アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ピアノだとフレーズの形がうまく弾けない理由

2019年08月29日 | ピアノ
昨日、カッチーニのアヴェマリアを弾いた、ってか吹いた(鍵盤ハーモニカ)ときに…

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「フレーズの形を作るのがうまい」とお褒めの言葉をいただきました。
これまで、鍵ハモのカッチーニは、artomr先生レッスン会と、渋谷ファツィオリ練習会と、昨日のめるちゃん会で、都合三回演奏しましたが、(別にその間には練習とかしないけど)ようやくコツをつかんできまして、めるちゃん会のが一番うまくいったと自分でも思います。

鍵盤ハーモニカ、子ども(音楽の授業で使うのは小学校低学年)はテキトーにしか吹きませんからあまり気が付きませんが、けっこういろんなことができる楽器です。
・一音の途中でも強弱自由自在
・ビブラート
が目立つポイントですけど、それだけじゃありません。

けっこうポイントなのが、音の立ち上がり。あらかじめ鍵盤を押さえた状態で吹き始めるなら、タンギングの鋭さによってニュアンスを変えられますし、吹いてる状態で「打鍵」することもできますね。

音の消えぎわも、息で調節してもよし、鍵盤を離してもよし、自在に調節できます。

そこいらへんのことがわかったら、けっこう思いどおりにフレーズを作れて、自分でも気持ちよく演奏できました。

バイオリンも、出し始めた音のボリュームコントロールが効く楽器のはずですが、なにしろ私の場合
・音程不自由
・強弱不自由
・ビブラート不自由
・弓の動きがぎこちない
ってなもんで、まったく自分の思い描いているフレーズとは違うものになってしまいます(o_o)

ピアノなら、バイオリンに比べれば(←比べんな、ってレベルだけど)コントロール可能な技術を持っているはずなんだけど、
楽器の本質的な限界として、
・打鍵したあとのボリューム増減は基本的に不可能(減衰する一方)
・ビブラート不可能
ってことはあります。

その限界の中でどうやってフレーズを「歌って」いくのかといえば、
・一音一音の強弱コントロール
を基本として、
・打鍵の際や離鍵の際は多少の音色バリエーションがある(たぶん)
ということを隠し味に、ピアノならではの魅力、
・多声による響き
・ペダルによる響き
を味方につけて組み立てていくものでしょう。

私の場合、やっぱり「多声」「ペダル」あたりでピアノの技術がまだまだというところに問題があります。徐々に向上はしてきてると思うんですけど。

でも、ここで、ピアノなのにうまく「フレーズの形」を作って演奏できたケース(レアケース)を思い起こしてみるともっと大きな問題は別のところにあるような気がしてきました(長くなったので別記事で)

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