会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

納棺

2010-09-24 12:50:53 | Weblog
9月24日(金)
~納棺師 冥土に向かう 薄化粧~

いつもの金曜日。午前6時半には資源物ステーションへかごを設置。NHKの朝ドラ「げげげの女房」を視聴し、パソコン教室へ。午後はパソコン教室を休み、南会津町(田島)へ行く。
 義兄の納棺の日。所変わればいろいろと風習が違うことを実感した。
通夜がなく、納棺、密葬、告別式をする。また、彼岸中は告別式をしない。??????の連続であった。また、会津若松では納棺を入棺(にっかん)という。入棺の儀式は身内の女性がしめやかに清めた後、近親者が死装束を整えて行った。
 義兄の入棺は、映画「おくりびと」を業者が取り入れたセレモニーになっていた。
枕経が終わって、いよいよ入棺となった。業者から派遣された男1名、女1名がやって来て、故人の身の回りのことをした。そして「これから末後の水の儀式を行います」といって始った。
故人は酒が好きだったので水でなく酒で唇にそっと触れた。その後は『清める、死装束』=「ちゃはん、手甲、わらじ、数珠、ずた袋(六文銭入れ)、かたびら、天冠(三角頭巾)、金剛杖、足袋、わらじ、ふとん、羽織、袴」と一連のことを行った。
 このことを仕切ったのが納棺師であった。この仕事は資格はいらない。葬送の知識は必要。
 遺族は、故人を最高に送ってあげたいとおもう。業者は収益を優先する。
 納棺師の一連の仕事は、いままでは近所の人、身内の者で済んだこと。それが、賑々しく執り行い葬儀費用に加算する。これからは冠婚葬祭では、葬祭が一番需要があるでしょう。出生率より死亡率が大きいから・・・・・・。
業界はあの手、この手で葬祭を考えるのでしょうね。
 映画「おくりびと」の影響は大きい。