今年七月ごろだったか、私の住んでいる市でも65歳未満、持病なしの人がワクチン予約できるようになったとき、夫は「予約できるようになったよ!!」(当然するよねという趣旨で)と勢い込んで知らせてきて、
←そんな理由でね…忸怩たる思いもありますが
私が「当面打ちません」とあっさり返したら、すんごいびっくりしてた。
私にしてみれば、新しくて、いろいろわからないところのあるワクチンであり、かつ新型コロナにかかる確率や重症化の確率を考えると様子見で十分。ファイザーの研究でも別にトータル死亡を下げていないというような状況なわけで。私はそれよりは有利だと思うし(ここは日本、そして私は完全在宅)。
当時、夫は、私にとっての「リスクベネフィット」を考えれば当然打つべきだと思っていたし、私もそれを覆すようなデータがあったわけじゃないので「宗教と思ってもらってもかまわない、とにかく今はまだ打ちたくない」と強引に待ってもらった。
それ以降、いろいろなことがわかってきて、夫婦で情報交換・共有をするたびに、夫のほうもニュアンスがだんだん変わってきて(確かに打ちたくなくなるような厚労省の態度である、とか、リスクベネフィットも微妙な点がある、とか)、先日とうとう「当面打つ理由もなくなったね」と言ってきた(感染状況の落ち着きも含めて)。
私が「まぁ今回、私は打たないまま(第五波を)やり過ごしたんだけど、もっと若かったらね…20代とか…たぶん打っていたと思う」といったら、夫はまためっちゃ驚いて「えぇーー?? どゆこと??」
もちろん、「リスクベネフィット」でいえば、今よりもっと若かったらワクチンのベネフィットがないっちゅー話になるので、ふつうに考えれば逆ですよね。しかしそれは、医学的な、というか身体的なリスクベネフィットの話であって。
自分が若く、まだ人生が定まっていないときであったら、たとえばワクチンを打たないことで何か不都合があったとき(大学の対面授業を受けられないとか、旅行に行けないとか)それに対応できる自信がない。
今なら、もしワクパスがなくちゃ飲み会に行けないとなれば、不便だけれども陰性証明取るとかの方法を取ることが可能だ。
けど、時間やお金がギリギリだったら、そんな余裕はない。
さらに、もっとのっぴきならない差別があったとき(就職できないとか、クビになるとか、給料出ないとか、あるいは子どもを保育園に預けられないとか)は、抵抗のしようがない。
今なら、まぁ最悪、給料出ないとかなっても、つなぎ資金くらいはどうにかなる貯金は持ってる。保育園に通ってる子どももおらんし。
それと、今だからこそ、夫と意見が違ったときに、それで夫婦関係が壊れるとも別に思わないし、時間を稼いでその間に情報収集をすることもできる。
ワクチンって、思い立ったら明日「二回接種済み」になるわけじゃないので、数か月後の世の中が読めなければ、「安全」を取るしかないと思うんです。個人防衛。つまり、身体的じゃなく社会的な。
それを考えれば、自分の子どもといえど「他人」に、打たないことを安易に勧めることはできませんでした。ワクチン死も、コロナ死も、社会的な死も、「死」ですから。
せいぜい言えたのは「モデルナはやめとけ」でした。ほんとうは、ファイザーでも打たないほうが安全だと私は思っていました。でも言えなかった。
厚労省のチラシの、実際にかかった場合という数字が無茶苦茶であることは「若い男性のモデルナ…グラフは元を確認して読んで!!」に書いたとおりですが、左側の、ワクチンを打った場合の数字もかなり実態とはかけ離れていると思います。つまり、報告の率が(おそらく)低いという意味です。
根拠は、いくつかありますが「報告の率が低い」という推測について深堀りすると長いのでとりあえずひとつだけ。
日本よりはちゃんとシステム的にデータを集めている国、たとえばアメリカ、イギリス、イスラエルのデータから推測すると日本の心筋炎もこんな数で済んでいるわけがないと思われます。
例えばイスラエルの場合、モデルナでなく最初からファイザーですが、
「16歳から29歳の男性および少年では10万人あたり10.69例」(→100万人あたり106.9例)
(Israeli Data Favor Higher Estimates of Post-Vax Myocarditis
— Results echo the controversial VAERS study from September)
アメリカの場合、「FDAによるOptumデータベースの分析では、ワクチン接種を受けた16~17歳の男性において、心筋炎/心膜炎の推定過剰リスクは100万人あたり200例に近づきました。」(アンダンテ注: 16~17歳がもっとも高率なので)
Pfizer Decision Memorandum 09 23 2021 EUA Assessment
厚労省ビラだとファイザー、20代、100万人あたり9.6例となっていますね。桁が違います。
--- 補足(2021/10/24) カナダの場合
男性、2回目心筋炎、100万ショットあたり
12-17歳 125.6
18-24歳 173.9
イスラエル、アメリカ、カナダは似たような感じ(桁は違わない)。日本も同様だとするならば、報告されているのは10分の1以下。
--------------
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私が「当面打ちません」とあっさり返したら、すんごいびっくりしてた。
私にしてみれば、新しくて、いろいろわからないところのあるワクチンであり、かつ新型コロナにかかる確率や重症化の確率を考えると様子見で十分。ファイザーの研究でも別にトータル死亡を下げていないというような状況なわけで。私はそれよりは有利だと思うし(ここは日本、そして私は完全在宅)。
当時、夫は、私にとっての「リスクベネフィット」を考えれば当然打つべきだと思っていたし、私もそれを覆すようなデータがあったわけじゃないので「宗教と思ってもらってもかまわない、とにかく今はまだ打ちたくない」と強引に待ってもらった。
それ以降、いろいろなことがわかってきて、夫婦で情報交換・共有をするたびに、夫のほうもニュアンスがだんだん変わってきて(確かに打ちたくなくなるような厚労省の態度である、とか、リスクベネフィットも微妙な点がある、とか)、先日とうとう「当面打つ理由もなくなったね」と言ってきた(感染状況の落ち着きも含めて)。
私が「まぁ今回、私は打たないまま(第五波を)やり過ごしたんだけど、もっと若かったらね…20代とか…たぶん打っていたと思う」といったら、夫はまためっちゃ驚いて「えぇーー?? どゆこと??」
もちろん、「リスクベネフィット」でいえば、今よりもっと若かったらワクチンのベネフィットがないっちゅー話になるので、ふつうに考えれば逆ですよね。しかしそれは、医学的な、というか身体的なリスクベネフィットの話であって。
自分が若く、まだ人生が定まっていないときであったら、たとえばワクチンを打たないことで何か不都合があったとき(大学の対面授業を受けられないとか、旅行に行けないとか)それに対応できる自信がない。
今なら、もしワクパスがなくちゃ飲み会に行けないとなれば、不便だけれども陰性証明取るとかの方法を取ることが可能だ。
けど、時間やお金がギリギリだったら、そんな余裕はない。
さらに、もっとのっぴきならない差別があったとき(就職できないとか、クビになるとか、給料出ないとか、あるいは子どもを保育園に預けられないとか)は、抵抗のしようがない。
今なら、まぁ最悪、給料出ないとかなっても、つなぎ資金くらいはどうにかなる貯金は持ってる。保育園に通ってる子どももおらんし。
それと、今だからこそ、夫と意見が違ったときに、それで夫婦関係が壊れるとも別に思わないし、時間を稼いでその間に情報収集をすることもできる。
ワクチンって、思い立ったら明日「二回接種済み」になるわけじゃないので、数か月後の世の中が読めなければ、「安全」を取るしかないと思うんです。個人防衛。つまり、身体的じゃなく社会的な。
それを考えれば、自分の子どもといえど「他人」に、打たないことを安易に勧めることはできませんでした。ワクチン死も、コロナ死も、社会的な死も、「死」ですから。
せいぜい言えたのは「モデルナはやめとけ」でした。ほんとうは、ファイザーでも打たないほうが安全だと私は思っていました。でも言えなかった。
厚労省のチラシの、実際にかかった場合という数字が無茶苦茶であることは「若い男性のモデルナ…グラフは元を確認して読んで!!」に書いたとおりですが、左側の、ワクチンを打った場合の数字もかなり実態とはかけ離れていると思います。つまり、報告の率が(おそらく)低いという意味です。
根拠は、いくつかありますが「報告の率が低い」という推測について深堀りすると長いのでとりあえずひとつだけ。
日本よりはちゃんとシステム的にデータを集めている国、たとえばアメリカ、イギリス、イスラエルのデータから推測すると日本の心筋炎もこんな数で済んでいるわけがないと思われます。
例えばイスラエルの場合、モデルナでなく最初からファイザーですが、
「16歳から29歳の男性および少年では10万人あたり10.69例」(→100万人あたり106.9例)
(Israeli Data Favor Higher Estimates of Post-Vax Myocarditis
— Results echo the controversial VAERS study from September)
アメリカの場合、「FDAによるOptumデータベースの分析では、ワクチン接種を受けた16~17歳の男性において、心筋炎/心膜炎の推定過剰リスクは100万人あたり200例に近づきました。」(アンダンテ注: 16~17歳がもっとも高率なので)
Pfizer Decision Memorandum 09 23 2021 EUA Assessment
厚労省ビラだとファイザー、20代、100万人あたり9.6例となっていますね。桁が違います。
--- 補足(2021/10/24) カナダの場合
男性、2回目心筋炎、100万ショットあたり
12-17歳 125.6
18-24歳 173.9
イスラエル、アメリカ、カナダは似たような感じ(桁は違わない)。日本も同様だとするならば、報告されているのは10分の1以下。
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