私家版 宮城の野鳥フィールドノート since 1976

以前からホシムクドリはいたが、年々個体数が増加傾向のようだ。他のムクドリ類も何かしら来てはずなので、これから期待。

2024年10月22日(火)宮城蔵王

2024年10月22日 | 宮城蔵王

■2024年10月22日(水)9:36-10:16【天気】曇り【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、 EOSR5+RF16
【場所】蔵王御釜~賽の河原
【種名】ホシガラス6、ハシブトガラス12+、アトリ6(3科3種)
【メモ】蔵王のアトリやマヒワの渡りが見られる確率の高い先週は、北海道に行っていたため、今日行ったところ、賽の河原から少し上がったところで、前回同様、ホシガラスが飛んだり、採餌していたりする様子を見た。そこから一気に登って御釜を展望台から見て、ハイラインを下り、大黒天付近を下っていた時に、おそらく猛禽が出たので、モビングしていただろうハシブトガラスの群れを見た。モビングが終わり解散状態だったと思われるが、あと5分くらい早ければ、モビングされていた猛禽を見ることができたかもしれない。その後、さらに下ると、運転席側をアトリ6羽が前山方面を目指して飛んで行った。後ろから車が来ていたので、目視だけだったのが残念だったが、証拠写真程度しか撮れなかったと思う。北海道に行っている期間に、アトリを見たという情報もいただいたので、毎年、10日前後に渡っているのはほぼ確実。来年に期待。ただ、羽数は依然と比べると非常に少なくなっている。また、この時期はエコーラインのゲートが8時にしか開かなくなるので、本当は10月5日頃から飛んでもらえるといいのだが、そうもいかない。
※過去の渡り観察記事
2009年10月17日(土)宮城蔵王
2010年10月17日(日)蔵王馬の背
2012年10月8日(月)蔵王
2014年10月11日(日)蔵王
2015年10月10日(土)宮城蔵王
2016年10月15日(土)宮城蔵王(2)(一番の渡り)
2018年9月24日(月),10月7日(日),10月21日(日)蔵王
2023年10月8日(日)蔵王御釜
【写真】
  
前回同様、道路を挟んで行ったり来たりしていたホシガラス/採餌するホシガラス/今日の御釜。
  
不帰の滝/不帰の滝周辺の山塊/振子滝周辺の山塊


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2024年10月1日(火)蔵王

2024年10月01日 | 宮城蔵王

■2024年10月1日(火)3:50-8:37【天気】晴れ【機材】EOSR5Ⅱ+RF100-500、EOSR5+RF16
【場所】蔵王エコーライン・ハイライン、馬の背、御釜、澄川
【種名】ホシガラス4、ヤマガラ2(2科2種)
【メモ】10月10日前後、マヒワとアトリの渡りが御釜周辺で観察できるので、少し早かったが、今後の予定もあるので、行ってみた。9月は天候不順で、1回も蔵王には行っていない。10月でもイワヒバリは馬の背、御釜の断崖にいるので、こちらも見たかった。しかし、見たのは、2種だけ。ヤマガラ2羽はレストハウスのところ。いつものコースを一周し、まあ、いないとは思ったがいつもの場所で休憩しながら、出るのを待っていたがでなかったので、下山。種類不明の小鳥は3,4羽ハイラインやエコーラインの道路沿いにいたが、道を横切って灌木に入ってしまうので識別不能。ホシガラスは、今シーズン馬の背やリフト付近では観察していないが、今日も同じ。やっと賽の河原と澄川に戻って4羽。しかも、たまたま車から降りたところに道路を横切って飛んできたのを撮影しただけ。そのうは大きく膨らんでいた。あとは、何も出ず。まあ、待っていれば何かしらは出たと思うが、明日からは勤務なので、早々に下山した。
 ということで、鳥はちっとも出なかったが、紫金山・アトラス彗星は見ることができた。夜明けの写真の撮影は、いつも駒草平の駐車場だが、今日は夜明け前に到着し、満天の星空で、オリオン座あたりを見ると、自宅で見るのとでは当たり前だが星の数が違う。今度は、もっと早く行って、簡易赤道儀も持っていかねば。さて、彗星の方だが、すでに到着して観察していた方に、どこに見えるのかや、カメラの設定も教えていただいて、撮影できた。見慣れると、尾は肉眼では見えないが、先端は眼鏡をかけるとかすかに見えた。いつも撮影している風景の中に月と彗星が配置されて、最高だった。写真は素人なのでいまいちだが。今日一日、R5Ⅱ+100-500で、ほとんどのシーンは撮影できた。これは、各段にいいカメラです。
【写真】
<R5+16mmSTM>
  
オリオン座あたり?/朝焼けの御釜周辺
 
御釜と不帰の滝
<EOSR5Ⅱ+RF100-500L>
  
ナナカマドと紅葉/御釜/エゾオヤマリンドウ
  
ヤマハハコ/ナナカマド/シラタマノキ
  
ヤマガラ/そのうが膨らんで重そうなホシガラス
<EOSR5Ⅱ+RF100-500>アップスケーリングしたものと、そのままのを縮小
  
アップスケーリング→1080×1280→トリミング1980×1080
  
蔵王スカイライン雲海/夜明け/月と彗星。人工衛星多過ぎ。
  
ISO3200 1秒 100mm F4.5
 
ISO3200 1秒 500mm F4.5
※鳥も星も花も風景も、その他も全部JPGで撮影して(トリミング)FullHD縮小しています。


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2024年7月16日(火)・23日(火)蔵王馬の背

2024年07月23日 | 宮城蔵王

■2024年7月16日(火)・23日(火)【天気】曇り、23日強風【機材】EOSR5+RF100-500・EOSR5+RF16stm
【場所】蔵王馬の背、周辺地域
【種名】アマツバメ成鳥3+・幼鳥8+、アカゲラ幼鳥♂1・♀2、モズ1、ホシガラス4+、ハシボソガラス1、ウグイス+、アカハラ♂1、イワヒバリ幼鳥1、カヤクグリ1、ビンズイ3+(8科10亜種・種)
【メモ】前回、イワヒバリの成鳥を見ることができたので、幼鳥ねらいで行った。前回座った場所で、同じようにおにぎりを食べていたところ、1個食べ終わったところで、今度は幼鳥がやってきた。足元までやってきて、何かくれーという感じで見上げ、2回茂みを回って、何もくれそうにないと思ったのか、下の方に降りて行った。これで十分だったので、すぐに移動し、リフト乗り場から、レストハウスに移動し、その間もいろいろ見たが、今回もホシガラスは1羽も出なかった。
うかつにも何年も通っていて、今回初めて名を知った「御田ノ神湿地(園地)」の入口から、すぐ近くにある枯木にモズが止まっていて、モズが飛んだあとに3羽のアカゲラの幼鳥がやってきた。♂は頭の上の赤い部分がほんの少ししかなかった。わきにオオアカゲラのような縦斑があり、一瞬、あれっと思ったが、明らかにアカゲラだ。枯木の周りを3羽で追いかけっこをしたり、近くの枯木で採餌をしたりしていたが、そのうち飛んで行ってしまった。ホシガラスは下山の途中で1羽、賽の河原遊歩道で4羽見たが、写真になるようなところにはいなかったので、また、行けばと思い、そのまま下山した。
23日は前日同様晴れだったが、風速14~15mで、これはだめだと思い、月曜日はやめにして火曜日に夜中から行った。やはり、風が強く、とても、御釜や馬の背は無理と思い、下山した。賽の河原もパスして、そのまま鳥の海に行った。8月に入って晴れで強風でない日にホシガラスねらいで、また行く予定。
【写真】
<16日>
  
イワヒバリ幼鳥。ぱっと見、成鳥かと思うくらいの顔をしていた。
  
イワヒバリ幼鳥。近すぎて500mmでは大きかったので、ズームを引いて撮影した。/ビンズイ
  
アカゲラ幼鳥♀/上がアカゲラ幼鳥♂/キンコウカ
  
ウツボグサ/サワラン/御釜バックに飛ぶアマツバメ幼鳥
<23日>
  
駒草平駐車場付近からの眺望
  
大黒天駐車場から/6時過ぎになってやや晴れたが強風は変わらず/ニホンザル


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2024年6月30日(日)イワヒバリ成鳥の採餌

2024年06月30日 | 宮城蔵王

■2024年6月30日(日)7:09-9:57【天気】曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR5+RF16stm
【場所】蔵王馬の背、周辺地域
【種名】イワヒバリ(1科1種)
【動画】
イワヒバリ成鳥その1
イワヒバリ成鳥その2


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2024年6月30日(日)蔵王馬の背

2024年06月30日 | 宮城蔵王

■2024年6月30日(日)7:09-9:57【天気】曇り【機材】EOSR5+RF100-500 EOSR5+RF16stm
【場所】蔵王馬の背、周辺地域
【種名】アマツバメ6+、ヒバリ1、ウグイス+、イワヒバリ2、カヤクグリ1、ビンズイ5+、アカウソ♂1♀1、ウソ♂1、アオジ♂1(8科9亜種・種)
【メモ】今シーズン3回目の馬の背。6月も30日だからほぼ7月なので、イワヒバリも営巣中のはずということで、だめもとで行ってみた。すると、やはり最初はイワではなく、ヒバリとビンズイ、アオジしかおらず、アマツバメが時々御釜から馬の背を越えて、山形方面に飛んでいくものばかり。仕方がないので、ポイントでは見た方がいるという情報の元、いつもの場所で岩に腰掛け、ふもとのコンビニで買ってきたお茶とゼリー飲料、おにぎりで待つことにした。すると、1羽が下の方から飛んできて、登山道を越えて飛んで行った。これは、もう見えないだろうからと、また戻って岩に座り、食べ始め、5分ほどで全部終わると、すぐ目の前の斜面を1羽上がってきた。どんどん、自分の方に近づいてきて、動画を撮影していたが、もうピントが合わない足元まで来て、それから、また、登山道を越えて行った。とりあえず見れたからいいやと思い、登山道をリフト乗り場目指して歩き出したところ、先ほどの個体か、しきりに採餌していた。たくさん、昆虫をほおばり、しばらく採餌していた。落とした昆虫をまた、拾い直しということをしながら、餌を探し続けていた。ヒナにあげるためだろう。観察を終え、リフト乗り場に今度こそ歩こうとした時、今度は目の前のハイマツの上に♂♀のアカウソがいた。至近距離で、あまりの美しさに目を奪われ、大学時代からのバードウォッチャーの習性で、写真を撮るより、眼でじっくり見ると、あっという間に向こうに飛んで行ってしまった。失敗!と思って歩き出すと、リフトの方に飛んでいく2羽をまた見たので、急いで行ったが、見つけることはできなかった。やはり、ウソはハイマツの上がいい。帰りに道路わきの枯木に止まったウソ♂を車の中から見つけ、写真は撮ったが、遠かった。今回は、イワヒバリをじっくり見ることができたが、カヤクグリの写真も撮れなかったし、ホシガラスに1回も出会わなかった。次回に期待。
【写真】※植物は自信がありません。
  
まだ咲いていたイワカガミ/ヒバリ/アマツバメ
  
足元に上がってきたイワヒバリ
  
すぐ足元まで来て、横に行き、飛んで行った/採餌するイワヒバリ
  
場所を移動。
  
たくさんの昆虫をつかまえ、口に咥える。
  
落とした昆虫をもう一度拾い上げ、戻って行った。
  
マルバシモツケ/ハクサンチドリ/今日の御釜
  
ウラジロヨウラク/フランスギク?/ワタスゲ
  
タニウツギ/ハナニガナ/ツマトリソウ
  
チングルマ/ハクサンシャクナゲ/ハクサンチドリとトキソウ
  
ヤマオダマキ?/コマクサ500mm/コマクサ16mm


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2024年5月23日(木)30日(木)蔵王御釜

2024年05月23日 | 宮城蔵王

■2024年5月23日(木)30日(木)【天気】晴れ/晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500L、 EOSR5+RF16stm
【場所】蔵王エコーライン・ハイライン、馬の背、御釜周辺
【種名】アマツバメ、トビ、ホシガラス、ハシブトガラス、イワツバメ、ウグイス、ビンズイ、アオジ(7科8種)
【メモ】鳥の海も一段落ついて、暇だからというわけでもないが、蔵王に行ってみた。23日は晴天、30日は曇りで、どちらも風は強かった。23日は、御釜展望台から柵沿いに歩いて、柵が切れるあたりからさらに登り、登山道を引き返し、リフト乗り場に行き、そこからまた展望台まで一周するいつものコースを2周した。1回目目は、7時前で、ビンズイが6か所で縄張りの囀りをしていた。2回目は何と何も出なかった。アマツバメとイワツバメが飛んでいたくらい。30日は10時過ぎに行ってみた。リフトを使って登り、いつものコースを一周。展望台を降りて少し行ったところで、本来、ビンズイがいつもいるところで、盛んに囀っていたのは、アオジ。この辺でアオジを見たのは初めてだった。今年は、3,4月から暖かく、雪が少ないと会う人ごとに言っていた。
【写真】
  
7時前一周目の風景
  
2周目の風景
  
ビンズイ
  
ビンズイ/アマツバメ/ミネズオウ
  
セイヨウタンポポはもう少し/御釜/イワカガミ
  
囀るアオジ/ムラサキヤシオ


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2023年10月15日(日)蔵王

2023年10月15日 | 宮城蔵王

■2023年10月15日(日)6:17-7:30【天気】小雨【機材】EOSR5+RF16
【場所】蔵王エコーライン・ハイライン、駐車場
【種名】ホシガラス1、ヒガラ1(2科1種)
【メモ】月曜日から賽の河原ゲートが8時に解放されるので、朝早くは行けなくなるので、小雨で、飛ばないとは思ったが、マヒワやアトリの渡りを見に行った。ホシガラスがハイライン料金所付近で、1羽前山の方に飛んで行った。帰りにヒガラが1羽道端の灌木にいた。駐車場で待っていたが、雨雲レーダー通りで時間が経つにつれて霧雨から小雨になってきたので、諦めて下山した。今シーズンはこれで終わり。紅葉はこれから美しくなる感じ。先週はとりあえず、マヒワとアトリの群れが飛ぶのを見たので、来年に期待。
【写真】
  
晴れていればきれいな風景だったと思う。


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2023年10月8日(日)蔵王御釜

2023年10月08日 | 宮城蔵王

■2023年10月8日(日)7:21-10:12【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500mm・EOSR5+RF16mm
【場所】蔵王ハイライン、馬の瀬、御釜、大黒天、駒草平
【種名】カケス2、ホシガラス3、ハシブトガラス1、コガラ6、ヒガラ2・4、イワツバメ8、イワヒバリ1、カヤクグリ2、アトリ15・18・23、マヒワ50+(御釜)・29(大黒天)(5科10種)
【メモ】これまで、10月10日の体育の日前後から10月20日過ぎに、賽の河原から、ハイライン、馬の瀬、御釜にかけて、アトリとマヒワの群れが山形県側に越えていくのを見た。そこで、今年も行ったのだが、例によって家を出るのが遅く、ハイライン通過がぎりぎりだった。以前見たハイラインをマヒワの大群が飛んでいく光景や、御釜から湧き上がってくるアトリの群れが馬の背を超えていく光景はすばらしかった。ただし、小鳥たちが宮城県側から山を越えて山形県側に行くのか、その理由はちっともわからない。また、その逆を見たことがないので、もしかしたら春は逆かとか、わからないことだらけだ。ということで、今日は、まず、展望台で最初に見て、そこから散策路を降りたところで見ることにした。7時40分コガラの小群が下から上がってきて通過、8時50分にマヒワの黄色い群れ50+が上がってきたが、これは御釜の方に行ってしまった。結局、見たのはこれだけだった。イワヒバリとカヤクグリを探しにリフト付近に行ったが見つからず、もっと上の方にいるという情報を教えられ、レストハウス近くに行くとそこに確かにいたが、何しろすごい観光客で、鳥が落ち着かず行ったり来たりして結局、下の方に飛んで行ってしまった。ヒガラも2羽飛んでいた。下山して、大黒天に行くと、9時58分にマヒワの群れ29が飛んだが、ピントは合わなかった。そうこうしているうちに、アトリの群れが、次々に山頂目指して飛んで行った。ヒガラが目の前にやってきて、これも飛んで行った。来週、天気が良ければ行ってみたい。
【写真】
  
紅葉の見頃は来週という感じだった。下山する頃には、駐車場はどこも満杯だった。
  
御釜と周辺の風景。リフト乗り場の係の方によれば、飯豊連峰は今日が初冠雪ということだった。
  
ナナカマド/この辺から小鳥たちが上がって来る/エゾオヤマリンドウ
  
ピンボケだがコガラ/時々ガスがかかった/ヤマハハコ
  
ヒガラは何とか撮れたが、イワヒバリとカヤクグリは撮れなかった/シラタマノキ/イワカガミ
  
前山の紅葉/大黒天のアトリの群れ
  
ピンボケだがマヒワ/ヒガラ
  
大黒天/村田ダム、仙台市市街地/不帰の滝


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2023年9月24日(日)蔵王馬の背

2023年09月24日 | 宮城蔵王

■2023年9月24日(日)7:45-8:50【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】蔵王馬の背
【種名】カケス2(1科1種)
【メモ】そろそろ、アトリとか渡らないかなと思い蔵王に行った。寝坊した上に、駒草平でトイレに行ったら、その後ゲートまで遅い車がいて、何とハイライン料金所到着が、7時31分!別に、お金を払うのがもったいないわけではないが、いつもその前の時間に通過していたので、係員の方に話を聞いたら、紅葉じゃなくて茶色になって枯れているとの話。猛暑は馬の背までだったから、そういうことになっているのだろうと思った。レストハウスに着くと、あれ?山の風景がこの前来たのと色が変わらないのでは?と思ったのが第一印象。最初にリフト小屋まで小鳥を探しながら行くが何も出ない。カケスが2羽いただけだが、おそらくここでカケスを見たのは初めて。前回の御釜でキセキレイに次ぐ。御釜の方にも行ったが鳥がいる気配なしで、風景写真と、花の写真を撮影して帰ってきた。その後赤沼に行かなければならないほどの鳥がいない蔵王だった。ちなみに16mmで撮影した画像を、パソコンに取り込む前に誤ってフォーマットしてしまったのは悲しい。
10月14日(土)からおそらく賽の河原のゲートが9時から開くことになるかと思うので、10月1日、10月7日か8日の2日間蔵王に早朝行くことになる。昨年は10月14日に行って、イワヒバリ、カヤクグリ、アトリなどがいたので期待したい。
【写真】
   
ナナカマドを前景に。前回と山肌の色がほぼ同じ/ヤマハハコ
  
カケス/エゾオヤマリンドウ。まだ花が少し残っていた。
  
マイヅルソウの赤い実/ナナカマド/今宵の月


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2023年8月5日(土)宮城蔵王

2023年08月07日 | 宮城蔵王

■2023年8月5日(土)2:24-8:46【天気】晴れ 【機材】EOSR5+RF100-500・ EOSR5+RF16
【場所】駒草平、エコーライン、ハイライン、馬の背
【種名】アマツバメ8、ハシブトガラス1、イワツバメ2、ウグイス3、キセキレイ2(5科5種)
【メモ】イワヒバリがずいぶん見えるようになっていたので、張り切って星景写真撮影もおまけして、自宅を1時に出たが、今日は鳥がいない日だった。イワヒバリは前に2回見た場所で幼鳥が柵のところまで来たのを撮影したのを見せていただいた。また、行かなければ。ということで、今回は星の写真も撮影しようと思ったのだが、御釜に着くと、何と月が煌々と輝いているではないか。肉眼でも御釜一帯が見えるし、夜中だというのに仙台の光害がまたすごい。しかし、時々雲がかかるが、昴などとてもきれいだった。本当は、御釜から直立する天の川の写真を撮りたかったが、次の機会で、イワヒバリも出てほしい。ちなみにビンズイがどこにも姿が見えなく囀ってもいなかったので、イワヒバリ同様、ヒナがが巣立って、自力で餌を探しているということなのかもしれない。イワヒバリは、御釜下一帯を移動し、時々、柵までやってくるということだろう。昨年の10月はレストハウス近くでも見ているし、冬季は秋保大滝で見たという、鳥友のお話も伺ったことがある。ちなみに、3月か4月にホシガラスの大群を滝見台付近で見たことがあった。
【写真】
  
夜だが明るい/仙台方面。昴が写っている/この月が明るすぎ。
  
前山方面/太陽黒点が写っている/馬の背
  
御釜一帯/エゾアカバナ/アキノキリンソウ
  
御釜/ヤマハハコ/御釜

唯一撮影、キセキレイ。イワヒバリがいる崖にいた。


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2023年7月22日(土)蔵王御釜・馬の背

2023年07月31日 | 宮城蔵王

■2023年7月22日(土)5:41-8:17【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】エコーライン、馬の背、御釜
【種名】キジバト2、ハリオアマツバメ2、アマツバメ3+、トビ1、ホシガラス5、ハシボソガラス2、ツバメ2、イワツバメ28+、ウグイス2+、ビンズイ5(科種)
【メモ】今日も今シーズン間近に2回見たが、撮影できていないイワヒバリの写真を撮ろうと、御釜へ。しかし、今日は全くの空振り。代りに、イワツバメの大群、ツバメ、科は違うアマツバメと久しぶりにハリオアマツバメに出会うことができた。ハリオアマツバメとアマツバメは以前、月山山頂で、ほぼ身長と同じくらいの高さを、大群が水平に飛んでくるのを見たことがあった。あれなら、いくらでも撮れたと思うが、何しろ、月山山頂まで行くのが手間がかかる。ちょいと、御釜までとはいかない。昨年の福江島では、クロビタイハリオアマツバメを見たが(というより撮影してわかったということだが)、これは、ハリオアマツバメとは下面から見ると、喉から顔半分が白ではなく、薄黒いのが特徴だった。今日見たのは、当然ながら、正真正銘のただのハリオアマツバメ。他には、今日もところどころでホシガラスを見ることができ、特に幼鳥は何ともかわいらしかった。イワヒバリの成鳥と幼鳥に出会うまで、また行くつもり。本当は、前回と前々回で撮影ができていれば終わりで、あとは10月だったのだが・・・。
【動画】

 

ホシガラス幼鳥
【写真】
  
蔵王御釜/駒草平/朝露(雨?)に濡れたコマクサ
  
不帰の滝をバックにコマクサ/宮城県方面雲海/御釜
  
イワツバメの大群がいた/ホシガラスの親と子。かわいい。
  
ビンズイ/トンボを追いかけるツバメ/ハリオアマツバメ
  
ホシガラス成鳥/ホシガラス幼鳥/駒草平

 


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ホシガラス幼鳥

 


2023年7月2日(日)蔵王御釜周辺

2023年07月12日 | 宮城蔵王

■2023年7月2日(日)7:34-10:19【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】蔵王御釜周辺、エコーライン
【種名】アマツバメ30+、トビ1、ホシガラス成鳥3・幼鳥4、ウグイス+、イワヒバリ成鳥2、ビンズイ8+(6科6種)
【メモ】今シーズン2回目の蔵王。今回もギリギリの時間でゲートを通過し、山頂駐車場へ。前回と違って、天気がよくすぐに歩き出せた。いつものコースを通って行くと、ビンズイが2羽ほど、さらに行くと、またしても同じ場所で、イワヒバリ2羽が遊歩道を越えて、柵のすぐ近くの草地の陰に飛ぶ。これは近い、ラッキーと思ってレンズを向けたとたんに、下に降りてしまった。イワヒバリってこんなに飛んでしまう鳥ではないはずと、下を見るが、探せず。もう少し、早く来れば、歩いている人たちも少なく、採餌の様子を見ることができるはず。と思い直して、すぐに戻り、リフト乗り場付近にウソはいないか見に行ったが、すでに餌となるタンポポは綿毛が飛んだあと。しかし、ホシガラスの幼鳥と成鳥は、鳴きながら何度も道を行ったり来たりしてすぐ近くの木に止まるのを見ることができた。あとはもう1回行ってイワヒバリの幼鳥も見ることができればOKということになる。
【写真】
  
山形方面/御釜周辺/オオシラビソの枯木
  
ハクサンチドリ/リフト降り場付近/ミヤマオダマキ
  
ビンズイ
  
ホシガラス幼鳥
  
ホシガラス成鳥/成鳥と幼鳥/成鳥
  
不帰の滝周辺のアマツバメ、コマクサ


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2023年6月4日(日)蔵王馬の背

2023年06月04日 | 宮城蔵王

■2023年6月4日(日)7:30-11:55【天気】晴れ曇り【機材】EOSR5+RF100-500、EOSR5+RF16STM
【場所】蔵王馬の背
【種名】アマツバメ1、イワヒバリ1、ビンズイ6(3科3種)
【メモ】6月に入ったので、蔵王に行った。円田から見ると、山頂に雲。周りが晴れていても、もうだめ、ガスと強風、低温となる。ここまで来たのだからと仕方なく行って見ると、やはり温度は5℃、ガスで見えず、強風。8時過ぎになってやっと少し視界が開けてきたが、強風。天気予報では風速17mだった。もう少し待つことに。この間、車で「もう一つのWTARIDORI」を見て時間をつぶし、8時30分に外に出る。風に飛ばされそうになりながら、レストハウス近くのライブカメラが設置してある展望台に行く。しかし、さらに、飛ばされるような強風。レストハウスに戻って、時間をつぶし、再出発。先ほどよりは、少しましになったので、柵沿いに御釜へ。途中、ビンズイが4羽。御釜を見るとアマツバメが1羽、風に向かってスピードが落ちている。これは撮れるかと思ったら、風に負けてあっという間に下に飛んで行ってしまった。柵の終わるところまで行って、遠いビンズイ1羽を撮影して、とぼとぼ戻ると、途中ビンズイでない地鳴き、おっと思ってその辺を探すと、1羽近くにいた。レンズを向けるとピョーンと飛んで、柵と雪渓を越えて降りて行ってしまった。しばらく雪渓の下あたりを探したが見つからず。いるのは確認したので、次回天気の良い時に期待。
【写真】

  
円田から蔵王/ミネズオウ/イワカガミ
  
ビンズイ
  
この雪渓下にイワヒバリがピョーンと飛んで行った/ホオジロと不帰の滝
  
何か変わったホオジロならよかったが/コマクサ/駒草平の風景
  

不帰の滝/振子滝/不帰の滝の瀑布


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2022年10月14日(金)蔵王エコーライン・御釜周辺

2022年10月14日 | 宮城蔵王

■2022年10月14日(金)7:10-9:36【天気】晴れのちガス【機材】EOSR5+RF100-500mmLIS、RF16mmstm
【場所】蔵王エコーライン、ハイライン、馬の背、リフト乗り場周辺
【種名】キジバト2、アオバト8、トビ1、ホシガラス1、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ウグイス1、イワヒバリad1、カヤクグリad2、アトリ地鳴き+、ウソ♂1(6科11種)
【メモ】賽の河原のゲートが明日から9時開放という1日前にエコーラインを登ることができた。本当は4時起き5時自宅出発のところが、目覚めたのが5:50。これは大変ということで、急いで出かけ、何とか、7:27にハイラインゲートを通過できた(7時30前なら無料なので)。この日は、アトリの渡りを見るために、7時には馬の背にいなければならないのだが、結局、アトリの声はハイマツの中からするが、渡りは見られなかった。
とはいえ、まずはアオバト8羽が山頂方面へ飛んでいくのを澄川ゲート手前のカーブで発見。かなり近かったが、何しろカーブ連続の場所では、撮影も不可能。いつもは、賽の河原ゲートより上から刈田岳周辺で見ているのが、今回はもっと下だった。レストハウス駐車場に着くと、山形側の風景がきれいだった。宮城県側はこの時間は逆光なので暗い感じ。今日は、骨折のリハビリを兼ねて、リフト乗り場までトボトボ歩いて行くことにした。御釜まではまだ無理なので、下を見ながら石ころに注意して慎重に歩いた。と、目の前のコンクリートの杭に鳥が1羽止まっている。よく見ると、イワヒバリではないか。急いでレンズを構えたが近すぎてピントが合わず、数歩後ずさり、飛ばないでよーと念じながら、ISO100とアンダーにして撮影した。ふと向こうから、犬の散歩を終えて馬の背を歩いてくる夫婦を発見。これはまずい。人はいいが、犬では飛んでしまうと、急いでたくさん撮影する。すると案の定、飛んで御釜の方に行ってしまった。がっかりして、また歩くと、今度はチリリリーの声、またしてもすぐ目の前のハイマツにカヤクグリが止まって囀っている。ちょっと斜光だったので、飛ばさないようにゆっくり順光の方に回り込んで撮影。すると、そのうち、もう一羽がやってきてじゃれ合って、行ってしまったが、少し経つとまた戻ってきて今度は少し離れたところで囀っていた。他にも6,7月にいるような鳥がいて、虫まで飛んでいる。気温は13℃だった。ビンズイはおそらく御釜の方にまで行けばいたと思うが、この足では到底無理だったので、リフト乗り場から引き返した。ウソは乗り場の近くにいて下の方に飛んで行った。アトリは、周辺のハイマツの中でピチピチと鳴いていたが、姿は見せず、飛びもしなかった。ちなみにキジバトは2羽が馬の背を戻るときに飛んでいて、見たいのはアオバトなんですが、とキジバトに言ってもしかたがないことだった。その後は、ガスが山形側から上がってきたので、下山し、青根の公衆浴場でお風呂に入り、さらに下ってピザを食べて帰ってきた。
【写真】
  
駐車場から山形県側/御釜周辺
 
月が出ていた/山形県側
  
イワヒバリ成鳥。
  
イワヒバリ成鳥。
  
カヤクグリ成鳥。
  
怖い顔だが囀っている。/ナナカマドの赤い実/紅葉
  
ヤマハハコ/不帰の滝/周辺の紅葉
  
紅葉/雨に濡れたコマクサ/駒草平周辺。たくさんの人が撮影していた。


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2022年7月10日(日)蔵王馬の背

2022年07月10日 | 宮城蔵王

■2022年7月10日(日)7:27-9:00【天気】晴れ【機材】EOSR5+RF100-500
【場所】蔵王馬の背
【種名】カッコウ1、アマツバメ2、ヒバリ1、ウグイス+、イワヒバリ1、ビンズイ4、ウソ♂♀(7科7種)
【メモ】2階の書斎の窓から蔵王がくっきり見えたので、イワヒバリの幼鳥を見に蔵王に行った。7時30分前にハイラインのゲートに着くと、係の方が7時30分前だから、無料だよと言ってくれたので通過した。まだ、名物の焼きトウモロコシの車が到着していない駐車場に車を止め、最初にリフト乗り場に向かった。ここにはウソもホシガラスも、カヤクグリもいなかったが景色は抜群にきれいで、月山をはじめ、山並みがきれいに見えた。そこから、御釜に行くために馬の背を歩き、ロープが切れたところから御釜に向かった。御釜が見える柵沿いに歩くとビンズイが鳴いていて、ちょっと行ったり来たりした。そこから5分も行かないうちに、ふと柵の下を見ると、イワヒバリが1羽、餌を探していた。距離的には2mはない。柵が切れるちょっと手前まで、イワヒバリが採餌するのを見ていた。この間、つかまえたのは甲虫2匹という少なさ。柵が切れるあたりで飛んで行ってしまったので、少し上に行くことにして、ちょっと歩き、休憩で最近購入したカメラ代わりの途中からiPad miniを取り出して写真を撮り、動画も撮影した。360°カメラとかで撮るより、自分でiPadを水平に構えてぐるっと一周する方がよほどきれいだ。途中お会いしたAさんからポイントには全然いないというお話を聞いたので、ちょっとだけ歩くことにして、10mくらい登ると、またすぐ近くにおそらく先ほどの個体がやってきて採餌を始めた。ずっと雨続きだったためか、餌になる虫が全然 いないようだった。餌をくわえていれば、幼鳥の居場がわかるが、今日はだめということで、下山した。駐車場で、Aさんにウソがいるのを教えられ、撮影できたのはよかった。時間が早かったので、チゴハヤを見に行ったがいなかった。途中、猿倉で食べたジンギスカン丼がやたらおいしかった。
【写真】
  
天気がよく山並みもきれい/ビンズイ
  
必死で囀っていた/御釜/別のビンズイ
  
ふと柵の下を見るとイワヒバリ成鳥が歩いていた。
  
餌を一生懸命探しているが見つからない。しかし、何とか1匹。
  
100mmだとこんな感じ/2匹目の甲虫をくわえたが落とす。
  
どこかな-と探している/見つけてくわえた。
  
アップ/一瞬に飲み込む/また探しに行く。
  
ハクサンチドリは花の盛りを過ぎたがきれい/また、探しに行く。
  
アップ/甲虫からするとイワヒバリは巨大だが、周りの植物より小さい/シラネニンジン。
  
前回同様、ヒバリがいた/また探す/ここで一休み
  
ビデオでは頭掻きを撮影した/構図を考えているうちにビンズイに飛ばれた。
  
眼下の市街地と遠い山並み/ウソの♂♀がいた。これは♂。ウソ♂はハイラインを登る途中にもいて、かなりいい感じだったが、車を降りて、レンズを構えたら飛ばれてしまった。

カッコウ


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