■2024年10月13日(日)5:23-18:05【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500
【場所】羅臼・尾岱沼・野付半島
【種名】オオヒシクイ、ヒシクイ、コクガン、オオハクチョウ、ヒドリガモ、オナガガモ、コガモ、シノリガモ、ミミカイツブリ、ハジロカイツブリ、ウミウ、アオサギ、タンチョウ、オオバン、ウミネコ、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、ハシブトガラス、ヒバリ、スズメ、カワラヒワ(12科22種)
【メモ】今回の北海道探鳥の一番の目的にしていた羅臼クルーズは、前日連絡があって、船が出ないということだった。9時出航予定だったので、知床半島沖は風が強く波が高いということらしい。荒れた時に行くととんでもないことになるというのは、金華山沖の海鳥調査で5月と9月の二度経験しているので、出港が難しいということであれば、それは本当に難しいわけだ。ということで、羅臼の宿では、朝食前に、冬季はオオワシ、オジロワシでいっぱいのサシルイ川まで行き、オジロワシ3羽の写真を撮影し、海はシノリガモの群れを見て、ゴジラ岩を見学して、宿に戻って朝食。すぐ出発して、尾岱沼に向かう。飛雁川の橋でオジロワシ成鳥が飛んできて、木に止まったので撮影した。さらに進んで春別川の橋の上からタンチョウのペアを見て、引き返し、途中、野付半島の方を見ると、オオハクチョウの群れが遠くに見えた。野付半島には、渡りの後半とは言え、多くの鳥がいた。ネイチャーガイドの方に聞くと、シギチも1000羽以上いるということで、そこに行ってみたが、あいにく干潮で、シギチは別の場所にいるようだった。コクガンもナラワラ付近にいるということだったが、シギチを見に行った時に沖の方を見ると、コクガンの大群が半島の先端の方に飛んで行くのが見えたが、ピントは合わなかった。けっこう暖かく、逆光で、しかも大気がもあもあ状態だった。ネイチャーセンターの観察リストを見ると、朝から晩までいれば、かなりの種類のシギチや他の鳥が見ることができたようだ。今回は、初めて、10月中旬に北海道に行ったが、これで船が出れば最高の季節のようだ。飛行機で行って、1泊目は羅臼でシマフクロウの親子とクルーズ、2泊目は尾岱沼に宿泊すれば、野付半島や周辺でかなりの鳥が見れそうだ。最後は、飛行機で新千歳に移動し、苫小牧西港で、紫金山・アトラス彗星がフェリーの上に見えるのを撮影して終了した。
【写真】
鷲の宿のカワガラス/オジロワシとサシルイ川
シノリガモ/ウミウ・オオセグロカモメと国後島
冬に乗ってまたこれに乗るはずだったが/羅臼川上空のオジロワシ。近かった。車から降りて撮影。しばらく旋回してくれた。
飛雁川のオジロワシ/春別川全景、奥の白いのがタンチョウ
春別川の探鳥/野付湾のオオハクチョウ/ナラワラのタンチョウ
エゾシカ/ヒシクイがほとんどでオオヒシクイも混じっていた/ハジロカイツブリとミミカイツブリ
紫金山・アトラス彗星
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