれしかった。
【動画】

【写真】
  
アオアシシギAdS/チュウサギ/ドジョウを食べるチュウサギ
  
翌日もいたアオアシシギ/ダイサギとチュウサギ
  
チュウシャクシギとアオアシシギ/夏羽になり方がよくわかる個体
  
ムナグロ/ムナグロ/コシャクシギ、左の方がやや大きい
  
大きい方の個体/やや小さい方は頭央線が明瞭/大きい方
  
大きい方は頭央線が不明瞭/頭央線が明瞭なやや小さい方
  
頭央線あり、なし、ありの個体
  
チュウシャクシギと大きさ比較/大きい方/チュウシャクシギとの比較
  
あり/あり/生息環境。どこの田んぼにでもいるわけではないのがポイント。例年チュウシャクシギが採餌している一帯。

コシャクシギ2羽とチュウシャクシギの飛翔
  
ヨロネン夏羽。全部違う幼虫。ほぼ入れ食い状態で盛んに幼虫を食べていた。
  
ヨーロッパトウネン夏羽
  
ヨーロッパトウネン夏羽/コチドリとヨロネン


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2022年4月9日(土)井戸浦

2022年04月09日 | 閖上漁港

■2022年4月9日(土)12:49-14:29【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】井戸浦
【種名】マガモ、コガモ、ビロードキンクロ49+、クロガモ18+、シロエリ大ハム1、アカエリカイツブリ8+(夏羽5・移行3)、ミミカイツブリ夏羽3、ハジロカイツブリ夏羽2、カワウ、ダイサギ、コチドリ6、シロチドリ2、オオセグロカモメ、ウミネコ、ミサゴ、トビ(9科16種)
【メモ】大学野鳥の会時代、シギチの定点センサスというのがあって、蒲生、井戸浦・広浦、鳥の海を月1回分担してカウントしていた。蒲生と鳥の海は何回も行ったが、井戸浦・広浦でシギチを観察したことがなかった。そこで、今回、旧荒浜小跡から防潮堤下の道路を行けるところまで行き、そこから名取川河口まで歩きながらシギチをさがした。しかし、見ることができたのはシロチとコチドリだけだった。がっかりして、またそれなりの距離を歩いた。海の方を見ながら、とぼとぼ歩いていると、漁船が見え、そこから離れたところにカモメ類がたくさん集まっていた。さらに少し離れて、たくさんのカモがいた。クロガモだろうと思ってカメラで見ると、それはビロードキンクロの群れだった。群れの中でクロガモは少数派で、他にマダラウミスズメが3羽、アカエリカイツブリの夏羽が複数いた。ビロードキンクロは北海道でも、最近は少ないという話を聞いたことがある。大学時代に根室に行った時には漁港や岬下の開氷面でビロードキンクロがひしめいていた。今日のビロードキンクロの群れは、それらにはとうてい及ばないが、これまで仙台湾で見た群れの中では最大級だった。残念なことは、ひたすら遠いということくらいだろうか。思わぬ群れを見て、やや疲労が回復した午後だった。
【写真】※PCの大きな画面でも小さいです。
  
ミサゴが2羽が、何度も海に行って魚を捕まえていた。
  
真ん中に白く写っているのがマダラウミスズメ。3羽いたが2羽写っている。/クロガモの群れとアカエリカイツブリ夏羽/ビロードキンクロの群れ。画面に入らない両側にもっといる。


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2022年3月28日(月)閖上漁港

2022年03月28日 | 閖上漁港

■2022年3月28日(月)12:34-13:24【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】閖上漁港、名取川河口
【種名】ヒドリガモ、アメリカヒドリ、マガモ、カルガモ、コガモ、スズガモ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ダイサギ、オオバン、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、ハシボソガラス、ヒバリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ(12科22種)
【メモ】例年、名取川河口にはアメリカヒドリの♂が来ているが、今年は全然見ていなかった。それで、河口や海にいないので、もしかして漁港内かもしれないと思い、外洋に面した港内に歩いて行った。するとちょうどアメヒとヒドリガモが飛んできて岸壁の近くに降りた。そこにクロガモの群れも近づいてきて写上段2番目のような混群になった。周りにはクロガモやヒドリガモがいる。また、漁船が接岸する内側の港にはハジロカイツブリの夏羽がいた。ミミカイツブリを探したがいなかった。年によっていたりいなかったりだが、以前はウミスズメが間近に見られたり、ミミカイツブリも群れで見ることもできたが、今シーズンはカイツブリ類も少なかった。
【写真】
  
ウミネコを追いかけるオオセグロカモメ/アメリカヒドリ、ヒドリガモ、クロガモ/河口のヒドリガモ
  
ハジロカイツブリW-S/ハジロカイツブリS/3.16地震での被害


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2022年2月16日(水)閖上漁港・名取川河口

2022年02月16日 | 閖上漁港

■2022年2月16日(水)11:11-12:09【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】閖上漁港、名取川河口
【種名】ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、クロガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ+、カンムリカイツブリ++、ミミカイツブリ1、ハジロカイツブリ+、カワウ、ヒメウ、オオバン、ウミネコ、カモメ、オオセグロカモメ、トビ、ムクドリ、ツグミ+、イソヒヨドリ♂1w、ハクセキレイ(9科23種)
【メモ】これまでも何回かここに来たが、ほぼいない状態だった。今日は、やっと港内でミミカイツブリとハジロカイツブリを観察できた。河口にはウミアイサの群れがいたが遠かった。何かと今年はガン・ハクチョウ以外は鳥影が少ないような。
【写真】

   
ミミカイツブリ。完全な冬羽から多少夏羽の兆しが見える個体。/カンムリカイツブリ/かなり夏羽に近いハジロカイツブリ
  
カイツブリってこういうんだっけというような個体/イソヒヨドリ♂1W/名取川河口
  
カンムリカイツブリ/ ヒドリガモ♂。光の加減で同じ羽の場所が全く違う色に見える。非常に複雑な羽の部位ごとの色彩パターン。/広浦方面


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2021年5月14日(金)閖上漁港・名取川河口

2021年06月03日 | 閖上漁港

■2021年5月14日(金)16:41-17:21【天気】晴れ【機材】EOSR5+EF500Ⅱ
【場所】閖上漁港・名取川河口
【種名】カワウ,メリケンキアシシギ1,キョウジョシギ3,ハマシギ71,ウミネコ,ミサゴ,トビ,ハヤブサ,ハクセキレイ(7科9種)
【メモ】蒲生から閖上に移動した。昨年は5月17日にメリケンキアシシギを見ることができたので,そろそろ来ているかもしれないと思い,テトラポッドを海側から見ていくと,ハマシギの大群,と言っても70羽ちょっとだが,ポッドの上に並んでいた。あとで,この群れを海側から低空飛行をしてハヤブサが襲い,1羽を狩っていった。一瞬のことだったので写真には撮れなかったが,全部のハマシギが漁港側に逃げていった。肝心のメリケンキアシシギがいなかったので,昨年いたあたりを見ていくと,キョウジョシギが例によっていて,近くにメリケンキアシシギが1羽いるのを見つけた。最終的には2羽いたらしいが,この日見つけられたのは1羽だった。ホオジロハクセキレイはさすがにいなかったが,一応一通りハクセキレイは見ておいた。
【写真】

ただのハクセキレイ/ポッド状のハマシギの群れ71羽いた。 

メリケンキアシシギ/キョウジョシギとメリケンキアシシギ 

メリケンキアシシギ/トビ/結局キョウジョシギに追われて下の方に行った。


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2020年4月4日(土)・5日(日)閖上漁港・名取川河口

2021年04月05日 | 閖上漁港

■2020年4月4日(土)・5日(日)【天気】晴れ・曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】閖上漁港・名取川河口
【種名】ヒドリガモ,アメリカヒドリ,マガモ,カルガモ,ホシハジロ,スズガモ,クロガモ,カンムリカイツブリ,ミミカイツブリ,ハジロカイツブリ,カワウ,オオバン,イソシギ,ウミネコ,カモメ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハヤブサ,ヒバリ(10科20種)
【メモ】4日は天気がよく漁港内にはハジロカイツブリの夏羽や中間羽,またそれ以前の冬羽からやっと少し夏羽が出てきた個体などが20羽近く見られた。河口にはミミカイツブリの夏羽移行個体が2羽いたが,他はハジロカイツブリだった。クロガモの♂♀が河口の岩壁近くにいて,しばらく見ていた。5日は打って変わってどんよりした曇り空で,河口にはあまりカイツブリ類は少なく,ミミカイツブリが1羽近くにいただけで,クロガモの群れも海上で遠かった。がっかりして,漁港に戻るとさきほどはいなかったハジロカイツブリが群れでいたが,よく見るとハジロではなくミミカイツブリだった。ほぼ夏羽から,やっと夏羽が若干出てきた個体まで様々で,今日来なければ,ミミカイツブリの夏羽は見られなかったのでラッキーだった。
【写真】

ミミカイツブリの群れ/すっかり夏羽と移行個体

夏羽移行個体/ ハジロカイツブリ夏羽

クロガモ♂♀         アメリカヒドリ♂

ミミカイツブリ夏羽移行個体/ほぼ夏羽/ハジロカイツブリ

ミミカイツブリ         ハジロカイツブリ

ミミカイツブリ  ヒバリ     イソシギを探せ


 

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2020年5月17日(日)名取川河口

2020年05月21日 | 閖上漁港

■2020年5月17日(日)15:58-16:21【天気】晴れ曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】名取川河口
【種名】メリケンキアシシギ1(1科1種)
【メモ】午前中はハヤブサを1時間ほど観察し,昼ころいただいたメリケンとツバメチドリを夕方時間が空いたので,両方見ようと閖上に出かけた。ツバメチドリは見つからなかったが,メリケンらしきシギは見ることができてラッキーだった。2羽いたらしいが,1羽しか見つけることができなかった。とりあえずメリケンキアシシギの識別が今まで曖昧だったので,過去の観察記録も掲載して,「シギ・チドリ類ハンドブック」のキアシシギとメリケンキアシシギの識別点(P48,49)を確認してみることにした。見る人が見れば,一目瞭然なのだろうが,何しろ,キアシシギのように目の前でどこでも見られる種類ではなく,河口を挟んで遠いのと大きさが小さいので,識別はほとんど写真判定。
目の前で肉眼で見るのと,バンディングで直接触って見るのとではまた大違いだが,これだけ離れていると,細かい点はわからないといっていい。ちなみに,メリケンと誤解しそうなキアシシギの横斑の多い個体は何回も近くで見ている。メリケンでとキアシでは,①嘴の色,鼻孔の長さが違う。ただし,遠くからではわからない②体色は違うが遠くからではほぼ同一に見える。③飛翔時の尾羽と上尾筒の色がメリケンでは一様に見える。④足の長さがメリケンの方が短い。これも遠くではよくわからない。⑤メリケンには横斑の多い個体とやや少ない個体がいて,これがキアシの横斑の多い個体と似ている,というのがポイントになるようだ。⑥初列風切りが尾を超えていることについては,写真ではよくわからなかった。これらについて,今回の観察と過去2回の観察から確かめてみた。なお,どんな環境にいるのか,動画がわかりやすいので,一緒に添付した。メリケンは2016,2017と見て,2018と2019は見に行かないでしまった。いつもいろいろ教えていただいているAさんに感謝!
【写真・動画】

■2016/5/5 河口の消波ブロックで採餌するメリケンキアシシギ,キョウジョシギ,ミユビシギ

■2020/5/17のメリケンキアシシギ(2番目のタイプ)メリケンは1(2)


これだけ見るとまさに横斑多い印象だが,

足の付根あたりの腹部から下尾筒近くまでは白い。飛んだ時の尾羽と上尾筒や背中,翼上面は一様に見える。

■2017/5/6のメリケンキアシシギ(2番目のタイプ)メリケン1


キアシシギ/2羽ともキアシシギ

左メリケン,右キアシシギ/メリケンキアシシギ

※メリケンを探してたら,キアシばかりで最後に一緒にいたのがメリケンだったという話。

■2016/5/5のメリケンキアシシギ(どちらかというと1番目のタイプ)メリケン2


これはどう見てもメリケンキアシシギ。この日の1個体目

1個体目で斑は多いが白い部分もある/2個体目

上面は一様に見える/一緒にいるお仲間たち

※ぜひ,間近で撮影してメリケンの特徴を肉眼で見てみたいものだ。


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