アンダンテのだんだんと日記

ごたごたした生活の中から、ひとつずつ「いいこと」を探して、だんだんと優雅な生活を目指す日記

ショパン成分多めな中にベートーヴェンが光る発表会

2021年10月29日 | ピアノ
ファツィオリのあるホールで行われた発表会は、時節柄といいましょうか、ショパン成分が多めでした。

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ワルツ、ノクターン、マズルカ、ポロネーズ、スケルツォ、バラード、エチュード…

それらは先月のショパンの会からの続きで弾かれている人も多く、完成度高めでたいへん耳福なひとときでした。

そしてその中にあって、ひときわ新鮮に感じられ私の心を奪ったのは、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンの曲たちでした。

前に私も弾いたことあるベートーヴェンのピアノソナタ第28番第二楽章(むずい)もたいへんノリよく弾かれていて、生き生きしていたのですが、

私が弾いたことのない、決して今後も弾くことのない初期ソナタ、第2番。
そして、モーツァルトもたぶん私が弾かないK.311。

この二つはいずれも全楽章でした。かぁ~っこいい!!(^-^)

どうして私が弾かないかといえば、技術的に難しいからですが…
つまり、ツェルニーで挫折しなかった人の弾くものというか(^^;;

ぱきっと、パリッと弾けたらほんとにスカッとかっこいい。ロックですね。
ベートーヴェンはピアノの名手だったそうですし、こんなの若いベートーヴェンが弾いてたらグッと来たんだろうなぁ。イケメンじゃなくても(知らんけど)。

あとね、

バッハの平均律を弾いてから、ほかの曲を弾いた人がかなりいたんだけど、それがとても素敵でした。

つまり、「合同リサイタル」企画でやったみたいに30分とかあるならあれこれ並べられるけれど、発表会では10分か15分。その中にあっても「展開」というか、バランスよく「プログラム」的な雰囲気を持たせることができるような、そんな感じです。

メイン曲(ロマン派の曲とか)のほかにいつもバッハが弾ける状態だととてもイイネ!! と思った(前にも思ったことあるような)。

そのほか、フォーレとかキース・ジャレットとか…いい曲たくさんあったんだけど、
何が一番印象に残ったかといえば、ベトソナ二番です。

そんなにふだん、練習会とかで聞かないよね??
二番ってどんなのだっけと思う人のためにいちおうリンク貼っとく
Beethoven - Sonata No. 2 in A major, Op. 2, No.2 - Igor Levit


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