アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

守りの姿勢で演奏しても伝わらない

2018年09月06日 | ピアノ
今年後半に入ってからの「本番」が、シューベルト、スキップとセイディー、モツソナ、子供の情景と来た中で、

    にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ←ただ「無難」に終わってもしょうがない。テストじゃあるまいし。

どれも大失敗したものはなくて、自分の現状からいえばまぁわりと上出来、ではあったのだけど。
この中でひとつ、悔いが残るものを挙げると「モツソナ」である。

モーツァルト ピアノソナタK.533 第二楽章

この演奏を後日、動画で見た鳥目さんが「めっちゃ安定感ある」と評したように、私にしては「傷(小事故)」の少ない演奏なんだけど、なんかおもしろみがないというか、わくわくどきどきハラハラしないというか。いや、ハラハラはいらんか(^^;;

この曲は、音のつながり的にも指の運び的にもややこしくて、危険がいっぱいの曲ではあったのだけど、
四年前にも記念すべき「おゆき先生初レッスン」をきっかけに非常に気に入って
人前で何度か弾いたし「十八番CD」製作のときもこれを選択。

さらにその思い出深い曲を引っ張り出してきてレッスンにも持って行き、丁寧に練習しなおして万全を期して

「ちゃんと弾けそう」

という前向きな予感を持って本番に臨むことができた。

ロングドレスも着て(←ピアニストのコスプレ)、形から入って準備万端。

そうするとなんか欲が出て、というかなんというか、

「失敗したくない」
「事故らないで演奏したい」

という気持ちがむくむくと…

結果としてなんとなくこじんまりとして、伝わらない演奏になっちゃったなーと感じました。
別にどこが悪いってほど悪くない、大失敗したというわけじゃないんだけど…

いや、聞いてておもしろみがないならやっぱり大失敗というのかな。

一方、シューベルトとか子供の情景とか、いくら守りに入ってもミスなく弾けたりしないことがわかってるので(爆)もっと開き直って楽しんで弾けたんです。

考えてみれば、別に誰も私にノーミスの演奏なんか期待してないわけだし、どっかのテレビ番組みたいにミスタッチの数を数えて監視してるわけじゃないし、何を「守って」いるんだかね??

「楽しんで」弾かなきゃ
「がんばって」聴いてもらえないよね。

とはいえ、あまり事故率高くて当たらなすぎだと、さすがに何がやりたいか解読不能な演奏になっちゃうから、
ミスを減らそうという*事前の努力*(子供の情景のartomr先生直前レッスンみたいな)は必要だと思うんだけど。

少なくとも本番中はもっと!!

今週末の吉松は、もっと「攻め」というか、わくわくして弾きたいと思います。
(結果、崩壊したらゴメン!!)


にほんブログ村 ピアノ  ←ぽちっと応援お願いします
にほんブログ村 ヴァイオリン ←こちらでも
にほんブログ村 中高一貫教育


「はじめての中学受験 第一志望合格のためにやってよかった5つのこと~アンダンテのだんだんと中受日記完結編」ダイヤモンド社 ←またろうがイラストを描いた本(^^)


「発達障害グレーゾーン まったり息子の成長日記」ダイヤモンド社
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする