アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ポピュラー曲がうまく弾けない。

2018年12月06日 | ピアノ
先週、ヨガ前レッスンに行ったとき、「心ここにあらず」で弾いたら一曲はダメダメで、一曲は突然スイッチが入って「誰これ!?」的な冴えた演奏だったという話を書きましたが、

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そもそも、弾き方がどうだったという以前に、大きなポカをやっていたのですが、それは「見てもらう曲を間違えた」(^^;;

メンデルスゾーンは元々、そんなに不安がないうえに、おゆき先生にもまだ一回見てもらえるから、もっとやばいやつ「First Love」を見てもらう予定だったの。12/22に人前で弾く予定なんだけどすごくてこずってて…

First Loveって、宇多田ヒカルの曲だけど、それを加羽沢美濃という人がとてもおしゃれな感じのピアノアレンジしたのがあって、2011年のバイオリンWeb発表会のときに弾いたんです。ピアノアレンジでバイオリンとは何のこっちゃですが、バイオリンで旋律あたりを弾いて残りをピアノで弾くということをしたんですね。一人二役の多重録音で。

そうするとどんな具合になるかというと
伴奏の会_FirstLove

あ、これはバイオリンが超絶下手なのはおいといてピアノはちゃんと弾けてるなと思うでしょうが、これ私じゃありません(バイオリンは私)。これは多重録音じゃなくて生アンサンブルで、ピアノは、るんちゃんママさんが担当しています。(ここに貼るのに、多重録音のやつはあまりに聞くに堪えなくてね。バイオリンもピアノも)

しかしともかく過去に曲がりなりにも弾いたわけですから、再度弾いたらすぐ弾けそうに思って取り掛かったところこれがさっぱりで、譜ヅラはそんなに立て込んでるわけじゃないから、どうやっても弾けないテクニカルにややこしい一小節とかはないのに、続けて弾こうとするとあっちもこっちもがたがた、何度弾いてもぜんぜん整ってこない。

それで、過去の自分がどんなふうに弾いていたのかと思って録音を聞いてみたら…
・そもそも旋律部分は弾いてない(それは知ってた)
・あちこち弾けてなくて間違いまくりだった(少しは知ってたけどここまでとは思わなかった)
・転調後の難しいところは弾いてなかった(これを忘れてた)

バイオリンを弾く都合で、転調後は割愛してたんだわー…すっかり忘れてた。

というわけで、思い出すどころじゃない、まっさらな自分で取り組む意外に難しいポピュラー曲。

私がポピュラー曲を弾くとどうしてこんなに事故りまくりになるのか…おしゃれな和音とかがいまいち頭にうまく入っていかない(脳みその問題)というのと、指のハバとかがなんとなくクラシック系と違って慣れない(手の運動の問題)がからんでこんなことになるんだろうか。

ポピュラー曲をよく弾く人の演奏を聞くと、ポピュラー曲でがたがたするどころか、その人が弾くクラシック曲よりずっと自在で流れがよくて、ミスタッチくらいはするだろうけどほとんど目立たないしともかく止まらない。あれはほんとにすごい。

ポピュラー曲の楽譜は、クラシックにはないコード記号(Cmとか)が書いてあるけど、私の場合それはただの飾りというか、でもポピュラー詳しい人はさっとそれを見て意味がわかる(というか音が取れる)わけでそのへんが大きな分かれ目になりそうだ。「チャンク」が大きければ記憶もしやすいし崩れにくい。ポピュラー曲が「さらっと」弾けるようになりたければ、やみくもに五線譜を読んで弾くだけの練習をするんじゃなくて、コードを覚えて、それを念頭において弾けるようにしたほうが早道なのかもしれない。


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