アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ドビュッシーの女性遍歴読んだらクラクラきた

2021年02月26日 | ピアノ
今日は書道だったんで、帰りには恒例の本屋さんへ

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それで買ったのが
「大作曲家たちの履歴書(下)」
で、早速帰りの電車ではドビュッシーの章を読んでたのですが…

いやはや…

ドビュッシーがものすごい天才で素晴らしい曲をたくさん残したということについて議論の余地はありませんが
この人ときたらもう。

この本にはご丁寧に「ドビュッシーの女性関係」というのを見開き2ページの年表にまるっとまとめてくれててたいへんわかりやすい(笑)

ドビュッシーが27歳から10年くらい同棲してたギャビーさんという女性がいるのですが、彼女はドビュッシーがロザリー(通称リリー)さんに心を移したことを知りピストルで自殺未遂します。

で、そのリリーさんとは正式に結婚するんですが、ドビュッシーはエンマさん(人妻)と不倫していなくなっちゃいます。

それでまたリリーさんがピストルで自殺未遂(o_o) ←という年に作曲されたのですね「喜びの島」は…

まぁともかくエンマさんは非常に魅力的な人だったらしく、ドビュッシーの終着駅となりました。
エンマさんは、ドビュッシーと付き合う前にフォーレの子も産んでいて(これも不倫)…その子の愛称がドリー。あ、「ドリー組曲」ですね弾きましたよ名曲です

そんなふうに繋がっているわけですね音楽史は(^^;;

「喜びの島」って、音大いくような子は中学生くらいのとき弾くことが多いみたいですけど、
そういえばゆかりちゃんのお友達が中学生のときにホームコンサートで弾いたのを聞いたときは、ぜんぜん色っぽくなくてなんというか…猫みたいだった。しなやかで、生き生きしていて、それはそれで喜びに溢れているような魅力的な演奏だったけれども。

「喜びの島」の分解練習をしばらくやってて、なにがしか改善はしたと思うのだけど、それを録音して自分で聞いてみてもちっとも色っぽくない。というかそっちの方面に向かっている気はしない。指が回ってないのが結局いかんのだろうか。あるいは不倫の経験がないのがいかんのか。いずれにせよあまり改善の余地がない。

さっき、Youtubeを漁っていろいろな演奏を聞いていたのだけど
指が回ってても色っぽくない「喜びの島」もあるし(例: 金子一朗さん)

ホロビッツのはなんだか凄すぎて参考にならない。好きかどうかといわれてもよくわかんないけどたぶんあんまり好きじゃない。

サンソン・フランソワのは好き。色っぽいことは確か。凄すぎて参考にならないのは同じ。

だいたいこの曲って、音が混ざってうねって一体となって響き、色彩を作っているところが魅力なので、凄そうな演奏は何やってるかわかんないってことなんだろうと思う。

これは参考にしてる→浜崎友恵さん 何やってるかわかる範囲でわりと色っぽいと思う。かなり好き。

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コメント (2)
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