私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2020年2月2日(日)・18日(火)大沼

2020年02月20日 | 大沼・赤沼

■2020年2月2日(日)・18日(火)9:54-10:37【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】大沼,周辺田んぼ
【種名】大沼
【種名】コハクチョウ,アメリカコハクチョウ,オオハクチョウ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,カンムリカイツブリ,カワウ,ダイサギ,オオバン,トビ,オジロワシ,ノスリ,ツグミ,スズメ(科種)
【メモ】2日はハクガンとアメリカコハクチョウを探しに行ったが,両方とも沼にはおらず,時間がなかったので,帰る途中の田んぼにハクチョウの群れがいたので,ざっと見たらアメリカコハクチョウとマガンがいた。18日も日が空いてしまったが同じ目的で行ったのだが,両方おらず,代わりにオジロワシの成鳥がカモを蹴散らして飛んでいた。最初,ヘリコプターが飛んでいたので,それで驚いて飛んだのかと思って見ていたら頭上をオジロワシが通過して,またマガモの群れが逃げ惑っていた。一度はミサゴのように降下したが,何も獲れなかった。もう一回飛んできたが,結局,カモを蹴散らしただけで,赤白の鉄塔の方へ飛んでいった。2,3年前にも確か園芸センターで見たことがあった。合計すると,多分大沼で見たのは3回くらいだろう。今回の個体は成鳥だが,尾羽根に一部幼羽が残っていた。カモ類は数も種類もずいぶん少なくなっていた。ハクガンはいる可能性のある田んぼに行ってみたがいなかった。アメリカコハクチョウも,2日にいた田んぼにハクチョウ類はいたが,その中にはいなかった。
【写真】

  

ミコアイサ/アメリカコハクチョウとハイブリッド/マガン 

  

カモたちを蹴散らすオジロワシ成鳥

  

オジロワシ成鳥の飛翔

  

オジロワシ    ハシビロガモ♂


Copyright(C)2020 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2019年12月10日(火)・29日(日)大沼

2020年02月20日 | 大沼・赤沼

■2019年12月10日(火)・29日(日)【天気】晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】大沼
【種名】ハクガン幼6,コハクチョウ,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,トモエガモ,コガモ,カンムリカイツブリ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,ヒバリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ(12科23種)
【メモ】何とハクガンが6羽沼にいるというので行ってみると,ちょうど南の方から飛んできて着水するところだった。全部撮るには105mmが一番良く,環境を含めて撮るなら24mmがばっちりという近さだった。そこで普段はこんなに近くで自由に撮れないアップを500mmで撮影することにした。近くで撮る(観察する)と,何のどこをどのように食べているのかわかるし,ハクチョウとの力関係とか,頭部や遠くから見るとお歯黒のように見える嘴の構造とか,一番は羽衣の様子が何と言ってもよくわかる。6羽はきっときょうだいだろうが,親はどうなってる?という感じだ。トモエガモのペアが変な格好をしていたのでよく見ると,オナガガモのペアと張り合っているのだった。これはかなりおかしかった。
【写真】

  

ハクガンと沼全体の様子/ミヤマガラス/ハクガン幼羽6羽

  

編隊で飛行するハクガン       沼に着水

  

じっと見ているオナガガモ♂ こういうふうに威嚇するわけだ

  

負けていたが,やっぱり引き返し,また逃げてきた。

  

カンムリカイツブリ若鳥/こちらはオオハクに追われるハクガン

  

更にびっくりして逃げるカモたち/何となくチェッという感じ

  

顔のアップ             羽繕い

  

採餌の様子

  

羽繕い

  

伸びがすごい。頭で初列の先までなでていた。


Copyright(C)2019 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2019年12月3日(火)大沼・赤沼

2020年02月15日 | 大沼・赤沼

■2019年12月3日(火)9:53-11:44【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】大沼,赤沼
【種名】コハクチョウ,アメリカコハクチョウ交雑個体,オオハクチョウ,ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,トモエガモ68+,コガモ,キンクロハジロ,カンムリカイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,オオバン,ミサゴ,トビ,ハイタカ,ノスリ,チョウゲンボウ,ミヤマガラス,ヒバリ,ムクドリ,ツグミ,スズメ,ハクセキレイ(15科28種)
【メモ】アメリカコハクチョウとトモエガモを探しに大沼に来たが,交雑種らしい個体が1羽いたのと最初に東側から見たときにはトモエガモは2,3羽くらいしか見えなかった。ところが,農業園芸センターの方から双眼鏡で沼を見回すと,かなりの数のトモエガモがいるのがわかった。最初カウントした時は90羽以上だったが,気を取り直して車からカウンターを持ってきて2回数えて,60から70の間だったので,2回目の68+ということにしておいたが実際は,やはり90羽以上いたかもしれない。風がかなり強く,ふと中空を見上げると,風に煽られてなかなか前に進めないタカがいた。オオタカくらい大きければ,向かい風に進めないということはないかもしれないが,ハイタカレベルでは危うく後ろに飛ばされそうだった。何とか切り抜けて園芸センターの方に飛んでいった。あまりにも唖然とするような情けなさだったので,その姿に見入ってしまい,目の前で止まっているのにレンズが向かず,通り過ぎてから慌てて撮影したが後の祭りだった。トモエガモは今年は普通に多く,昨年は数羽だったが,今回は堪能できた。いる時には大群でいるが(蕪栗沼や大沼で見たことがある),毎年見られるというものでもないので,1回目の冬羽もじっくり観察できたのはよかった。
【写真】

  

スズメの群れ。スズメも以前より個体数が減った感じがする。/ミヤマガラス成鳥/ダイサギ

  

コハクチョウのランディング。最後は胴体着水。

  

アメリカコハクチョウハイブリッド/マガモ/コハクチョウ幼鳥

  

ひょうきんなハシビロガモ/カワウオナガガモ,他

  

トモエガモ♂    ハイタカ     よく見るとたくさんいる

  

ふっこうどうろがの上を飛ぶコハクチョウ/トモエ♀

  

トモエガモ♂生殖羽に移行中

  

トモエガモ上に同じ やはり♀1羽を♂数羽が追う。/トモエガモ1年目  

  

♀1に♂3,4羽が追う。       オオハクチョウ


 Copyright(C)2019 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2019年10月1日(火)大沼,赤沼

2020年02月12日 | 大沼・赤沼

■2019年10月1日(火)16:42-16:55【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】大沼,赤沼
【種名】ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,エリマキシギ幼羽2(3科10種)
【メモ】夕暮れ時の赤沼に非生殖羽のカモたちが群れていた。エリマキシギの幼羽2羽がカモやサギたちの間を足早に歩いて採餌していた。
【写真】

  

ヒドリガモ/ダイサギ,チュウサギ,コサギ/エリマキシギ,オナガガモ


Copyright(C)2019 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2019年7月21日(日)大沼

2020年02月11日 | 大沼・赤沼

■2019年7月21日(日)10:04-10:59【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】大沼,赤沼
【種名】カルガモ,カンムリカイツブリ,カイツブリ,バン,オオバン(3科5種)
【メモ】カンムリカイツブリの2回目繁殖のヒナ,オオバン,バンのヒナがいた。天気が悪かったがハスの花がきれいだった。それにしてもカンムリカイツブリの生まれたヒナは,最終的に若鳥に何羽くらいなれるのか。最初3,4羽いてもどんどん減って1羽とか2羽とかになってしまうようだ。何に捕食されるのか,あるいは死んでしまうのかそれが謎だ。
【写真】

  

かなり大きくなったヒナ 小魚を与える親

  

カンムリカイツブリ ハスの花

  

もうすぐ開く葉  オオバンのヒナ   餌をねだる

  

しつこく餌をねだるので,羽繕いをしていて抜いた(抜けた)羽毛をヒナに与えていた。鶴の恩返しみたいな。


Copyright(C)2019 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2019年6月18日(火)・25日(火)大沼,赤沼

2020年02月05日 | 大沼・赤沼

■2019年6月18日(火)・25日(火)【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ
【場所】大沼
【種名】オシドリ,マガモ,カルガモ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,カワウ,ヨシゴイ,ゴイサギ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,バン,オオバン,トビ,カワセミ,ヒバリ,スズメ,ハクセキレイ(10科19種)
【メモ】早朝,蔵王に行ってから大沼に来た。ヨシゴイが目の前で小魚を採餌する様子をよく見ることができた。カンムリカイツブリは,1回目の繁殖でヒナに餌を与えている。バン,オオバンのヒナの姿も見える。繁殖真っ最中というところか。
【写真】

  

  

狙いを定めてごっくんまで2秒だった。

  

上6枚連続写真は♂成鳥。7枚目は♀,次は♂

  

カンムリカイツブリ成鳥 バン     餌を探す

  

なんだか,水面を這い回るコブラのような感じ

  

急に走り始めた。  首の途中が沈んでいる。

  

ヨシゴイ♀

  

オシドリ♂     ♀        ♂

  

蓮の上のオオバンのヒナ        マガモ

  

♂         ♂      カンムリカイツブリの親子

  

大きいのに甘えん坊という感じ

  

カワウ       ヨシゴイ♂


Copyright(C)2019 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2020年2月4日(火)女川江島航路

2020年02月04日 | 江島・航路

■2020年2月4日(火)6:49-8:52【天気】曇り【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ+EF100-400Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】女川ー江島航路,周辺漁港
【種名】コクガン6,ヒドリガモ,スズガモ,クロガモ+,シノリガモ+,ウミアイサ+,アカエリカイツブリ1,カンムリカイツブリ+,シロエリオオハム1,ヒメウ,ウミウ,オオバン,ユリカモメ,ウミネコ,カモメ,ワシカモメ,シロカモメ,オオセグロカモメ,ウミガラス1,ウトウ1,トビ,ハシブトガラス,ハシボソガラス(9科23種)
【メモ】今シーズン,未だに例年たくさん見られるウミスズメを1羽も見ていないので,ここの航路なら見られるはずと思い,朝早く行ってみたが,結局いたのは,シロエリオオハム1,ウミガラス1,ウトウ1という状況だった。いったいどうしたことか?ということで,またその辺の沿岸や航路に出るつもりではいる。ウミガラスがたまたま,島を撮影した写真にピントがあって写っていたのは幸いだったが,目視したわけではない。ハシブトウミガラスは以前,アホウドリ調査で見たことがあるし,ずっと以前,女川-金華山航路で見たことがある。ということで,航路はちょっと期待はずれだった。ウミアイサ5,6羽の群れがけっこうに飛んでいた。行きは江島直行で,帰りは出島・寺間の2港に寄るが,寺間の方が海鳥は多かった。女川港内は,カンムリカイツブリの集団がいた。カモメ類はオオセグロカモメとウミネコを中心に女川漁港の水揚げの魚に群れていたが,オオセグロカモメのかわいいメス型個体もけっこう見られたのは良かった。コクガンは以前行った時には,相川同様,小さい川が流れ込んでいる漁港なので,かなりの個体がいたが,前回,今回と非常に数が少なく,カモメ類もワシカモメとシロカモメがいたくらいで,海鳥の数はかなり少なかった。餌がないということだろう。しばらくウミスズメを求めて鳥見は続く。今日の撮影メインレンズは100-400でISO400。
【写真】

  

船から女川港周辺    江島航路の夜明け

  

シロカモメ第1回冬羽         コクガン

  

江島周辺の夜明け          アカエリカイツブリ

  

江島周辺とウミアイサ

  

江島       ウミアイサ    シロエリオオハム

  

江島周辺海域    シノリガモ    江島周辺

  

ウトウ生殖羽    偶然写っていたウミガラス羽ばたき

  

オオセグロカモメ  シノリガモ   クロガモ

  

クロガモ      ウミウ     ヒメウ繁殖羽に近い

  

クロガモ      出島港周辺海域  女川漁港内ユリカモメ

漁港のオオセグロカモメ,ウミネコ メス型もいる


Copyright(C)2019 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.


2019年4月7日(日)・13日(土)大沼・赤沼

2020年02月02日 | 大沼・赤沼

■2019年4月7日(日)13日(土)【天気】曇り・晴れ【機材】EOS7DⅡ+EF500Ⅱ,EOSR+RF24-105
【場所】大沼
【種名】ヒドリガモ,マガモ,カルガモ,ハシビロガモ,オナガガモ,コガモ,カイツブリ,カンムリカイツブリ,キジバト,カワウ,チュウダイサギ,オオバン,コチドリ4,セイタカシギ1,タシギ6,ツルシギ2,ミサゴ,トビ,ノスリ,チョウゲンボウ,モズ,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ムクドリ,スズメ,ハクセキレイ,タヒバリ,ホオジロ,オオジュリン(20科29種)
【メモ】沼にはハシビロガモの大群が残っていて,集団でぐるぐる回って餌を採っている。カンムリカイツブリはペアで求愛行動をしていたが,なかなか息が合わないようだった。シギチではタシギ,セイタカシギ,ツルシギが早くも現れて赤沼で採餌していた。7日はあいにくの曇だったが,1週間後の13日は晴天で,ミサゴが本当に間近でホバーリングをし,数百枚ほど撮影した。ここまで近くはっきり撮影できたのは初めてだった。ちなみにこの個体はオスで,ペアで並ぶとハヤブサ同様メスは大きく,胸の茶褐色の模様が薄く少ない。
【写真】

  

ハシビロガモ。よく見ればいろんなステージの個体。

  

ハシビロガモの水浴び チュウダイサギ

  

コチドリ      タシギ

  

蔵王連峰      不忘山と南屏風  コチドリ

  

ツルシギ      セイタカシギ   ミサゴ

  

  

  

今までで一番近くでホバーリングをしてくれた。

 

カンムリカイツブリのディスプレイ。一緒に走ってはくれなかったようだ。


Copyright(C)2019 Shigenobu Aizawa All Rights reserved.