アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

バイオリンソナタはピアノも主役

2018年12月12日 | ピアノ
話がえっらい戻って、11月11日にあった「ピアノも、もっとアンサンブル!(旧: 素人が伴奏を楽しむ会)」についてなんですけど。

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いや~いろいろバタバタしてて、ようやく録音の整理とか。。

ボッテシーニ 夢
Bass: ania、Pf: スケルツオ

ボッテシーニという名前は今回初めて知りましたが、「コントラバスのパガニーニ」と呼ばれるくらいのコントラバスの名手なんですね(Wikipedia情報)。元々からコントラバスのために(オケの一員としてではなくソロ楽器として)作られた曲というのは貴重です。

aniaさんのコントラバスはほんとうまくなって、よく鳴っていましたよ。録音では低い音がうまく取れずうまくご紹介できませんが…(なるべく低い音がちゃんと再生できる機械で聞いていただければ多少は)

サンサーンス 動物の謝肉祭より
「象」「水族館」「耳の長い登場人物」「ピアニスト」「化石」

1st: スケルツオ、2nd: 中川P先生

フォーレ バイオリンソナタ第1番Op.13第4楽章
Pf: スケルツオ、Vn: 中川V先生

今日アップしたのはスケルツオさんがらみの三本になりました。スケルツオさんとの付き合いも長くなりましたが、去年は会がスケルツオさんの都合悪い日になってしまって欠席。今回は一挙大活躍でした。

スケルツオさんは登場するといつもとんでもない数の音符を弾いていくのですが(^^;;
今回のも迫力の二台ピアノで動物の謝肉祭を弾いています。水族館とか化石とかの「忙しい系」は私ゼッタイ弾けないのでうらやましい気はするのですが(前に「動物の謝肉祭」二台やったことがありますがゆっくり系限定なので「象」「亀」のみ)、
一番の憧れはフォーレのバイオリンソナタです。

伴奏を楽しむ会の場面設定からいって、一番素直なのは、中川V先生にバイオリンを弾いてもらってピアノを弾くことですが、
そしたらイメージ的には、あまた名曲があるバイオリンソナタをばーんとやってみたいものですけど、
これがハードル高くてね。。

ブラームス、ベートーベン、ドビュッシー、フォーレ、シューマン、グリーグ、フランク…

いい曲はいっぱいあるんですが弾けるものがありません。

バイオリンソナタ以外だったらまぁまぁ弾けるものがあるんですよ。「愛の挨拶」は中川V先生にお願いした初回の「ばんたの」で弾きましたし、クライスラーの小品とかね。つまりいわゆる「独奏バイオリン」+「伴奏ピアノ」という曲であれば。クライスラーさん、ご自分のありあまる技量を活かしてバイオリンのほうはものすごい素敵に作ってますけど、ピアノのほうにそんなに気合入ってるわけじゃないですから。

やはりバイオリンソナタというのは、バイオリンという名前ついてますけど、実際のところはバイオリンとピアノが対等で、複雑に絡まり合って進行し、とてもじゃないけど独奏+伴奏でくくれるものにおさまらないんですよね。

(バイオリンに派手に弾いてもらってピアノは弾けそうな伴奏で収めたいという場合は、むしろバイオリンコンチェルトを探すほうがよいらしい)

前に無理してブラームスのバイオリンソナタ第一番一楽章(←いちばん好きなやつにまっしぐら)をやってみましたが、弾けたというか弾けないというか、音を減らしたあげくに途中ばっちり落ちましたから、もぅ。。(o_o)

で、今年は、バイオリンソナタといっても小規模であんまりひっからまってないエックレスのソナタ(*)にしたんですが、
そしたらshukuさんに、私がへくった(笑)ブラームスをあっさりかっこよく弾かれ、

スケルツオさんのフォーレもいいなぁ♪よく知らなかったけどこの曲。

で、また来年はなんか挑戦すると思う(←懲りてない)

だってね。ばっちり落ちましたけど、やっぱりその難しいところがすごいおもしろくて、うまくいったところは至福だったんですよ。懲りてる場合じゃない、また弾きます。


(*)…非常に大雑把にいって、バイオリンパートを私が「ムリすれば弾ける」曲であればピアノパートも弾けるものであることが多いです。そんなもの滅多にありませんが(^^;; 今回のエックレスとか、前に伴奏したモーツァルトKV304の二楽章とか。


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