前記事「私がワクチンを打っていない理由」の続き。
←真面目に集計してほしい
「メリットとデメリット」について考える材料として、
新型コロナの感染者数、死亡者数についてはややあやふやなところもあるけれど目安はわかる状況なのでいいとして、
わけわかんない状況になっているのは副反応のほうです。
ワクチン打って何かあったら報告してください、報告されたものは全数を厚労省のページで公開しています、という立てつけになってるはずのところ、実際には報告するかどうかはお医者さんの「判断」次第、報告するのは面倒なうえお医者さんにとってメリットもなく、報告しないからといって罰則ももちろんないということでどのくらいの率で報告されているかは不明。
大事なことなのでもう一度いいます。「不明」です。誰も知りません。率もわからないし、どういった場合に報告されやすく/されにくいか、偏りもわかりません。カオスです。
もちろん報告された「副反応疑い」がすべてワクチンと関係あるわけではありません。何もしなくても人間いつかは死ぬものですし、その中で偶然、打った直後にどうかなる場合もあります。だから、「疑い」報告にある亡くなった人の数として報道されている千何人、の中でどのくらいがワクチンと関係あるものなのかはこれまた誰も知らないんです。
解剖しなかったからでしょうか?
確かに、解剖すればわかることも一部あるでしょうが、結局のところ、何がどうなって亡くなったかはわかっても、それがワクチンのせいなのかどうか証明できません。このことを確認し、どのくらいの方がワクチンによって亡くなったのか、知るためにはどうしたらよいでしょうか。
そのためには、「副反応疑い」を個々のお医者さんに判断させるのではなくて、人が亡くなったときにその人の接種歴その他の条件、(わかる範囲で)死因といった事例をすべて偏りなく集めてみて、接種によって死亡が増えるかどうか調べればいいのです。これは私のような素人でも思いつくことですから、専門家も当然指摘しています。厚労省の第4回 医薬品等行政評価・監視委員会 議事録より:
○林予防接種室長 たくさんの方に接種をさせていただきますと偶発的にその日、その翌日、その翌々日、亡くなる方の数というのは相当無視できない数になるということが接種の始まる前から議論されてまいりました。そういったことから考えて、これまで議論してきている中では、それら全てが新型コロナワクチンの接種による死亡であるというような仮定を置いて議論するということはなかなか難しい状況ではないかというように思います。
○佐藤委員 そういうことをおっしゃるのなら、なおさら日本薬剤学会が提言した個別の因果関係を問わない接種者と非接種者を比べたときの死亡リスクを比較する体制をきちんと取るべきなのですよね。そのことを疫学的な評価をしない限り、この問題はきちんとした評価ができないわけです。そのことを前回の委員会でやるおつもりがあるのか、あるいはやれる体制があるのかということをお聞きしたのですが明確な回答はなかったと記憶しております。やりたいけれども、なかなかもにょもにょという回答に終始したかと思うのですが、その後、その死亡例を含む有害事象の頻度の比較をするような体制というのをつくることに関する進捗状況について教えてください。
---------
この前後も非常に味わい深い応答が続いてますのでご興味ある方はぜひ直接ご覧ください。こんなに切り込んで指摘してくれる人がいるのに、その後も進展ないんです。残念なことに…
で、「ちょびっと」しか報告されていない、その「数」を元にして、「自然に起こる率で考えるより多くない(から問題ない)」という結論になって終わるのが副反応検討部会なのです。
えっとこのページ(PDFの24ページ)は…自然発生と比べて、ワクチン接種後30日間の虚血性脳卒中の発生率が…なんと69分の1になるというデータを示してるんですね。えっ、コロナ予防だけじゃなくてものすごく脳卒中予防になるワクチンですね…って(^^;; まさかそう思って載せているわけではないだろうけれども。
もしも、虚血性脳卒中の発生率が、ワクチン接種の有無でぜんぜん左右されない場合、かつ、「報告期間」内の死亡はすべて報告されているとするならば、この数字は近いものになるはずです。ま、ちょっとずれてもいいけれど(年齢分布とか偏りあったりするから)、「69分の1」になった時点で、比べてもしょうもないものを比べてるなって、思わないのかな??
というわけで、「副反応」でどれくらいのことが起きているか、手がかりは「遠い」(外国のデータとか)ものしかなくて、ほんと比べにくいんですよ、メリットとデメリット。
それで、自分的に「ワクチンを打ったほうが安全」と思える確信が得られないまま今日まで過ごしてきたわけです。私の場合は基本、引きこもりだというのも大きくて、もし人と接する仕事であれば様子見するより先に打ってたかもしれないですけど。
まぁ、上記のようにどう読んでいいかわかんない副反応データではありますが、読み取れることもあると思います。
たとえば厚労省のワクチンQ&Aページ、心筋炎・心膜炎が疑われた報告頻度の表がありますが、
男性10代、モデルナの場合が突出していますね。報告率は、前述のとおり、たいへん心もとないものなので、この絶対値にはあまり意味がありませんが、別に男子だから(女子よりも)報告されるってわけでもないだろうから、この男女比に著しい偏りがあることにはたぶん意味がある。また、ファイザーとモデルナは、表のまま比べていいかがわからない(報告率が同じくらいかどうかわからない)けど、一般的にモデルナのほうが(かかりつけ医でないため)報告されにくいと言われていますので、ほんとにモデルナのほうが多いんでしょうね。つまり、
ティーンエージャーの男子が打ちたいといったときは、モデルナはやめとけ。
というくらいのことはわかります。
(スウェーデン、デンマークは若年層へのモデルナ接種を公式に中止したようです)
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新型コロナの感染者数、死亡者数についてはややあやふやなところもあるけれど目安はわかる状況なのでいいとして、
わけわかんない状況になっているのは副反応のほうです。
ワクチン打って何かあったら報告してください、報告されたものは全数を厚労省のページで公開しています、という立てつけになってるはずのところ、実際には報告するかどうかはお医者さんの「判断」次第、報告するのは面倒なうえお医者さんにとってメリットもなく、報告しないからといって罰則ももちろんないということでどのくらいの率で報告されているかは不明。
大事なことなのでもう一度いいます。「不明」です。誰も知りません。率もわからないし、どういった場合に報告されやすく/されにくいか、偏りもわかりません。カオスです。
もちろん報告された「副反応疑い」がすべてワクチンと関係あるわけではありません。何もしなくても人間いつかは死ぬものですし、その中で偶然、打った直後にどうかなる場合もあります。だから、「疑い」報告にある亡くなった人の数として報道されている千何人、の中でどのくらいがワクチンと関係あるものなのかはこれまた誰も知らないんです。
解剖しなかったからでしょうか?
確かに、解剖すればわかることも一部あるでしょうが、結局のところ、何がどうなって亡くなったかはわかっても、それがワクチンのせいなのかどうか証明できません。このことを確認し、どのくらいの方がワクチンによって亡くなったのか、知るためにはどうしたらよいでしょうか。
そのためには、「副反応疑い」を個々のお医者さんに判断させるのではなくて、人が亡くなったときにその人の接種歴その他の条件、(わかる範囲で)死因といった事例をすべて偏りなく集めてみて、接種によって死亡が増えるかどうか調べればいいのです。これは私のような素人でも思いつくことですから、専門家も当然指摘しています。厚労省の第4回 医薬品等行政評価・監視委員会 議事録より:
○林予防接種室長 たくさんの方に接種をさせていただきますと偶発的にその日、その翌日、その翌々日、亡くなる方の数というのは相当無視できない数になるということが接種の始まる前から議論されてまいりました。そういったことから考えて、これまで議論してきている中では、それら全てが新型コロナワクチンの接種による死亡であるというような仮定を置いて議論するということはなかなか難しい状況ではないかというように思います。
○佐藤委員 そういうことをおっしゃるのなら、なおさら日本薬剤学会が提言した個別の因果関係を問わない接種者と非接種者を比べたときの死亡リスクを比較する体制をきちんと取るべきなのですよね。そのことを疫学的な評価をしない限り、この問題はきちんとした評価ができないわけです。そのことを前回の委員会でやるおつもりがあるのか、あるいはやれる体制があるのかということをお聞きしたのですが明確な回答はなかったと記憶しております。やりたいけれども、なかなかもにょもにょという回答に終始したかと思うのですが、その後、その死亡例を含む有害事象の頻度の比較をするような体制というのをつくることに関する進捗状況について教えてください。
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この前後も非常に味わい深い応答が続いてますのでご興味ある方はぜひ直接ご覧ください。こんなに切り込んで指摘してくれる人がいるのに、その後も進展ないんです。残念なことに…
で、「ちょびっと」しか報告されていない、その「数」を元にして、「自然に起こる率で考えるより多くない(から問題ない)」という結論になって終わるのが副反応検討部会なのです。
えっとこのページ(PDFの24ページ)は…自然発生と比べて、ワクチン接種後30日間の虚血性脳卒中の発生率が…なんと69分の1になるというデータを示してるんですね。えっ、コロナ予防だけじゃなくてものすごく脳卒中予防になるワクチンですね…って(^^;; まさかそう思って載せているわけではないだろうけれども。
もしも、虚血性脳卒中の発生率が、ワクチン接種の有無でぜんぜん左右されない場合、かつ、「報告期間」内の死亡はすべて報告されているとするならば、この数字は近いものになるはずです。ま、ちょっとずれてもいいけれど(年齢分布とか偏りあったりするから)、「69分の1」になった時点で、比べてもしょうもないものを比べてるなって、思わないのかな??
というわけで、「副反応」でどれくらいのことが起きているか、手がかりは「遠い」(外国のデータとか)ものしかなくて、ほんと比べにくいんですよ、メリットとデメリット。
それで、自分的に「ワクチンを打ったほうが安全」と思える確信が得られないまま今日まで過ごしてきたわけです。私の場合は基本、引きこもりだというのも大きくて、もし人と接する仕事であれば様子見するより先に打ってたかもしれないですけど。
まぁ、上記のようにどう読んでいいかわかんない副反応データではありますが、読み取れることもあると思います。
たとえば厚労省のワクチンQ&Aページ、心筋炎・心膜炎が疑われた報告頻度の表がありますが、
男性10代、モデルナの場合が突出していますね。報告率は、前述のとおり、たいへん心もとないものなので、この絶対値にはあまり意味がありませんが、別に男子だから(女子よりも)報告されるってわけでもないだろうから、この男女比に著しい偏りがあることにはたぶん意味がある。また、ファイザーとモデルナは、表のまま比べていいかがわからない(報告率が同じくらいかどうかわからない)けど、一般的にモデルナのほうが(かかりつけ医でないため)報告されにくいと言われていますので、ほんとにモデルナのほうが多いんでしょうね。つまり、
ティーンエージャーの男子が打ちたいといったときは、モデルナはやめとけ。
というくらいのことはわかります。
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