会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

十日市今昔その二

2008-01-12 17:55:43 | 地域情報
1月12日(土)  
          昨晩から寒くなってきた。朝方からみぞれが降り、雪となった。
          午後3時からは町内の広場で歳の神の準備をした。
          夕方6時半に無病息災や町内の安全安心等を願って点火した。

雪も止み、町民が挨拶を交わし、するめや餅を焼きほのぼのとした一時を過した。
このような行事ができるのも、青壮年会という組織が健在であり、広場を快く貸してくださる方、藁をこの日のために提供してくださる方々のお陰である。
歳の神の炎で暖かさを増した。我が町内はすばらしい。自画自賛。

十日市今昔その二 恵比寿像

昭和40年頃、交通事情により十日市が縮小されるまで、馬場町の市神様として現在の会津信用金庫前に安置されていた。
この倉田家の恵比寿像が平成15年から神明通りに復活した。
多くの人々が、商売繁盛を願って参拝していた。
懐かしい光景である。


普通恵比寿講は10月20日・11月20日。
神無月に神々が出雲へ出かける時期に留守神として竈様をまつり
一年の無事を感謝する民間行事。

母の実家 簗田家(商人司)では、叔父が亡くなるまで、
神棚にお頭付きの魚等を供え恵比寿講をしていた。
ご馳走が食べれるので楽しみにしていた行事である。

年のはじめに行われる恵比寿講は、1月10日前後に福神・商売繁盛の神である
恵比寿を祭神として行われる。
倉田家の恵比寿像が十日市に安置されているのも年のはじめの恵比寿講なのでしょう。
経済不況から脱却できない地方都市、会津若松市が今年こそは、
活力ある町になってもらいたい。

重ちゃんの家には、歳徳神を真ん中に右側に恵比寿大神、左に大黒大神のお札をお守りしている。
歳徳神は歳の神の時に燃やしますが、恵比寿大神と大黒大神は大晦日まである。
毎朝、仏壇に線香をあげ、神棚に拝礼している。

この神棚は、20数年前十日市で買い求めたものである。
それぞれ十日市の想い出があるでしょうね。