アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ラモーいち、ラモーに、ラモーさん

2014年08月04日 | ピアノ
前回記事「ドリー「ほぼ」無事終了、練習のチカラ」に書いたように、今回の「音楽の星座」は「ラモー」がテーマでした。

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shigさんのMixi記事に
ラモーぜろ オープニングの合奏、私もバイオリンで参加したやつね
ラモーいち うづらさんのラモー演奏そのいち
ラモーに  うづらさんのラモー演奏そのに
ラモーさん shigさんのドビュッシー「ラモー讃」
の録音が上がってたんで早速聞きなおしてみたところ、

…ラモーいいっすね♪

あらためて。

これだけまとめて聞くと、印象が像を結ぶんですが、なにしろ当日は、この四つが八時間くらいの隔たりを持って並んでいるので、そんなにラモーラモーしてるわけじゃないんです。

だから、生で聞いているときにはね、別に、これはラモーがテーマのコンサートだとは特に思ってない人が大半だと思うんですよ。というか、一般参加者はそのテーマに関係なく、このとき弾きたい曲を持ち寄っているのだから、テーマは「ない」というほうが正解ではあるのです。

参加する側としては、弾きたい曲・弾ける曲、いろいろな「都合」があって選曲するわけで、イベント全体としてどういう仕上がりになるかは知ったこっちゃなく選びます。それしかないというか、それでいいのだというか。

そうやってバラに持ち寄られた曲を、単純に並べると、「発表会」になります。ヤマハで習ってたときもありましたよ。朝から夕方まで、いくつかの部に区切って、えんえんと多数の参加者の演奏が並んでいるやつね。

そういう、「発表会」にしたくない、というのが強くあって成り立っているのが「音楽の星座」というものらしいのです。

つまり、聞いて楽しめる、「コンサート」。隠しテーマの「ラモー」は、聞いてる人がことごとしく意識していなくても、通奏低音のように効いています。

もちろん、「コンサート」というものは多数あって、プロやらセミプロやらがそれこそ星の数ほどコンサートを開催していますが、

「音楽の星座」はそれとも違う。誰でも、ピアノが下手でも(^^;; 音楽を愛してさえいれば参加できる、なのにコンサート。

この絶妙なバランス感覚が人気の秘密なんでしょう。

また、パンフレットなどのビジュアルのよさも、コンサートらしさを影で支えていると思います。

ところで、自分が曲を選ぶとき、ま、古いところといったら自動的にバッハ。そのほかってあんまり考えなかったんですが、ラモー、すごくいいですね。というか、自分が弾くところって正直なところあまり考えられない(なんか、どたどたしたどんくさい曲になりそう)んだけど、うづらさんのラモーが、めちゃくちゃよかったんです。

単にちゃんと弾けてるってだけではなくて、美しくて、おしゃれで、ふんわりした手触りのあるラモー。ラモーのころにはこんなピアノ(スタインウェイ)はなかったので、同じ響きでラモーが弾いてたわけはないんですけど、でも、タイムマシンでラモーを連れてきたら、「これはこれでいいんじゃない」っていってもらえそうな。

shigさんの弾いてた「ラモーさん」、違った、「ラモー讃」もすごくよかったな…ぴったりした感じで、キレイにコンサートを〆てくれたのでした。

来年の「星座」もほんと楽しみです。会場は取れたそうなので。
人気が出すぎて、最初から最後まで聞ききれないほどのてんこ盛りなのが問題といえば問題か…

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