私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2017年9月23日(木)蒲生干潟

2017年09月28日 | 蒲生海岸
■2017/9/23(木)16:45-17:36【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蒲生干潟
【種名】オグロシギ幼羽2,キアシシギ幼羽2,オバシギ幼羽1(1科3種)
【メモ】おそらく今シーズン最後の夕暮れのウォッチング。そのうち着く頃には日が沈んでしまう。ということで,またとぼとぼ干潟を歩いて行くといつもの場所にオバシギとオグロシギがいた。潮が満ちてきていたので,砂浜には行かず,その辺の流木で先が分かれているのを探して,それを一脚がわりにして,3mくらいの距離で,じっと観察していた。餌を食べたり,泳いだり,羽繕いをしたり,じっとこちらを見たり,ほとんど警戒する様子もなく,目の前に小一時間ほどいた。そのうち後ろを振り返ると,キアシシギがこちらにやってきて,採餌をしたりしていたが,あまりこちらに近づきすぎたのか,2mくらいまできて飛んでいった。ついでにオバシギまで飛んでいったが,オグロシギ2羽は日和山から振り返ってみると,まだそこにいた。
【写真】
  
  
  
  
■オグロシギとオバシギ
  
■キアシシギ
  
■キアシシギ/オグロシギ


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2017年9月19日(火)蒲生干潟

2017年09月27日 | 蒲生海岸
■2017/9/19(火)13:31-14:42【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蒲生干潟
【種名】カルガモ,コガモ,カイツブリ,キジバト,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,シロチドリ29+,オグロシギ幼羽2,オオソリハシシギ幼羽♀1,アオアシシギ幼羽1,オバシギ幼羽1,ミユビシギ6+,ハマシギ幼羽2+,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,スズメ,ハクセキレイ(12科21種)
【メモ】蕪栗沼から蒲生に来た。オオソリ,オグロ,オバシギの小群が干潟で採餌し,葦原の方でアオアシシギがしきりに鳴いている。浜辺にはシロチドリの群れにハマシギとミユビシギの群れが混じっていた。帰りには自分が帰るのを待ちわびていたかのように,ミサゴが現れて岸近くでボラを獲って,浜辺で食べていた。
【写真】
  
  
■シギ3種の採餌
  
■シロチドリ,ハマシギ,ミユビシギ
  
■コガモ/カワウ/ミサゴ


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2017年9月19日(火)蕪栗沼

2017年09月26日 | 蕪栗沼・白鳥地区
■2017/9/19(火)11:13-11:14【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蕪栗沼
【種名】ノスリ若鳥1(1科1種)
【メモ】伊豆沼から蕪栗沼に向かった。白鳥地区の北側駐車場に着く手前の電柱にノスリが止まっており,何か獲物を食べようとしたので車を停めて,窓からレンズを構えて見ると,トノサマガエルを草ごと掴んでいた。左向きに方向を変え,頭から食べようとしたした瞬間,カエルが抵抗したのか,足の爪の間からジャンプした。電柱のてっぺんだからかなり高さがあり,写真を見ると完全にスカイダイビング状態で落ちていく。ノスリもぱっと羽ばたいて降り,アスファルト道路に落下したトノサマガエルをすぐに掴むと,道路脇の草むらに持っていった。わずか1分ほどの出来事だった。
【写真】
  
  
  
  
■ノスリの採餌


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2017年9月19日(火)伊豆沼・内沼

2017年09月24日 | 伊豆沼・内沼
■2017/9/19(火)9:30-11:00【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】伊豆沼・内沼
【種名】キジ,オオヒシクイ,マガン,マガモ,カルガモ,コガモ,キジバト,カワウ,アマサギ,アオサギ,ダイサギ,チュウサギ,コサギ,オオバン,ミサゴ,トビ,ノスリ,カワセミ,モズ,カケス,ハシボソガラス,ハシブトガラス,ヒバリ,ショウドウツバメ,ムクドリ,ノビタキ,スズメ,ハクセキレイ(科種)
【メモ】早くもマガンが先週伊豆沼に飛来したということだったので,見に行った。できれば,9月中に一通り出ればあとはあまり行かなくて済むのだが,そうもいかない。さて,獅子鼻の舗装された土手を行くと,カケスが3羽飛んで秋らしさを感じた。ノスリが電柱に止まっている。沼にはパッと見て何もいなくて咲き遅れたピンクのハスの花がちらほら遠目に見えるだけだ。それから内沼を一周して3工区に行くと,ノビタキが行く先々にいた。さらに伊豆沼を一周し,2工区ではアマサギを何と今季初めて見た。蒲生のビール工場はきちんと見なかったが,アマサギはいたのかもしれないがここでは見ていない。またまた獅子鼻の土手を通り,今度は内沼浄土の湖岸に行くと,渡れなかったマガンが数羽いて,見れば内沼の西岸にマガンの群れが降りるところで,繁殖地へ行けなかったマガンたちも何となくうれしそうな感じだった。
【写真】
  
■子連れのキジメスがいた。親だけ先に道路を横断したので,しばらく子どもたちが渡るのを待っていたが,ちっとも動きがなかったので諦めて車を移動した。
  
■あぜ道を飛び回っている小鳥たちがいたので,ノビタキだとすぐわかったが,何しろ止まっているところがいまいち絵にならなかった。
  
■マガン成鳥/マガン幼鳥/典型的なマガン成鳥
  
■よく見るアイリングのあるマガン/マガンの群れ/オオヒシクイ
  
■ランディングするマガン/嘴から額までの白い羽毛が頭頂まで達して,しかもアイリングが白で,そこに額の白がつながっているマガン
  
■チュウサギ,アマサギ,ダイサギの群れが採餌していた。
  
■マガンの群れ。昔は場所場所でまじめにカウントしていたが,今はもうマガンは見ても多すぎてカウントはしなくなった。


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2017年9月16日(土)蒲生干潟

2017年09月23日 | 蒲生海岸
■2017/9/16(土)9:05-10:16【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蒲生干潟
【種名】マガモ,カルガモ,コガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,シロチドリ14+,メダイチドリ幼羽1冬羽2,チュウシャクシギ1,ダイシャクシギ1,ツルシギ幼羽1,コアオアシシギ幼羽1,アオアシシギ幼羽1,キアシシギ幼羽4,ソリハシシギ2,トウネン幼羽1,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハシボソガラス,ノビタキ2,ハクセキレイ(11科24種)
【メモ】今日は夕方ではなく午前中行って見たが,やはりシギチの個体数はとても少なかった。ツルシギがいたくらいと,ミサゴが何回もダイビングしていたがちっとも魚を捕まえられないのをむなしく連写するだけだった。夕方の方がいいやと思う蒲生干潟だった。
【写真】
  
■何度もダイビングしたが,見ている間は一匹も獲ることができなかった。急降下して水面ぎりぎりで水に入らずまたホバリングを繰り返し,急降下して,水に入る直前で回避というのも何回もあった。
  
■メダイチドリとトウネン
  
■ツルシギ/チュウシャクシギ


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伊豆沼に飛来したばかりのマガンとオオヒシクイの群れ

2017年09月21日 | 動画観察図鑑
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■2017/9/19(火)【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】伊豆沼
【種名】マガン,オオヒシクイ(1科2種)
【メモ】飛来間もないマガンの群れ
【動画】



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オグロシギ,オオソリハシシギ,オバシギの採餌

2017年09月21日 | 動画観察図鑑
■2017/9/19(火)【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蒲生
【種名】オオソリハシシギ,オグロシギ,オバシギ(1科3種)
【メモ】干潟での採餌の様子
【動画】



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2017年9月14日(木)蒲生干潟

2017年09月20日 | 蒲生海岸
■2017/9/14(木)16:36-17:54【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蒲生干潟
【種名】カルガモ,コガモ,カワウ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オオソリハシシギ1,オグロシギ1,コアオアシシギ1,アオアシシギ1,ソリハシシギ1,トウネン6,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハシボソガラス,ハクセキレイ(8科18種)
【メモ】今日の夕暮れ時の蒲生干潟は砂浜にトウネンの小群,干潟にオグロシギ,アオアシシギ,コアオアシシギ,ソリハシシギ,それにオオソリハシシギがいた。奥の干潟で4種が採餌していて,強風の中,さらにかなり暗くなる中,ISO100は変えず,1/50-1/40のシャッタースピード+手持ちでとにかく
撮影した。F4でなければやらないが,夕暮れには夕暮れのシギチの良さがある。最後に水門の上からしきりに鳴いているソリハシシギとコアオアシシギを動画も撮りつつ,観察していた。ソリハシシギがしきりに鳴き,その間にコアオアシシギが口を挟むという感じで短く鳴いていた。
【写真】
  
■トウネン幼羽。トウネン幼羽の羽衣にはいろいろなパターンがある。
  
■アオアシシギ夏羽後期/ウミネコ/油曝したオオソリハシシギ
  
■アオアシシギ成鳥夏羽後期/オグロシギ・アオアシシギ・コアオアシシギ・ソリハシシギの小群
  
■4種が大きい順(小さい順)に整列/コアオアシシギ幼羽とソリハシシギ幼羽/電波塔?


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2017年9月13日(水)蒲生干潟

2017年09月19日 | 蒲生海岸
■2017/9/13(水)16:46-17:35【天気】晴れ 【レンズ】500Ⅱ
【場所】蒲生干潟
【種名】マガモ,カルガモ,オナガガモ,コガモ,カワウ,ゴイサギ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,オグロシギ幼羽1,ダイシャクシギ冬羽?1,アオアシシギ幼羽1,キアシシギ幼羽1,ソリハシシギ幼羽3,オバシギ幼羽1,ハマシギ幼羽3,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,ハシボソガラス,セッカ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ(12科25種)
【メモ】今日も仕事帰りの蒲生。オグロシギ,ダイシャクシギが日替わりでいた。種類はそれなりだが,個体数が少なすぎる。カニやゴカイはだいぶ復活してきているので,餌が要因ではないような気がする。海岸沿いのトウネンの群れもいるが干潟で採餌している個体数が少ない。ということで,日々こつこつと観察を続けていくほかないようだ。
【写真】
  
■オグロシギ幼羽。干潟の泥の中からゴカイをしきりに捕まえていた。
  
■ダイシャクシギ
  
■水浴びするキアシシギ/ソリハシシギ/ハシボソガラス若鳥
  
■ダイシャクシギ
  
■オバシギ,アオアシシギ,ハマシギの混群


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2017年9月8日(金)蒲生干潟

2017年09月08日 | 蒲生海岸
■2017/9/8(金)16:48-17:54【天気】晴れ時々曇り 【レンズ】100-400Ⅱ
【場所】蒲生干潟
【種名】カルガモ,オナガガモ,コガモ,カワウ,ゴイサギ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,メダイチドリ2,オオソリハシシギ♀幼羽,キアシシギ幼羽2,ソリハシシギ幼羽2,イソシギ2,トウネン幼羽12+,エリマキシギ♀幼羽3,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ,セッカ,スズメ,ハクセキレイ,カワラヒワ(12科23種)
【メモ】職場帰りの夕方観察シリーズ。夕方は日没頃から,どこからともなくシギチが集まってきて採餌をしたり,水浴びをしたりしている。この日はせっかくエリマキシギがいたのに,最近あまり使わない100-400Ⅱを持っていったので,画質と大きさがいまいちだった。500Ⅱと描写で差が出るのは距離があるものや,光線の具合がいまいちの時と,飛翔写真では決定的に差が出るようだ。しかし,これまで100-400Ⅰは2回購入し,Ⅱは500Ⅱを購入するまでは,一番長く使っていたレンズで愛着がある。Ⅱになってから,格段に画質がよくなり,しかも環境写真が撮れるので重宝している。蔵王ではかなり使えるレンズだ。F4とF5.6ではこれもだいぶ明るさが違うので,500Ⅱはかなり暗くても写真が撮れる。
ということで,今日はエリマキシギ3羽とオオソリ1羽の小さなグループを見ることができてよかった。最初,トウネンを例によって1羽1羽撮影していた時に,ちょっと大きい4羽の群れが飛んできたので,近寄ってみるとこの2種の群れだった。オオソリハシシギがどんどん餌を食べながら先に行って,エリマキ3羽があとからついて行っていたが,時々,こっちでいいのかなとでも言うようにエリマキが躊躇するような様子も見られた。そんなことはお構いなしに,餌のある水際をどんどん歩いて行くマイペースなオオソリであった。
【写真】
  
■トウネン幼羽/かなり保護色のコメツキガニ/オオソリハシシギ幼羽とエリマキシギ幼羽
  
■大きさや形態から,オオソリもエリマキも♀の幼羽と思われる。
  
■オオソリ・エリマキ/メダイチドリ♀と幼羽/夕暮れ


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2017年9月4日(月)蒲生海岸

2017年09月04日 | 蒲生海岸
■2017/9/4(月)16:54-17:48【天気】晴れ 【レンズ】100-400Ⅱ 500Ⅱ
【場所】蒲生海岸
【種名】アオサギ,ダイサギ,コサギ,ハジロコチドリ幼羽1,シロチドリ成鳥2,チュウシャクシギ1,キアシシギ幼羽1,イソシギ成鳥1,ミユビシギ夏羽後期1,トウネン幼羽106+,(3科10種)
【メモ】仮設遊歩道を通って,干潟に出たが何もいない。とぼとぼ干潟を歩いて砂浜に出ると,そこにトウネンの群れが渚で採餌していた。夕日を浴びて砂浜で休んでいる群れ。そういえば昔こういう風景を見たことがあった。ただ,以前はこの風景の中にコアジサシの群れもいた。今も書棚に置いてある1977年5月から10月までの間フジカシングルエイトZX500で撮影した「蒲生干潟の四季」という8mm映画の小品にその姿が残されている。さて,トウネン68+の群れは,七北田川を越えて南蒲生側の河口の渚で先着していた38+のトウネンと採餌を始めた。そのうち,79+ほどがこちらに戻ってきた。
もう夕日が沈む頃で,いつもの松の木を撮影していると,チュウシャクシギが1羽飛んできて,草むらに降りた。そこから,撮影を始めて戻る途中に先ほどのトウネンの群れの一部が,水浴びをしていた。さらに干潟を渡ると,トウネンの小群が採餌していた中にハジロコチドリがいたということで,今日は終わりとなった。
【写真】
  
  
  
■トウネン幼羽。8月初旬から9月初旬に先行して渡ってくる夏羽よりずっと個体数が多い。
  
■トウネン幼羽。/津波に生き残った松の一つ。七北田川堤防沿いに蒲生の集落に入る道を通り過ぎて機関場の前を過ぎ,蒲生海岸の入口手前の民家の門に植えられていた象徴的な松。背景に仙台ウェスティンホテル,茜色の風景に復興工事で使っている緑十字の安全旗を入れてみた。/夕景色を見ていると,チュウシャクシギの声がした。
  
  
■チュウシャクシギのランディング他。一羽しかいなかった。
  
■干潟の水際で水浴びをし,休息するトウネンの小群/採餌するトウネンの群れにハジロコチドリの幼羽が混じっていた。


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2017年9月3日(日)蒲生干潟

2017年09月03日 | 蒲生海岸
■2017/9/3(日)7:16-8:05【天気】晴れ【レンズ】500Ⅱ
【場所】蒲生干潟
【種名】カルガモ,カイツブリ,カワウ,ゴイサギ,ササゴイ,アオサギ,ダイサギ,コサギ,ダイゼン成鳥♂1,セイタカシギ成鳥♂1,キアシシギ幼羽3,イソシギ成鳥2,トウネン幼羽13,ウミネコ,オオセグロカモメ,ミサゴ,トビ(10科17種)
【メモ】せっかくの晴れた日曜日だったが,9時から町内会の班長会議で,1時間もいられず残念だったが,セイタカシギが見られたのが唯一の救いだった。
【写真】
  
■ダイサギ,コサギ,そしてカワウの連合軍が魚を追ってます。/セイタカシギ成鳥。背が黒緑なので。
  
■飛んで,高く飛んで,鳴いてます。空がきれいだった。
  
■ミサゴ。何も獲れなかった。/カニを捕まえたダイゼン成鳥♂


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