アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

才能七割、努力三割

2019年06月18日 | 生活
第一人者になるまで登り詰めた人というのは、自分ではだいたい、才能があったから、みたいなことは言わず、努力に重点を置いて語ることが多い。

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まぁそりゃそうだろう…っていうか、その人にとって才能がなかった状態というのは実感しにくいわけだし、努力をしたのとしないのと違うのは明白だものね。頑張ったところを褒めてほしいって心理も当然あるだろうし。

それに実際、超人的な努力をしてきたことはほんとうだから。

けど、たとえば羽生と同じだけ努力したら羽生になれますか? って…
(「はぶ」と読んでも「はにゅう」と読んでもかまいません、お好みで)

結局のところ、才能だって努力だって必須です。そりゃそうだ。

ではその比率は…!?(あえていえば。)

今日、「将棋の渡辺くん(3)」を読んでいたらば、
(永世竜王・永世棋王の資格を持ってる渡辺明のこと。妻の伊奈めぐみさんが描いた漫画)
「俺は才能7割努力3割だと思ってる」
って出てきて、ちょっと意外だった。

しかも、「才能や天才って言葉が昔は嫌いだった 努力の部分が隠れちゃうから」といっていて、でも現在は才能ってあるなと思っているんだって。

でも将棋の強さは大方、子供のころに決まる…ハブでも渡辺でも小学生から強いわけ。人生の大半の努力をする前から。

でも、そこから努力するわけ。

「一人で勉強ができる」「精度の高い研究ができる」「継続的な努力ができる」「ラクな方に逃げないことが大切」

…ただしその「努力できる性格」も与えられたものに近い、と渡辺くんは言う。

「与えられたもの」。それは、遺伝子だったり環境だったりするんだけど要するにいずれも親からもらったもの。

そんなこんなでひっくるめて「7:3」説。

なかなか、バランスの取れたものの見方をする人なんだなー、と思った。


おもしろいなと思ったのが「将棋に向いている性格」というのもある、というんだけど、当たり前だけど将棋指しの性格なんていろいろなわけですよ。けど、要するにポイントは
「性格を将棋の長所として活かせるかどうか」
だというんです。どういう性格じゃなきゃいけないということではなくて。

ピアノに置き換えて考えてもおもしろいと思いません? いろんな性格の人がいるんだけど、その性格を長所として活かせばいい、と考えるといろんなアイディアが沸くよね。

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