アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

次からはバッハに似てると噂の臨書を

2018年09月11日 | 生活
書道を習い始めてから二年ほど経ちました。一か月に一回、休んだ月はほんの一回くらい? たぶん23回くらい行きましたね。

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最初の数回は楷書を…

それからしばらく、同じ課題で一回は楷書、次の月は行書でと書いていき(つまり二か月1セット)

ここんとこは、同じ課題で楷書、行書、草書と書いてきました(つまり三か月1セット)。

今日のレッスンでは草書を書いて揃ったのが「風花隔水来」:


風とか花とか水とか、形が取りにくいオンパレードでおもしろかったです。

草書で書くのは今回が三回目ですが、まぁなんだかさっぱりわからんというか
最初はお手本の形を見てそのまま真似しますが、「字?」というか私の知ってるカタチと何がどう対応してるのかピンと来ないのでどうも胡散臭いというか(^^;;

それが、書いたものを先生に見てもらって形の細かいところを直してもらううちに、
なるほどここのちょこっとした太さの違いやふくらみがここいらへんを「気持ち」表しているのか~というようなことが見えてきて
形がようやく腑に落ちると線や字にリズムが生まれてきて

それが自然にいくとなんだか出来上がりもそれなりにまとまってくるんです。楽しい。

行書と草書は毎回最初「えーこんなの書けない」から始まって、最後は「楽しい」になります。

楷書のほうが、いろいろ気に入らなくて「むむむむ」と終わります(笑)

今日、一緒になった生徒さんは、私よりたぶん二年とかそこら先輩(注: 実年齢のことではなく、書道キャリア)ですが、
その人の書いた楷書を見ると、線がキリッとして美しい、かっこいい!!

先生が言うには、その人、前はもっとほわっと優しげな、下手ではないんだけどややぼやけたような線で書いていて、本人的には楷書・行書・草書の練習というのが行き詰っている(書いても書いても出来が気に入らない)感じだったんですって。それで、月々の課題で楷書・行書・草書を練習していくのをお休みして、ナントカ(名前失念)の臨書に取り組んだらそれが気に入って、そればっかりずっとやってて、

最近になって思い出したように楷書・行書・草書をやってみたらガラリと変わって別人のように「キマる」感じになったんですって。

「臨書が実は基本なんですよ」
古典(クラシック)ということですね。

私は別に行き詰ったりしてないのですが(行き詰るほどまだ熱心にやってない。そもそも意識低い系だから煮詰まらない)、好奇心で次回からは臨書でお願いしています。

王羲之の『蘭亭序』というもので、とにかく書道知ってる人なら誰でも知ってる有名どころらしい。
「『蘭亭序』はひととおりやりました、というとピアノでいうと何かエチュード一冊仕上げたみたいな感じですよ」と先生。

おっ、ピアノでは「ツェルニー30番」やってないのに書道ではいくのか??


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コメント (2)
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